美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

映画館で「眠れる森の美女」

2014年03月21日 06時31分54秒 | バレエ
春分の日、島岡美延です。
昨日は冷たい雨や雪の卒業式が多かったよう。
そんな日の夜、映画館で3時間余り、英国コヴェント・ガーデンに観にいったような感動を味わってきました。
英国ロイヤルバレエ団『眠れる森の美女』は、現地19日の公演を20日、日本各地のスクリーンで中継する、という仕組みでした。
サラ・ラムとスティーヴン・マックレーは、脚の動きが丹念で、申し分ないコンビ。
他にも日本人をはじめ、世界中から素晴らしいダンサーが集結していることがよくわかる配役。
スクリーンでアップになる衣装、美術にため息。配役、振付を盛り立て、「ゴージャスがあふれだす」舞台です。
スクリーンでは、リハーサルや開演前の舞台袖など「劇場に行ってもわからない」様子まで見せてくれます。
実は以前、発表会で『眠れる森の美女』2幕の群舞で、ロイヤル振付に挑戦したこともあって、そこも特別な楽しみでした。
帰り道も頭の中を音楽が流れ続けるほど堪能!
主役の二人は、ガラ公演で8月に来日予定なのも嬉しいです。
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永遠と信じた愛の行方

2014年03月20日 06時21分30秒 | 姿勢&見た目
冷たい雨に季節は逆戻り、島岡美延です。
花粉は飛ばないけれど・・・。
「ミニシアター系」とくくって映画紹介することはあまりないですが、このベルギー映画、なんとも激しく、心に残る作品。明らかにハリウッドとは一線を画しています。
主人公たちが奏でるブルーグラスという音楽ジャンルも作品の大切な「顔」。
映画『オーバー・ザ・ブルースカイ(22日公開)』をご紹介します。
タトゥー・デザイナーのエリーゼは、篤い信仰心を持った情熱的な女性。
体中のタトゥーは、自身の歴史を物語る。
ディディエは、カウボーイに憧れ、ブルーグラス・バンドでバンジョーを弾き、ベルギー国内をキャラバンで回っている。
エリーゼの店で出会い、突然、恋に落ちた二人。
彼女もバンドで歌うようになり、天性の歌声を開花させていく。
そんな二人が結婚し、子どもが生まれる。
型破りな二人が手に入れた完璧な幸せ。
しかし、一つの悲劇が全てを変えようとしていた・・・。
ラストシーン、ディディエの決断に深い感動が押し寄せます。
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日本画って素敵!

2014年03月19日 06時22分43秒 | 日記、その他
昨日は春一番、島岡美延です。
ポカポカ陽気の上野公園は、土ぼこりが・・・。
東京都美術館で開催中『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画(後期4月1日まで)に行ってきました。
全展示を前期・後期で入れ替える気合の入り方。残念ながら、ソチ五輪の興奮の日々と重なっていた前期は見ていません。
誰のどの作品を前・後期に振り分けるかは、企画の腕の見せどころだったことでしょう。
後期展示でもっとも楽しみにしていた、狩野芳崖「悲母観音」にまずは釘付け。
橋本雅邦「龍虎図屏風」は、迫力と繊細さの同居。
前田青邨「芥子図屏風」は、左の屏風は赤い芥子一輪と一面の緑のつぼみ。右は一面に咲く白い芥子。
展示室を歩いていくとそれが順に目の前に開けていく感動。
明治31年に生まれた日本美術院が、大正3年に再興されてから100年。
横山大観、菱田春草、小林古径、安田靫彦、平山郁夫、小倉遊亀・・・この100年の巨匠、そして今、活躍中の画家たち。
日本画の想像以上に幅広い世界に驚くばかりです。
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黒人青年の「最後の日」

