民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1214 命考

2010-09-03 21:07:34 | 民謡夜話
「命考」・・・???・・・変な熟語で実存しないと思う。

若いころに比べると人の死を身近に感じる。
別に陰気な話ではなく、人生80年とすればもういくらもないな・・・と思うし
人の死に対して「もったいないな」と言う気がするからだ。
仙人に限って言えば、そこそこ健康でこの歳まで良くこそ・・・欲を言えばもう少し・・・
アブナイ知人が身近にいる訳でもアリマセン

民謡関係に連絡や手紙を必ず筆字で呉れる人が二人ある。
90歳超と80歳超、梅若会の長老だ。
一人は一風変わった字であるが美しい・・・もうひと方は正当な字で職業柄文字づかいが深い。

はからずも今日、手紙が届いた。
ここ数年、懇意にさせて頂いている○○先生から・・・わずかな事にご丁寧なお手紙で恐れ入る。
UP・・・差し障りが有るかどうかは分からないが・・・
久しぶりに「嬉しい手紙」を貰った気がした・・・

仙人、ワープロ手紙ではイカンな、とは思いつつ最近とみにペンを持つのが苦痛である。

字は下手より上手に越した事はないが、書き慣れている字と言うのも美しい。
その上、義理か厄介でなく体温まで伝わる文章であれば尚更だ。

「八月は 隠岐にて仕舞 キンニャモニャ」・・・で括ってあった。




同封のカセットテープ・・・「次回からはCDになるそうです・・・時代ですね」とも。
名人がらみとは言いながら、マイナーな仙人にも隔てのない交流を持って下さる・・・
「心の余裕なんだろうねぇ~」

「命考」・・・そんな人もあんな人もこんな人も仙人も含めて、余命はともかく
決められた約束を破れずに亡くなって行く。
・・・「勿体ないなぁ~」と思うのでR

仙人には「悔いのない人生で未練はないでしょう?」・・・と、よく言われるが
「とんでもない! まだまだ未練はタップリ!」・・・

後は宝くじやな・・・その前に買わなきゃね




コメント
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