成人の日、おめでとう

厳しく冷え込んだ成人の日、島岡美延です。晴れ着の皆さんも強い北風に困りそう。
私が振袖を着なかった成人式からずいぶん時間がたったものです。バブル時代に就職した私たち世代に、成人式を迎える子どもがいても不思議ではないなんて！　いわゆる「生まれた時からいい時代の日本を知らない」といわれる新成人。先日、TVのインタビューで「今よりよくなるとも思えない」と答えていたのを聞いて切なくなりました。
確かにバブルを経験した大人たちが、「若者よ、もっと意欲的に。夢を持って」というのは無責任かもしれない。でも、例えば海外留学の急な減少、女子学生の専業主婦志向の高まりなど見ていると、やはり心配になります。
若い女性に「化粧をしない」人が増えているとか。バレンタインデーが「女子同士」イベントになっていることと関連している気も。草食系男子と対になる現象でしょうか。
携帯がないことが考えられない新成人世代に、もっと「人間対人間」のコミュニケーション（恋愛も！）に挑んでほしい。声をかける、その最初の一歩、勇気を出して。