撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

ニュージーランドのマオリ語を学びましょう!

2023年11月01日 | 国際交流員から

 

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

 皆さん、kei te pēhea koe・how have you been?(マオリ語・英語:「元気にしていますか?」)
NZ(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。11月になり、日本と季節が反対のNZでは、春になりました。9月の第2週目はNZで「Te Wiki o te Reo Māori」が行われました。・・「Te Wiki o te Reo Māori」とは、何でしょうか?解説します!

「Te(テ)」= 英語の「The」とは関係ありませんが、使い方が似ている
「Wiki(ウイキ)」= 英語の「Week(週)」の借用語
「o(オ)」=「の」
「te(テ)」= 上の「Te」と一緒
「Reo(レオ)」=「言語」
「Māori(マオリ)」= ニュージーランドの先住民族である「マオリ族」!

というわけで、「マオリ語ウイーク」です!
毎年、マオリ語の復活を活動の一つとして、NZではマオリ語ウイークというイベントが行われ、NZの皆さんがマオリ語をもっと話せるように目指す貴重な機会となっています。一週間の間、様々なマオリの文化や言語の取り組みがあります。例えば・・

  • カフェで「マオリ語・NZ手話で注文するフレーズ」の案内が表示され、それを見ながらマオリ語やNZ手話で注文ができる
  • スーパーの中で、野菜などの商品の名前の表示がマオリ語に変わる
  • テレビのCMやニュース番組でマオリ語の音声で英語字幕、または英語の音声でマオリ語の字幕が流れる
  • マオリの伝統芸術や舞踊のパフォーマンスや展示、ワークショップなどのイベントが開催される

普段の日常生活にも様々なマオリ語の単語が混ざっています。英語で話しいてても、よくマオリ語の単語が出てきます。

カフェが使用できる「マオリ語とNZ手話でコーヒーを注文する」案内

 それでは実際にマオリ語を一緒に学びましょう!

「Aotearoa(アオテアロア)」

一番覚えてほしいマオリ語の単語は「Aotearoa(アオテアロア)」です!
日本でいう鎌倉時代末期に、船で海を渡ってきたマオリ族によって初めてNZは発見されました。彼らが船から土地を見たとき、「長い、白い雲」に見えたようだったので、その意味を持つ、マオリ語で「アオテアロア」と名付けました。現在、NZに住んでいる人々誰もが「ニュージーランド」の代わりに「アオテアロア」や「アオテアロア ニュージーランド」と呼ぶことが多いです。


「pepeha(ペペハ)」

人前でスピーチをするとき、始めにマオリ語で挨拶することが多いです。マオリ語で「挨拶」は「mihi(ミヒ)」と呼ばれ、その中で独特な「pepeha(ペペハ)」(自己紹介)があります。私はマオリの部族とその集会所がありますので、私のペペハはこちらです:

tēnā koutou katoa
皆様、こんにちは(3人以上への正式な挨拶)

ko trees toku ingoa

私の名前はトレースです

ko te ātiawa te iwi

私の「イゥイ」(部族)は「テ アティアワ」です

ko waikawa te marae

私の「マラエ」(部族の集会所)は「ワイカワ」(地名)にあります

tēnā koutou, tēnā koutou, tēnā tātou katoa
改めまして誠にありがとうございました(3人以上への正式な挨拶)

ペペハには様々な種類がありますが、ほとんどの場合は先祖の出身地が含まれていて土地との繋がりがよく感じられます。

9月中、マオリ語の教室に通っている友達が同級生と一緒に毎週マオリ工芸の体験を行いました。(左上:マオリ舞踊に使われている「Poi(ポイ)」、右上:亜麻織物、左下:集会所の「Marae(マラエ)」、右下:ジャケットにマオリの旗を手描で描きました)

マオリ語の簡単なフレーズを練習しましょう!

  • こんにちは = Kia ora(キヨォラ)
    ※「ありがとう」や「またね」としても使えます!
  • おはようございます = Mōrena(モーレナ)/Ata Mārie(アタ マーリエ)
  • またね = Ka kite(カ キテ)
  • ようこそ = Haere mai(ハエレ マエ)
  • 家族 = Whānau(ファーナウ)
  • ※友達や周りの皆さんでも「ファーナウ」と言えます!
  • お元気ですか? = Kei te pēhea koe?(ケイ テ ぺヒア クェ?)
  • 元気です = Kei te pai(ケイ テ パイ)
  • 頑張ってください = Kia kaha (キア カハ)
  • マオリ語 = Te reo Māori (テ レオ マオリ)

初めてマオリ語の挨拶を使ってみたら、マオリ語ウイークが終わっても年中に使い続けられます!このようにNZで色んな言語の「~語ウイーク」が増えていて、楽しく他の人々の文化について勉強になれます。皆さんはどんな言語で挨拶できますか?

