撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

東図書館がリニューアルオープンします!

2021年02月25日 | こんなことがあります!

箕面市立東図書館は、1986年の開館から35年ぶりに館内を一新し、2月27日(土曜日)に明るく開放的な空間にリニューアルオープンします。

今回の改修工事では、5年前のリニューアルで好評だった中央図書館と同様に、子ども連れの利用者が気軽に本や雑誌を楽しめる「にぎやかエリア」と、静かに読書を楽しめる「一般エリア」の二つに分割。

エリアの間には遮音性の高い天井までの間仕切り書架を配置し、子どもと一緒でも他の利用者に気兼ねなく利用できる図書館に生まれ変わりました。


(図書館入り口のラインライト。夜もきれいそうですね)


(ブックカフェのような本棚)

 

「にぎやかエリア」は、子どもが靴を脱いでのびのびと本を楽しめる円形のキッズスペースやえほんコーナーがあります。新しくおむつ交換台や授乳スペースを設置していますので、赤ちゃん連れでも安心して利用できます。

また、コーヒーを飲みながら、友人同士でちょっとおしゃべりができるくつろぎスペースもあり、図書館に来館されたかたが、気軽に交流を深めていただけるようなつくりになっています。


(大人も子どもも楽しめるにぎやかエリア)


(中高生向けの本を集めたティーンズコーナー)

 

「一般エリア」は、遮音性の高い間仕切り書架を設置することで、静かに読書を楽しみたい大人向けの空間をつくりました。


(天井まで伸びるとっても高い書架)

今回、間仕切り書架に面して一人用のブース席を新設しましたので、落ち着いた空間でゆっくりと読書が楽しむことができます。また、大きな窓から箕面の美しい山並みを望むことができるので、読書の休憩の際に、ぜひ外の景色を楽しんでみてください。


(一般エリアは、大人向けの落ち着いた空間)

 

色々な世代に楽しんでいただけるようになった新しい東図書館にぜひお越しください!

 

<飲み物の自動販売機もあるんだよ!

 

住宅用火災警報器設置の義務化からまもなく10年となり、多くの住宅で火災警報器の交換時期をむかえています。市民のみなさんへ火災警報器の交換を啓発するため、統一キャンペーン「今すぐとりカエル!住宅用火災警報器の交換のめやすは10年です」を実施しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ差別が広がらないために 箕面市立第二中学校の生徒会がコロナ差別防止の動画を作成

2021年02月15日 | こんなことがありました!

箕面市立第二中学校(萱野1-15-12)では、新型コロナウイルス感染症による差別やいじめをなくすため、生徒会に所属する生徒たちが出演する人権啓発動画を、2月12日から動画共有サービス「Youtube」で公開しています。

動画は、約6分のドラマ仕立ての構成で、台本の作成から出演、撮影、動画の編集に至るまですべて生徒が主体となって制作しています。

生徒会のメンバーは、市内の学校で新型コロナウイルス感染者が発生したことを知り、インターネット上で話題となっていた「コロナ差別」が広まってはいけないと考え、生徒会として情報発信することを決意。

新聞の発行やポスターを掲示するという発信方法では、生徒の関心を引くことができていないと考え、過去に前例がない新しい手法を取り入れ、市内中学校生徒のみならず、より多くの人にメッセージを伝えたいという思いから「Youtubeでの動画配信」を行うことに決めました。

動画のテーマは「差別的な行動への気づき」と「インターネット上の情報を鵜呑みにせず、正しく理解する」という2点。これらを選んだ理由は、SNS上でコロナ差別による誹謗中傷が行われている様子を見て、実生活でも同様のことが起こっているのではないか、と考えたからです。

制作中には、普段することがない演技に四苦八苦したり、動画完成間近のタイミングで撮影データが消えるというハプニングが起こったりと困難を極めましたが、生徒会のメンバー全員が一丸となって制作にあたり、ようやく動画完成に至りました。


(撮影風景)

