撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

救命活動に貢献された2名の方に箕面市消防長表彰を授与!!

2023年02月24日 | こんなことがありました!

 2月24日(金曜日)、心肺停止状態の男性を発見し、119番通報を行った佐藤さんと、応急手当を行った國廣さんに、箕面市消防長から表彰状が贈られました。(佐藤さんは、ご都合により表彰式にお越しいただくことができませんでした。)

 令和4年9月1日(木曜日)、箕面市立箕面小学校の体育館前で学童保育補助員の高齢男性が倒れ、心肺停止状態に陥る救急事案が発生しました。偶然近くを通りかかった児童保護者の佐藤さんが高齢男性を観察し、直ちに119番通報が行われました。また、佐藤さんの求めに応じて駆けつけた教諭の國廣さんにより、心臓マッサージとAED(自動体外式除細動器)による電気ショックが実施されました。

 その後、到着した救急隊と消防隊の救命処置により、高齢男性の意識と呼吸は改善し、速やかに病院へ搬送することができました。高齢男性はその後、病院で専門的な治療を受けて退院され、社会復帰ができるまでに回復されています。

 このように、救命の連鎖が繋がり救命に至ったのは、“救命の第一走者”である佐藤さんと國廣さんが、迅速にそして的確に行った119番通報と応急手当の結果です。

 箕面小学校においては定期的に救命講習会が行われており、國廣さんは、「救命講習会での学びを生かすことができ、救命に繋がり嬉しく思います。」と話されていました。

 佐藤さんは、ご都合により出席できませんでしたので、代理で上野教頭先生に授与させていただきました。

 市民の皆さんも、もしかしたら今回のような場面に遭遇するかも知れません。その時に、救える命を救うためにも救命講習の受講をお願いします。

 

<とっても勇気がある行動だね★表彰された皆さん、どうもありがとうございました!!

    

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています


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箕面市青少年健全育成市民大会が開催されました!

2023年02月21日 | こんなことがありました!

2月18日(土曜日)、箕面市立メイプルホール大ホールにて、令和4年度箕面市青少年健全育成市民大会が開催されました。

 

(式典の様子)

 

この大会は、「箕面市子ども条例」や「第四次箕面市子どもプラン」の趣旨を啓発し、市と市民が一体となって青少年のためのまちづくりの推進を図ることを改めて確認することをねらいとしています。

 

市内の青少年関係団体や福祉団体によって構成された実行委員会が主催するもので、今年で36回目を迎えました。

新型コロナウィルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となり、参加者も関係者のみで縮小した形での開催となりました。

 

第1部の式典では、次の「大会決議」が採択されました。

 

『箕面の子どもたちがたくましく、心豊かに成長することを願う私たち市民は、これからも地域での取り組みを継続させるとともに、団体間のつながりを更に強め、市民が互いに支え合い、力をあわせて、いきいきと輝く「箕面っ子」の夢とロマンをはぐくみ、子どもたちが幸福に暮らせるまちづくりを進めることをここに決意する』(大会決議抜粋)

 

(大会決議文朗読の様子)

 

第2部「箕面市青少年健全育成推進功績功労者表彰式」では、「もみじ顕彰」「ささゆり褒賞」の受賞者に対し、上島市長から表彰状、教育委員会藤迫教育長から記念牌が贈られました。

 

「もみじ顕彰」は、世界大会に出場された方や全国大会で優勝された方、地域で30年以上にわたり子どもの見守りや地域活動、指導者などとして青少年健全育成活動を続けてこられた方に、「ささゆり褒賞」はスカウト活動をされてきた方や全国大会に出場された方、地域で10年以上にわたり青少年健全育成活動を続けてこられた方に贈られるものです。

 

(表彰式の様子)

 

「もみじ顕彰」を受賞された神嵜美桜さんは、受賞者を代表し、『国際色豊かで異文化交流が盛んである箕面に住む私たちが夢と希望をかかげ、箕面・全国・そして世界の子どもたちが笑顔で暮らせるよう、私たちに今何ができるかを考え、「箕面っ子」の誇りを胸に、できることに取り組んでいきたいと思っています』と謝辞を述べられました。

(謝辞を述べる神嵜さんの様子)

 

箕面っ子のために日々ご尽力いただいている地域の方々の素晴らしい取り組みや、青少年のみなさんのハイレベルな活躍を再確認できた一日となりました。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

<表彰されたみなさん、おめでとうございます!これからの活躍も期待しているモミ!

