倒れたのは悲しいけれど

春のというより冬のような嵐は、各地で被害を出しましたね、島岡美延です。特にショックだったのは、鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れた映像でした。樹齢1000年とも言われるこの大銀杏、当たり前のようにそこにあったものが奪われた喪失感・・・、時間よ戻れ、と念じたくなります。
横浜市の実家は大船に近かったこともあり、初詣といえば、毎年、鶴岡八幡宮に家族で出かけていました。お正月は参道の何箇所かに「ロープ規制」があり、じっと辛抱強く待つ参拝客へ、鎌倉警察の方が様々な注意など放送するのですが、結構ユーモアもあって好きでした。大銀杏横の階段を上る時は、いつも「ここから公暁が飛び出して源実朝を・・・」などと思ったものです。
このところ、すっかりご無沙汰だった八幡宮。暖かくなったら、久しぶりに鎌倉に出かけてみようかしら。新川崎駅開業から30年、「武蔵小杉新駅誕生」は、いよいよあさって13日。このホームに横須賀線が止まるダイヤ改正は、もう目の前です。