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)
(1・3・4番目の写真提供:www.reomaori.co.nz(外部リンク))



 <
  コ モミジ~ヌ トク インゴア
 (私の名前はモミジ~ヌ)モミ~


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新しいメキシカンCIRなのです

2023年09月06日 | 国際交流員から

¡Hola! 初めまして。Orlando Zamora(オーランド サモラ)と申します。メキシコシティから来ました。スペイン語で私の本名はLuis Orlando Zamora de la Cruz  (ルイス オーランド サモラ デ ラ クルス)ですが、「オーランド」と呼んでください。

令和5年(2023年)8月9日から箕面市役所人権文化部文化国際室で、国際交流員(CIR)として働いていて、主に箕面市の国際関係についての業務をしています。たとえばメキシコ・クエルナバカ市との国際友好都市に関わることや事務などの仕事です。クエルナバカ市は、自然と人々の優しさという点で、快適な雰囲気で知られています。

日本に興味を持ったのは大学時代で、国際関係学を専攻していたこともあり、東アジア研究に興味を示すようになりました。日本語の勉強を始めてから、少しずつ日本文化への関心が高まり、メキシコで祭りに関わる活動にも参加するようになりました。

日本語を勉強しているうちに、この国の文化をもっと知りたいと思うようになり、また、日本企業についてもっと知りたかったので、JETプログラムのことを聞いたとき、箕面市とクエルナバカ市の国際友好都市関係を通じてメキシコと日本の二国間の関係について学ぶ良い機会だと思いました。

箕面に来た初日から、この街の人たちの温かさを感じました。また、住みやすく、興味深い多くの場所を訪れることができました。ここに到着したときに「なんて美しい街なのでしょう」と思いました。そして、市民について、彼らがどのように生活し、互いに、そして外国人と共存しているのか学びました。

さらに、市民が自分たちの街を守るために多大な努力と苦労をしているのを目にすることができました。この街にいることは、私にとっても新しく豊かな経験となっていると思います。

CIRの仕事は本当に重要なので、自分の仕事にさらに励み、両国の関係がより強固なものになるよう努力したいです。

 

<¡Hola!(オラ!「こんにちは」)モミ~

 

 

 

 

 

 

 

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4年間お世話になりました!

2023年08月04日 | 国際交流員から

皆さん、こんにちは!¡Hola!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。暑くなりましたね、熱中症を防ぐためにもこまめに水分補給してください!あっという間に来日してから4年が経ちました。私は8月で丸4年になり、退職します。今まで市のホームページのブログではメキシコについて、様々なことを紹介してきました。

この度、国際交流員として最後のブログになりますので、箕面市での思い出や経験について、話します。
ブログを始める前に、皆さんには長い期間お世話になりまして、本当にありがとうございました。感謝しています。

私は平成14年(2002年)モレロス大学箕面研修生として初めて来日して、箕面の豊かな緑や箕面市民の優しさや温かさに感動しました。そのときは箕面市に1ヶ月しかいませんでしたが、まだ箕面市や日本の空気を味わいたい気持ちがありましたので、17年後国際交流員としてやっと日本に戻ってくることができました。来日するまでに長い期間待ちましたが、夢が叶うまで諦めなくて良かったです。

この4年間で素敵な人と知り合って、いろいろな友だちができて、私はとても幸運な人だと思います。クラウディア、ラッキー!また、日本で人生初のことをいっぱいしました。例えば、寺社巡り、登山、パン教室への参加、ヨガ、アラビア語の勉強、キックボクシング等をしました。その中でもスキーで滑ったことは一番大変な経験だったかなぁ~!私にとって、あれほど積もった雪を見たのは初めてだったので、感動しました。スキーをするのは大変でしたが、すごく楽しかったです。

国内でよく旅に行って来ました。様々な場所のあふれる魅力を感じました!箕面以外で一番訪れたところは長野です。私は自然が大好きなので、山で囲まれたところに結構行きます。長野で初めてかき氷を味わえました。味が最高!

箕面の市民団体との関わりとしては、まず箕面メキシコ友の会の会員のみなさんと共に、いろいろな文化体験ができました。ありがとうございました!例えば文楽や歌舞伎、宝塚歌劇の公演、都をどり等です。それぞれのパフォーマンスが素晴らしくて、驚きました!日本の文化や社会のことについて、もっと深く理解しました。

箕面市ハット市友好クラブのいろいろなイベントにも参加ができて、とても楽しかったです!会員のみなさんは優しくて、いろいろお世話になりました。ありがとうございました!

箕面市役所国際交流員として私が一番長く勤務したことになりました。8月末に帰国します。箕面市役所に来てから人権文化部文化国際室に勤めていて、毎日いっぱい勉強になっています。職場の同僚について、特に苦情がありません。(笑)皆が同僚というより家族になりました。私が知らないことを丁寧に教えてくれたので、仕事がスムーズにでき、良かったです。職場以外の職員とも友だちになれて、良かったです。それぞれの方から多くのことを学びました。いろいろありがとうございました!。

もう一つ国際交流員としての体験について、話したいです。多文化交流センターにあるコムカフェで初めてメキシコ料理を作りました。その時は大人数分の料理を作った経験がなくて、しかも、最初からメキシコ料理が大人気で、ある時は110人分以上を超えました!今までで一番作ったと思います。大変だったけど、皆さんのお陰で上手くできました。私は皆に少しでもメキシコ家庭料理を食べてもらえて嬉しかったです!

皆さん、いろいろ教えてくれて、すごく助けてくれて、それを何度書いても感謝の気持ちが足りないです。この4年の間に、いろいろな怪我もして、その時に助けてくれた友だちもいましたので、本当に、私は世界一幸運な人だと思う!

一瞬で時間が経ちましたね。皆さん、本当に4年間お世話になりました。心から感謝します。それでは、また、会える日に楽しみにしています!
Muchas gracias por todo! (いろいろありがとうございました)!

また、来てください!モミ~


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姉妹都市の文化紹介とクラフト体験をしました!

2023年07月24日 | 国際交流員から

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


皆さん、こんにちは!
ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。
今月の15日(土曜日)「アートフェス@箕面船場ひろば」というイベントを初めて開催しました。その中の「みんなのお楽しみひろば」で国際交流員のクラウディアさんと私がブースを出店しました。

そこに、箕面市の姉妹都市であるNZの「ハット市」とメキシコの「クエルナバカ市」についてチラシを置きました。それがこちらです。ご覧ください!