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箕面支援学校の中学部3年生が「どこでもカフェ」を開催します!

2023年02月15日 | こんなことがあります!

箕面支援学校の中学部3年生が「どこでもカフェ」を開催します!

生徒の皆さんが、飲み物の販売をしますので、ぜひご参加ください!

日時:2月21日(火曜日)11:00~11:45

場所:総合保健福祉センター(ライフプラザ)1Fアトリウム

(箕面市萱野5-8-1)

<みんなぜひ来てね!

 

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~箕面・世界子どもの本アカデミー賞 オーサービジット~人気の「かいけつゾロリ」シリーズの作家 原ゆたかさんが箕面で特別授業

2023年02月15日 | こんなことがありました!

箕面市では、子どもの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざし「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」を平成22年に創設しました。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、それらの賞とは違い「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」という全国でも珍しい取り組みです。

例年、学校図書館や市立図書館で、4月からノミネート作品(約20作品)を紹介し、7月頃に各部門の受賞作を子どもたちの投票により決定します。その後11月には、子どもたち自身の運営による授賞式を行い、受賞作家によるスピーチや中学生手作りのオスカー像が生徒たちから授与されます。授賞式後には、受賞作家やノミネート本の作者が市内小・中学校を訪問する「オーサービジット」を開催しています。

11回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりました。約13,500人の市立・私立小中学校の子どもたちが投票した結果をもとに、ノミネートされた本の中から、下記のとおり「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト賞」の受賞4作品を、昨年7月に決定しました。
■受賞作品
【絵本賞】 『ほげちゃん』:やぎ たみこ/作
【作品賞】 『先生、しゅくだいわすれました』:山本 悦子/作 佐藤 真紀子/絵
【主演賞】 『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』のゾロリ:原 ゆたか/作・絵
【ヤングアダルト賞】 『54字の物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説』:
氏田 雄介/作 佐藤 おどり/絵

2月14日(火曜日)・15日(水曜日)には、主演賞を受賞した「かいけつゾロリ」シリーズの作家 原ゆたかさんが、箕面市立第三中学校(荒井直人校長・瀬川3丁目2-2)をはじめとする市内4校を訪問し、本の楽しさを作家から直接伝える「オーサービジット」を開催、14日(火曜日)に同中学校の1・2年生が体育館で特別授業を受けました。


(大人気「かいけつゾロリ」シリーズの作家 原ゆたかさん(第三中学校学校図書館にて))

「かいけつゾロリ」シリーズは昭和62年に創刊され、累計3,500万部以上を発行された子どもたちに大変人気のある児童書で、令和4年10月には「同一作者によって物語とイラストが執筆された単一児童書シリーズの最多巻数」でギネス世界記録に認定されました。

第三中学校では、原ゆたかさんが登場すると体育館中大きな拍手に包まれました。原さんは子どもの時に、大人から難しい本を勧められて、本を読むのが苦手になった時期があったそうで、かいけつゾロリを書く中で、本が読むのが苦手な子でも、読んでもらえるよう意識して書かれているそうです。


(特別授業の様子)


(生徒手作りのウェルカムボード)

講演会の中では「ワクワクドキドキしながら、次のページをめくりたくなるような本づくりを心がけています」「映画が好きなので、映画のように、トラブルが次々起きて、ハラハラしながら気がつけば最後まで読んでしまうような本を作ろうと考えています」など作品作りにまつわるお話をされました。

生徒たちへは、「勉強は何のためにしているのか分からないという子もいるかもしれないが、みんな得意なものを見つけるために勉強をしていると思います。将来何かの仕事をすると思うけれど、どうせなら好きな仕事を楽しんでして欲しい。きょろきょろしながら好きなことを見つけて欲しい」と熱いメッセージを送りました。

同中学校ではゾロリファンの1年生11名で結成された「ゾロリ実行委員会」から原さんへ質問する時間がありました。生徒からは「原先生にとってゾロリとは?」という質問があり、原さんからは「ゾロリに励まされていることが多くある。ゾロリは上手くいかなかった時でもあきらめずいつも前向きな姿を見せてくれる。ゾロリみたいに生きたいなと思う」とゾロリへの思いを語ってくれました。


