民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3329 三島独活

2016-03-09 18:14:00 | 蘊蓄ちくちく
連日連夜の美味三昧で申し訳なく・・ではあるが
待兼山の健ちゃんから毎春恒例の三島独活が届いた。
この事はもう何年になるか記憶に定かでないが随分になる。
待兼山は豊中市ではなく「待ちかねた」のジョークである

他人の好意と言うモノは望んで得られるものでは無いが、その分余計に有難味が増す。
写真は穂先から三分の一ばかりを切り取ったモノ。



なんたってかんたって酢味噌よごしでしょう。
普通は紙より薄く切って・・であるが・・今年の仙人はチト違う。
究極の味覚を楽しむ・・穂先の上半分は天麩羅にするとして・・
その下部・・丁寧に皮を剥いて寸切り・・美味しい酢味噌を付けて「パク!」
薄切りの100倍の香りと味が口中を満たす。
正しく・・ひっくり返る程ンめ!
今年初めての料理法・・是非お試しを・・と言っても、正真正銘の三島独活は手に入るまい
今日思いついたのは、その昔「茨木京都ホテル」があった頃、寿司場のK料理長の
「猪(しし)食い」と言う言葉が耳に残っていたからである。
「わしらな、三島独活やったら皮も剥かずにかぶりつくねん!」

流石に皮は硬いが、皮、枝共にゴミ箱に行くものは何もない・・すっかり食べつくす。
ンで・・いつもはキンピラになる皮と枝・・今日は寄せ揚げに変身した。



手前が茎・・次が穂先・・ンで枝・・一番奥のなまぐさはチャーシュー。
いつも乍ら綺麗に揚がっている・・と・・自画自賛・・誰も言ってくれないから

何はともあれ春一番が続いて、大いに満足な仙人である。
Kちゃん、御馳走様でした・・いずれ改めて・・

生産者にちゃんと繋がってるんだろうね・・出荷前に入手した事には違いあるまい。

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