民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 394-B 肥土山農村歌舞伎

2008-02-24 23:49:04 | Weblog
Aから読んでね。
「今年は○○の衣装が新調されました~」とアナウンスがあった。寄付その他で賄われるのだろうか。歴史を感じさせる衣装、小道具も良く揃っている。

出を待つ子供達。本格的なかつら&化粧である。脇暖簾から顔を出してみる。・・恥ずかしいけど誇らしい・・真剣な表情である。
写真の左手前の壁一面に「ご祝儀」のにぎにぎしい書き出しが張ってあった・・かなりの量だ・・地域の人たちがどれほど大切にしているかが窺われる。寄付集めに回って、嫌な顔をされる・・のとはチョッと違うように見えた。

子供のうちからこンな風に親しんでいれば、将来も続いていく事だろうね。それには「地域で暮らしを立てられる」環境が必要になる。これから先は地産地消を大いに心がけないと食うものもなくなる・・それには孤立しているような「島」はかえって良い立地ではないか?。・・子供を見ると、先のことがつい思い遣られる。

島に悩みが有るとしても拙者に解りそうなはずも無い。知り合った頃ある人が「阪神と遠すぎていかん、取り残される」と言っていたのを覚えている。・・淡路島は橋で繋がったが・・と言うことだった。唯一の交通手段は「フェリー」である。
姫路から1時間40分を要する。大阪港へ直行の高速艇は廃止になった・・理由は不採算だろう。・・マズ遠い。

拙者の中での「小豆島」はスコブル付きで遠いと言うイメージだった・・15年前までは。今では中国/山陽高速道路の加減で時間の短縮はされた。慣れと共にいくらかは近くなった。フェリーで眠れた時は「アッ」と言う間に着く・・アッタリマエジャ・・。でもこの距離と不便さで「旅に来た」と言う感じがしますよ・・と言った。今は遊歩道の整備とオリーブの植樹でダンダン美しくなって来ている。

歌舞伎の子供達から話が進んでいるが・・大いに関連のある事だと思う。そう言えば民謡は無いように見える。「安田踊り」と言うのは見事だが・・。
小豆島と言う所は不思議な所だ。名産は「醤油/そうめん/佃煮」である。マメもコメもコンブも取れないのに・・である。・・塩かな?・・それと技術かな。

絶対に橋は掛からないのだから、逆手にのんびり行きましょう・・。それでもこの時代「高速フェリー」ぐらい出来ないものかね?・・瀬戸内海は漁船が多いからね~。アンナ事故が起きてもいけないし。マ、当分これで行きましょう!町長さん。





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Vol. 394-A 肥土山農村歌舞伎

2008-02-24 23:46:24 | Weblog
「ひとやま農村歌舞伎」である。この記事は前に書いたかも知れないが・・許されよ・・。

四国と言う所は「人形浄瑠璃」を含め、こう言ったものがキチンと残され引き継がれている。淡路島から兵庫県一帯も多い。極く近くでは能勢に「座」がある様な事を聞いている。この肥土山とは「香川県小豆郡小豆島町」にある地名・・???土庄町か?・・調べないままに書いている・・マア、「小豆島の」・・でゴカンベンを。

隠岐名人の地「隠岐の島」も、一年を通して相当数のお祭りや伝統行事があるようだが、小豆島も年間行事の表を見るとすごい量である。遠隔の島には共通の思いがあるのだろう。どの行事も床しく律儀に行われているのだと思う・・それでなければウヤムヤ&エエカゲンになってしまう。そうそう、宇和島には闘牛も残る。

かやぶきの立派な「舞台」である。楽屋および控え室は左に見える建物で観客席は露天。桟敷と言うかダンダンに後ろへ高くなっていく。その段の広さは丁度ござを敷く幅を持っていて芝生が植えられている。敷地全体がオープン劇場なのだ。
沢山の写真をお見せしたいが紙面も限られ・・ゴカンベン。

