美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「見た目」で選ばれる?

2010年08月21日 07時04分20秒 | 姿勢&見た目
記録的に暑い夏の甲子園もいよいよ決勝ですね、島岡美延です。
新聞のコラムに、夏の甲子園で活躍する1年生について興味深いことが書かれていました。1年生ピッチャーの活躍など見ながら、4月の入部からの短期間で、どんな「才能」を発揮したのか気になっていました。
名将と言われる監督たちが、1年生を抜擢したのは、「面構え」や「ユニホームを着た立ち姿」が決め手だったとか。それは、投球フォームや打撃センスがいい、という以前の問題です。なるほど!  私にはこれらの言葉がとても「説得力」のあるものに思えます。
例えば、映画のオーディションで数千人の中から選ばれるとき、「会場に入ってきた瞬間に、○○○(その役名)が現れた」と審査員の誰もが感じることがあるようです。そういえば、15歳から注目され続けるゴルフの石川遼選手も「見た目」から、何か違う「雰囲気、オーラ」がありました。
さて、午後1時からの興南vs東海大相模、見ごたえのある試合になりそうですね。勝利の女神はどちらに微笑む?
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撮られた「最高の瞬間」

2010年08月20日 07時14分46秒 | バレエ
久しぶりにエアコンを止めて寝ていました、島岡美延です。少し涼しかったですね。
銀座のギャラリー・アートグラフで、写真展「魅惑のバレリーナ ウリヤーナ・ロパートキナ(21日まで)」を見ました。入った瞬間に聞こえてきたのは「白鳥の湖」第3幕の音楽! マリインスキー・バレエのプリマを初来日以来撮り続けている、東京バレエ団出身の写真家・高嶋ちぐささんによる25点にため息が出ました。
高嶋さんと知人の女性カメラマンとの会話が、私の耳にも入ってきました。トウシューズで立つ足元だけの写真で「憧れの足の甲の形」を解説、そして「優れたダンサーは、シャッターチャンスを教えてくれるのよ」という言葉には、私も同感!
会場に流れる「黒鳥」を聴きながら、前日の「私の先生の黒鳥」の舞台を頭で再現しつつ、ロパートキナの黒鳥のアチチュードの爪先と背中の美しさに釘付け、という奇跡のような至福のひと時。高嶋さんにCDのことをお聞きしたら「会期後半だから、今日から3・4幕」をかけていると言われ、ちょっとトリハダ立ちました!
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始まりは、偶然だったけど

2010年08月19日 07時13分08秒 | バレエ
今日は雨で暑さから少しは解放されるかしら、島岡美延です。「自覚のない夏バテ」というのもあるそうで、まだまだ「夏対策」は続ける必要がありそうですね。
昨夜は某バレエコンサートを観てきました。私の先生も息子さん(大学生)と組んで出演され、「白鳥の湖」より、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ。登場するなり「王子を誘惑するオディールの物語」が開幕、私を見て!と迫る目ヂカラ、指先・・・、確かな技術に豊かな表現力があって、初めて「バレエ」なのだと、改めて感じました。
7年前のお正月明け、カルチャースクールで体験レッスンを受けた「新設バレエ講座」は、海外のバレエ団で活躍して帰国した先生が、初めて持ったクラスでした。
大人のバレエブームで、色々な教室があり、指導も様々。バレエのいろは、いやabcをこの先生から学べている幸運を実感! 今やクラスも人数もずいぶん増えていますが、生徒の名前を叫び(?)ながら、「悪い例」も実演してみせるアツい指導にいつも感謝です。いつまでも踊り続けてくれることを祈っています!
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再び、若松孝二監督の伝言

