民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.76 チョット聞いてよ 

2007-04-11 19:47:21 | Weblog
マタマターー!。ブログの話題やからデッタイ勘違いせんとってね。
「さくら咲き 気違う人の 意を汲めり」・・春はチョットのぼせる人が多いノレス。拙者もその一人レス。妙なこと言い出すのやったらこの季節やナ・・と言う実感があるノレス。実感のない人は幸せな人ナノレス。それは置いといて・・。
ぞうりです。前に出たかもしれない話です。面白い話が幾つか・・。帰路、同行のサイに話そうと思ったが気をそがれて止めた。ここのブログでのたまうノレス。前に買ったのにナニシニイッタンダー?鼻緒の調整レス。良い物は違うね・・アフターケアが。チョットきつかったんレス。

おかみ・・ころあいの年増・・真っ黒の着物・・チョイ別嬪・・「なんでこんなに詰めはったンドス?」「寅さん履きしようおもうてな」「なんドス寅さん履きって?」「あんた寅さん知らんの?」「あの人ドスか?」「アノ人や」「知ってます」「鼻緒にギューっと足突っ込むような野暮じゃなく」「アレ野暮ドスか?」「チャウか?、それよりちょいと浅く突っかけぞうりで」「あきまへなんだ?」「アカン、お宅のぞうり土踏まずまでキッチリ出来てるやろ?セヤカラちゃんとはかな滑って抜けるねん」「・・そらまー」「褒めてんのやがな」「おおきに」・・ややあって・・「ためしとくれやす」と職人さん「なんやチョットゆるいな」「チョットあるてみとおくれやス」・・エエナ京ことば・・「チョット緩めすぎやナ」「ほな鼻で締めまヒョか」「そうしてみて」・・「エエ具合になったみたい」と最後の台詞は拙者。
ここでチョット遊んでしまうのが拙者の悪い癖。鼻緒の調整の間のチョイ履きのぞうり、「え?これって何?」「皮ドス」「へ、こんなんもあんねんな?」「おす」・・別に空手部の挨拶とチャウ・・「あります」と言う事・・地方の方のために・・痴呆ではありません・・真っ黒の、チョイ細身の・・「エエモンやな?」「高いモンと違います」・・ここで「違いますえ」・・の「エ」が付くか付かないかが拘わりの違いナノレス。「なんぼほどスンの?」「4万くらいドッシャろか?」・・ソコへ鼻緒は別途料金ナノレス・・。見栄張って「ホンマやナ」・・

「ところで、畳表はオールマイテイーで年中いけると思うけどゆかたやったらドウシタラエエン?」「足袋履きはりまスン?」「履いての話し」・・ここから拙者の身上バラシに・・「普通履キマヘン?エ」「チョット仕事でな」「これで宜しおす」「真っ黒けの皮で?」「ヘー」・・・「フーーン」「ほかやったらパナマとか」「もうエもうエ、パナマやったら畳表と雰囲気かわらヘン、そう毎日履くわけやなし」「そうドンナ」・・身上ブッチャケは・・「大きな民謡の会があってナ、ソコの師範でチョット教えたり舞台があったりするので、ソコで履くンヤ」・・と。

「トコロデダンナサン、ぞうり屋の大将が靴はいてピロピロしとったらあきまヘンがな」「毎日着物て言うわけにも行きまへんし」「イッチャンエエの履いてチャラチャラしてたらエエ宣伝ですヤン」・・ホットイテクレ・・言いたかったかも・・でも拙者がアノ商売ならキットそうするネ。
遊んでいるうちに「お待ちどうさまドシタ」で鼻緒調整が出来上がった。別に話で遅くなった訳やない。
「ゆるんだらいつでもお持ち下さい」が最後の台詞だった。帰って開いてみたらマッサラのように、柔らかい紙に包んであった。・・のレス。
コメント (5)
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