R3.9.17NHK「コロナワクチン 3回目の接種行う方針固める 厚生労働省」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210917/k10013263641000.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省が3回目の接種を行う方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。2回目の接種から8か月以上たった人を対象にする方向で検討しています。厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスのワクチンは、時間がたつと効果が低下することが国内外で報告され、イスラエルやフランスなどがすでに追加で3回目の接種を行っているほか、アメリカも今月から追加接種を始めることを検討しています。関係者によりますと、厚生労働省は国内で承認しているファイザーとモデルナ、それにアストラゼネカのワクチンについて、いずれも追加接種を行う方針を固め、17日に専門家でつくる分科会に諮ることにしています。対象はアメリカなどと同じく2回目の接種を終えて8か月以上たった人にする方針です。追加接種をめぐっては、WHO=世界保健機関が途上国などでの接種を進めるため、年末までは控えるよう呼びかけているほか、国内で2回目の接種が終わらないうちに始めると自治体が混乱するおそれもあることから、開始する時期は改めて検討します。使用するのは原則、2回目までの接種と同じメーカーのワクチンとし、全員を対象にするか、重症化リスクの高い人に限定するかは、海外の状況などを踏まえて改めて判断する方針です。>
R3.9.14NHK「シンガポール 80%ワクチン接種終えるも 新たな感染者増加傾向」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013259351000.html)。<以下引用>
<シンガポールでは、新型コロナウイルスのワクチンの接種を終えた人が人口の80%を超えましたが、新たな感染者の増加傾向が続いていて、現地の保健当局は、高齢者などに対して不要な外出や人との接触を減らすよう呼びかけています。シンガポールでは新型コロナのワクチンの接種が進み、保健省によりますと、接種を終えた人は今月12日時点で人口の81%と、世界的にも高い水準になっています。しかし感染力の強い変異ウイルス、デルタ株が広がる中で、一日当たりの新たな感染者数は先月下旬から増加傾向になり、13日は607人と、この3週間でおよそ6倍に増えました。シンガポール保健省は「感染者が増加しても、ワクチンの接種により重症化は抑えられている」として、今の時点で経済活動などの厳しい制限は行わない考えを示す一方、高齢者やその家族などに対し、不要な外出を控え、人との接触を減らすよう呼びかけています。マレーシア 新たな感染者2万人前後の日が続く また、隣国のマレーシアでも、13日の時点で人口の53.5%が2回のワクチン接種を終えていますが、新たな感染者数は2万人前後の日が続いていて、今月11日には一日の死者の数が592人に上りました。マレーシアでは、8割以上が接種を終えても感染が広がっている地域もあり、保健当局は、ワクチンを接種してもマスクの着用や人混みを避けるなどの対応を続けるよう呼びかけています。>
R3.9.15NHK「英 来週からワクチンの3回目接種開始へ 50歳以上の人など対象」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013259761000.html)。<以下引用>
<イギリス政府は変異ウイルスの「デルタ株」の感染拡大が続く中、50歳以上の人などを対象に来週からワクチンの3回目の接種を始めることを明らかにしました。イギリス政府は14日、新型コロナウイルスのワクチンの効果を保つため、3回目となる追加の接種を来週から始めることを明らかにしました。対象となるのは高齢者施設の入居者や医療従事者、それに50歳以上の人たちなどで、臨床試験の結果、高い効果が確認されているとして3回目としては基本的にファイザーかモデルナのワクチンを接種しモデルナの場合には半分の量にするとしています。ジョンソン首相は記者会見で「ワクチンは私たちの生活を改善していると確信を強めている。追加の接種によってさらに高い免疫の壁を作ることができる」と述べました。政府はインフルエンザのワクチンの接種も進めるよう専門家の委員会から助言を受けていて、2種類のワクチンを同時に接種することも含めて検討しています。また今後、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、医療がひっ迫した場合にはマスクの着用やワクチンの接種証明の提示の義務化などの対策をとる可能性があるとしています。イギリスでは1日の感染者は1週間の平均でおよそ3万3000人となっていますが死者や重症者は一定程度抑えられていて、政府はワクチンの効果だと強調しています。>
R3.9.14NHK「岡山 ワクチン2回目接種から2週間以上の人 コロナ感染は5%」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20210914/4020010366.html)。<以下引用>
<8月までの2か月間、県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人の81%がワクチン未接種で、2回目のワクチンを接種してから2週間以上たった人の感染は5%だったことが、県の調査でわかりました。県は、7月1日から8月30日にかけて、県内で新型コロナウイルスに感染していることが確認された人、あわせて5654人のワクチンの接種状況を調べました。その結果、ワクチンを接種していなかった人は4562人で、全体の81%を占めました。一方、1回接種した人や2回接種後2週間未満の人は478人で8%、2回接種し、2週間以上が経過した人は290人で5%だったことがわかりました。また、ワクチンを2回接種し、2週間以上が経過した人で死亡した人はおらず、重症化した人も2人だったということです。県新型コロナウイルス感染症対策室は「ワクチンの接種が、死亡や重症化の割合を抑えることにつながっていると考えられるので、積極的に接種を受けてほしい。一方でいわゆる『ブレイクスルー感染』も起こりうるので、接種後も基本的な感染対策をしっかり講じてほしい」としています。>
