皆さん、kia ora! (マオリ語でこんにちはです。)私は箕面市役所のニュージーランド出身の国際交流員、ベラです。
いつの間にか、令和元年度が終わりに近づいていますね。新型コロナウイルスの影響で、いつもの春と違う雰囲気ですよね。花見ができなくて寂しいですが、「花より団子健康」!皆さん、ちゃんと手洗いなどをして(30秒以上)、人の過密なところを避けて、健康に気をつけてください!
さっと水で手を洗うのはちゃんとした手洗いではありません!
トピックは変わりますが、私が話したいのは「外国人とのコミュニケーション」です。私は計4年間弱日本に滞在した経験があります。その間、気づいたことの1つは、外国人と話すのが慣れていない・怖いかたが少なくないということです。慣れていない・怖いから、外国人と全く話さない人もいます。「英語がしゃべれないから。。。」や「言葉が通じなかったらどうしよう。。。」などと思ってる人が多いと思います。皆さん、そのような悩みはありますか?私はその悩みを解決したいです!なので、今回のブログで、「外国人と日本語でコミュニケーションの取り方」のポイントを紹介します。じゃあ、始めましょう!
まず、一番大事なことを教えます。それは、相手のレベルに合わせることです。外国人であっても、日本語が母語の人もいますし、ネイティブレベルの人もいます。その場合は、特別な配慮は必要ないです。これから紹介するポイントは、日本語がまだまだ勉強中の人を対象としています。逆に、日本語がペラペラな人にこのような簡単な日本語で話したら、失礼かもしれません!
次に、3つの覚えてほしいポイントがあります!
1.尊敬語・謙譲語がわかりにくい!
多くの人にとって、です・ます形が一番わかりやすいです。学校で日本語を勉強すると、です・ます形から学び始めます(家族や友人のもとで日本語を学んでいる人は、辞書形から学ぶことも多いですが)。です・ます形は使いやすくて、丁寧です。尊敬語・謙譲語は確かに丁寧ですが、とてもわかりにくいです。なので、相手がわからなさそうなときは、尊敬語・謙譲語を避けましょう。
(例)いらっしゃいます → います
よろしいでしょうか → いいですか
されます・させていただきます → します
2.熟語や外来語より和語!
単語は、熟語や外来語より、和語のほうがわかりやすいです。外国人にとって外来語がわかりやすいと考えられているかもしれませんが、実は通じないことが多いです。
(例)早速 → はやく
危険 → 危ない
ライフライン → 電気、ガス、水
ダイヤ → バス・電車の時間表
3.簡単な文法がベスト!
簡単な文法が一番良いですが、簡単な文法とはどんな文法でしょうか?それは説明しにくいです。例えば、受け身態(される)や使役動詞(させる)、使役動詞の受け身態(させられる)などは、簡単な文法ではありません。短く、意味が通じやすい文章は一番わかりやすい文章です。
(例)○○ですが、○○なので、○○して、○○してください。 → ○○です。○○です。○○してください。○○してください。
先生に怒られました → 先生は怒りました。
簡単な文法に入れ替えることが難しい場合、または相手がわからない場合、言いたいことを別の言い方に変えたほうが良いかもしれません。
この3つのポイントを参考にして、少しでも、外国人とさらに良いコミュニケーションができるようになったらうれしいです。このポイント以外にも、外国人にとってわかりやすい日本語についてたくさんのコツがあります。このトピックについて、私はずーっと話すことができますので、もしもっと知りたかったらいつでも声をかけてくださいね。
<ありがとうモミ!いろいろな出身の友達ができるモミ!