美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

45周年の「白鳥の湖」

2013年07月21日 06時35分32秒 | バレエ
さわやかな朝、島岡美延です。
期日前投票は3年前より増えていますが、投票率の行方は?
久々に文京シビックホールへ。
井上バレエ団は今年創立45周年を迎え、この1年でチャイコフスキー3大バレエをすべて上演するというのです。
第一弾、昨夜の『白鳥の湖』を観てきました。なんと本日15時からも同じ主役! これはめったにないこと。
そんな大役のオデット/オディールは島田衣子、王子はパリ・オペラ座のエマニュエル・ティボー。
2007年7月の『眠りの森の美女』以来、二人の踊りを見ることができました。
オデットの登場。折れそうなほど繊細な腕が表現する、白鳥の怯え、戸惑い、哀しみ・・・。本当に羽ばたいて飛んでいきそう。
白鳥のほうがイメージに近いかなと思われた彼女の黒鳥。
演技力も今、まさに充実のプリマ。王子を魅了し、突き放す、切れ味のあるテクニックも十分に披露しました。
ティボーの王子オーラももちろん堪能。
群舞の白鳥の振付が特に斬新。
今後の『くるみ割人形』、『眠り』にも期待!


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アカデミー賞俳優が夫婦に

2013年07月20日 06時25分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
選挙戦は最終日、島岡美延です。
古今東西、夫婦の悩みも、改革か、平和か。
「死ぬまで、この生活の繰り返し?」などと思っていません!?
映画『31年目の夫婦げんか(26日公開)』をご紹介します。
アカデミー賞3度受賞のメリル・ストリープと、こちらもアカデミー賞俳優、トミー・リー・ジョーンズが、結婚31年目の熟年夫婦に。
変わり映えのしない毎日を送っていたケイは、もう一度、人生を輝かせるため、夫婦の関係を見直そうと決意する。
夫のアーノルドに内緒で、一週間の滞在型カウンセリングを予約し、無理やり飛行機でやってきたのだ。
二人を待ち受けていたカウンセラー(スティーヴ・カレル)が指示するのは、試練満載のセラピー!
初めて感情をさらけ出すケイ、次第に本心を打ち明け始めるアーノルド。
二人が見つけ出した答えとは・・・?
「そんなふうに思ってたんだ」ということの連続。
それが発覚するだけでも「試練」、乗り越えるための「処方箋」がスゴイ。
とにかく、この夫婦の演技バトル、見ものです!

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ジャンヌ・モロー、私物で

2013年07月19日 06時54分05秒 | 姿勢&見た目
昨夜の急な雨で空気は少し冷えたよう、島岡美延です。
大女優は、どこまでいっても風格が違う・・・!
映画『クロワッサンで朝食を(20日公開)』をご紹介します。
高級アパルトマンで暮らす主人公を演じるジャンヌ・モロー。
シャネルファッションに身を包んでいますが、それはすべて、ココ・シャネルと親交があった、85歳の彼女の私物!
エストニアで母を看取ったアンヌに、パリで家政婦の仕事が舞い込む。
心機一転、憧れのパリへやってきたが、彼女を待っていたのは、気難しい老婦人フリーダ(ジャンヌ)。
実は、カフェを経営するステファンが家政婦を雇ったのだが、フリーダにとっては「余計なお世話」でしかない。
きつく当たられても、同じ国の出身者として、気を配るアンヌ。
二人の距離は、だんだん近くなっていくように見えたが・・・。
アンヌを演じるエストニアの女優ライネ・マギも素敵。
夜毎に街を散策する彼女の目を通して、「観光客向けではないパリ」の素顔を見ることができます。
人生の転機を応援したくなる物語。
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変幻自在、谷文晁って