R3.9.14NHK「山口 新型コロナ 「ブレイクスルー感染」 県内で168人確認」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210914/4060011100.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスの2回のワクチン接種を終えて2週間以上たってから感染が分かる、いわゆる「ブレイクスルー感染」が、山口県内でも、この1か月余りの間に168人確認されたことが分かり、県は、接種を終えても感染対策を続けるよう呼びかけています。いわゆる「ブレイクスルー感染」は、2回のワクチン接種を終えてから十分な免疫がつくとされる2週間以上あとに感染が確認されるケースです。県が、先月1日から今月8日までの感染者2029人を調べたところ、「ブレイクスルー感染」は、全体の8%ほどにあたる168人に確認されました。168人のうち、「軽症か無症状」は165人だった一方、肺炎の症状が見られるなどの「中等症」は3人で、人工呼吸器での治療などが必要な「重症」はいなかったということです。また、「ブレイクスルー感染」が確認されたあと、死亡した人もいませんでした。ワクチン接種は、発症や重症化を抑える効果があるとされていて、県は、一定の効果が確認されたとしています。ただ、接種後も感染そのもののリスクを完全に抑えることはできないとして、手洗いや換気、不織布マスクの着用など、基本的な感染対策を続けるよう呼びかけています。>
R3.9.14広島HOME NEWS「家族間感染 約1割が”ブレイクスルー感染” 広島県が調査」(https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20210914120439)。<以下引用>
<広島県は感染者と同居する家族に関する調査結果を公表しました。ワクチン接種後でも注意が必要です。先月の新規感染者のうち752人と同居する家族、1840人について調べた所、ワクチンを2回接種した379人のうち51人が家庭内で感染していました。ワクチンを2回接種し2週間経過すると十分な免疫ができるとされていますが51人のうち41人は免疫ができた後に感染するいわゆる「ブレイクスルー感染」だったことがわかりました。県の担当者は「感染拡大を抑えるためにワクチンは有効だが100%ではない。接種後も対策を続けてほしい」と話しています。>
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html)のR3.9.1資料2-6「年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000826597.pdf)p5「コロナ感染陽性者のワクチン接種回数と致死率(2021年7月)」で、高齢者では未接種者致死率2.83%に対して、2回目接種者致死率1.22%であることや、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に掲載される「集団感染等発生状況」で、医療機関や高齢者福祉施設が以前に比べてかなり減っていることから、それなりに効果があると感じる方が少なくないであろう。R3.9.8資料2-6「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン等の効果の推定」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000830082.pdf)でもワクチン効果が推計されている。しかし、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html)のR3.9.8資料2-4(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000830080.pdf)p21「米国」、p22「イスラエル」は接種率が高いものの、新規死亡者数が急増していることや、R3.9.1資料2-6「年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000826597.pdf)p5「コロナ感染陽性者のワクチン接種回数と致死率(2021年7月)」で2回目接種者致死率は65歳以上1.22%(12/983)、65歳未満0.08%(1/1246)とあり、ワクチン接種完了でも亡くなる方が出ていることは認識したい。また、副反応検討部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html)で定期的に接種後死亡者の状況が出ており、接種が進むにつれて、R3.2.15「ワクチンの副反応に対する考え方及び評価について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000739054.pdf)p29「新型インフルエンザ予防接種(平成21~22年)において、接種後に報告された死亡事例133例」よりもかなり多くなるであろう。3回目接種ではさらに接種後死亡が増えるであろう。「予防接種健康被害救済制度」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/)(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf)、「医薬品医療機器法に基づく副作用・感染症・不具合報告(医療従事者向け)」(https://www.pmda.go.jp/safety/reports/hcp/pmd-act/0003.html)がしっかり機能する必要がある。R3.9.7日刊ゲンダイ「コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352)と報道されているように、ワクチン接種が完了している施設でもクラスターが散発していることは理解したい。R3.8.24「コロナワクチン接種後に新型コロナウイルス感染症と診断された症例に関する国立感染症研究所による医療機関に対する積極的疫学調査への協力依頼について(周知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000823096.pdf)で「調査の対象者を2回目コロナワクチン接種後14日以上経過して診断された症例のうち、中等症Ⅱ以上(酸素投与が必要)の症例及び明確な疫学リンクのある3例以上のワクチン接種後感染者の集積症例(同一世帯における3例以上の症例は除く)」とされており、ブレイクスルー感染の重症度の評価が欠かせない。
