美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

やっぱり「和」は大事!

2011年02月18日 08時02分19秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かい朝、よく降る雨でしたね、島岡美延です。
昨日、宇宙飛行士の若田光一さんが国際宇宙ステーションの船長になるというニュースで沸きました。2013年に4度目の宇宙飛行となり、司令官として搭乗員の安全の確保、全体の指揮を執ることになります。
ヒューストンからのインタビューで、日本という国が着実に積み上げてきた経験の素晴らしさを指摘し、その中で日本人が重責を担う時代になった、と語っていました。「日本の和の心を大切にし、チーム全体としての成果が出せるように舵取りをしていきたい」とも。
和食、和服、和風・・・、私の生活の中で「和」は、そんなに大きくはないかもしれないけれど、若田さんの言葉に、「日本人=和」という感覚はとても素直に入ってきました。平和、和睦、和解の「和」だって、日本人はもっと得意にならなくては。
そう思って国の「真ん中」を見てみれば、いったい何でしょう。前向きな闘いとはほど遠い足の引っ張り合いばかり。そのとばっちりはすべて国民へ。これでは「柔和」な顔もしていられない?
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「自分の目」で観察すると

2011年02月17日 07時39分28秒 | 姿勢&見た目
今日は雪ではなく弱い雨の予報、島岡美延です。最高気温がだんだん高くなっています。
新聞の投書に元気をもらいました。田舎暮らしだった女性が、東京の娘さんと暮らし始めて、一緒に出かけたとき。ショーウィンドウに映った自分の姿にがっかりしたのですが、「背を伸ばして歩こう」と自分に一喝すると、気分も足取りも軽くなった、というのです。
田舎では畑や田んぼばかりで、「自分の歩く姿」を見る機会がなかったこの女性は、東京に来て、大きな発見があったのですね。ショーウィンドウの存在が珍しくない私たち、彼女のように自分の姿を観察していますか?
自分の姿は、自分から見えにくいもの。まして「見よう」としなければ、「気付かない」もの。その一方で、他人はあなたの姿を意外によく観察しています。ただ、「もっとこうしたら」と思ってもそれを本人に伝えるということは、めったにありません。やはり、自分のことは、自分が一番見ておかなくては。
ちなみに、投書の方は80代の女性。「自分を知って、もっと磨かなきゃ」という想い、見習いたいです!
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「つながる」ことこそ、希望

2011年02月16日 07時54分07秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
天気予報の花粉情報が始まりました、島岡美延です。マスクは必要だけど、気温が高くなるとこれがまたツライもの!
「無縁社会」という言葉が認知されるようになっています。誰もが「つながる」ことを求めている時代に、もっと「大きなつながり」に希望を感じる映画をご紹介します。
80歳でなお、意欲的な作品を世に問うクリント・イーストウッド監督の「ヒアアフター(19日公開)」は、死に直面した3人が、「生きる」意味を見つけていく物語。
津波に襲われたフランス人ジャーナリスト・マリー(セシル・ドゥ・フランス)は不思議な光景を見る臨死体験をし、TV司会者の仕事を失う。
サンフランシスコ在住のジョージ(マット・デイモン)は、霊能者であることを隠して生きている。昔のようにその力で金を得よとしつこく迫る兄にも悩まされていた。
双子の兄を交通事故で亡くし、もう一度会いたいと強く願うイギリス人の少年マーカス。力になってくれそうな霊能者を探し続けている。
「生きている」こと自体が愛おしい、それを再確認しませんか。
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股関節を意識してみる