2013年07月18日 06時58分14秒 | 日記、その他
暑さ、戻ってきますね、島岡美延です。
熱中症患者がかなりのペースで急増。今日のような日も、本当に要注意です。
涼しいところに行ってきました。
250年前に生まれた絵師の作品を守るため、かなりひんやり。
サントリー美術館の『谷文晁』展は、8月25日まで。
「この絵師、何者!?」というキャッチコピーは、大げさではない、というのが率直な印象です。
狩野派、円山四条派、土佐派から洋風画まで学ぶなど、各画法の「折衷」に努め、江戸時代後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師。
とにかく多作、そして多岐にわたる様式。「同じ人が描いたとは思えない」作品が次々と登場します。
でも雰囲気が違っても、「緻密で確かなデッサン力」という土台があっての、絵の力強さと吸引力。
13歳で描いた水墨画に圧倒されます。
松平定信ら、当代の一流の文化人との交流から生まれた数々の名画。
自分の好きなものと嫌いなものを並べた狂歌の「書」なども個性的で私好み。
六曲一隻「富士山図屏風」、目に焼き付けました。
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「生き残る」のは誰だ

2013年07月17日 06時51分27秒 | 姿勢&見た目
涼しい朝、島岡美延です。雨になりそう。
田中将大投手、横綱白鵬、勝ち続けていますね。
「負けたら人生終わり」という究極のゲームに参加させられたら・・・。
映画『生贄のジレンマ(限定公開中、8/2 DVD発売)』をご紹介します。
先日、ラジオに金子修介監督が登場。
「荒唐無稽な世界がリアルに思えるか、君たちにかかっている」と何十人もの役者を鼓舞したそう。
卒業式の朝、純一(須賀健太)が数週間ぶりに登校してみると、校庭には底が見えないほど巨大な「穴」が掘られ、教室にはクラス全員がそろっていた。
そこに不可解な校内放送が。
「今から1時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法があります。それは、生贄を捧げることです。」
イタズラだと思った生徒たちも、最初の犠牲者が出たことで、学校はパニックに!
強制的な生贄の「記名式投票」、くじ引き、恋人と生贄になると言う者。
仲間が減っていく中で、生き残る意味を考える・・・。
「限りある時間」なのが人生。けっこう深い物語なのです。
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16歳の人生に何が

2013年07月16日 06時14分07秒 | 姿勢&見た目
熱帯夜の解消に感激、島岡美延です。
30度といえば、立派に真夏日。それが「しのぎやすい」と表現されるのが、最近の日本の夏なんですね。
17歳の少女が、自宅で出産した赤ちゃんを野球場の近くに埋めた、と出頭してきて逮捕されるというニュースがありました。
その前に、16歳の少女が、同じ歳の少女を殺害して遺棄した、という衝撃的な事件も。
「LINE(ライン)」上に悪口を書かれたことがきっかけ、とも報じられています。
彼女たちの日常は、他の10代の少年少女と何が違っていて、何が変わらないのだろう、と考えてしまいます。
誰もが教室での自分の位置やメールなどのコミュニケーションに、神経をすり減らしている昨今。
16歳といえば、パキスタンで武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさんの国連での演説に驚き、感動しました。
どう考えても彼女が置かれている状況は、日本の若者たちより過酷です。
「女の子に教育を」と、命を懸けて主張し続ける力強い姿。
その言葉には、日本の政治家より圧倒的な重みがあります。
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涼しげな姿勢で歩く

2013年07月15日 05時54分03秒 | 姿勢&見た目
海の日、島岡美延です。
真夏に海に行くことは、ほぼ皆無な私。祝日ですが、今日もラジオ。
さて、今月の姿勢テーマ「首を伸ばして歩く」を実践していますか?
首をスッとまっすぐ立てて、前方を見すえて歩く姿は、さわやかで「涼しげに」見えることにも通じます。
寒いとき、どんなポーズを取りますか?
身体の表面積をできるだけ小さくしようと、丸まったり、縮こまったり。
腕を組んで、背中を丸め、首をすくめるようにする・・・、北風が吹いてきたら、思わずそんなしぐさをしたくなります。
夏もそんな姿勢でいたら、風が通り抜けていきません。
浴衣を着ることはあるかしら。
自分で着ないとしたら「浴衣美人」を想像してみましょう。
その美しさのポイントが、うなじです。
洋服に比べ、「出ているところが少ない」から、そのパーツは貴重。
先日、浴衣ではなく、夏の着物姿の若い女性を見かけました。
白い足袋もまぶしいですが、やはり、涼しげな首筋が美しかったです。
日傘の似合う、涼しげな姿を目指しましょう。
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危ない足元、ご注意を