<新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省が3回目の接種を行う方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。2回目の接種から8か月以上たった人を対象にする方向で検討しています。厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスのワクチンは、時間がたつと効果が低下することが国内外で報告され、イスラエルやフランスなどがすでに追加で3回目の接種を行っているほか、アメリカも今月から追加接種を始めることを検討しています。関係者によりますと、厚生労働省は国内で承認しているファイザーとモデルナ、それにアストラゼネカのワクチンについて、いずれも追加接種を行う方針を固め、17日に専門家でつくる分科会に諮ることにしています。対象はアメリカなどと同じく2回目の接種を終えて8か月以上たった人にする方針です。追加接種をめぐっては、WHO=世界保健機関が途上国などでの接種を進めるため、年末までは控えるよう呼びかけているほか、国内で2回目の接種が終わらないうちに始めると自治体が混乱するおそれもあることから、開始する時期は改めて検討します。使用するのは原則、2回目までの接種と同じメーカーのワクチンとし、全員を対象にするか、重症化リスクの高い人に限定するかは、海外の状況などを踏まえて改めて判断する方針です。>
R3.9.14NHK「シンガポール 80%ワクチン接種終えるも 新たな感染者増加傾向」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013259351000.html)。<以下引用>
<シンガポールでは、新型コロナウイルスのワクチンの接種を終えた人が人口の80%を超えましたが、新たな感染者の増加傾向が続いていて、現地の保健当局は、高齢者などに対して不要な外出や人との接触を減らすよう呼びかけています。シンガポールでは新型コロナのワクチンの接種が進み、保健省によりますと、接種を終えた人は今月12日時点で人口の81%と、世界的にも高い水準になっています。しかし感染力の強い変異ウイルス、デルタ株が広がる中で、一日当たりの新たな感染者数は先月下旬から増加傾向になり、13日は607人と、この3週間でおよそ6倍に増えました。シンガポール保健省は「感染者が増加しても、ワクチンの接種により重症化は抑えられている」として、今の時点で経済活動などの厳しい制限は行わない考えを示す一方、高齢者やその家族などに対し、不要な外出を控え、人との接触を減らすよう呼びかけています。マレーシア 新たな感染者2万人前後の日が続く また、隣国のマレーシアでも、13日の時点で人口の53.5%が2回のワクチン接種を終えていますが、新たな感染者数は2万人前後の日が続いていて、今月11日には一日の死者の数が592人に上りました。マレーシアでは、8割以上が接種を終えても感染が広がっている地域もあり、保健当局は、ワクチンを接種してもマスクの着用や人混みを避けるなどの対応を続けるよう呼びかけています。>
R3.9.15NHK「英 来週からワクチンの3回目接種開始へ 50歳以上の人など対象」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013259761000.html)。<以下引用>
<イギリス政府は変異ウイルスの「デルタ株」の感染拡大が続く中、50歳以上の人などを対象に来週からワクチンの3回目の接種を始めることを明らかにしました。イギリス政府は14日、新型コロナウイルスのワクチンの効果を保つため、3回目となる追加の接種を来週から始めることを明らかにしました。対象となるのは高齢者施設の入居者や医療従事者、それに50歳以上の人たちなどで、臨床試験の結果、高い効果が確認されているとして3回目としては基本的にファイザーかモデルナのワクチンを接種しモデルナの場合には半分の量にするとしています。ジョンソン首相は記者会見で「ワクチンは私たちの生活を改善していると確信を強めている。追加の接種によってさらに高い免疫の壁を作ることができる」と述べました。政府はインフルエンザのワクチンの接種も進めるよう専門家の委員会から助言を受けていて、2種類のワクチンを同時に接種することも含めて検討しています。また今後、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、医療がひっ迫した場合にはマスクの着用やワクチンの接種証明の提示の義務化などの対策をとる可能性があるとしています。イギリスでは1日の感染者は1週間の平均でおよそ3万3000人となっていますが死者や重症者は一定程度抑えられていて、政府はワクチンの効果だと強調しています。>
R3.9.14NHK「岡山 ワクチン2回目接種から2週間以上の人 コロナ感染は5%」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20210914/4020010366.html)。<以下引用>
<8月までの2か月間、県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人の81%がワクチン未接種で、2回目のワクチンを接種してから2週間以上たった人の感染は5%だったことが、県の調査でわかりました。県は、7月1日から8月30日にかけて、県内で新型コロナウイルスに感染していることが確認された人、あわせて5654人のワクチンの接種状況を調べました。その結果、ワクチンを接種していなかった人は4562人で、全体の81%を占めました。一方、1回接種した人や2回接種後2週間未満の人は478人で8%、2回接種し、2週間以上が経過した人は290人で5%だったことがわかりました。また、ワクチンを2回接種し、2週間以上が経過した人で死亡した人はおらず、重症化した人も2人だったということです。県新型コロナウイルス感染症対策室は「ワクチンの接種が、死亡や重症化の割合を抑えることにつながっていると考えられるので、積極的に接種を受けてほしい。一方でいわゆる『ブレイクスルー感染』も起こりうるので、接種後も基本的な感染対策をしっかり講じてほしい」としています。>