その他にも、二つの国の文化的なものを作るクラフト体験も行いました。国のシンボルである、メキシコの「ピニャータ」とNZの「飛べない鳥」をフェルトで作りました。

メキシコの「ピニャータ」とは紙や張り子で形を作っていくものです。中にキャンディーを入れて棒で叩く、夏のスイカ割りみたいな遊びです。メキシコの文化として有名ですが、様々な国で子どものパーティゲームとしても人気です。

フェルトでNZの在来鳥も作り、有名な「キウイ」の他にも「タカへ」や「カカポ」といった飛べない鳥を紹介しました。ちなみに去年のブログ「「キウィ」の他にも・・?彩りの鳥調査!」」にもNZの鳥について書いていますので、またご覧ください。

暑さの中でイベントにご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました!私は芸術が大好きですから、芸術を通して多くの人に自分の国の文化を紹介することができてとても嬉しかったです。皆さんの創造力にも感動しました。またクラフト活動を行いたいと思っていますので、その時は一緒に作ってみましょう!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とクラウディアさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)



ピニャータもキウイも作ってみたいモミ~

 

 

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メキシコと日本では類似点や違いがあるの?

2023年06月20日 | 国際交流員から

世界中にはそれぞれの国の文化、また歴史があります。国が近くても、遠くても距離に限らず何か違いがあります。メキシコ・日本は直行便で約14時間離れていますが、少し似てるところや全く似てないところがあります。一緒に調べてみましょう!

私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。Buenas tardes a todos!「皆さん、こんにちは!」スペイン語の挨拶です。あっという間半年が経ちましたね!これから、滝道などでは、ホタルを見ることができますので行ってみてください!

 

クラウディア オセゲダ
国籍:メキシコ
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、寺社巡り、コーヒーを飲むこと
スペイン語の一言:Gracias (グラスィアス)ありがとうです

 

4月のブログでは、メキシコの伝統的なお菓子を知っていますか?を紹介しましたので、まだ読んでいないなら、是非読んでみてください!

上:クエルナバカ市、下:日本

メキシコはアメリカ大陸に位置し、世界で大きい面積の国ランキングで13位で日本は61位です。メキシコは、世界で一番スペイン語を話せる人が多く、約1200万人(満員の京セラドーム大阪約220回)です。メキシコの人口の中では、約90%の人がスペイン語を話せるし、残り10%の人々は、メキシコに存在する68種類の先住民言語のいずれかを話します。

メキシコの通貨単位はペソ(peso)です。メキシコでは1540年頃にスペインの征服の間流通硬貨は銀で鋳造されました。現在の硬貨は銀ではなく、鉄で鋳造されています。メキシコの硬貨は5、10、20、50セント(一番小さい単位)、また、1、2、5、10、20ペソが一般に良く使われます。紙幣には、20、50、100、200、500、1000札があります。1ペソはだいたい8円です。

メキシコの硬貨

http://www.geocities.ws/cuadros40/conomonetario.htm

メキシコの紙幣

https://www.infobae.com/america/mexico/

日本もメキシコも料理は美味しいですが、違いがたくさんあります。同じ料理でも作り方が変わったら、味も変わります。例えば、主食は日本ではお米、メキシコではトルティーヤです。メキシコにもお米はありますが、日本の形と比べると長細いです。メキシコ人は米をよくご飯を食べますよ!しかし、毎日ほどではないかもしれません。日本とお米の炊き方や味付けが異なります。メキシコでは味付けに野菜を入れたりしますが、日本の場合、味付け無しで食べる人が多いです。面白い点はメキシコ人はデザートとしてご飯を炊くこともあり、Arroz con leche(アロス コン レチェ)と言います。Arroz con lecheは砂糖とミルクを入れて作りますよ!とても美味しいです!また、Horchata(オルチャタ)というお米を使って美味しいジュースも作れます。

上:メキシコ風のご飯 下:Arroz con leche(デザート)

他にも、日本では、小豆(あずき)は、デサートとして食べますが、メキシコの場合小豆を食べるときに、塩で味付けします。面白いですね!

メキシコにも温泉がありますか?・・・ありますよ!メキシコの温泉は家族と一緒に過ごしに行って、水着を着て入りますが、日本では裸で入ることが普通です。メキシコの温泉にはぬるいお湯や熱いお湯があります。日本より温泉は少ないです。

最後に質問があります。メキシコでは果物に唐辛子(chile)をかけて食べることを知ってますか?食べますよ!全ての果物ではなく、特に酸っぱい果物は唐辛子をかけて食べます。例えば、マンゴー、スイカ、オレンジ、キュウリ、リンゴ、パイナップル等です。

毎月、交際交流員からメキシコ・ニュージーランドについて、私たちのいろいろな国の文化等を紹介しています。私「Claudia」とトレース「Trees」の名前を市のホームページで検索したらブログを読めますので、良かったら見てください!

<果物に唐辛子をかけてみたいモミ~


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ニュージーランドから箕面市の大ファンが到着!

2023年05月19日 | 国際交流員から


「When I lived in Minoh, I walked to the Waterfall every weekend!
(箕面市に住んでいた頃、毎週末箕面大滝まで歩いていた!)」
ミシェルさん

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。ゴールデンウィーク中、皆様ゆっくりできましたか?旅行に行ったとしても、家で過ごしたとしても、たくさんゆっくりできたように願っています!

