Ｖｏｌ．１２８５ 一寸先の事態

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誠に人間の運命・・一寸先はなんとやら・・
昨日になってお弟子の筆頭から「えらい事です！」・・と電話が来た。
誠に「エライコト」になりそうだったが・・一時、事なきを得た。

その事は又、別の機会に触れるとして・・
ご同輩には「年寄り」を抱えた人が多い。
しかも「ボチボチ」○○付いて欲しい年齢ではあるが、
舅・姑ならいざ知らずわが父母となると又少し気持ちも変わって来る。
理不尽な言い方ではあるが、人情と言うはそうしたものである。
ここに至ってその理由で「欠席」の連絡を頂いた方は随分あった。

一寸先の分からない事態において、数年前から計画した「明日」が何とか来そうである。
いわば「幸い」と言うに適当である。
仙人はと言えば、岡山遠征以来「カッコントウ」を朝な夕なにゴックン！
朝夕のうがい手水も入念であった。
しかしまだ「今夜一晩あるぜよ！」・・天の神さんのお達し、シッカリ受けておこう。

遠来のゲストも昨日、今日と出発した・・との連絡に一安心。
１０年前の大会時は、一日一便しかない飛行機で来て・・会場到着するや否やの舞台であった。
今でこそ笑えるが、その時はハラハラドキドキであったのを思い出す。

昨夜・・太ももの内側が痙攣（こむら返り）して、１０分ばかり動けなかった。
痛いよぉ～アレって・・
明日は指が釣らねばいいがと心配だ・・普段の仕事量が少ないので・・ね。

マ、今夜は早く寝て明日早起きしましょ。
三味線三棹も全ての糸を取り変え準備万端であるが・・最後の点検をして・・。

では・・・あすのＵＰは期待できませんよぉ～・・　

『余談』
民謡関係じゃない方へ・・
象牙の撥・・大体３０匁（もんめ）～４５匁位が民謡で使われる。
１１５ｇ～１７０ｇ・・どっちを書いてもピンと来ないよね

「無垢」または「丸バチ」と言う・・象牙の一本造りの価格は２０万～８０万円位。
プラスチックなら６～７千円

三味線も材質に「花梨」「紫檀」「紅木＝こうき」とあって様々・・紫檀まではお稽古三味線・・
価格は１０万～２００万円位・・それ以上のものはいわく付きの希少品。

おいそれと入れる趣味では無いかも知れないが、
案外、高級品を買う人に長続きする人が多い。
余り、安い月謝だと身が入らないのと同じ理屈かも・・
どちらも無駄にならないように・・頑張って欲しいものでアリマス。