(生徒からの質問に答える原さん)

今回のアカデミー賞主演賞受賞について原さんからは「この賞をもらって、子ども達の心 に作品が残ってくれたとわかり、嬉しかった。読者の子ども達が選んでくれたということも嬉しいです」と笑顔で答えてくれました。


(授業終了後も「ゾロリ実行委員会」メンバーの質問に答えてくれていました)

<お問い合わせ先>
箕面市教育委員会 子ども未来創造局 中央図書館
TEL:072-722-4580 FAX:072-724-9697

<ゾロリといつか共演したいモミ~

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メキシコに行ってきました(旅の思い出)!

2023年02月10日 | 国際交流員から

こんにちは!あっと言う間に2月になりましたね。まだ、寒い日が続きますので、体を温めるようにしましょう!

クエルナバカ市

 

クラウディア オセゲダ

国籍:メキシコ
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、コーヒーを飲むことなど
スペイン語の挨拶:¡Hola! (オラ)よく使う挨拶

去年11月に書いたブログでは、メキシコのお盆「死者の日」はどんな祝い?を紹介しました。メキシコのお盆のお祝いについて、また、どういう風にお祝いするか等を書きました。興味があれば、是非読んでみてください。

私は2019年から新型コロナウイルスの影響で家族に会えなくなって3年以上を過ごしました。しかし、私にとってメキシコを一番恋しく感じることは家族から離れていることです。
2022年12月に、久しぶりにメキシコに帰ることができましたので、今月のブログでは、メキシコ旅行のこと等について、紹介します。では、始めましょう!
先ず、メキシコの季節は日本と同じですが、面積が広いので北の地域と南の地域では気温が大分違います。私は南に位置している市「クエルナバカ市」の出身で、天気がいつも良いので、常春「スペイン語で:Eterna Primavera」と呼ばれています。12月に帰った時、最高気温は25℃で最低14℃ぐらいで、とても暖かかったです。

クエルナバカ市の中心

着いたとたんに妹がクリスマス会に誘ってくれて、久しぶりにメキシコ料理を味わえました。そこで、初めて「Tamal de Cecina(タマル デ セスィナ)」と言う料理を食べました。その料理の詳しい作り方は分からないですが、薄い牛肉やサボテン、辛いソースが使われているそうです。1人分の量が約一キロでびっくり!食べきれなかった!味は美味しかったけど、量が多すぎるかもしれませんね。

(左上)タマル デ セスィナ 
(右上)チラキレス(モーニングでよく食べる料理)
(左下・真ん中下)妹と私 残り2枚写真はメキシコの手作りパン

メキシコでは、1年を通して様々なお祝いや祭りが行われます。ちなみに私の一番好きなお祝いはクリスマスです。クリスマスを祝う時は家族と共に過ごすので、心が満たされます。皆が美味しい料理を作ったり、プレゼント交換を行ったり、親戚が集合したりなどをします。あちこちにクリスマスツリー他、色んな飾り物を見ることができます。

(右下)サンタクロースが見える!

12月初旬から、メキシコの様々な地域では大きなクリスマスマーケットのお店が街に並びます。そこでは、クリスマスの飾り物や野菜、季節の果物、おもちゃ等を買えます。マーケットでは、野菜・果物の並び方は、大切なことで、お客さんからすぐ見えるような色彩を目指して考えています。

メキシコのマーケット

メキシコの旅をしている間クエルナバカ市からおよそ3時間離れているゲレロ州 アカプルコ市の砂浜に8年以上ぶりに訪れました。とても暖かくて、人数が多かったです。ずっと行っていなかったので、いろいろなことに気が付き驚きました。例えば砂浜の辺りで何でも商品を買えるし、何でも飲食ができるし、ミュージシャングループのパフォーマンス等も楽しめます。ドーナッツもありました!

アカプルコ市の砂浜(左下)ドーナッツ!

