大阪地裁で画期的な判決、島岡美延です。128人の原告全員を水俣病と認め、国などに賠償命令。達野ゆき裁判長は自身で水俣市など現地視察も行っていて、救う対象をできるだけ少なく、という国の線引きがおかしい、とシンプルに感じたのでは。
目の前の人を救う、どんなに困難な現場でも。映画『フラッシュオーバー 炎の消防隊(10月6日公開)』をご紹介します。中国の大規模すぎるレスキュー・アクション。フラッシュオーバーとは局所的な火災が短時間に全域に拡大する現象の総称。
中国のある都市でM3.1の地震。トンネル付近で危険物を積んだタンクローリーが衝突事故を起こすもジャオ消防署長らの活躍で収束。しかし別の化学工場で爆発が起き、周囲の工場団地にも引火。一帯の住居、公共施設を巻き込んだ前代未聞の大規模爆発発生。その頃、ジャオの婚約者は半壊した学校に生徒たちと閉じ込められ――。
大切な人を助けにいけない苦悩。現場の危険な描写が圧倒的にリアル。