Ｄａｙ．２２３０ 消化不良

消化不良はこの料理の事ではない。

近年の「はやり言葉」に「悩ましい」と「ほど近い」と言う言葉がある。
敢えて「近年のはやり言葉」と言うのは、
古い人間＝仙人が「脳内での消化不良」を起こしているからである。

少し前までは「幕内」と言うべき所を「幕の内」と言ったり
皇室ご用達（ごようたつ）をご用達（ごようたし）とションベンみたいに言ったりするのに辟易していた。
が・・・キョウコノゴロでは口にするのも面倒くさくなってきた。
辞書には・・・でもよいとあるが、言葉を「美しいもの」と見る仙人には口に苦いので言わない。
耳に痛くとも聞かないわけにはいかないので、忍の一字である。

ンで・・その「程ちかい」
反対語の古い言葉「程遠い」は本来距離を示しているとは思えないしそう解釈していた。
「それも距離の事だよ！」と言われるなら、甚だしい仙人の無知を恥じ入るしかない。

「悩ましい」も誤解であったのだろうか・・・
今風の「自分で思い悩む」とはチト違うものであったと思い込んで居った。
耳に新しい言葉は他にもあるが、これらは当面のふたつである
近頃では公正を旨とするＮＨＫでも使っているから勿論モンダイはナイのだろう。

「社会のディレクター」が世代交代するとき、より強く老いを感じる。


さて、消化不良を起こさない↑は、冷ごはんと野菜＆少量のチーズ・・・
主にトマトと野菜ジュースでゆるめたごはんに野菜を入れチーズを乗せて焼いた。
スプーンを入れると「リゾットまがい」の「リチョット」・・・味はすこぶる
有り合わせを健康的なご馳走に変える「仙術」なのでＲ

Ｄａｙ．２２２９ ＷＢＣ

何やっとんじゃ！オールジャパン！
６回ぐらいからチャネルを替えた。
最後はチョットがんばったけど・・・遅いっちゅうねん！
やる気のなさそうな面々の顔つき・・・少なくともハングリーじゃない。
相手は屈辱戦のキューバ！・・・楽しみをはぐらかされた気分だ
「勝って当たり前」みたいな気分が蔓延していたんやオマヘンカ？
奢りとか飽食とかが日本国に蔓延って（はびこって）いる。
日々テレビで流れる「美食探訪」は仙人の思う「美食」とは遠くかけ離れて忌々しい。

マ、それはそれとして・・・

何だか疲れて・・・眠たくて・・・頭が回らん・・・いつも回っていると言う事でもないが
疲れて＝なんでだろうなんでだろう
眠たくて＝宵っ張りの朝寝坊が原因・・・「眠たくて」の時に寝れば問題はない
頭が回らん＝歳の所為もあるが主に↑のため




久しぶりに部屋に入り込む光を見た気がした。
美しい。
陽に映えるもの皆美しいが、お稽古の準備をした先日来の卓の上も良い景色に見えた。
「春やな！」・・・久しぶりに体が動いて幾らかすっきり掃除も出来た。
「掃除が出来た」は可笑しいが、置いたものが置きっぱなしのただ広い部屋ナノダ。
「ただ広い」と「だだっ広い」はどこかで繋がるのだろうか・・・と思ったり
「疲れて眠たくて回らん」頭で考えようと言うのでは更々ない・・・
一眠りしてこんな時間にもぞもぞ・・・

数日前に「啓蟄」と言う季語を見た。
「老人がもぞもぞとうごめきだす頃」を・・・何と言うのかオセーテ貰いたいものだ