2011年02月15日 08時06分08秒 | 姿勢&見た目
昨夜の帰り道、積もった雪の上を歩きました、島岡美延です。足跡がつくほどの雪の体験って、本当に久しぶり! 
さて、今月の姿勢テーマ「春だ、身体を動かそう」を実践していますか? 最近のみぞれや雪でまた寒さに縮こまりそうですが、これもカラカラに乾燥した冬から、天候の安定しにくい春へ、確実に季節が進んでいる証拠。ただ、今度は花粉を避けるため、家の中に閉じこもる?
プロ野球のキャンプもそろそろ実戦モード。私たちも少し運動の強度を上げてみましょう。
家の中でもできる運動において、最近、「股関節」や「肩甲骨」などが注目されています。今日は、特に股関節を意識してみます。骨盤と脚の骨をつなぐ股関節のまわりには、上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉が色々あって、そこを鍛えるとお腹周りスッキリ、姿勢も美しく、と見た目にも嬉しい効果が!
足幅を広めに開いてスクワット。手は膝に、上体を前に倒さないようキープ。続いて、左右の肩をそれぞれ前に入れます。足が辛すぎると感じたら、背中を壁につけて挑戦してみるのもアリ。試してみて!
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守りたかったものを絵に

2011年02月14日 08時05分50秒 | オススメ
月曜日のバレンタインデー、島岡美延です。義理チョコの販売量回復で、悩ましいのはホワイトデー? 遠くない将来、「かつては愛の告白として、女性が男性にチョコレートを贈っていました」なんてことになりそうなほど、「友チョコ」がさかんですが、あなたはいくつ用意しました?
先日、東京国立博物館で開催中の「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展に出かけました。2009年12月に79歳で亡くなった平山画伯の集大成です。
奈良・薬師寺に2000年に奉納された「大唐西域壁画」は、全長37mに及ぶ壮大なもの。寺以外の公開はもちろん初めて。中国・長安からインドに至る玄奘三蔵の求法の旅を20年以上かけて描いており、特に圧倒されたのは、ヒマラヤからイメージした西方浄土須弥山。薬師寺ではこの壁画が朱色の柱に囲まれているようで、ぜひ現地でも見たいところ。
世界各地で危機に瀕している文化財保護に奔走し続けた画伯。「救済」された各国の個性的な仏像に見つめられ、穏やかな気持ちになりました。3月6日まで、お出かけください。
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電車の中の母娘、二組

2011年02月13日 07時39分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
三連休の最終日は晴れ、島岡美延です。今日はイベントの司会なので、天気がいいのは嬉しい!
先日、電車の行きと帰りで、そっくりな光景を見かけました。
自分の両側の席が空いて、目の前に二人連れの乗客がいたら、だいたい私はどちらかにずれるのですが、そんな場面を想像してください。
まず、地下鉄で男性の両側が空き、前に立つ若い母親と低学年くらいの娘。男性はすぐに座席をずれて、そこに座った親子ですが、彼に何の対応もせず、おしゃべり。着飾った母娘に、私は苦々しいものを感じていました。
そして路線の違う帰りの電車。女子高校生と母親が、やはり男性が一つずれたことで、並んで座れました。座る前にとても恐縮しながら、お礼を言う親子。男性も会釈をしながら笑顔に。そこに間違いなくいい空気が流れたのを見ました。
その男性を見ながら、実は少し驚いていました。かなり白髪、立体型のマスク、確か地下鉄の男性も緑色っぽいコートだった・・・。思わず「朝も同じような行動をなさいませんでしたか?」と聞きたくなったくらい!
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久しぶりに司馬遼太郎

2011年02月12日 07時20分19秒 | 日記、その他
起きたら青空が出ていて、やや拍子抜け、島岡美延です。雪より雨の午後になりそうな首都圏、問題なく出かけられそう。
今日2月12日は菜の花忌、司馬遼太郎の命日です。思えば、人生で一番多く読んでいるのは、やはりこの人の作品だろうなあ、と先日ふと思いました。
いま、「人間というもの」という文庫本を読んでいます。これは、司馬さんが亡くなってからの出版物で、彼の作品の中の珠玉の言葉、場面を集めたもの。「竜馬がゆく(三)」のように、長編の第何巻からの出典かも記されていて、なかなか親切。
あらためて、どうしてこんなに素晴らしい人物描写なんだろう、とか、なんというセリフを言わせているのだろう、と短い文章の中に感心することばかり。
司馬作品の中で、もっとも繰り返し読んだのが「竜馬がゆく」。そして小説はほとんどといっていいくらい読んでいますが、好きなのは「国盗り物語」や「播磨灘物語」、「新史 太閤記」など、やはり戦国時代もの。
辛く、大変な時代だったろうけど、どうしてこんなにまぶしく感じてしまうのでしょうね。
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宇宙船で試された「人間力」