2010年08月18日 06時34分50秒 | 日記、その他
昨日の暑さには息苦しさを覚えました、島岡美延です。持っていたスポーツドリンクもなくなり、夕方にはお茶を購入。その「冷たさ」で生き返った気分!
映画「キャタピラー」について、もう少し書いておきたいことがあります。
若松孝二監督のこだわりは、「公開日」にも強く表れていました。8月14日という全国公開は、「見てから」終戦記念日を迎えてほしい、と考えたため。実は、広島では6日、長崎では9日に公開、沖縄では6月19日公開とかなり先行していますが、これはひめゆり学徒隊の自決の日に合わせなくてはいけない、という監督の想い。映画の製作段階から「譲れない」と決めていた各地の公開日。
これまで何度か参列してきた広島の平和式典に、今年は映画の主演俳優二人を伴って出席されました(「招待」での出席は初めてだったそう)。
若手イケメン俳優が軍服姿になる戦争映画を見ては、「今の若者が憧れてしまうのでは」と危惧すら抱いていた私に、「正義のための戦争なんてない」と言い切った若松監督。それは、世界共通の概念であるべきです。
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「軍神」になった夫に妻は

2010年08月17日 06時32分51秒 | オススメ
まとわりつく暑さの昨日、若松孝二監督にお話を伺いました、島岡美延です。憲法九条のTシャツにパナマ帽とサングラス。14日公開の映画「キャタピラー」、各地で劇場記録を塗り替えるような長蛇の列ができています。
ベルリン映画祭で最優秀主演女優賞に輝いた寺島しのぶが演じる妻・シゲ子。戦場から帰ってきた久蔵(大西信満)は、両手両足を失い、顔にも火傷の跡、耳も聞こえず、うめき声しか出せない。父親や妹は、久蔵の世話をシゲ子一人に押し付ける。勲章をもらい、新聞にも載った夫は、村人から「生きた軍神様」と呼ばれ、妻も「銃後の鏡」であることを求められる。
そんな身体でも衰えない食欲と性欲。ラジオは日本軍の活躍を伝えるが、日ごとに鍋の中身は乏しくなる。夫の「食べて寝て食べて寝て」の毎日にシゲ子の感情は複雑に揺れ動き、「軍神」は、大陸での出来事にうなされる。そして、8月15日・・・。
自身も軍国少年だったという74歳の若松監督。「人間を破壊する、それが戦争」というメッセージをどうか皆さん、受け止めて下さい。
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メディアの役割を考えた夏

2010年08月16日 07時04分29秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
猛暑日の終戦記念日に、映画「キャタピラー」を観ました、島岡美延です。「忘れるな、これが戦争だ・・・」というキャッチコピー、今日は若松孝二監督にお会いするので、詳しくは明日!
戦後65年、夏は様々な角度から戦争を知る機会が増えます。映画という「作品」で、戦争を「想像」する私たちの世代。テレビもドキュメンタリーやドラマなどで戦争を伝えます。先日、白黒の映像をカラー処理して、よりリアルに見せようとする番組がありました。これらは、マスメディアの大きな役割でしょう。
戦争中は、一方的な「勝利、活躍」を伝え続けたメディア。商品広告も「勝利のため」をPRしたものに変わっていったよう。人々はそれを信じ、若者・子どもは競うように「お国のため」を誓いました。たとえヘンだと思っていても、口に出来なかった時代です。
現代の「報道への依存」はどうでしょう。高速道路の渋滞が予測を下回ったのは、報道を信じて車を控えた人が多かったから? ニュースも携帯で四六時中チェック、それが時代の進化か、それとも・・・。 
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お互いに姿勢をチェック