メキシコの自然は豊かで、それぞれの地域で種類が独特です。クエルナバカ市では、冬の季節でも多くの花が咲きます。下の画像で珍しい木(左上:木、右上:実)を見つけました!しかし、名前は全然分からないです。誰かこの珍しい木の名前が分かったら教えてください!右2段目にある植物は、カクタス科です。左下のオレンジの花は、ビグノニア科で、つる性植物のなかでもたいへん強健で千切れにくい品種です。右下にある植物はオオハマボウと呼ばれ、アオイ科です。この花は同じ木に黄色い花・赤い花が咲いていました!

クエルナバカ市にある植物

家族に会えたり、新しい料理を食べたり、楽しい体験をしたりしましたので、心が幸せになりました!時間が一瞬で終わったので、また家族と一緒に過ごせれば良いと思いました。

真ん中:私の家族(半分ぐらい)
その他の写真は食べた料理です

毎月、私たちは国際交流員として、ニュージーランドから「トレース」とメキシコから「クラウディア」がそれぞれの国について面白いことを市のホームページに掲載していますので、是非読んでみてください!また、私たちの国々についてもっと知りたいことや興味があることがあれば、教えてください!

<次の旅行ではかばんに入れて連れていってモミー!

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箕面商工会議所と初コラボ!市内飲食店のアイデアをいかした「さば缶スパイスカレー」を学校給食で提供しました

2023年02月09日 | こんなことがありました!

2月9日(木曜日)、学校給食では初めての箕面商工会議所とのコラボメニューとして、市内飲食店「北摂スパイス研究所」と考案した「さば缶スパイスカレー」が、全市立小学校(12校)・小中一貫校(2校)・中学校(6校)の給食メニューに、登場しました。

この企画は、令和3年の秋に、箕面商工会議所を通じて当飲食店の代表者から、学校給食とコラボした取り組みについての提案があり、これまでの給食に使用していない食材を取り入れて食育に活用する機会となることや、子どもが苦手な食材を食べやすくアレンジした新たなメニューの開発などを目的に実施することになりました。

令和3年度の冬期休暇以降、当飲食店の代表者と学校栄養士で試作と試食を繰り返しながら、昨年の夏にようやくメニューが完成しました。材料に「さば缶」を選んだのは、魚には特有の臭みがあるなどの理由で、魚料理を苦手とする子どもが多く、学校給食における残食量を減らすよう試行錯誤していたため、魚の臭みを消す効果があるスパイスを使うことで、子どもが喜んで食べてくれる魚料理ができるのではないかと考えたためです。また、骨ごと加工された「さば缶」は、成長期にある子どもたちにとって、とても重要な栄養素であるカルシウムを手軽に摂取できる食材として適していたことから、魚の中でも「さば缶」を使ったメニューを選びました。

提供日の当日、市立中小学校では朝7時30分に食材料が届き、10名の調理員が手際よく調理を始めました。材料はたまねぎやにんじんなどの定番野菜やセロリやにんにくなどの香味野菜、さばの水煮の缶詰などを使用します。カレー粉は使わずに、クミンシード、コリアンダーなど4種類のスパイスをオリーブオイルで炒めて香り付けします。午前11時頃には、本格的なスパイスの香りが調理室に漂いました。午後0時15分には、715食分の給食が完成し、児童や教職員に提供されました。


メニュー考案に参加した中村学校栄養士は、「企画を知った時は、地域の飲食店に箕面の学校給食に魅力を持ってもらえていることが嬉しかったです。地域と学校が共同して地域活性化に役立つことは素敵な取り組みだと感じました。また、普段から地元の野菜を多く使用し、地産地消の取り組みをされている点は、地域の飲食店と学校給食の共通点だと知りました。給食調理の様々な決まりごと(低アレルゲン献立、衛生面の徹底、栄養バランス、調理時間の制限など)を飲食店のかたが理解してくださった上で、メニューを一緒に検討できたことも嬉しかったですし、今回の取り組みで食材や調味料の新たな組み合わせかたを知ったことで、給食献立の幅がより一層広がるように感じました。本市の給食メニューは、市内小中学校で同じものを提供しているため、味覚の発達の状態が違う小学生から中学生まで、全ての子どもたちがおいしいと感じられるように、スパイスの組み合わせと配合する量の加減に苦労しました。また、飲食店から提案してもらったスパイスを効かせた本格的な味付けと、様々な素材の味を活かした学校給食の味付けが、うまくプラスになるよう工夫を凝らしました。」と説明しました。