R3.9.14NHK「山口 新型コロナ 「ブレイクスルー感染」 県内で168人確認」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210914/4060011100.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスの2回のワクチン接種を終えて2週間以上たってから感染が分かる、いわゆる「ブレイクスルー感染」が、山口県内でも、この1か月余りの間に168人確認されたことが分かり、県は、接種を終えても感染対策を続けるよう呼びかけています。いわゆる「ブレイクスルー感染」は、2回のワクチン接種を終えてから十分な免疫がつくとされる2週間以上あとに感染が確認されるケースです。県が、先月1日から今月8日までの感染者2029人を調べたところ、「ブレイクスルー感染」は、全体の8%ほどにあたる168人に確認されました。168人のうち、「軽症か無症状」は165人だった一方、肺炎の症状が見られるなどの「中等症」は3人で、人工呼吸器での治療などが必要な「重症」はいなかったということです。また、「ブレイクスルー感染」が確認されたあと、死亡した人もいませんでした。ワクチン接種は、発症や重症化を抑える効果があるとされていて、県は、一定の効果が確認されたとしています。ただ、接種後も感染そのもののリスクを完全に抑えることはできないとして、手洗いや換気、不織布マスクの着用など、基本的な感染対策を続けるよう呼びかけています。>
R3.9.14広島HOME NEWS「家族間感染 約1割が”ブレイクスルー感染” 広島県が調査」(https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20210914120439)。<以下引用>
<広島県は感染者と同居する家族に関する調査結果を公表しました。ワクチン接種後でも注意が必要です。先月の新規感染者のうち752人と同居する家族、1840人について調べた所、ワクチンを2回接種した379人のうち51人が家庭内で感染していました。ワクチンを2回接種し2週間経過すると十分な免疫ができるとされていますが51人のうち41人は免疫ができた後に感染するいわゆる「ブレイクスルー感染」だったことがわかりました。県の担当者は「感染拡大を抑えるためにワクチンは有効だが100%ではない。接種後も対策を続けてほしい」と話しています。>
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html)のR3.9.1資料2-6「年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000826597.pdf)p5「コロナ感染陽性者のワクチン接種回数と致死率(2021年7月)」で、高齢者では未接種者致死率2.83%に対して、2回目接種者致死率1.22%であることや、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に掲載される「集団感染等発生状況」で、医療機関や高齢者福祉施設が以前に比べてかなり減っていることから、それなりに効果があると感じる方が少なくないであろう。R3.9.8資料2-6「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン等の効果の推定」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000830082.pdf)でもワクチン効果が推計されている。しかし、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html)のR3.9.8資料2-4(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000830080.pdf)p21「米国」、p22「イスラエル」は接種率が高いものの、新規死亡者数が急増していることや、R3.9.1資料2-6「年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000826597.pdf)p5「コロナ感染陽性者のワクチン接種回数と致死率(2021年7月)」で2回目接種者致死率は65歳以上1.22%(12/983)、65歳未満0.08%(1/1246)とあり、ワクチン接種完了でも亡くなる方が出ていることは認識したい。また、副反応検討部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html)で定期的に接種後死亡者の状況が出ており、接種が進むにつれて、R3.2.15「ワクチンの副反応に対する考え方及び評価について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000739054.pdf)p29「新型インフルエンザ予防接種(平成21~22年)において、接種後に報告された死亡事例133例」よりもかなり多くなるであろう。3回目接種ではさらに接種後死亡が増えるであろう。「予防接種健康被害救済制度」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/)(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf)、「医薬品医療機器法に基づく副作用・感染症・不具合報告(医療従事者向け)」(https://www.pmda.go.jp/safety/reports/hcp/pmd-act/0003.html)がしっかり機能する必要がある。R3.9.7日刊ゲンダイ「コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352)と報道されているように、ワクチン接種が完了している施設でもクラスターが散発していることは理解したい。R3.8.24「コロナワクチン接種後に新型コロナウイルス感染症と診断された症例に関する国立感染症研究所による医療機関に対する積極的疫学調査への協力依頼について(周知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000823096.pdf)で「調査の対象者を2回目コロナワクチン接種後14日以上経過して診断された症例のうち、中等症Ⅱ以上(酸素投与が必要)の症例及び明確な疫学リンクのある3例以上のワクチン接種後感染者の集積症例(同一世帯における3例以上の症例は除く)」とされており、ブレイクスルー感染の重症度の評価が欠かせない。