保健福祉の現場から

感じるままに

小児感染症

2024年06月21日 | Weblog
R6.6.21現代「「解熱剤は飲まないほうがいい?」「咳止めが効くというエビデンスはない」…小児クリニックの医師が語る「風邪薬」の意外な真実!」(https://gendai.media/articles/-/132194)、R6.6.21JBpress「「なぜ抗生剤を出してくれないのか!」発熱した子どもを連れてきた母親がクレーム…小児クリニック医師が開業して「もっとも驚いたこと」」(https://gendai.media/articles/-/132195)は小児科臨床の日常的光景なのかもしれない。例えば、感染症疫学センター(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html)のR6.6.11「2024年第23週」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/data/12707-idwr-sokuho-data-j-2423.html)の「疾病毎定点当たり報告数 ~過去10年間との比較~」では、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は最近みられないほどの流行であるが、抗菌薬を投薬した方が良いように感じる。また、手足口病も流行しているが、手足口病(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/hfmd.html)の「基本的に予後は良好な疾患であるが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあり、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高い」は理解したい。厚労省「手足口病に関するQ&A ~平成25年8月~」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html)は改訂されないであろうか(特に発生状況)。R6.6.12withnews「「保育園で手足口病が大流行」も登園OK?親になるとわかる〝実情〟」(https://withnews.jp/article/f0240612001qq000000000000000W0bx10701qq000026989A)の「生活への影響は「大したものだった」」は印象的かもしれない。病児保育(https://hoiku.jinzaibank.com/column/60)に関して、R5.12.10朝日「病児保育も「異常事態」 プール熱と溶連菌感染症、過去10年で最多」(https://www.asahi.com/articles/ASRD76DH7RD4UTFL00M.html)が出ていたように、全国各地で病児保育がひっ迫しているかもしれない。こども家庭庁「保育」(https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/)の「延長保育等実施状況調査」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/f5ffa8fd/20240329_policies_hoiku_105.pdf)p5「令和4年度 病児保育事業の実施状況」では自治体間格差が大きい感じである。そういえば、R6.4.25朝日「子ども発熱、でも迎えに行けない 病児保育室の看護師がお迎えに」(https://www.asahi.com/articles/ASS4S4WQSS4STIPE013M.html)が出ていた。
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