動画を制作したメンバーの1人で、同校3年生の本間愛子さんは「長いセリフを覚えたり、慣れない撮影や動画編集をしたりと、大変なことが多かったですが、生徒会のメンバー全員の力で最後までやりとげることができました。この動画を通して、インターネット上の情報は全てが正しい情報ではないことや、普段生活する中で、何気ない行動や言動により相手が嫌な思いをしているかもしれない、ということに気づいてもらえたら嬉しいです。」と話しました。


(第二中学校の生徒会のメンバー)

生徒会を担当する教諭の松永悟郎先生は「今までは、私からの働きかけにより受動的に行動することが多かったですが、今回の動画作成は、生徒たちが主体的に意見を出し合って行動してくれたことにとても成長を感じています。また、次期生徒会のメンバーたちが『先輩みたいに何かを制作したい!』と良い影響を受けているので、人権啓発動画の作成が生徒会の伝統となってくれれば嬉しいです。」と話しました。

 

■人権啓発動画「コロナ差別って?」 箕面市立第二中学校生徒会制作

 

■箕面市立第二中学校による人権啓発動画『コロナ差別って?』
【概要】コロナ差別の根絶を目的とした人権啓発動画
【出演】箕面市立第二中学校の生徒会
【制作】同上
【URL】https://youtu.be/aQaLcAXO2rI

■お問い合わせ
箕面市立第二中学校
TEL:072-721-7381

 

<モミジーヌも動画を見たよ!生徒会のみんな、お疲れ様でした!

 

住宅用火災警報器設置の義務化からまもなく10年となり、多くの住宅で火災警報器の交換時期をむかえています。市民のみなさんへ火災警報器の交換を啓発するため、統一キャンペーン「今すぐとりカエル!住宅用火災警報器の交換のめやすは10年です」を実施しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュージーランドに向けてリレーソング動画を作成しました!

2021年02月09日 | こんなことがありました!

箕面市は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会における柔道ニュージーランド代表のホストタウンに登録されています。ニュージーランドに応援の気持ちを届けるため、ニュージーランド代表選手を受け入れる全国の自治体の市民が、「Tu Tira Mai Nga Iwi」をリレーソング形式で歌いました。

この歌は、ニュージーランドの先住民族であるマオリの伝統的な歌で、ニュージーランドでは誰もが知っています。団結や結束を表す歌なので、スポーツの試合前などに歌われています。

動画にはゆずるが登場します!動画は2月21日に開催される「ホストタウンサミット2021ニュージーランド横連携成果報告会」で発表されます。報告会はzoomで誰でも視聴することができます。また、FacebookやYouTubeでも配信されます。是非チェックしてみてください。 
 

    https://www.youtube.com/watch?v=McFfvoda6Cg

<一緒にニュージーランドを応援するモミ!

住宅用火災警報器設置の義務化からまもなく10年となり、多くの住宅で火災警報器の交換時期をむかえています。市民のみなさんへ火災警報器の交換を啓発するため、統一キャンペーン「今すぐとりカエル!住宅用火災警報器の交換のめやすは10年です」を実施しています。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュージーランドの森には...

2021年02月08日 | 国際交流員から

こんにちは!ニュージーランド出身の国際交流員ズィアです。最近、季節の食材を楽しんでいます。特にミカンですね。

今月はニュージーランドの植物について紹介します。ニュージーランドではキウイや他の珍しい鳥がたくさんいることはよく知られていると思います。しかし鳥だけではなく、独特な植物もたくさんあります。ニュージーランドにある約2,500種類の針葉樹、花木やシダの中で80%以上はニュージーランドの固有種です。来日した時、見たことがなかった植物を色々見て、ニュージーランドと違いすぎて不思議な感覚でした。

かつて人間がニュージーランドに移住したとき、外来種の植物と動物をたくさん持ち込んだせいでニュージーランドの固有種が殺されたり、生息地が奪われたりしたので、現在絶滅危惧種が多いです。今回のブログでは3種類のニュージーランドの植物を紹介します。