2011年02月11日 08時03分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
銀世界ではなく、雪はこれから本格化?、島岡美延です。
元気が出る舞台を観てきました。池袋のあうるすぽっと、スタジオライフの「11人いる!(28日まで)」は、ダブルキャストで上演中。驚いたのは、その日のメインではない役者が、しっかり舞台メイクをした上で、チケットもぎりをしていたこと。彼は、別キャストの日の主役で、ファンにはたまらないサービス!
萩尾望都原作のSFで舞台は宇宙。それも様々な星系からやってきた若者が宇宙大学の最終試験として、宇宙船に乗り込むという壮大なお話! 舞台上の巨大な円柱形のセット。それが色々と動くことで、場面に変化がつき、何より、観客も一緒にビルのように巨大な宇宙船に乗っている気分に。
10人一組で53日間の宇宙飛行、外部接触は禁止。非常信号の発信ボタンを押せば、命は保証はされるが、試験は全員不合格となる。その初日、なんと船には11人! その11人目は一体、誰? 目的は? 
閉塞空間で初対面の者達が、様々な困難に立ち向かう。たぶん、「地球」で忘れかけていたものが見えてきます。
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明治の文豪の熱き青春

2011年02月10日 08時08分07秒 | オススメ
週末の雪が心配ですね、島岡美延です。この冬、いよいよ銀世界?
昨夜は、アツい舞台を見てきました。濃密な空間、下北沢「劇」小劇場で繰り広げられた、ハナオフの公演「六人のへそ曲り(13日まで)」。花組芝居の四人の役者に、俳優座から二人の客演。タイトルの六人とは、明治の文豪、森鴎外、夏目漱石、尾崎紅葉、泉鏡花、正岡子規、高浜虚子。
誰だって、最初から歴史に名前が残るなんて思っていなかったかもしれない。それでも自分はこうありたい、何かを変えたい、ともがいていた。そしてそのたぎる胸の内を誰かにぶつけ、つねに語り合っていた。あの文豪たちの青春の日々!
日本が戦争を背景にしつつ、国の勢いをつけようとしていた時代。文学の世界にも大きな変革の波・・・。時代をリードするのは誰? それをポップに楽しく、90分の舞台で見事に表現した、作・演出の大野裕明氏に拍手!
2010年に「読まれているランキング」まで登場して、私もまた、読みたくなりました。
そして、「語り合う」ことから何かが生まれるのだと実感!

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素敵なお手本であってほしい

2011年02月09日 07時43分46秒 | 姿勢&見た目
雪ではなく雨の朝、島岡美延です。このあと晴れて急に暖かくなる予報。
昨日は、不思議な気分を味わいました。ある会の講師に呼ばれていて、その会場の前のロビーにいた人の会話から何度も聞こえる「島岡さんが」という言葉。主催者の方かと思ったのに、私には無関心の様子。それもそのはず、隣の会場の催しの関係者でした。うーん、あの話題のシマオカさんってどんな人だったのか、気になる!
講演させていただいたのは「美」のお仕事に携わる女性たち。お肌や髪のことだけではなく、「見た目」の要素には「姿勢」も大切、とお伝えしました。いつも以上に「しっかり見られている」感覚が強い(!)会場でお話するのは、プレッシャーは大きいですが、やりがいがあります。
「姿勢や歩き方」の見本を色々見せる以上、見られてもいい、それなりのスタイルは保っていたいもの。化粧品などを扱うお仕事の方は、それこそ、お客様から「これを使ったらキレイになる?」という厳しい視線にさらされているでしょう。
やはり「日々、実践!」と、改めて思ったのでした。
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