2014年03月18日 06時22分01秒 | 姿勢&見た目
強い風にご注意を、島岡美延です。
彼岸の入り、2014年も気がつけばもうすぐ桜の季節。
先日のアカデミー賞作品賞に輝いた映画『それでも夜は明ける』は、19世紀の奴隷制度を描き、スティーヴ・マックイーン監督は黒人初の快挙、とも報じられました。
2009年元旦。ある黒人青年の死は全米で抗議集会が行われる事態に。
映画『フルートベール駅で(21日公開)』をご紹介します。
新年を迎え、歓喜に沸く人々であふれるサンフランシスコのフルートベール駅ホーム。
22歳の黒人青年(マイケル・B・ジョーダン)が、白人警官に銃で撃たれて死亡した。
実家で母(オクタヴィア・スペンサー)の誕生日を祝った帰り道、無抵抗の彼は、3歳の娘を残して、なぜこのような悲惨な最期を迎えることになったのか。
27歳で初の長編映画を手がけたライアン・クーグラー監督が、丁寧に描いた「彼の人生最後の1日」。
オスカー・グラントという青年の短すぎた生涯は、依然として存在する人種差別の象徴として記憶されることになりました。
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負け続けた人生、大逆転!

2014年03月17日 05時57分29秒 | ステキなお手本
春らしい暖かさの月曜日、島岡美延です。
「大切な時」ほど失敗してしまったこと、人生で何回ありますか?
この人の場合、大逆転まで36年。
映画『ワンチャンス(21日公開)』をご紹介します。
テレビのオーディション番組から誕生したオペラ歌手、ポール・ポッツ氏の大変すぎる真実の物語。
イギリスの炭鉱の町で、常にイジメられっ子だったポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)は、大人になっても冴えないケータイ販売員(バイト)。
シャイで、自信のかけらもない彼だったが、少年合唱団時代から「オペラ歌手になりたい」と、誰にも言えない夢があった。
音楽学校在学中に、憧れのパヴァロッティの前で歌う機会を得るも、緊張のあまり失敗。
地元オペラの舞台に立つ直前には、交通事故。
これが最後、と応募したのが2007年、36歳でのオーディション番組。
舞台袖でなお、非常口へ逃げ出しそうだった彼に・・・!
数々のオペラの名曲は、ポール氏本人の吹き替え。
心強い味方の奥様との出会いも映画の通りとか。

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医師、患者、家族の心

2014年03月16日 06時41分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かい日曜日、島岡美延です。
出かける時は花粉対策!
病気をして、初めて家族のありがたさに気づく。
逆に言えば、それまであまりに無頓着でいた身近な存在。
映画『神様のカルテ2(21日公開)』をご紹介します。
先日、テレビで放送された『神様のカルテ』は2011年公開。続編で、若手医師は確実に成長しています。
妻・榛名(宮あおい)の出産を心待ちに、信州の本庄医院での仕事に励む栗原一止(櫻井翔)。
大学の親友でエリート医師の進藤辰也(藤原竜也)が赴任してくる。
再会を喜ぶも、時間外の呼び出しに一切応じない辰也の態度に疑問を抱く一止。
辰也の妻・千夏(吹石一恵)は二人の後輩で、東京の病院の小児科医。夫婦はある事情を抱えていた。
そんな折、一止の恩師である貫田内科部長(柄本明)が倒れる。
妻・千代(市毛良枝)と初めて過ごす夫婦の時間も残りわずか・・・。
3組の医師家族の葛藤と選択。
命は限りがあるから、何かを受け渡し、受け継ぎたくなるのかも。
これは、希望の物語です。
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危険を回避できるカラダへ

2014年03月15日 06時37分07秒 | 姿勢&見た目
STAP細胞の運命やいかに、島岡美延です。
「若きリケ女」の歴史的快挙は、「未熟な研究者」のずさんな論文、だったのでしょうか。
ネット上の情報を「コピペ」することと、出典を明らかにした引用は違います。
でも、「コピペ」への罪悪感がない学生(世代)の存在は、以前から感じていました。
便利なツールは、人間の思考回路、作業手順を変えてしまう存在。
ある調査では「女子高生、スマホに一日6時間」とか。その身体と心、ちょっと心配です。
さて、今月の姿勢テーマ「体幹を鍛えてバランス感覚のいい身体にしよう」を実践していますか?
先日も駅の構内で、スマホ歩きの人が他人にぶつかりそうになっていました。
車や自転車がやってくる心配はない場所ですが、キャリーバッグを無造作に引っ張る人(その上、視線はスマホ)など、けっこう危険はひそんでいます。
ここでも「サッとよけることが出来る身体」は必要!
まもなくフィギュア世界選手権。
見納めかもしれない選手を含め、「揺るぎのない体幹」が繰り出す演技に注目です。
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LEGOが映画になった!

