撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

民間企業派遣職員からのメッセージ

2019年04月02日 | 民間から学ぶ

撮れたてブログをご覧の皆さま、こんにちは。 徳留圭吾と申します。

私が平成29年4月から平成31年3月にかけて派遣されたのは、「公益財団法人 日本財団パラリンピックサポートセンター(以下:パラサポ)」というところです。 「公益財団」また、「パラリンピックサポートセンター」ということで、他の省庁や民間企業へ派遣されるのとは違った仕事と貴重な経験ができたと思っています。 今回は、その内容をご紹介していきます。


  (パラサポステージと自分)

 

まず、パラサポの目的と大枠の事業概要を説明します。

【パラリンピックで日本を変える】

よく勘違いされますが、パラサポはパラリンピックそのものの企画・運営はしていません。 パラサポは、2020年東京パラリンピック大会およびパラリンピックスポーツ環境の発展のため、パラリンピック競技団体の体制整備、パラリンピックスポーツの普及啓発事業、そして、インクルーシブ社会の実現へ向けた事業を展開しています。

パラサポとはのページへ https://www.parasapo.tokyo/parasapo

●パラリンピック競技団体の体制整備 パラサポのオフィスは、パラリンピック競技団体(28団体)や関係団体が入居・利用する共同オフィスとなっています。団体間のコミュニケーションを促進する垣根のない開かれた場とユニバーサルデザインを徹底した空間を、競技団体、関連団体、スタッフ、パラアスリートと共有しています。


 
(パラサポオフィス)

●パラリンピックスポーツの普及啓発事業 「パラ駅伝」や「パラフェス」などの様々なパラスポーツの普及啓発イベントや、小中高生を対象とした「あすチャレ!School」、大人を対象とした「あすチャレ!Academy」、企業・自治体・大学等向けの「あすチャレ!運動会」など、パラスポーツを通じた教育プログラムを全国で展開しています。 私が2年間の派遣でやってきた仕事も、主にこちらの事業になります。

それでは、ここからは私が2年間やってきた担当してきた事業についてお話します。

 

【国際パラリンピック委員会公認教材「I’mPOSSIBLE」】

学校教育を通じて、より多くの子どもたちにパラリンピックの魅力を伝えるため、国際パラリンピック委員会(IPC)が開発した教材です。教材の名前「I'mPOSSIBLE」には、「不可能(Impossible)だと思えたことも、ちょっと考えて工夫さえすれば何でもできるようになる(I'mpossible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められています。 IPCが開発した「I’mPOSSIBLE」は国際版(英語版)で、日本の教育現場で使用できるようにするために、単に日本語訳をするだけでなく、先生方が手間をかけずに授業が実践できるよう、様々な構成を追加しました。 例えば、先生方に事前の下調べの必要がないよう、「教師用指導案」を作成したり、授業ですぐに子どもたちに向かって使える「授業用シート」(A3版、紙芝居形式)をフルカラーで作成したりしています。また、2017年度に全国すべての小学校・特別支援学校へ、2018年度からは全国すべての中学校・高等学校に向けても無償で1部ずつ配布を行っています。


(教材)授業に必要なものを全て取り揃えています。

このパラリンピック教材「I’mPOSSIBLE」日本版の制作、日本全国に向けての普及が私が2年間でやってきたことの1つです。  教育現場に携わったことがなく、教材作りなどやったことのない中で、また、パラリンピックに関する知識もなかった当初の私にとっては、何をどうしたらいいのかを理解するのに相当な時間を要しました。  しかし、パラサポの教材制作チームのメンバーと、「I’mPOSSIBLE日本版事務局」として共に活動してきた日本パラリンピック委員会(JPC)様、教材の共同制作に携わっていただいた公益財団法人ベネッセこども基金様のおかげで、私自身も徐々にパラリンピックに関する知識をつけることができ、事務的にも教材制作・印刷に関して自信をもってやっていけるようになってきたと実感しています。

教材を使用していただいた先生方からも、「必要な情報や授業で使用する素材がコンパクトに詰まっており、負担なく授業を行うことができた!」「自分でもパラリンピック教育ができた!」などのお声をいただくことができています。

