R6.8.5女性自身「コロナKP.3株 お盆に感染爆発危機!熱中症との併発で重症化リスクも増加」(https://jisin.jp/domestic/2357068/?rf=2)。
R6.8.6MedicalDoc「【新型コロナ】ワクチンに続いて中和抗体薬も“大量廃棄”約162万人分を処理へ 厚労省」(https://medicaldoc.jp/news/news-202407n0794/)が目にとまった。「危機対応医薬品等に関する小委員会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou_kansennsyokikitaiou_00002.html)のR6.7.24「新型コロナウイルス感染症治療薬開発の振り返り等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001279161.pdf)p4「有効性が減弱していると考えられる新型コロナの中和抗体薬の国における保有の取扱いについて⇒現在の診療の手引きでは、抗ウイルス薬の投与優先を検討とされていること、医療機関には希望する必要量を配分したことなどから、国が現在保有する中和抗体薬については廃棄。※国が確保した新型コロナの中和抗体薬の残余量は、令和6年6月末時点(使用期限到来済みのものを含む)で、ロナプリーブ(約124万人分)、ゼビュディ(約27万人分)、 エバシェルド(約11万人分)」とある。「新型コロナウイルス感染症治療薬の使用状況(政府確保分)について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00324.html)では、「カシリビマブ/イムデビマブ(ロナプリーブ®)」の使用は最近微々たるものになっている。R6.4.23「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf)p48「オミクロンに対して有効性が減弱している」とあり、使いにくい。R3.10.13毎日新聞「抗体カクテル療法「1回31万円で50万回分調達」 菅前首相が発言」(https://mainichi.jp/articles/20211013/k00/00m/010/213000c)・R3.10.14朝日新聞「抗体カクテル「1回31万円で50万回分調達」 菅前首相明かす」(https://www.asahi.com/articles/ASPBG4VZVPBGULBJ00C.html?iref=com_apitop)が報じられ、R4.6.7マネーポスト「中外製薬と塩野義製薬の明暗を分けるコロナ治療薬 新薬で来期逆転はあるか」(https://www.moneypost.jp/913012)では「好調の理由は、やはりロナプリーブ。開発元の米リジェネロン社は、「オミクロン株には効果が低い」としているにもかかわらず、政府が調達したおかげで、ロナプリーブの売上高(2022年1~3月期)として608億円が計上されている。」とあった。しかし、廃棄は、中和抗体薬だけではないであろう。R6.7.24「新型コロナウイルス感染症治療薬開発の振り返り等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001279161.pdf)p4「一般流通されている新型コロナの抗ウイルス薬の国における保有の取扱いについて⇒不測の事態に備えた保管を継続し、使用期限が到来したものは順次廃棄。」が注目される。R6.5.25朝日「「活用模索したが…」 国が買った新型コロナ飲み薬8割廃棄の可能性」(https://www.asahi.com/articles/ASS5T22QMS5TUTFL017M.html?iref=pc_apital_top)では「国はゾコーバを2022年11月に100万人分、さらに翌月に100万人分を購入した。このうち、使用するために医療機関に配分されたのは約23万人分(11・5%)にとどまる。ラゲブリオは購入が160万人分で、医療機関への配分は約82万人分(51・3%)。パキロビッドパックは購入が200万人分で、医療機関への配分と不備があった製品との入れ替え分で合わせて約25万人分(12・5%)」とあり、R6.6.24日経「国のコロナ薬、430万人分が未使用 期限切れなら廃棄へ」(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA068NV0W4A600C2000000/)では「未使用分の内訳は、ゾコーバは購入した200万人分中約177万人分、ラゲブリオは160万人分中約78万人分、パキロビッドは200万人分中約175万人分だった。現在の1人あたりの薬価をもとに単純計算すると、未使用分は全部で3000億円を超える。」とある。一方で、「新型コロナウイルス感染症に関する令和6年4月以降の対応について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00003.html)のR6.3.5「新型コロナウイルス感染症 令和6年4月からの治療薬の費用」(https://www.mhlw.go.jp/content/001219096.pdf)について、R6.7.31日刊ゲンダイ「コロナ治療薬は公的支援なし、高額だと3万円…それでも飲むべき理由 感染症の専門家が指摘」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/358339/)では「早期に治療薬を飲んだ人は倦怠感などのコロナによる後遺症が出にくいというデータがあり、こうした予防効果も期待できます。」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/358339/2)とあるが、R6.5.8産経「コロナ後遺症は500万人以上? 治療薬、処方断る患者相次ぐ」(https://www.sankei.com/article/20240508-X5G3CV2INBIALBRCUEI4GNIUGM/)のほか、R6.8.2東京「お金持ちだけが医療を受けられる?…コロナが流行ってるけど治療薬はこんなに高い 「いのちの格差」実態は」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/344554)、R6.7.22四国新聞「新型コロナ、8~9月に流行拡大/有識者、治療費軽減を要望」(https://www.shikoku-np.co.jp/national/medical_health/20240722000511)、R6.7.21日テレ「重い負担に困惑新型コロナ患者急増…ある現象も」(https://news.ntv.co.jp/category/society/1c4ffba3224a453dac297ea3ecc6b38b)、R6.7.19TBS「「熱中症だと思ったらコロナ、その逆も」新型コロナウイルス第11波 KP.3流行 1万円以上の薬を「諦めます」の声 医師会長が警鐘」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1304205)、R6.7.16FNN「新変異株で感染再拡大も…新型コロナの治療薬は“約5千円から3万円近く”3月で支援策終了し自己負担増」(https://www.fnn.jp/articles/-/729480)、R6.7.16tokyoheadline「都医師会・尾﨑会長、新型コロナ感染増に懸念「せめて夏場だけでも自己負担の軽減を」」(https://www.tokyoheadline.com/760923/)等が報じられている。感染症部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html)のR6.8.8会合(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41826.html)の議題である「新型コロナウイルス感染症治療薬開発の振り返り等」では経緯がどこまで検証されるであろうか。そういえば、R6.4.15朝日「コロナワクチン廃棄2億4千万回分 厚労省「無駄とは考えていない」」(https://www.asahi.com/articles/ASS4H2Q2SS4HUTFL009M.html?iref=pc_apital_top)、R6.4.15読売「コロナワクチン廃棄額6653億円…厚労省「必要な量購入した」「無駄とは考えていない」」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240415-OYT1T50201/)が報じられている。