給食を食べ終わった中小学校の児童たちからは、「見た目からちょっとスパイシーな味かなと思ったけれど、めっちゃおいしかった。スパイスだけでなく、さばのにおいもした。また給食で出るのが楽しみです。」「そのまま食べても、ごはんにかけてもおいしかった。ピーマンのシャキシャキ感やさばの小骨の感じが家のカレーではない食感だった。いろんなスパイスの組み合わせがいいと思った。家でも作ってもらいたいです。」「魚が入ったカレーは初めてで、スパイスって聞いて辛いかなと思ったけれど意外と甘かった。他の具材とさばがよく合っていておいしかった。めっちゃおなかがいっぱいになりました。」などの感想がありました。

<お問い合わせ先> 
 箕面市教育委員会事務局 子ども未来創造局 学校給食室
 電話:072-724-6159(直通)

<とってもおいしそう! おなかがすいたモミ~ 

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帝釈寺「節分会 福護摩祭り」3年ぶりの一般参拝者を迎え火渡り修行

2023年02月02日 | こんなことがありました!

護摩木(ごまき)を焚き、新しい年のご多幸と安全を祈念する伝統行事「節分会 福護摩(ふくごま)祭り」が、令和5年2月2日(木曜日)に帝釈寺(箕面市粟生外院2丁目14番11号・小西徹定 住職)で行われました。

「節分会 福護摩祭り」は「新年星祭護摩祈祷(しんねんほしまつりごまきとう)」「柴燈大護摩(福護摩)(さいとうおおごま(ふくごま))」「火渡り修行」が行われる、帝釈寺で50年以上続く伝統行事で、厄除祈願、家内安全、無病息災などを願うお祭りです。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止していた一般参拝や参拝者の火渡り修行が今年は3年ぶりに行われ、たくさんのかたが訪れました。

当日の正午頃、ほら貝を吹きながら現れた山伏の登場とともに、柴燈大護摩(福護摩)が開始しました。その後、清められた薪とヒノキの葉で建てられた護摩壇(ごまだん)に火がつけられると、積み上げられた薪が大きな火柱を立てて燃え上がり、辺り一面が白い煙で覆われました。そして、山伏が祈祷を行うなか、願い事が書かれた護摩木が、次々に火の中へと投げ入れられました。

その後、住職や山伏が、まだ煙が立ち上がる護摩木の灰の上を、無病息災、厄除、家内安全などを祈願しながら素足で歩く「火渡り修行」が行われました。般若心経が唱えられるなか、住職や山伏は、赤々と熱を持った長さ約5メートルもある灰の上を力強く一歩一歩素足で踏みしめながら、厳かに渡りきりました。

住職や山伏が渡った後、3年ぶりとなる一般参拝者の火渡り修行が行われました。子どもからご高齢のかたまで幅広い年齢層の参拝者が灰の上を思い思いの願いを込めながら素足で渡りきっていました。

一般参拝者で最初に火渡り修行をされた紙谷さんは「初めて今回参加し、しかも1番目でドキドキしました。思ったよりも熱かったですが、感動しました。とても勇気をもらいました。この足と心の熱さは忘れません!」と感動冷めやらぬ様子で話してくれました。

渡りきった後、「火渡り成満(火渡り修行を無事終えました)」と書かれた半紙に、灰のついた足の裏を押しあてて足形をとり、「火渡り修行」に挑戦した記念として持ち帰りました。

また、今年は新名物の宝生餅(一番の宝が授かるように、ご祈祷したお餅)も先着で配られ、多くの参拝者で境内がにぎわっていました。

帝釈寺住職の小西徹定さんは「3年ぶりに皆様の笑顔に出会えて幸せでございました。一人ひとりがコロナ禍より、抜け出ていける力をお授かりいただきたいと願い、この大護摩つとめさせていただきました。」と話しました。

<節分会 福護摩祭り>
毎年、2月2日に開催
・午前10時 新年星祭護摩祈祷
・正午頃 柴燈大護摩(福護摩)
・柴燈護摩終了後 火渡り修行

<お問い合わせ先>
高野山真言宗宝生山 帝釈寺
電話:072-729-4028(直通)

<モミジーヌも火渡り修行してみたいモミ!

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