2013年8月6日(火曜日)にアレルギーについて箕面市教職員の研修会がありました。
箕面市教育委員会では、小中学校の夏休みを利用して、教職員の研修を実施しています。この日は、「アレルギーに対する認識及び緊急時の対応について」の研修が教育センターで開催されました。
講師は、箕面市立病院 小児科の金野 浩医師です。
小中学校だけでなく、幼稚園、保育所(民間を含む)など教職員など93人の参加があり、関心の高さがうかがえました。
昨年、東京都の小学校で事故が発生したことや、9月から中学校で給食が始まることもあり、全員が真剣な表情で講師の話に耳を傾けました。
講演内容は、食物アレルギーの概要、エピペンRの使用などについてです。
エピペンRとは、アレルギーによりショック状態になった時に、症状の進行を一時的に緩和する補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。
講演後は、エピペンRのトレーナー(訓練用)を使った実演がありました。
では、講演の内容を紹介します。
参加者に配布された資料です。
さぁ、講演会の開始です。
エピペンRを投与するタイミングの説明です。
エピペンRのトレーナーを使った説明と実演
講師の先生が実物のエピペンRで、参加者に説明しているところです。
トレーナーを使った実演。
講演会では、東京都が作成した最新の「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」が紹介されました。ネットで公開されているので、関心のあるかたは是非ご覧ください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/07/DATA/20n7o400.pdf
最後に、「緊急時には、動揺することがあるので、このマニュアルに基づいて、各校で役割分担を決め、チェックシートを確認しながら対応していくことが大切です」と話されていました。また、各校にエピペンRの使用方法のDVDが配布されました。
講演会終了後も質問攻めにあい、まだまだ続きました・・・・。
<万が一への事態に備え、万全の体制で取り組んでいくことが大切だね!