2010年08月15日 07時18分15秒 | 姿勢&見た目
65回目の終戦記念日、ひどく暑くなりそう、島岡美延です。あの時代の人が、今の日本を見たら、街の復興、発展ぶりと人々の「姿勢・歩き方の悪さ」に驚くのでは?
きびきび、颯爽と、という様子は少なくなり、だらだら、とぼとぼ、そしてどこか不機嫌そうな人々。65年の月日は、何を変えてしまったのでしょう。
今月の姿勢テーマは「他人の姿勢を見て、自分の姿勢を意識する」です。街で好ましくない歩き方など見かけたら、自分の歩き方を意識的に直すきっかけにして、と提案しました。母と娘、という組み合わせもよく見かけます。友達のような仲の良さもいいですが、せっかくならお互いを「チェック」しあってみませんか。
親御さんを見て「最近、昔より姿勢が悪くなってきたかも?」と思ったら、ちょっと言ってみる。娘さんを見て「その靴は可愛いけど、歩き方がスムーズじゃない」と感じたら指摘してみる。そのチェックが、「素敵な親子」を作ります。
子供の頃、母は私の後ろから、姿勢や歩き方について色々うるさかった! 今となっては感謝、です。
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「キレた」人への感情の差

2010年08月14日 07時53分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
渋滞中の方、どうか無事な運転を、島岡美延です。車の中で気持ちがイライラした時、皆さんどうされているのかしら。
先日、アメリカ航空会社の男性客室乗務員が、着陸時に指示を無視した女性客にキレて、「やってられない」との機内アナウンスをして、緊急避難用スロープを出して飛行機から降りた、という「事件」が報じられました。これに対し、彼を「ヒーロー視」する意見がインターネットなどで相次いで、航空会社も思いがけないPRになって戸惑っているとか。
どうやら、「誰もが心の中で抱く『辞めてやる!』という夢を実現した人」ということへの喝采のようです。保釈はされたものの、彼の今後の運命が気になりますね。
逗子市の病院で、女性公務員が受付の女性に対し、「態度がなってない」と暴言を浴びせ、平手打ちで怪我をさせた、という事件があったそうです。窓口対応でイライラした経験は誰でもあるかと思いますが、彼女を支持する声はさすがに少なそう。記事には「100キロの体重」などと書かれており、同情より悪意すら感じる表現です。
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並んだ! オルセー美術館展

2010年08月13日 07時08分28秒 | 日記、その他
長い待ち時間覚悟で国立新美術館に行ってきました、島岡美延です。父の退院後、美術館どころではなかった母が、最近になってどうしても行きたい、というのでデイケアの日に出かけたのです。
何せ16日までの「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、傑作絵画115点、空前絶後・・・のキャッチコピーですから!
美術館直結の乃木坂駅の改札を出たら90分待ちの案内。美術館1Fロビーの列で80分待ちと言われ・・・、結果的には40分程度で入場できました。これって10分短ければ「思ったより早かった」と喜ぶ人が多いかもしれませんが、90分と聞いて帰ってしまった人などいないのかしら。
個人的には「並ぶ」のは苦手。ダ・ヴィンチ展と阿修羅展は上野だったので、外で並んで、それも大変でした・・・!
流れていく「人の波」越しに覗いた絵画たち。とにかく「見た」けど、ルソーの「蛇使いの女」など、やっぱり離れて眺めたかった! それでも図録を買った母を見て、来てよかったと思ったのでした。
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25年という月日に想う

2010年08月12日 06時31分19秒 | 日記、その他
お盆に台風の接近、心配ですね、島岡美延です。
今日8月12日は、520人が犠牲になった日航機墜落事故から25年・・・、戦後65年の時間はわからなくても「25年」は私にも実感があります。あの日、私と妹は夏休みで北九州に単身赴任中の父のところに遊びに行っていました。「日航機不明」と流れたテレビのテロップの衝撃。
先日、日本人観光客がマイクロバス転倒で死傷した事故。人生で一度行くかどうかのアメリカの一本道で命を落とした夫婦。家族旅行で一人犠牲になった二十歳の大学生。この事故を25年後まで覚えている人は多くないかもしれません。でも夏の犠牲は、あまりにも痛ましい。
25年が流れ、私はこうして生きている。新聞社を退職した父は、脳出血という病を得たけど生きている。それってけして「当たり前」のことじゃないのです。
人生が続くと思っていた20代の男性は、交通事故で脳死となり、その臓器は複数の人の命に役立てられた・・・。2010年夏、「生きている」ということは、やはりそれだけで「奇跡」です。
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