先月、友だちのミシェルさんが3年ぶりに箕面市に来られました。ミシェルさんはNZのハット市(箕面市の姉妹都市)に住んでいます。ミシェルさんは2016年に「箕面市ハット市教員人事交流プログラム」で2週間箕面市に滞在し、2018年から1年間とどろみの森学園でALT(外国語指導助手)として勤務されました。もしミシェルさんの英語授業を受けた方がいれば、覚えていますか?

私が来日する前にNZでミシェルさんに会い、箕面市が大好きな彼女から話を聞いて、とっても盛り上がりました!今、ミシェルさんはハット市の保育園で先生として勤務されています。
それとは別に、日本文化や姉妹都市関係のことで色々と大活躍しています!その一つは「鳴神(なるかみ)太鼓」という太鼓グループのメンバーとしての活動です。鳴神太鼓のメンバーが「初・中・上」級に分かれていて、元ALTも多いです。いつか彼らの演奏を箕面市でも聞きたいです!

NZでの「鳴神太鼓」グループの初級メンバー

ミシェルさんが箕面市にいた間、箕面市ハット市友好クラブ(以下:ハットクラブ)が4月21日の夜にウエルカムパーティーを開いてくれました。参加者の中で、ハットクラブの会員である河野さんは今年2月にNZへ旅行した際、ミシェルさんに会うことができたそうです。

河野さんがウェリントン市で撮ってきた人気な歩行者天国「Cuba Street」

パーティーでハットクラブの会員で結成されたバンドが演奏し、私も彼らと一緒に、マオリの歌2曲を歌いました。
1曲目は「Pokarekare ana(ポカレカレ アナ)」という曲でした。この曲はマオリ神話に基づき、離れている恋人への思いが歌詞に込められています。神話では、恋人の「テゥーターネカイ」(男)と「ヒネモア」(女)が湖で離れていて、ヒネモアが湖の中の島にいる彼に会いに行くために湖を渡っていきます。「ポカレカレアナ」という言葉は「揺れている」という意味で、湖(=恋しい気持ち)で「そわそわしている」と解釈できます。

人前で歌うのは恥ずかしかったですが、日本のカラオケのおかげでできるようになりました

2曲目は、「Hoki Mai(ホキ マイ)」という曲でした。「ホキ」は「帰る」という意味で、「マイ」は「こちらへ」ですので、「お帰りなさい」といった意味です。ノリがいいアップビートな曲ですが、元々第2次世界大戦の頃に作られた曲だと言われています。曲調は「Goldmine in the Sky」という1940年代の洋楽曲から来たらしいです。
会場の皆さんと一緒にマオリ語で歌えて、とっても感動しました。マオリの曲を聞くと心和みますし、同じルーツがあるハワイの音楽の響きと似てる所がありますので、是非聞いてみてください!

ミシェルさんがNZに帰国する時飛行機から撮ったNZの景色
私が通った高校がここのすぐ近くにあります!

私はゴールデンウイークの間、海を渡って韓国に行ってきました。久しぶりの海外旅行で緊張しましたが、無事に観光を楽しめて、良かったです。そこで日本で売っていないNZの好きなお菓子が見つかったので、お土産として持って帰りました!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があって、国際交流員の私とクラウディアさんがその国の文化を紹介しています。
それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)



 旅行も行きたいけど、
  夏になると冷房の横がええモミ~

 


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メキシコの伝統的なお菓子を知っていますか?

2023年04月12日 | 国際交流員から

¡Hola a todos!「皆さん、こんにちは!」スペイン語の挨拶の意味です。もう春になりましたね!これから、多くの花が咲いていきますので、楽しみにしています!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。


Hola! (スペイン語でよく使う挨拶)
国籍:メキシコ
氏名:クラウディア
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、コーヒーを飲むこと


2月のブログでは、メキシコに行ってきました(旅の思い出)!を紹介しましたので、是非読んでみてください。

さて、今月のブログでは、メキシコにある伝統的なお菓子を紹介します。下記の写真のようなとてもカラフルな甘いものを味わってみませんか?
ブログを始める前に、皆さんは3月末から咲いた桜の魅力を楽しんでいますか?桜の種類によっては、もう葉桜になってしまいましたが、まだ咲いている桜もあるので、早めに見に行かないといけないです!メキシコにも桜が咲いていますよ!モレロス自治大学にも桜が植えられています。もう一つ桜の木と似ている木はジャカランダと呼ばれていて、花の色が薄いむらさきです。ジャカランダの木について、興味深い事実があります!例えば、第二次戦争の頃にメキシコに住んでいた日本人「まつもと たつぐろ氏」がその時のメキシコ大統領に提案してから、メキシコシティに多くのジャカランダが植樹されました。

(上段)箕面の通り、(左下)モレロス自治大学の桜
(右下)ジャカランダの木

では、始めます!メキシコのお菓子といえば何種類もあり、それぞれの地域により変わりますので、多くの味を味わうことができます。甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、甘辛い等の味があり、鮮やかな色や形も特徴的です。どのお菓子を先に食べようか本当に迷う!

メキシコのお菓子をご覧下さい!

マザパン「Mazapán」

   

https://www.cachina.eu/products/de-la-rosa-mazapan-candy-12-5g

マザパンは1950年代にメキシコで流行しましたが、マザパンの起源は不明です。スペインのトレド県かペルシアかイベリア半島等から生まれたという意見があります。マザパンの味はいろいろあり、例えばピーナツやアーモンド、かぼちゃの種、ナッツ、ピスタチオ、米等の味があり、美味しくてあっさりしているので、皆が良く食べます。1月12日は「世界マザパンの日」です。

アレグリア「Alegría」

https://www.directoalpaladar.com.mx/ingredientes-y-alimentos/el-amaranto-la-alegria-de-mexico

アレグリアと言う言葉はスペイン語で「幸福/幸せ」の意味です。アマランサスの植物で作られていて、アステカ文明時代から栽培されていて、その時に主食として大事にしていました。アマランサスの植物は葉っぱと実が食べられますよ!アマランサスは米やトウモロコシより栄養価が高いと言われています。ビタミンA、B、B1、B2、B3、葉酸、ナイアシン、鉄、カルシウムが含まれます。実は乾燥させた後に、はちみつや黒糖、レーズン等と混ぜて、好きな形にしています。
栄養が高いので、朝ごはんに食べる人が多いです。とても美味しい!

