保健福祉の現場から

感じるままに

建設現場の熱中症予防

2024年08月08日 | Weblog
熱中症(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/)(https://www.wbgt.env.go.jp/)(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html)に関して、R6.8.8日刊ゲンダイ「暑すぎる大阪万博会場 建設作業員の過酷な実態 人工島で日陰なし…救急医療体制にも重大欠点」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/358780)が目にとまった。R6.7.18NEWSポストセブン「《死者も発生》熱中症アラート発令でも止められない建設現場 「発注側は”金を出してるんだからやれ”」「熱中症になるなと言うくせに対策はない」の理不尽な現実」(https://www.news-postseven.com/archives/20240718_1977348.html)が出ているが、R6.7.5Web医事新報「特集:産業医が知らなきゃならない 熱中症対策のポイント」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24622)は徹底されているであろうか。「職場における熱中症予防情報」(https://neccyusho.mhlw.go.jp/)の熱中症の発生状況(https://neccyusho.mhlw.go.jp/heatstroke/#sec01_04)では「2023年の熱中症による死亡災害の事例28件の詳細」や「都道府県別の職場における熱中症による死亡者数(2011〜2020年)」が出ているが、R6.2.27「令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します ~暑さ指数(WBGT)の把握、労働衛生教育の実施、有訴者への特段の配慮~」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38059.html)では「糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮をおこなう」を理解したい。「現時点では大きな混乱は起きていない」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/358780/2)がこのまま続けば、建設現場の熱中症予防として、格好のアピールにならないとも限らない。なお、R6.5.30「熱中症対策実行計画」(https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/rma_doc/20230530/ap_summary.pdf)では「中期的な目標(2030年)として、熱中症による死亡者数が、現状(※)から半減 することを目指す。(※5年移動平均死亡者数を使用、令和4年(概数)における5年移動平均は1,295名)」とされるが、自治体別の熱中症死亡統計が継続的に評価されても良いかもしれない。ちなみに「令和6年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual_r06.pdf)p16に示すように、熱中症死亡は「不慮の外因死 8.その他」であり、p17「外因死の追加事項」の記載を徹底したい。
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