「妻」が変わると・・・？

思わず縮こまってしまう寒さ、島岡美延です。三連休の方もいらっしゃいますね。寒さは少しやわらぐようです。
昨日の「女の一生」の踊りの舞台に続いて、今日は「専業主婦が変わるとき」を描いた映画をご紹介します。
主演のカトリーヌ・ドヌーヴも来日、本日公開の「しあわせの雨傘」は、1960～70年代のフランスを舞台にしつつ、現代の女性にも強いメッセージを残します。
スザンヌは、優雅な主婦。日課は朝のジョギング（カトリーヌのジャージ姿が見事！）、ポエムを作ったり、お茶を飲んだり。夫は雨傘工場の経営者、妻は仕事も家事もせず美しく着飾って、夫の言うことを聞いていろというタイプ。娘はそんな「お飾り妻」に反発し、夫とは離婚しそう。息子は芸術家志望で、工場には興味なし。
こんなバラバラのブルジョア家族に起きた大事件、夫が倒れた！　突如、経営に乗り出すスザンヌ。
ストの従業員との交渉が最初の仕事。そして経営は軌道に乗り、すっかり「彼女の工場」に。そんな時、夫が戻ってきて、さあスザンヌは！？　あなたならどうする？