オブレアス「Obleas」

https://pixabay.com/es/

この丸い駄菓子はスペインからメキシコに入り、人気になりました。カトリック宗教の中でオスティアと呼ばれて、良く使われています。日本のミルクせんべいとよく似ています。
材料は小麦粉や水、卵、砂糖、ひまわり油で、たまにアマランサス粉も使われています。薄味で、鮮やかな色付けがされており、中にははちみつや、アマランサス、ミルク、チョコが挟まれています。
近年、あるオブレアス製造会社が、いろいろな味を革新して、ココナッツやマザパン、リンゴ、クルクマ(ウコン)、ヒマラヤ塩、抹茶味等を食べることができます。食べてみませんか?

タマリンド「Tamarindo」

Dulces artesanales Rubí

タマリンドと言うお菓子は、タマリンドの木の実で作られています。作り方はタマリンドの茶色い長い木の実をゆでて丸めたもので、味は甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、塩辛い等の味を付けることができます。タマリンドの木は元々アフリカの木で、メキシコではスペイン人によるアメリカ大陸の植民地化が起こった時にメキシコに持ち込まれました。 
タマリンドは様々なメキシコ料理に利用されており、年齢関係なく皆がタマリンドを味わえます!

タマリンドの実

コカダ「Cocada」

Cocadas. c Ediciones Larousse / Federico Gil.

コカダと言う伝統的な甘いお菓子はすりおろしたココナッツで作られていて、季節を問わず食べることができます。すりおろしたココナッツは、砂糖かきび糖、水と混ぜて丸い形にします。地域によりコカダを作るときに牛乳、卵の黄身を使います。黄色、白、薄い黄色等の色があり、特に海岸の辺りで買うことができますが、海岸以外にもあります。幼い頃何回か食べましたので、懐かしい味です。

メキシコの伝統的なお菓子は特徴的で、歴史的や伝統的な作り方等に満ちており、それは現在でも存在しています。メキシコに行ったら是非いっぱい味わってください!
さて、ブログを終わる前に久しぶりにスペイン語の言葉を少し学びましょう!

Dulce「デゥルセ」は甘い・お菓子です。

Picoso, picante「ピコソ」「ピカンテ」は辛いです。

Sabor「サボル」は味です。

Sal「サル」は塩です。

Azúcar「アズカル」は砂糖です。

Agua「アグア」は水です。

毎月、交際交流員からメキシコ・ニュージーランドについて、私たちのいろいろな国の文化等を紹介しています。私「Claudia」とトレース「Trees」の名前を市のホームページで検索したらブログを読めますので、良かったら見てください。

それではまたね!Adiós「アディオス」!




 

<全てのメキシコのお菓子を食べてみたいモミ~!

 

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ニュージーランドに旅行したら・・

2023年03月23日 | 国際交流員から

ワイヘケ(Waiheke)島の「テ・モトゥ ヴィンヤード(Te Motu Vineyard)」
(先週母から送られてきた写真)

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


皆さん、いよいよ春になります!
日本では、そろそろ桜が咲く季節になり、新しい生活が始まるとともに、卒業式や入学式が行われていることがとても素敵な雰囲気だと思います。しかしNZでは、「新しい生活の始まり」の時期は今の時期ではなく、年明けの方がそうだと感じます。なぜなら、新しい学期は2月から始まりますし、引っ越しの多くもその時期になるからです。

最近、NZにいる友達から「今月、日本に来てるよ~!」という連絡が増えてきています。暖かくなって皆さんも出かけたくなりますよね。そこで、今月のブログで皆さんに紹介したいのは、オススメのNZ旅行企画です!
これから海外に行くことを考えているなら、NZ出身の私からの提案を聞いてください。

ニュージーランドに行くなら

  • NZに行ったことがなければ、各地域の距離感などを想像しながら企画するのは難しいですね。NZの国土は日本より少し小さいですが、日本みたいな新幹線などがないので、色々な場所に行くには全体的に時間がかかります。また、車の運転ができるかどうかにもよります。私みたいに運転が全くできない方であれば、観光バスがオススメです。
  • 「いつ行くのか」も大事ですね。特に、NZの季節は日本と反対ですから、今は秋の始まりです。10月(春)~4月(夏)の暖かい季節がオススメです!もう一つは、日本では北の方が寒いですが、NZは逆で、南が最も寒いです。赤道を越えていくと、色々と不思議です!