2013年07月14日 06時57分29秒 | 姿勢&見た目
熱帯夜の日々、島岡美延です。
朝、窓を開けても涼しい空気の感激はなく・・・。朝や夜にジョギングしている方、体調管理に気をつけて下さい。
梅雨明け前から始まっている夏物セール。先日、「買ったばかりだったのかなあ」と思わせる30代くらいの女性を見かけました。
黒い透ける素材のカーディガン、首の後ろの「値札類」が、服の内側に!
猛暑は、注意力、集中力を奪いますね。
道を歩いているときもご用心を。
私のすぐそばで、若い女性の体勢が突然、崩れました。
10cmほどのサンダルのヒールが、道路ブロックの隙間のようなところに取られたよう。ひねった足首は大丈夫だったかしら・・・。
わりと細めのヒールでしたが、船底型のサンダルも油断できません。
接地面が大きく、安定しているように見えても、高すぎて転びそうになっている人を見かけます。
最近、増えているのが「ヒールをはく小学生」。
ファッション、メイクの「オトナ化」にともなって、靴も!
発育途上の足に、ヒールはちょっと過酷です・・・。
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名曲「マイ・ウェイ」、実は

2013年07月13日 06時13分46秒 | 姿勢&見た目
今日から3連休かしら、島岡美延です。
「名曲」は、有名になるほど、作者が誰かわからなくなることも。
映画『最後のマイ・ウェイ(20日公開)』をご紹介します。
フランク・シナトラの名曲を作ったのは、フランスのスーパースター、クロード・フランソワ。39歳で夭折した彼の人生とは?
エジプトでスエズ運河の運行管理の仕事をする実業家の父と、おおらかで派手好きな母の間に生まれたクロード。
第二次中東戦争で父は失業、一家はモナコへ。
家計のため、楽団のヴォーカルになったクロード。やがてソロ歌手としてデビューし、超人気者に。
だが、厳格な父はその仕事を認めることなく亡くなってしまう。
200を超える作詞、作曲。6700万枚のレコード売り上げ。
酒もドラッグも無縁。身体も鍛え、自ら振付けたダンサーをバックに歌って踊る。
60、70年代を熱狂させた彼は、常に時代を先取りし、プロダクションも設立。
本人が乗り移ったかのように、ジェレミー・レニエが熱演。
「マイ・ウェイ」の誕生秘話をぜひ!
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「生きねば。」の覚悟

2013年07月12日 06時16分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「涼しい時間帯」はいつ?、島岡美延です。
夏になると見たくなる、ジブリ作品。
夏になると見なくてはいけない、戦争を考える作品。
映画『風立ちぬ(20日公開)』をご紹介します。
宮崎駿監督の頭の中に浮かんだ、実在の人物を描こうという初めての決断。
零戦の設計者、堀越二郎の物語ですが、映画のタイトルは、同時代に生きた小説家、堀辰雄の作品から。
主人公「二郎」は、堀越二郎と堀辰雄をごちゃまぜにして、一人の人物として私たちの前に現れます。
空に憧れた少年は、やがて軍需会社で飛行機の設計者になる。
上司からも一目おかれる天才ぶり。彼が理想とする飛行機の完成を軍が心待ちにしていた。
東京が関東大震災に襲われた時に、助けた少女・菜穂子。
二郎は、十年後、彼女と再会し、恋に落ちる。しかし彼女は結核を患っていた。
今回も「空を飛ぶシーン」に釘付け!
二郎の夢にいつも現れる、イタリア人の飛行機製作者カプローニ。
彼が二郎に、そして私たちに「未来に向かって生きる」ことを教えてくれます。
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