民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1352 清水三彩・・日生の牡蠣

2011-01-09 20:20:23 | 仙人の故物屋さん
冷や酒を呑むにしてもコップよりはこれでしょう。
2合ばかりの徳利・・高台の盃・・後ろは蓋物。
土モノ(陶器)のぐい飲みも良いが、磁器の盃も気分がキリットして良いもんだ。
何とはなしに・・と言うか・・写真ネタ切れで撮る。
静かに・・きゅーーーっと呑む・・唇に薄く冷たい磁器の感触。




予感だろうか・・・何とも思わず・・・お気に入りの牡蠣を売っている「彩菜みまさか」に電話をした。
「牡蠣入りますか?」・・「今日10時ごろに入りますよ」

電話したのは8時・・お店は9時から・・「10時かぁ~」・・土日だけ店に出る。
早や目・・9時半に行った・・もう届いていた。
前に聞いた・・「朝4時に岡山を出るんですよ」・・。

年末・・「お正月明けたら」・・と聞いたのを取り敢えず忘れていた。
飛び上がらんばかりに喜ぶ仙人。
去年初めて食べて・・感動した日生(ひなせ)の牡蠣・・
昨年末来、暖冬/海水温の上昇で殆どスーパーなどに出ない・・出ないのは「生食用」である。

鉛色のふっくらとした牡蠣・・牡蠣は時間とともに白くなる。
タップリの大根おろしで洗う・・キリットする。

米酢と穀物酢を混ぜてかける・・美味しいお塩をパラリ・・味見・・GOO・・お醤油を一滴。
一滴です。
七味は取り敢えず振らない・・今は艶消しや・・。
香辛料はごまかしと言って間違いない・・今は牡蠣の香りを楽しもう。

粒の大きさに喜びが増す・・七個頂いた・・大満足・・
牡蠣は生でふっくらとしていても火を通すと真贋が判る。
本当に太ったものは火を通しても小さくならない。
火を通して小さくなるのは「水太り」・・つまり見かけ倒し・・実に正直な食物である。

テレビで・・牡蠣棚から引き揚げて殻を割ってズルリと食べる・・
「うんまぁ~!」と言うが・・
仙人は「よう食べんなぁ~」・・やっぱり大根おろしでキッチリ洗わないと。

食への認識は人それぞれである・・に違いない。




コメント
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