教材普及面では、主に「パラリンピック教育でめざす共生社会~IPC公認教材『I’mPOSSIBLEのご紹介』」というテーマで、全国各地で先生方に向けての研修をさせていただきました。本来、教育現場の経験のない私などが先生方に向けて研修を行うのはおこがましい限りなのですが、こういった活動の後には、先生方から「教材を使った授業をやりました!」というお声をいただくこともあり、非常に励みにもなりました。

 
(教員研修座学と教員研修実技のようす)教材には実技授業も入っており、教員研修で実技も行うこともありました。

また、都内を中心に、学校での公開授業を何度か行いました。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下:東京2020組織委員会)との連携によるものや、IPC会長来日時に行ったイベントなど、大きくメディアに対して呼びかけながら行うイベントについても勉強になったと思います。


(IPC新旧会長来日公開授業)IPC会長来日時には、パーソンズ会長にもゴールボールの授業を体験してもらいました。


(1000日前イベント公開授業)

IPC公認教材「I’mPOSSIBLE」について、詳しくはこちらをご参照ください。 教材は、以下より一部ダウンロードすることもできます! https://education.tokyo2020.org/jp/teachers/texts/iampossible/

 

【あすチャレ!Academy】 次に、私がもう一つ兼務していた事業についてご紹介します。「あすチャレ!Academy」です。 あすチャレ!Academyは、パラリンピックやパラスポーツを題材に、障がい者の“リアル”を当事者講師から聞き、学び、一緒に考える、15歳以上向けのダイバーシティセミナーです。 私自身、パラサポに出向するまでは、障がいのあるかたを街中で見かけたとき、どう接すればよいかわかりませんでした。このセミナーでは、障がい当事者が講師となりますので、日ごろ疑問に思っていることでも何でも尋ねることができますし、パラスポーツを切り口に障がい理解の分野に入っていくので、福祉的な観念になりすぎず、非常に受け入れやすいセミナーです。 こちらも日本全国での実施が可能で、団体開催は受講者30人から70人、1開催9万円で実施可能です。 あすチャレ!Academyの詳細のページへ  https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/academy/


(あすチャレ!Academy受講風景)


(Academyディレクター) あすチャレ!Academyでは、私もディレクターとしてセミナーに参加しています。

なお、2018年10月より、あすチャレ!Academyを小中学生向けに直した「あすチャレ!ジュニアアカデミー」も開始しています。


(あすチャレ!ジュニアアカデミー)

さて、これまで私が担当していた事業について紹介してきましたが、パラサポでは、パラリンピックスポーツの普及啓発のため、他にも様々な体験型イベント、学校訪問事業、また大型イベントを実施しています。それらのどの事業も、目指すところは同じです。これは、パラサポのビジョンとして、明確に記載されています。

パラリンピックには、社会を変える力がある。 パラリンピックには、人に感動と勇気を、 そして気づきを与える力がある。 2020年へ向け、日本はその力を最も享受する資格を得た。 パラリンピックの舞台で活躍する人、 その舞台裏でしっかりと支える人、 ひとりひとりが輝きを放ち、主役となるために。 心に刺激を、行動する勇気を。 Challenge For Tomorrow

東京2020パラリンピックを契機とし、日本の社会に共生社会という概念を浸透させる。パラリンピアンの姿、それを支えるサポーターやアシスタント、また、パラリンピックスポーツの一つ一つに施されているルールや競技用具の工夫、そういったことから、私たちは色々な事を学ぶことができます。このチャンスを生かさない手はありません。

パラサポには、もう一つ、キーメッセージがあります。「i enjoy !~楽しむ人は強い!~」です。このキーメッセージは、パラサポに限らず、何に取り組むにつけても全ての事において大事なことです。私たちは、ことあるごとにこのキーメッセージを口にして今まで走ってきました。

私は東京2020パラリンピックを迎える前に箕面市に戻ることになりましたが、パラサポの皆さんには、その目標をぜひ達成してほしいと思います。

私もパラサポの皆さまから学んだ経験を生かし、箕面市職員としてやるべきこと、やらなければならないことに一生懸命に取り組んでいきたいと思います。

終わってみれば本当に短い2年間でしたが、本当にありがとうございました。 i enjoy !


