4月28日(金曜日)、箕面市立箕面小学校にて6人のプロ野球選手OBを特別講師に招き、キャッチボールのやり方・正しい走り方を初心者でも楽しんで学べる「心をつなぐキャッチボール教室」が開催されました。この教室は2011年から始まった「サントリー東北サンさんプロジェクト」により、同学校に在籍する5,6年生、約200人の子どもたちを対象に体育の特別授業として実施されました。
このプロジェクトは、プロ野球選手OB同士が戦う「サントリードリームマッチ」のチャリティ活動の一環として実施される活動で、特別講師として、桧山進次郎(ひやましんじろう)さん(阪神OB)、金村曉(かねむらさとる)さん(日本ハム、阪神OB、阪神投手コーチ) 、高橋雅裕(たかはしまさひろ)さん(DeNA、ロッテOB)、笘篠賢治(とましのけんじ)さん(ヤクルト、広島OB)、天谷宗一郎(あまやそういちろう)さん(広島OB)、久保文雄(くぼふみお)さん(DeNAOB)が参加しました。
この取組は、プロ野球選手OBが特別講師を務め、怪我の心配のない安全なボールを使用することによって、キャッチボールを楽しんでもらうと同時に"人と人"とのつながりや思いやりの大切さを感じ、心のつながり=「絆」に気づいてもらうことが目的としている活動です。
講師が登場すると、間近で見るプロ野球選手OBの体の大きさに子どもたちも最初はびっくりした様子でしたが、講師がひとりずつ笑顔で挨拶をはじめると、子どもたちは熱心に耳を傾け、体育館は大きな拍手に包まれました。
キャッチボール教室では、最初に正しい走り方講座が始まりました。現役時代に俊足を武器に活躍された笘篠賢治さんを中心に、「腕を早く振ると足もついてくるから、早く腕を振ろう」とアドバイスを受けていた子どもたちは、真剣に取り組んでいました。次に、ゆうボールを使用して「正しいボールの握り方と投げ方」が子どもたちに教えられ、講師たちとのキャッチボールが行われました。最初はうまく投げられなかった子どもたちも、段々と相手にボールが届くようになり、いいボールがいくと講師から「ナイスボール!」と声をかけられて、子どもたちもキャッチボールを楽しんでいました。
キャッチボール教室が終わると、子どもたちが講師たちとハイタッチして、お見送りをしました。子どもたちの表情には笑顔が溢れ、キャッチボール教室を楽しんだ様子でした。参加した桧山さんは、「子どもたちとふれあうことができて嬉しい。子どもたちの「楽しかった!」という言葉が聞けてよかった。元気いっぱいな子どもたちのおかげでこちらも元気をもらうことができた。」と話されていました。また、野球教室について桧山さんは「外で体を動かして汗をかくことが大事だと思う。今回は「投げる・取る・走る」ことをやってもらったが、ここから色んなスポーツをやってもらえればいい。」と話されていました。
<お問い合わせ先>
・箕面市 子ども未来創造局 学校教育室
電話:072-724-6761(直通)
<プロ野球選手OBの皆さんから直接教わって貴重な時間になったモミ~!