保健福祉の現場から

感じるままに

外来医療計画の行方

2019年04月18日 | Weblog
今年度策定される「外来医療計画」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190405_6.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000479929.pdf)について、「外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190405_6.pdf)に示すように、「4 外来医師偏在指標と外来医師多数区域の設定」「5 外来医療提供体制の協議及び協議を踏まえた取組」「6 医療機器の効率的な活用に係る計画」が盛り込まれ、「外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190405_6.pdf)p16「検討すべき外来医療機能」として、「ア 夜間や休日等における地域の初期救急医療の提供体制」「イ 在宅医療の提供体制」「ウ 産業医、学校医、予防接種等の公衆衛生に係る医療提供体制」「エ その他の地域医療として対策が必要と考えられる外来医療機能」が列挙されているが、都道府県による独自調査にはp29「6. 地域で議論した外来医療機能について、現時点で担っている医療機関における今後の継続意向等」「7. 地域で議論した外来医療機能について、現時点で担っていない医療機関における今後の実施意向等」があり、①初期救急医療、②在宅医療、③公衆衛生業務(産業医、学校医、予防接種)などにかかるアンケート調査が行われるようである。3月14日通知「医療機能情報提供制度実施要領の一部改正及び医療機能情報提供制度の実施に当たっての留意事項の一部改正」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190416_4.pdf)で、診療所には、かかりつけ医機能(地域包括診療加算・診療料、日常的な医学管理と重症化予防、地域の医療機関等との連携、在宅療養支援・介護等との連携など)が公表されることになっており、「外来医療計画」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190405_6.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000479929.pdf)では「医療機能情報」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/index.html)の活用が欠かせない。「6 医療機器の効率的な活用に係る計画」は、医療計画(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html)のがん、脳卒中、心血管疾患、糖尿病の医療体制とも関連するであろう。ところで、「在宅歯科医療の提供体制等に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_547700_00002.html)、「妊産婦に対する保健・医療体制の在り方に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-hoken_553056_00007.html)の議論が進んでいるが、外来医療計画に歯科医療、周産期医療をどこまで含めるのであろうか。「B001-2-9 地域包括診療料」(https://clinicalsup.jp/contentlist/shinryo/ika_2_1/b001-2-9.html)は認知症も対象疾患であり、認知症医療も気にならないではない。「医療政策研修会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194369.html)や「全国医政関係主管課長会議」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=419341)も注目されるかもしれない。
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