それでは、オススメの観光についてお伝えします!
まず、NZの北島から紹介します。

北島(North Island)
(マオリ名:テ イカ ア マウイ(Te Ika-a-Maui))

ほとんどの飛行機は、北島にある「オークランド(Auckland)市」の国際空港に到着しますので、そちらからスタートです!空港からバスに乗ると、40分ぐらいで市内まで行けます。

オークランド(Auckland)市
(マオリ名:タマキ マカウラウ(Tamaki Makaurau))

オークランド市はNZの中で一番「都会」っぽい都市ですので、色んな観光ができます。例えば:

  • 「ワイヘケ(Waiheke)島」でワインツアー(市内からフェリーで片道約50分)
  • 「デボンポート(Devonport)」のカフェでぶらぶらして、砂浜でリラックス(市内からフェリーで片道約15分)
  • 雨の日:オークランド美術館・博物館、「クイーン ストリート(Queen Street)」で買い物(市内)

左:「ワイヘケ(Waiheke)島」の絶景(上)、ワインティスティング(下)
右:オークランド市内の「クイーン ストリート(Queen Street)」とその目印である「スカイタワー(Sky Tower)」

せっかくNZへ行くなら、オークランド市だけじゃもったいないので、南の方にも向かって行きましょう!北島の中央周辺にあるこれらのスポットもオススメです:

  • 「ホビットン(Hobbiton)」という「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」映画シリーズのセットでツアー、ワイトモ(Waitomo)」でホタルの洞窟ツアー
  • 「ロトルア(Rotorua)市」でマオリ文化体験・天然温泉*(*水着必要!)
  • 「タウポ湖(Lake Taupo)」でクルーズ、「フカ滝(Huka Falls)」

左:「ホビットン(Hobbiton)」の丸いドア
右:「フカ滝(Huka Falls)」から勢いよく流れる水がとてもきれいな水色!

北島のもっと南へ行くと、首都のウェリントン市に着きます。

ウェリントン(Wellington)市
(マオリ名:ポネケ(Poneke)、
または テ・ワンガヌイアタラ(Te Whanganui-a-Tara))

「ウェリントン市」は私の地元ですので、見逃せません!箕面市と姉妹都市の「ハット市」も、ウェリントン地域にあります。
これらのスポットはいかがでしょうか:

  • 鮮やかな赤色の「ケーブルカー(Cable Car)」に乗って、「ジーランディア(Zealandia)」という在来種の鳥のための聖域で自然ウォークと鳥を近くで観賞
  • 箕面市との国際協力都市「ハット(Hutt)市(マオリ名:テ アワ カイランギ キ タイ(Te Awa Kairangi ki Tai))」にある「デイズ ベイ(Days Bay)」の浜辺でのんびり
  • 雨の日:「テパパ(Te Papa)博物館」でNZの歴史を感じ、市内のカフェやバーを巡って食べまくり(「フラットホワイト」というカフェラテと、チーズスコーンがオススメ!)

上:「ケーブルカー(Cable Car)」を降りた後の風景
右下:「ジーランディア(Zealandia)」で自然ウォーク
左下:「テパパ(Te Papa)博物館」にあるマオリ族の伝統文化財

最初に書いたブログにも「ウェリントンで歩き旅」について書きましたので、興味があればご覧ください。

それから、できればNZの南島にも行ってみませんか?
ウェリントン市からフェリーか、飛行機で行けます。私はまだ南島へ複数回しか行ってないですが、いくつかオススメしたいスポットを紹介します。

南島(South Island)
(マオリ名:テ ワイ ポウナム(Te Wai Pounamu))

  • 「カイコウラ(Kaikoura)市」で野生クジラを見に行く「ホエールウォッチングクルーズ(Whale Watching Cruise)」
  • 「テカポ湖(Lake Tekapo)」で星空観賞(天気が良ければ、天の川も見えるかも!)
  • 「クィーンズタウン(Queenstown)市(マオリ名:タフナ(Tahuna))」
     で絶景が望める立登り、スキー(冬)、バンジージャンプ
  • 「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」で一日バスツアー、クルーズ

クィーンズタウン市の「クィーンズタウン ヒル(丘)(Queenstown Hill)」
私も登ってみましたが、「丘」登りではなく「山」登りでした・・(高さ907メートル)

私は箕面市に来る前に、「NZの観光地へ旅行に行かなくちゃ!」と思い、クィーンズタウンとミルフォードサウンドに行ってきました。私は知らなかったですが、この「サウンド」とは、「音」の意味ではなく、「海の入り江」という意味です!
この場所の一日バスツアーでは、忘れられない様々な絶景を見ました。携帯の電波が届かない青々とした森から雪山に飛び込むと、船から大自然の景色と生き物が見られました。
実は前の日のツアーに行くはずだったんですが、アラームがならずに寝坊して行けなくなってしまいました。本当にがっかりしましたが、どうしても行きたくて、次の日のツアーにもう一度申し込み、行くことができました。そして、その日のガイドさんがその地域と深い関係があり、彼の話がとても興味深くて、本当にあの日に行けて良かったと思いました!


「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」クルーズ

最後に、オークランドに戻って国際空港から帰るとNZ旅行は終了となります。もし、NZに行くことになったら、是非声をかけてください!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があって、国際交流員の私とクラウディアさんがその国の文化を紹介しています。
それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)




ということは、
   ニュージーランドでの紅葉は今頃だモミ~

 

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています


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メキシコに行ってきました(旅の思い出)!

2023年02月10日 | 国際交流員から

こんにちは!あっと言う間に2月になりましたね。まだ、寒い日が続きますので、体を温めるようにしましょう!