マヌカ・Manuka・学名:Leptospermum scoparium

Manuka, circa 1885, New Zealand, by Sarah Featon. Purchased 1919. Te Papa (1992-0035-2277/66)

みなさんはマヌカハニーを聞いたことがあると思います。マヌカはニュージーランドの植物の中で、海外で一番知られているかもしれませんが、実はオーストラリアにもあります。マヌカには11種類があり、小さい低木から10メートルの木まであります。マヌカの花は小さく、とても可愛いです。マヌカハニーはモノフローラル(蜂は一種の花から花粉をとること)の蜂蜜で、味が濃いです。マヌカハニーを作るために蜂がマヌカの木から花粉を取ります。

オンガオンガ・Ongaonga・学名:Urtica ferox

Ongaonga, circa 1885, New Zealand, by Sarah Featon. Purchased 1919. Te Papa (1992-0035-2277/90)

オンガオンガは刺草科の植物で、危険な植物です。かなり大きくなり、3メートルまで成長します。棘5本分の毒素でモルモットが死んでしまうぐらいの威力を持っているそうです。触ると棘から毒素が肌に入り、感覚がなくなったり、触ったところが一時的に麻痺したり、視界がボヤケたり、脳に影響を与えたりします。1960代に一人の男性が亡くなった事故もあり、非常に危険な植物です。ニュージーランドでハイキングをする時は気を付けてください。しかし、私は育種場でしか見たことがないので、安心してください。

 

カウリ・Kauri・学名:Agathis australis

Giant Kauri, Taupaki Bush, New Zealand, by Burton Brothers studio. Te Papa (C.015396)

カウリはニュージーランドの北島の北部に自生しています。科学的、文化的な価値を持つことから、非常に大切です。数千年前からあり、長生きで、600年以上生きるのは普通ですが、1000年を超えることは珍しくありません。そして巨大な木で、高さは50メートルを超えることがあります。カウリはとても大きく、固く、丈夫で、節が少ないのでまっすぐな板が作れます。そのため昔はたくさん伐採されました。
18世紀から森林破壊されたとともに森林火災もあったので、現在は数が少ないです。木材だけでなく、樹脂も使われました。カウリの樹脂がよく地面に落ちました。マオリの人(ニュージーランドの先住民族)がガムとしてカウリ樹脂を噛んだと言われています。そして入植者がニスとして利用するために掘ってイギリスやアメリカに輸出しました。1850年~1900年カウリ樹脂はオークランド市の主な輸出品でした。

Kauri logs, 1880-1925, New Zealand, by Mr Seamer. Purchased 1999 with New Zealand Lottery Grants Board funds. Te Papa (B.079612)

昔はありませんでしたが、今カウリ・ダイバック病という木の病気があり、とても深刻な病気で、土壌を通じて感染します。まず根が枯れ、そして幹も枯れます。木が感染しないようにカウリの森に入る前に靴をしっかり洗わなければなりません。カウリが絶滅したら、カウリに頼っている17種類の植物もなくなるそうです。今カウリを守るために自然保護局やチャリティーなどが努力しています。

カウリの中でも一番有名なのは「タネ・マフタ」と呼ばれています。「タネ・マフタ」はマオリの森の神様の名前です。タネ・マフタは屋久島の縄文杉と2009年に姉妹木になりました。

古代カウリはスワンプ(沼)カウリとも呼ばれていますが、樹齢2000年以上の木が約800年~5万年前に倒れ、泥炭地に埋まり、そのままの姿が保たれています。世界で最も古い木なので、高い値段で売られています。しかし、土から掘り返すのに周りの環境へ悪い影響を与えるなどで、様々な面で話題になっています。どうなるでしょうね。

これから固有種の植物がなくならないようにニュージーランドは努力しなければなりません。

<オンガオンガが怖いモミ!

住宅用火災警報器設置の義務化からまもなく10年となり、多くの住宅で火災警報器の交換時期をむかえています。市民のみなさんへ火災警報器の交換を啓発するため、統一キャンペーン「今すぐとりカエル!住宅用火災警報器の交換のめやすは10年です」を実施しています。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする