美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「母の愛」は暴走する

2014年06月20日 05時49分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
ラジオ生放送中にギリシャ戦、島岡美延です。
さあ、どうなる!?
現在公開中の『私の男』は、少女と養父の物語。
今日は、映画『私の、息子(21日公開)』をご紹介します。
「私の、」にご注目。
母の「息子への愛」が暴走する哀しさ。
2013年ベルリン国際映画祭で金熊(最高)賞と国際映画批評家連盟賞の2冠に輝いたルーマニア映画です。
カリン・ペーター・ネッツァー監督が自らの体験を基に描いた物語。
ブカレストに住むセレブ、コルネリアの悩みは、30歳を過ぎても自立できない一人息子バルブのこと。
ある日、バルブが自動車事故を起こし、子どもをはねて死なせてしまったとの連絡が入る。
コルネリアは、自分の財力とコネを駆使して、息子を救おうと奔走。
だが、バルブは母を激しく拒絶し、自分の殻に閉じこもる。
息子の刑務所行きを阻止したいと、なりふりかまわぬコルネリアに、バルブの恋人カルメンが告げる、母の知らない息子の一面・・・。
母と息子のある決断、その奇跡の瞬間を見届けて下さい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然ウランから原発事故まで

2014年06月19日 06時25分19秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
夜は雷雨かも、島岡美延です。
原発の除染の汚染土の行方も決まらないのに、なぜ再稼動へと急ぐ?
映画『あいときぼうのまち(21日公開)』をご紹介します。
福島出身の菅乃廣監督、渾身の作。
原発で働いた父が病気で亡くなった二十数年前、放射能を気にしていたことが、原動力だそう。
福島の四世代一家族の物語。
1945年、詳細も知らされずに、敗戦の日まで山奥でウラン採掘をしていた中学生。
1966年、原発建設を巡り、賛成派・反対派が対立する福島県双葉町。
あの中学生は、大人になり、最後まで賛成といえずに孤立。家族の心もバラバラに。
2011年、その男の娘(夏樹陽子)は、幸せな家庭を作り、還暦を迎えていた。そんな折、少女時代の恋人(勝野洋)が現れる。二人の密会を知った孫娘は、祖母が許せない。
2011年、震災後。原発から避難し、東京で暮らす孫娘は、津波で祖母が亡くなったのは自分のせいだと、殻に閉じこもる・・・。
「原発映画」ゆえに、キャスティングは難航。志のある俳優たちの熱演をぜひ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「食べながら」をやめたら

2014年06月18日 06時27分04秒 | 姿勢&見た目
今日は傘の出番も、島岡美延です。
このあとのロシアと韓国の試合で、全ての国がW杯初戦を終えることになりますが、驚きの連続です。
頭突きをした選手が退場になったポルトガルは、0対4でドイツに大敗。
スタジアムで観戦していたドイツのメルケル首相は大喜びでした。
そのメルケル首相、頼れる体格の女性、といっては失礼ですが、けっこう「太め」のイメージだったのに、最近、あきらかにやせました。
なんと、半年弱で10㌔の減量に成功したのだそう。
スキーで転倒し、腰を痛めて、医師からダイエットを勧められたメルケル首相。
実践したのは「ある習慣をやめること」。
それは、会議中の「クッキーや甘い飲み物」を遠ざける!
ドイツの会議、テーブルの上にクッキー、軽食が並ぶのは「文化としての光景」だとか。
高カロリー食品を「自分の手の届くところに置かない」ことを周囲に厳命し、代わりに、野菜スティックをかじって、間食も封印して、ダイエット成功。
「ダラダラ食べない」「食べるものを変える」、やってみますか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西弁でイラだつ芦田愛菜

