復活祭に姿を見せたローマ教皇、翌日に死去、島岡美延です。セリエAは全試合延期に。映画『教皇選挙』で描かれたコンクラーベも気になります。
人は亡くなった時、どんな人だったと語られるのか。映画『来し方 行く末(25日公開)』をご紹介します。第25回上海国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀男優賞を受賞した中国映画。『鵞鳥湖の夜』のフー・ゴーが主演。
大学院まで進学したものの脚本家デビューがかなわなかったウェン・シャン(フー・ゴー)は、不思議な同居人シャオイン(ウー・レイ)と暮らしながら、葬儀場での弔辞の代筆業で生計を立てている。丁寧な取材に基づいた弔辞は好評だが、本人は中年に差しかかる年齢でこのままでいいのか悩む日々。それでも様々な境遇の「弔辞の依頼人」との交流を通して、ウェンの中で止まっていた時間がゆっくりと進み始める――。
中国の葬儀、死生観も興味深い本作。
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