(集合写真) 2019年の年賀状に掲載した写真。パラサポ職員と、各競技団体の皆さんです!

 

<徳留さんお疲れ様!いよいよ来年は2020東京オリンピック・パラリンピックの年。パラスポーツのイベントに参加して、パラリンピックを楽しもう!i enjoy!


民間企業派遣職員からのメッセージ

2019年03月21日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
民間企業派遣研修中の片山由香子と申します。
突然ですが、皆さまはダイキン工業株式会社をご存知でしょうか。テレビや車内広告で「空気で答えを出す会社」としてお馴染みの、総合空調メーカーです。私は、2017年6月より、このダイキン工業人事本部 人事・労政・労務グループでお世話になっており、3月末に1年10か月の研修を終えるところです。
今回のブログでは、働いている間に感じたことをご紹介したいと思います。


(本社は梅田センタービル)

◆自己紹介
私は、前職を経て平成25年に箕面市役所に入庁し今年で6年目の職員です。入庁後は、子ども未来創造局子育て支援課、児童相談支援センター(現名称)で、児童福祉の業務に携わっていました。
趣味は登山。無類の山好きです。箕面の山に登ってから出勤する、いわゆる「エクストリーム出社」をしていた時期もありました。そんなわけで、今回のブログでは、ダイキン工業での1年10か月の日々を、登山になぞらえてご紹介したいと思います。

◆登山口から一合目 「やる気と予習はばっちり!」
箕面市役所職員がダイキン工業人事本部でお世話になるのは、私で5人目です。先輩方の出向当時、人事本部の皆さまのお話を聞いていたこともあり、お世話になる課長とお会いした時には初対面とは思えない既視感を持ちました。
それから数日にわたり、人事本部の担当役員や各グループ長が個別に会社や各グループの説明してくださったり、先輩からひとつ一つ業務の説明を受けたりしました。
出向者ひとりに対して、本当に丁寧に時間を割いてくださることに驚きました。新しい場所は、自分の身の置き所が見つかるまで心許なくて不安ですが、お陰ですぐに馴染むことができました。
ダイキン工業は、足元の整った緩やかな登りから始まる、登山者にやさしい山でした。


(ダイキン盆踊りにて~人事・労政・労務グループの皆さんと)

◆一合目から三合目 「始まったばかり。落ち込むには早すぎる!」
やさしい足慣らしをさせてもらえたところで、いよいよ本格的に登山開始です。
これまで出向していた先輩方もやってきた「自己記録表」です。ダイキン工業では、従業員が将来の仕事希望や、本人の体調・家庭の事情等の個人事情を、自由に記述して会社に伝える機会を設けており、これが「自己記録表」です。記述後、上司との対話も実施されます。会社側が従業員のスキルや意見、要望を把握し、適材適所に人を配置することで、個人により高いパフォーマンスを発揮してもらい、ひいては組織の成長に繋げようとするものです。市役所の「自己申告書」の制度と少し似ています。
また、行政でも民間企業でも、自分のしたい仕事だけをしていられるわけではありません。希望に沿わない仕事をしていると働きがいを見失うこともあるかもしれません。しかし、働きがいというのは会社に与えられるものではなく、自分で模索するしかないもの。1年に一度の「自己記録表」(市役所では「自己申告書」)をきっかけに、自分や自分の仕事を見つめ直すことで、足りないものや、実は足りているのに不満ばかり言っていることに気づき、働いている意味を再確認できるのかなと思います。
かく言う私も、この頃(「自己申告書」の時期ではなかったのに!)新しい環境で、毎日自分に足りないものに気づいていきました。自信を失う日々。皆さん、人間って自信がなくなると声が小さくなるって知っていましたか?そんな新たな発見をしつつ、ウィスパーボイスになっていく自分を叱咤激励しながら、歩を進めていました。
まだ登っている山の全貌が見えず、少し不安になった三合目でした。


(不安そうに見えませんが…消防訓練のひと時)