二つの「組」があって、毎年交互に公演すると聞いた。大人の本番前に「子供歌舞伎」がある・・コレが継続のエネルギー源になっている様にも見える。その前座に「カラオケ大会」があったのを見た。出演する子供の親は、独特の形をしたオカモチ・・(お弁当を何段も重ねた重箱)・・で招待客を接待する。その数・・オドロクベキ数である・・それほど大きな物ではない・・が。

招待客は「役者」にご祝儀を弾む。・・舞台はと言えば、おひねりの雨である。芝居が幕になる前におひねりを拾おうとする子供がまた観客を喜ばせる。誠に以ってほほえましいのである。
毎年5月3日に行われる。小豆島にはもう一箇所ある・・そちらの方が大きいそうだが行った事がない・・今度はそちらへも行ってみようかな・・。
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Vol. 393 もうイヤッ!!・・チュウネン!!

2008-02-24 20:37:12 | Weblog
天気予報の通り昨夜から又雪が・・。上音羽のこの地、大阪の予報を聞かない。
「京都府南部」の予報の方が当たる確率が高いのである。本格的な関西の春は3月14日ごろに行われる奈良の「お水取り神事」が済まないと来ない。寒気が緩んでも突然寒い日があるので油断が出来ないのだ。

今年になってこの話題、何度出た事か・・それほど寒いのである。写真の寒暖計・・マイナス4度を指しているが、コレが今日正午時分の写真なのだ。その上湿度80%と言うのは寒さの体感を増す。・・最高に冷え込んだ夜はマイナス12度に及んだ事もあった。北京での経験は乾燥の所為でマイナス18度でも少しも寒くない・・ただ風は痛い・・水があれば瞬時に凍る。

もう永い間ここに住んでいるが、いつだったか小豆島へ行って帰ってみると、水道管が破裂して猛烈な勢いで水が噴き出していた・・たまたま外で良かった。およそ1週間の留守中の「いつ」破裂したのかはわからない。噴き出した水はかなりの所まで氷を作っていた。

ここ数年は雪も少なく、暖冬だな・・と高を括っていた。今年のような雪は久しぶりである。もっと以前・・4月から11月までしか山に住まなかった頃の話。
「さー!ぼたん鍋や!」と来て見ると「水道が凍結している」・・水道はポンプアップの井戸水である。どう言う訳かは忘れたが、その時のお客はお弟子達であった。近所で貰い水をして・・そのお客共々に・・何とか収まったようだったが、余り詳しくは覚えていない。

今一度の凍結お笑い話・・。
同じくそのころの事である。その頃は主に拙者が一人で山の家に来ていた。・・夏場はともかく、サイが喜んで来る筈もない寒さである。最高はゴム長イッパイ・・の深い雪が積もった事もある。そんな時、うっかりとお風呂の湯を抜き忘れて帰った。・・次の週来て見ると・・「何と言うコトデショウ!」・・湯船に氷が張っているでは有りませんか・・。厚さ15cm以上もあった。・・こうなると笑うしかないのである。ひとしきり笑って分厚い氷を割った。・・毎日住めばこういった笑い話も生まれてこない。

その雪だが、BSアンテナは雨にも雪にも弱い。・・豪雨でBS放送が見れない日は幾らもある。それと・・アノお盆のようなアンテナ・・雪が吹き積もると又同様である。
地デジに変わると解決されるのかな?・・。地デジ・・ネ・・テレビ難民が生まれる恐れあり・・だって。
有り得るよな・・拙者がこれから地デジ見ようとすればアンテナを上げ直して・・このままのテレビを使うなら「変換機」を取り付けて・・それが嫌ならテレビを買い換えて・・それがいっときに起こって・・年寄りにはチンプンカンプン・・技術の進歩は共に見てきたが「古いものが一切使えない」と言うような変化は今までにはなかった。・・ブルーレイ方式?・・HD/DVDと言うのが将来なくなったら今までの「コレ等」いったい「♪どうすリャいいのさ思案橋」・・である。


コメント (2)
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