オペラ版「人魚姫」

寒くても日差しに力強さ、島岡美延です。
花瓶の桃の花がどんどん咲いています。
MET、ニューヨークのメトロポリタン・オペラを映画館で観る・・・、この魅力にはまって三回目、ドヴォルザークの『ルサルカ』を観てきました。
世界で初めてライブビューイングを導入したMET。
スター歌手による出演者へのインタビューなど、幕間の充実ぶりもゴージャス！
『トスカ』などの上映で、案内役を務めていた世界的スターのソプラノ、ルネ・フレミング主演の『ルサルカ』。
この人の歌声には本当にトリハダが立ちます・・・！
オペラ版「人魚姫」は、深い森に棲む水の精ルサルカが、命をかけて人間の王子に恋をする物語。
「話すことが出来ない」という交換条件で人間界に行くルサルカ。
つまり、「主役が歌えない」場面がある驚き。
そこは、他の登場人物の歌声や舞踏会など踊りのシーンがふんだんに。
30代の若き指揮者、ヤニック・ネゼ＝セガンも情熱的で魅力たっぷり。
幻想的な舞台に音楽、あっという間の3時間40分！