◆三合目から五合目 「学び多き登り坂」
どんな険しい山でも、私の場合五合目まで行けば登るしかない!!という気持ちになります。そんなわけでここからが登山の正念場。
ダイキン工業は、「ダイバーシティ・マネジメント」の推進に積極的に取り組んでいる会社です。私は、女性活躍推進の取組みのひとつである「女性リーダー育成研修」に携わらせていただきました。これは、若い女性従業員を対象にした研修で、将来リーダーとして活躍してもらうために、自分自身の意識と行動を変えるきっかけとしてもらおうとするものです。
約8か月にわたり、宿泊研修や課題ワークを実施していきます。私は事務局として参加しました。私よりもうんと若く、社会人歴も浅い皆さんが、自分自身と向き合い、悩んだり戸惑ったりしながら変わっていく姿には、目を見張るものがありましたし、私自身も市役所での自分の将来を考えるうえでとても刺激になりました。いろんなリーダーの形があっていいこと、人が信頼するのは完璧なリーダーではなく人間らしいリーダーだということ、リーダーシップは経験から備わっていくことなど、人の上に立って仕事をする時がくれば、自分の背中を押してくれるだろうと思う学びが多くありました。
話は急に変わりますが、私は登山中にカメラを出すことはあまりありません。そんなわけで、五合目のこの頃を撮影した写真がない!ということで、一緒に研修に携わった同僚や、この後導入教育を一緒にやることになるみんなとの楽しかった残業タイムの写真を。


(私は写っていませんが…)

◆五合目から八合目 「ワクワクとドキドキと」
五合目までくれば、あとは頂上を目指して頑張るのみ。とはいえ、まだ頂上がどんな景色なのかはわかりません。それを楽しみにしながら、業務は過去出向した先輩方から噂に聞いていた「社長表彰」へと突入していきます。
私は、この業務を2年担当させていただきました。社長表彰は、ダイキングループの業績貢献に多大な功績をあげたり、差別性のある新商品の開発、独自性のある生産技術開発を成し遂げたチームや個人を社内で表彰する制度です。各部門からの申請を受け、役員や部長の方々による審査を重ね、最終的に2月の創立記念式典で表彰をします。
私も、前職時代に社内表彰制度はありましたが、ダイキン工業ほどの表彰制度は他にあまりないのではないかと思うほど、審査過程も表彰式も真剣で大々的です。また、「受賞は、部門全体の士気高揚につながる。」と、ある部門の役員の方がおっしゃっていましたが、どの部門も本気で受賞をめざしておられます。事務局の一員として、その熱意に背筋が伸びる気持ちになりました。
このように、部門の皆さんのためにと思いやっている仕事で、逆に皆さんに助けていただくことがとても多く、助けられるたび、「仕事って誰とどんな気持ちで取り組むかだよな!楽しいな~!」と思っていたものです。本当に感謝しています。
この業務を通じては、ダイキン工業の事業や商品への理解が深まりましたし、グローバル視点の経営のお話をたくさん聞くことができ、大変勉強になりました。(おかげさまで、分からないながら新聞の経済面を少しまじめに読むようになりました。)
少しいい気になってきた八合目。足取り軽く、頂上へ向かいます。


(受賞者にお渡しするクリスタルトロフィーが並ぶ様は圧巻です)

◆八合目から頂上 「心地よい疲れと充足感」
2018年度、ダイキン工業では434名の新入社員を採用し、4月からの1か月半、社会人として、ダイキン工業の一員として必要なスキルを身につけてもらうための導入教育が実施されます。企画段階から、どんなダイキン社員になってほしいかを考え、議論を重ねてプログラムを組みます。
ダイキン工業の導入教育は、いろんなプログラムが同時並行で進んでいくので、新入社員にとっては大変なものだと思います。ですが、社会人のスタートで、多少しんどいことを経験することは大切なことだと思います。というのも、「自分はあれを乗り越えたから、これくらいなら頑張れる」という、自分なりの「限界ライン」を持てるようになると思うからです。また、私は、習慣はしんどい中でこそ身についていくと思います。追い込まれた場面では、習慣に沿って過ごすことがとても助けになります。
そういう意味で、この導入教育は、本当によく考えられたプログラムだなと感じました。
毎日振り返りシートを書かせ、「P(Plan)D(Do)C(Check)A(Action)」をしっかりと回しています。導入教育から1年が経とうとしている今、434名の皆さんが今でも自分の業務を振り返り、目標を持って仕事を頑張ってくれていることを、導入教育担当者として心から願っています。
そして、私もこの業務で一旦頂上を踏むことができたと思います。まさに私の「限界ライン~ダイキン工業編」ができました。そう、つまりなかなかしんどかった。よく働きました。しかし、同時にとても楽しかった。私が勝手に決めた頂上ではありますが、一緒に頂上に立ってくれた導入教育担当の皆さんに、心から感謝しています。向こう10年くらい、この時の様々なエピソードを肴にみんなでお酒を飲めると思います。