2014年03月14日 06時21分20秒 | 姿勢&見た目
愛媛で震度5強、島岡美延です。
「どこでも大地震」の可能性を東日本大震災で揺れなかった地域に伝えたかのよう。
ブロックの世界の住人も「大きな揺れ」には戸惑う?
映画『LEGOムービー(21日公開)』をご紹介します。
主人公は、手足が動き、笑顔が印刷された小さな人形=ミニフィグのエメットです。
どこにでもいるフツーの青年エメットは、なぜか伝説のヒーローに間違われる。
立ち向かう敵は、おしごと大王。
世界の終わりまであと3日。
さあ、エメット、世界を救え・・・!
LEGOワールドに不可能はない。高層ビルが立ち並ぶ大都会も、大自然も、宇宙だって!
子ども向け映画と考えてはいけません。
そんなのとっくに知っているオトナも多いかしら。
なお1958年に製造されたブロックは、現在のものとも連結可能。
今回の映画に使われた総ブロック数は、15,080,330個。
登場するミニフィグ183体。これを8人の豪華声優陣が吹替を担当。
あなたの“LEGO”体験、思い出してみませんか?
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戦争と原発を演劇で考える

2014年03月13日 06時31分54秒 | 姿勢&見た目
大きな傘が必要な春の嵐にご用心、島岡美延です。
東日本大震災の被災地は、「連日いたマスコミの人が減っていく」頃かもしれません。
そんな中、加藤健一事務所公演『あとにさきだつうたかたの(25日まで)』の初日を下北沢本多劇場で観てきました。
藤崎静雄(加藤健一)が幼かった頃、父親は軍やGHQのもと、報道の仕事をしていた。
「嘘」を放送していたと不信感を抱き、父のような大人にはならないと、宇宙への探究心から原子力学の科学者になった静雄。
戦中、戦後、昭和63年、現代。4つの時代を2時間で描きます。
主人公が、7歳から75歳までを瞬時に表現する演劇マジック。
現代の歴史博物館を入り口に、私たちもスムーズに時空を超えます。
これが、30代の女優で作家の山谷典子(文学座)作品というのは驚き!
人類の役に立つと考えられていた原子力が未来を追い詰める、そのことがもうはっきりわかった今、この3月にもう一度、考えてみませんか。
戦争のこと、原発のこと。
「生きている」こと自体の奇跡を。

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「メリー・ポピンズ」誕生秘話

2014年03月12日 06時33分18秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かい風が吹きそう、島岡美延です。
「東の風に乗って」やってきたメリー・ポピンズの物語は、こうして映画に・・・!
映画『ウォルト・ディズニーの約束(21日公開)』をご紹介します。
ウォルト(トム・ハンクス)は、娘の愛読書「メリー・ポピンズ」をどうしても映画にしたい。それは娘との約束。
しかし、英国に住む原作者P.L.トラヴァース(エマ・トンプソン)は、彼のオファーを何年も断り続けてきた。
ついに決着をつけるため、彼女はハリウッドへ。
「メリー・ポピンズ」をこんな映画にしたいと、脚本家と音楽担当のシャーマン兄弟がアイディアを提案するが、トラヴァースはことごとく「NO!」。
なぜ彼女は頑なに「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのか。
幼い頃の彼女と父親の関係にヒントがあると知ったウォルトは、映画製作続行のため、トラヴァースに“ある約束”をする・・・!
情熱と信念のぶつかりあいを名優二人が魅せます。
映画『メリー・ポピンズ』公開から50年。
数々の名曲誕生の瞬間をぜひ。

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