保健福祉の現場から

感じるままに

SFTS増加中

2024年05月24日 | Weblog
R6.5.24FNN「例年より増加中!マダニが媒介するSFTSで長崎市の女性死亡 治療薬なく致死率3割の危険な感染症」(https://www.fnn.jp/articles/-/703457)、R6.5.23TBS「マダニ媒介の感染症で80代女性死亡 70代男性も入院 北九州市が発表」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1188279)が目に止まった。感染症法による届出(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html)では、SFTS(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html)(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-43.html)は4類感染症であり、IDWR速報データ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html)の全数把握疾患のSFTS(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html)(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html)では第19週まで36例発生している。SFTS(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html)は例年春に多く発生している(特に西日本)。昨年、R5.6.28北國新聞「アビガン「希少疾病用」指定  厚労省、マダニ感染症効果  富山化学開発」(https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/1110046)が報じられていたが、R6.5.8朝日「マダニ媒介感染症「SFTS」にアビガン 厚労省部会が承認審議へ」(https://www.asahi.com/articles/ASS572T0TS57UTFL00QM.html?iref=pc_apital_top)は“ようやく”の感がある。R6.5.10北日本新聞「アビガン継続審議 マダニ感染症治療薬承認で厚労省」(https://webun.jp/articles/-/597518)に続き、R6.5.24北日本新聞「アビガン、世界初のマダニ感染症薬に 富山化学インフル薬、厚労省部会で了承」(https://webun.jp/articles/-/605767)が出ている。意外に早かった感じである。R5.5.10Web医事新報「【識者の眼】「どんな薬を承認すべきかが誰にも分からない」小野俊介」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=21932)の「賛否両論の新薬の承認可否が、委員ほぼ全員が下を向いたまま「なんとなくの全員一致」で決まる国に私たちは住んでいることもお忘れなく。」は理解すべきなのかもしれない。「ファビピラビル(アビガン®)」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)について、ウィキペディア「ファビピラビル」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%93%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB)で詳細に解説されている。「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の疫学的,臨床的,病理学的知見」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000196829.pdf)もみておきたい。国際感染症センター(http://dcc.ncgm.go.jp/prevention/)の診療の手引き(http://dcc.ncgm.go.jp/information/pdf/SFTS_2019.pdf)はどうなるであろうか。R6.4.16産経「高い致死率 マダニ媒介感染症「SFTS」東進拡大 ペット通じた感染も」(https://www.sankei.com/article/20240416-7VBNOLEQORLJFFGLBW4HEJ3T3U/)が出ているが、R6.3.19「本邦で初めて確認された重症熱性血小板減少症候群のヒト−ヒト感染症例」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrs/12572-530p01.html)も報告されており、要警戒かもしれない。
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