2014年06月17日 06時19分31秒 | 姿勢&見た目
湿度の多い朝、島岡美延です。
来週の誕生日で10歳になる芦田愛菜が映画初主演。今年はどんな夏と記憶されるかしら。
映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(21日公開)』をご紹介します。
先週のラジオに、行定勲監督が登場。昨年の『つやのよる』のインタビュー以来の再会。
複雑すぎる男女の物語から一転、監督が熱望したのは、西加奈子の原作。
小学3年生のこっこ(芦田)は、大阪の狭い団地で8人の大家族で暮らしている。
両親、祖父母、三つ子の姉と囲む食事は、中華料理店にあるような赤い円卓で。
孤独に憧れ、人と違うことが「一番かっこええ」と思うこっこにとって、怒ったり、イラだったりするのは日常茶飯事。
友達の「眼帯」や「吃音」などに興味津々で、先生に怒られたり。
夏休みになり、祖父(平幹二朗)が教えてくれた“イマジン(想像すること)”という言葉に触れて、少しずつ大人になっていく・・・。
「うるさい、ボケ!」と大阪弁でエンジン全開、めっちゃキュートな芦田愛菜の女優魂がスゴイです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな接点は、やがて

2014年06月16日 06時34分35秒 | 姿勢&見た目
しばらく雨マークなし、島岡美延です。
サッカーは、1人の選手交代で鮮やかに変化することを見せつけられた日本。
次は、同じく勝ち点ゼロのギリシャと。
「録画した試合を見るから、結果は言わないで」という会話があった時代が懐かしいような。今は、次々と入ってくる情報を遮断するのは難しいです。
自分の意識しないところで、人は他人と接点を持っているもの。
映画『サード・パーソン(20日公開)』をご紹介します。
監督一作目『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞、脚本賞に輝いたポール・ハギス監督が、また極上のミステリーを生み出しました。
パリのホテルにこもってもなかなか新作を書けない小説家と、作家志望の若き愛人。
ローマのバーで居合わせた、密輸業者に娘を誘拐されたというロマ族の女と、アメリカ人のいかがわしいビジネスマン。
NYでホテルの客室係として働く元女優は、離婚した売れっ子アーティストの夫から、息子を取り戻そうとしている。
いつしか交錯していく3組の男女の物語は、切ない衝撃をもたらします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「立ち止まりスマホ」にもご用心

2014年06月15日 06時27分22秒 | 姿勢&見た目
W杯日本戦までにブログや家事を済まさなくては、島岡美延です。
このところ、梅雨の中休み。
降り注ぐ紫外線対策のため、日傘が手放せません。
普通の傘を「日よけ」に使う男性もこの夏、時々見かけるし、男性用日傘がさらに市民権を得ていきそう。
さて、今月の姿勢テーマ「傘を差しているから前を向いて歩こう」を実践していますか?
歩きスマホも困りますが、人々の流れを堰き止めるように「突然、立ち止まってスマホ」という人にも戸惑いを覚えることが増えています。
地図なのか、ゲームやサイトなのか、「スマホ画面と自分」だけの世界に入り込んで、周りの人々の流れを察知することが出来なくなっているのでしょう。
人通りの少ない夜道で歩きスマホ、という人も多いですね。
確かに「他人とぶつかる可能性」は少ないでしょうが、「片手にスマホ、片手で運転する自転車」が飛び出してきたり、ひったくりなどの犯罪被害にあう可能性も高くなります。
「前を見すえて颯爽と美しく歩く人」は、ますます絶滅の一途を辿るのでしょうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逃げた女、追われる男

2014年06月14日 06時16分58秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
スペインは5失点でオランダに大敗、島岡美延です。
サッカーって、何が起こるかわかりません。
人生もしかり。
どんなきっかけで思いもよらない方向へ転がりだすのか。
映画『無花果の森(本日公開)』をご紹介します。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞の小池真理子原作の映画化。
日本に留学し、ジャーナリストを目指すも、今は雑誌のパパラッチをしている韓国人青年ヨンホ(ユナク)。
彼は、世界的人気指揮者が妻・泉(原田夏希)に暴力をふるっている現場を押さえようとしていた。
夫の隙を見て家を飛び出し、携帯電話も捨てて、見知らぬ町に辿りついた泉。
町でも有名な変わり者の女性画家・天坊八重子(江波杏子)の住み込み家政婦になる。
ある日、偶然にも再会するヨンホと泉。
ヨンホは、警察に追われる身となっていた。
少しずつ心を寄せ合うようになる二人だが、見通せる将来など何もない・・・。
音楽グループ「超新星」のユナクは、兵役除隊後、初の単独映画主演。
「過去」から一歩を踏み出す、勇気の物語です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

