民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1699 尺八教本到来

2011-09-23 00:58:00 | 民謡夜話
民謡尺八ならこの本が素直で良いと思う。
所謂「正調」というやつ・・正調とは「標準語」みたいなもので
地方にそのまま唄い継がれている方は「方言」と言って差し支えないだろう。

民謡の場合・・耳からレパートリーを増やす人が多い・・が・・将来へ伝達するには記録も必要だ。
なにせ、詠み人しらず/作者不明の作業唄などが大基本だから・・である。

この機会に楽譜を揃えてみた。
第11集まである。
一冊に4~50曲入っているので・・ほぼ500曲と言うところか。
人によって様々だから・・日本民謡はおよそ○○○○曲・・と言うが断言できない。
現に、美しい曲が次々と発掘されたり、造られたりで追い掛けるのが大変だ。

早逝の米谷威和男先生・・存命ならばシリーズはもっと増えたであろうに残念である。
これ以外の曲は、三味線譜などから尺八譜に書き直し勉強をする。


で、・・ロツレチがドレミの代わりで・・一二三四が前穴で五が後ろ穴。
前にも書いたが、五つの穴で西洋音楽にも適応できるのだからもの凄い楽器と言える。
洋楽器以上に繊細な音が演奏できる・・「昔の日本人はエラかった」

「三味線は叩けば鳴るが・・尺八は吹いても鳴らん」
「三味線は難しい」と、しり込みをする人は多いが、尺八はその比ではない。

このところ尺八にも燃えている仙人でアリマス
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