クエルナバカ市

 

クラウディア オセゲダ

国籍:メキシコ
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、コーヒーを飲むことなど
スペイン語の挨拶:¡Hola! (オラ)よく使う挨拶

去年11月に書いたブログでは、メキシコのお盆「死者の日」はどんな祝い?を紹介しました。メキシコのお盆のお祝いについて、また、どういう風にお祝いするか等を書きました。興味があれば、是非読んでみてください。

私は2019年から新型コロナウイルスの影響で家族に会えなくなって3年以上を過ごしました。しかし、私にとってメキシコを一番恋しく感じることは家族から離れていることです。
2022年12月に、久しぶりにメキシコに帰ることができましたので、今月のブログでは、メキシコ旅行のこと等について、紹介します。では、始めましょう!
先ず、メキシコの季節は日本と同じですが、面積が広いので北の地域と南の地域では気温が大分違います。私は南に位置している市「クエルナバカ市」の出身で、天気がいつも良いので、常春「スペイン語で:Eterna Primavera」と呼ばれています。12月に帰った時、最高気温は25℃で最低14℃ぐらいで、とても暖かかったです。

クエルナバカ市の中心

着いたとたんに妹がクリスマス会に誘ってくれて、久しぶりにメキシコ料理を味わえました。そこで、初めて「Tamal de Cecina(タマル デ セスィナ)」と言う料理を食べました。その料理の詳しい作り方は分からないですが、薄い牛肉やサボテン、辛いソースが使われているそうです。1人分の量が約一キロでびっくり!食べきれなかった!味は美味しかったけど、量が多すぎるかもしれませんね。

(左上)タマル デ セスィナ 
(右上)チラキレス(モーニングでよく食べる料理)
(左下・真ん中下)妹と私 残り2枚写真はメキシコの手作りパン

メキシコでは、1年を通して様々なお祝いや祭りが行われます。ちなみに私の一番好きなお祝いはクリスマスです。クリスマスを祝う時は家族と共に過ごすので、心が満たされます。皆が美味しい料理を作ったり、プレゼント交換を行ったり、親戚が集合したりなどをします。あちこちにクリスマスツリー他、色んな飾り物を見ることができます。

(右下)サンタクロースが見える!

12月初旬から、メキシコの様々な地域では大きなクリスマスマーケットのお店が街に並びます。そこでは、クリスマスの飾り物や野菜、季節の果物、おもちゃ等を買えます。マーケットでは、野菜・果物の並び方は、大切なことで、お客さんからすぐ見えるような色彩を目指して考えています。

メキシコのマーケット

メキシコの旅をしている間クエルナバカ市からおよそ3時間離れているゲレロ州 アカプルコ市の砂浜に8年以上ぶりに訪れました。とても暖かくて、人数が多かったです。ずっと行っていなかったので、いろいろなことに気が付き驚きました。例えば砂浜の辺りで何でも商品を買えるし、何でも飲食ができるし、ミュージシャングループのパフォーマンス等も楽しめます。ドーナッツもありました!

アカプルコ市の砂浜(左下)ドーナッツ!

メキシコの自然は豊かで、それぞれの地域で種類が独特です。クエルナバカ市では、冬の季節でも多くの花が咲きます。下の画像で珍しい木(左上:木、右上:実)を見つけました!しかし、名前は全然分からないです。誰かこの珍しい木の名前が分かったら教えてください!右2段目にある植物は、カクタス科です。左下のオレンジの花は、ビグノニア科で、つる性植物のなかでもたいへん強健で千切れにくい品種です。右下にある植物はオオハマボウと呼ばれ、アオイ科です。この花は同じ木に黄色い花・赤い花が咲いていました!

クエルナバカ市にある植物

家族に会えたり、新しい料理を食べたり、楽しい体験をしたりしましたので、心が幸せになりました!時間が一瞬で終わったので、また家族と一緒に過ごせれば良いと思いました。

真ん中:私の家族(半分ぐらい)
その他の写真は食べた料理です

毎月、私たちは国際交流員として、ニュージーランドから「トレース」とメキシコから「クラウディア」がそれぞれの国について面白いことを市のホームページに掲載していますので、是非読んでみてください!また、私たちの国々についてもっと知りたいことや興味があることがあれば、教えてください!

<次の旅行ではかばんに入れて連れていってモミー!

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています

 

 


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ニュージーランドあるある

2023年01月24日 | 国際交流員から
「Quasi」:美術館の上に経っている奇妙な手の彫刻
が都市の話題になりました。

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

皆さん、Happy New Year!
ニュージーランド出身のトレースです。2023年もよろしくお願いします。

ニュージーランド(以下NZ)のオークランドに住む日本人の友だちによる話です。ある日、両親が海岸で怪我をしたコガタペンギンを見つけ、獣医に連れて行きました。

見つけたのは世界で最小のペンギン、NZ在来種の「コガタペンギン」
 
この経験はめったにないですが、私にとっては「NZだからこそ」のような感じがします。最近、箕面市からNZへ留学に行く学生と話したので、そこで気づいた「NZあるある」を紹介します!

「半分ぐらいの人裸足」
これは地域によりますが、海のすぐそばに住む私の親戚はほとんど裸足で、それで足の裏が固くなったみたいです。夏には特に裸足の人が多くて、たまにスーパーの中で裸足の客もいます。ただ、私の実家の車道は尖った石でできてるからあまり裸足で歩かず家にも靴のままで入ります(しかし家庭によるので、玄関に入るときは確認しましょう!)。
海に近いほど裸足の人が多いと思います。
 
「降りるとき皆がバスの運転手に何かを叫び出す」
バスを降りるとき、必ず運転手に「Thanks」(ありがとう)、または同じ意味で「Cheers」などと言います!しかし、後ろのドアから降りることもできるので、そうすると運転手さんに聞こえるように少し大声で叫んでしまいます。
それと店員とお客が談笑する習慣が強いと思うので、びっくりするぐらい店員さんから話しかけられます。よく「Hows' your day going(今日はいかがですか)?」と話しかけられます。
停留所でバスに手を振らないと止まってくれないこと
もありますので
ご注意ください。
 