禁断の世界、映画化

2014年06月13日 05時54分41秒 | 姿勢&見た目
サッカーW杯開幕、島岡美延です。
西村主審の笛にも釘付け。早朝から午前中に試合となるブラジル大会、どんな瞬間を目撃できるかしら。
世の中がいかに沸き立とうと、それとは無縁の「二人だけの世界」というものがあります。
映画『私の男(14日公開)』をご紹介します。
映像化不可能といわれた桜庭一樹の直木賞受賞作品。
ハリウッド進出も果たした浅野忠信と、10代にして様々な女優賞に輝く二階堂ふみ。
奥尻島の大地震の津波で家族を失い、10歳で孤児になった少女・花。
彼女を引き取ることになった遠縁の男・淳悟(浅野)。
孤独だった二人は、北海道紋別の田舎町で寄り添うように暮らしていた。
6年後。冬のオホーツク海。
流氷の上で、地元の名士(藤竜也)が殺されるという事件が起こる。
暗い北の海から逃げるように出て行く淳悟と花(二階堂)。
互いに深い喪失と、二人だけの濃厚な秘密を抱えながら・・・。
流氷の海の撮影にこだわった熊切和嘉監督。
圧倒的な映像美で迫る、禁断の愛と官能の世界をぜひ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

標高3000㍍で人間は

2014年06月12日 06時14分57秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
朝晩、大雨になりそう、島岡美延です。
祝日「山の日」が制定されました。
山に登らないと見えない景色があり、それを「撮ること」に人生をかけている人がいます。
映画『春を背負って(14日公開)』をご紹介します。
『八甲田山』『鉄道員(ぽっぽや)』などを撮った名カメラマンが、満を持して初監督を務めた『剣岳 点の記(2009年)』。
木村大作監督の二作目は、山小屋に生きる人間の物語。もちろん、自ら撮影。
立山連峰で“菫小屋”を営む厳格な父(小林薫)に育てられた長嶺亨(松山ケンイチ)は、金融界で働く会社員。
突然、父の訃報が届いて帰郷すると、気丈にふるまう母(檀ふみ)、見知らぬ女性・高澤愛(蒼井優)の姿があった。
彼女は山で亨の父に助けられ、山小屋の住人になっていた。
父の遺した“菫小屋”を継ぐことを決意した亨だったが、悪戦苦闘の連続。
そこへ、父の友人と名乗る山男、ゴロさん(豊川悦司)が現れる。
標高3000㍍の四季の美しさ、厳しさ。
一瞬の表情をのがさず収めた、この絶景をぜひ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマの演出であっても

2014年06月11日 06時36分27秒 | 日記、その他
今日も大雨に警戒が必要、島岡美延です。
「梅雨の末期の豪雨」は、過去の概念?
今年は梅雨入りしてすぐ、一気にひと月分の雨量、という事態が各地で起きています。
大地は乾く間もなく、次の大雨を受け止める・・・、つねに土砂災害への備えが必要です。
先日、子どもが川に流される痛ましい事故がありました。
急な増水で川の中州に取り残される、田んぼの様子を見に行って用水路に流される、などの事故もあとをたちません。
すでに放送が終わったドラマで、気になることがありました。
大雨の川に「思い出の品」が落ちてしまった場面。
主人公の女性が、手を伸ばすもなかなか届かない。そこへ彼女を想う男性がやってきて、川に落ちながらも目的を果たす・・・。
川の中と川岸、二人はつないだ手を離さなかった、という演出になっていましたが、あの急流で助かるほど、増水した川は甘くありません。
大雨洪水警報が出たら「絶対に、川に近づかないで下さい」と呼びかけているNHK。
ドラマの描写にも配慮が欲しかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする