8月1日(木曜日)、箕面市農業公社は、新稲地区で長年の懸案であった遊休農地の解消に取り組んでいます。
この農地は、以前は植木畑でしたが、植木市場の低迷や所有者の事情でなかなか十分な手入れができず、樹木が巨大化し樹林地となっていました。当初、雑木の数は100本余り。
(うっそうとした森の中はスイカなどを狙うカラスの住処にもなっている)
所有者も、少しずつ手入れをしていましたが、自助努力だけではどうにもできませんでした。
そこで、箕面市農業公社は乗り出しました。困っている人を助けたい・・・。
今年度、箕面市農業公社は市行政組織としてスタートし、緊急雇用創出事業も活用して新規就農希望者5名を雇用。
これまでの遊休農地対策は、所有者への指導や耕作者斡旋が中心でしたが、それだけでは十分な遊休解消に至らず、この4月からは農業公社として自ら農地の再生を開始しました。
国の補助金「農のある暮らしづくり交付金」も確保し、この農地を「教育ファーム(学習農園)」として活かしていく計画です。
今秋までに整地し土づくり、来年にはジャガイモなど植付け、学校給食にも提供していく予定です。
(開墾により白い雲とスカイアリーナも見えるようになりつつあります)
耕作できなくなった農地は、やむ無く駐車場やマンションなどに転用されて消滅していったケースも数多くあります。
農地の減少に歯止めをかけるべく、箕面市農業公社は活動していきます。
箕面市農業公社について
<みなさん、おつかれさまです。立派な畑になるようモミジーヌも応援してます!