「まだ15時なのに、大体のお店がClosedになっている」
早めに閉店する店が多いです。また、日曜日にほとんど定休日になっています。一方では、深夜でも乗れるバスが数本あるので、日本へ来るとバスや電車の最終時間の早さにびっくりしました。
また、午後にはカフェがほとんど閉まっていると思います。なぜかというと、コーヒーが一番カフェィンが入っているイメージを持ち、朝一・朝休憩の時間に飲むものだと考えていますから昼食後に飲まない人が多いです。
日本みたいなコンビニの代わりに「Dairy(デイリー)」があります。
ほとんど家族で経営しているため、大体18時~21時に閉まります。
 
「いつも見られています」
急に友だちから私が写っている写真をもらうと周囲を確認する
 
時々日本に住んでいると「NZ人の〜さんを知っていますか?」と聞かれることがあります。多くのNZ人は、「NZはそんなに小さくないよ!」と思うのですが、悔しいながらも、知っている方が多いかもしれません!
これに関して、NZで「2 Degrees of Separation」の言葉が良く出てきます。これは「6 Degrees of Separation」(人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人と間接的な知り合いになることができるということわざ)をNZ版にアレンジしたものです。なぜなら、NZの人口は少なく(約500万人)、都市はそんなに大きくはないので、だれでも知り合いの知り合いだからです。
出身地であるウェリントンの市内で歩くと、知り合いに出くわします。出くわす友だちとタイミングが合えば、その場で遊びに行くこともあるから好きです。箕面市もそんなに大都市ではないので同じような感じがしますね。
 
「DIYは趣味だけではなく、考え方なんです」
夏休み中、両親はいつも家の一部をペンキで塗る作業をします。
外でも(3階建て高さの足場で・・)
 
「DIY(自分でやってみる)しすぎ」の習慣があると思います。私の両親は業者に頼むとあまり良くない品質だった経験があるため、ほとんど全部自分でします。私は高所恐怖症なので、足場で両親を見るだけでも怖くなります。私の友だちも未経験で木造の小屋を作ることになり、「ものすごく危険だったけど、ものすごく楽しかった」と言いました。
引っ越しするときも、なるべく自分でやってみようと考えることが多いです。私も、以前住んでいたアパートは、入居は自分でできましたが、退居した時は荷物も増えていたのでさすがに自分で無理だと思って引っ越し屋さんに依頼しました。
誰かが「自分で運べると思ったけどその大変さに気がついた」
と思われる現場
 
「地域の名(動)物」
NZでは外で猫を見かけたら、おそらく誰かのペットです。ウェリントン市内では、中心部の高層マンションよりも郊外の小さなアパートに住む方が多いし、野良猫はあまりないから、人懐っこい猫に触れ合えるかもしれません。そんな猫を見かけたら、猫派の中ですぐ噂になります。それからファンの数が増え、有名人みたいな猫たちがいます。
中心部まで降りる階段の一つでは、人懐っこい白黒猫の「シルベスター」が住んでいます。私も彼が大好きで、行き先の途中じゃなくてもそこを通っていました。彼は人気があり、壁画も作られました。
シルベスター
(右:Jack Baucke より)

神様のような存在の「ミッテンズ」というもう一匹の猫がいます。町並みを歩くと、まるで主のように、店に入っていく姿を見かけます。それで有名になり、ミッテンズをテーマにした美術展が開かれたり、子どもの絵本が作られました。また、市長からミッテンズに「市の鍵」を与えられました。それは顕著な活躍をした市民だけに贈られる最も名誉ある賞(「信頼」の象徴で「鍵」の形になった)です。
私もミッテンズに会ったことがあります。友だちと公園で座っていると、ミッテンズが私たちに近づいてきました。彼は撫でられたいというより、撫でさせてあげようという振る舞いで、撫でられ終わると、次の目的地へ向かっていました。
 
「あるはずがないところに何かが見えてしまうかもしれません」
手の届かない場所に物を置くのはイタズラするNZの若者の特技である
 
バスの窓から見ると、いつも何かが目にとまります。木の上にある交通規制のカラーコーンとか、電柱に湯たんぽが刺さっているとか。少し変わっているユーモアなのか、イタズラ好きな文化なのか、被害を及ぼさない限り私は好きです。
他に不思議なのは、実家はそんなに田舎ではないはずですが、道に鶏がいたり、牛の鳴き声が聞こえたりします。
ある朝、通勤途中、その道路の車全部に、
ハムが一枚ずつ窓ガラスに貼ってあることに気がつきました。謎!
実家の窓から見たロバとの散歩
 
「海獣が現れたら、多分日光浴したいだけ」
NZでは肉食の在来動物がいません。日本と同じく、NZで山登りは人気ですが、日本に来てから山登りをすると野生動物の恐れがあると気がつきました。NZではクマやイノシシのような動物はいません。しかし、季節によっては、海岸に行くとアザラシを見かける可能性があります。一度、職場の近くの海岸でアシカが現れて、仕事中に多人数が見に行っていました。別の種類の「ニュージーランドオットセイ」も普通に見られます!アザラシが交通渋滞に巻き込まれたこともあります。
ニュージーランドアシカ(世の中には約12000頭しかない)
ニュージーランドオットセイ(普段は岩でゆったりしている)

他にもいろんな「NZあるある」や面白いものがあります。とあるトンネル内でクラクションを鳴らす習慣とか・・想像するNZと実際のNZとはいろんな違いがあると思いますから、実際行ってみないと!

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それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)





 < Year of the Rabbit(兎年)もよろしくモミ〜!

 

 

 

箕面市では、12月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「オレンジゆずるバスでお出かけしよう!」を行っています


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