(仕事に没頭中)


(導入教育でお世話になった課長と。勤続35年を迎えられました)

◆下山 「下山ほどケガが多い。最後まで気は抜くな!」
家に帰るまでが遠足。登山も同じ、下山までが登山です。
導入教育を終え、私たちも「PDCA」を回していきました。翌年に向け改善することを話し合い、実行していきました。実際、この時の振り返りが、来年度の導入教育に反映されていると思います。
この振り返り、ダイキン工業ではとにかくどの業務でもしっかりと行っています。そして、翌年の業務改善に活かしています。皆さんが、日頃から課題意識を持って業務に取り組み、柔軟に物事を変えていこうとしている会社だなと思いました。
また、2年目は「働きの質の改革」の一環として、人事本部内で勉強会が開催されました。この中で、自分の業務の目的を考える習慣や、生産性を上げるための職場環境づくり、テクノロジーの活用等、本当にいろんなことを学びました。
こうして「ダイキン工業山行記録」を書きながら、考えていること。
行政の仕事は、限られた資源の中で、市民の生活をより良くするための方策を考え実行していくことに他なりません。前例踏襲するのではなく、最適解を見つけて変えるべきものは変えていく姿勢や、そのために活用できる知識やスキルを身につけることが、地方自治体の公務員としての自分自身に、これから求められることだろうと感じています。「身の丈+1センチ」で頑張る心持ちでいれば、毎日1ミリでも成長できるような気がしています。

さて、最後になりますが、ダイキン工業のグループ経営理念のひとつを紹介させていただきます。それは「人を基軸におく経営」です。「人の持つ無限の可能性」を信じて、「従業員一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤」という信念のもと、働く人の意欲と納得性を大切にする、というものです。
とても素敵な経営理念だなと思います。
自分で言うのも口幅ったい話ではありますが、この1年10か月は、自分の「無限の可能性」に少し期待できた時間でした。関心事の幅も確実に広がりました。また、おかげさまで、これからもずっと付き合っていけるような友人や上司、先輩、後輩達もできました。市役所で、どんな仕事をすることになっても、「何事も経験」と楽しみながら頑張れるような気がしています。

 
(ダイキン登山倶楽部(仮称)に加入させていただきました)


(那覇マラソンにも出場)

 
(お世話になった課長と)
自分自身の思いの丈を書き綴った出向備忘記録になってしまいましたが、つまり、「出向っていい!」ということ。経験は自分の財産です。
このような出向の機会を与えてくれた箕面市役所、さらに、従業員の一員として受け入れてくださったダイキン工業に深く感謝いたします。
この出向の経験を、必ずこれからの箕面市での仕事に活かしていきたいと思います。


(写真右から:ダイキンのマスコットキャラクター「ぴちょんくん」、片山、滝の道ゆずる)

 

<片山さんお疲れ様!この1年10か月で無事大きな山を登りきったね。この経験を箕面市役所で生かしてね!


民間企業派遣職員からのメッセージ

2019年03月20日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
阪急電鉄株式会社 都市交通事業本部 交通プロジェクト推進部に出向中の吉良と申します。

出向前は、2年間介護認定に関する業務に携わり、その後の2年間はオレンジゆずるタクシーや政策調整などの業務に従事していました。
平成30年4月から1年間、ご縁があって阪急電鉄に出向となりました。
阪急電鉄で携わった仕事内容を中心にご紹介させていただきます。

◆仕事内容
「観光あるき」
「観光あるき」とは、「地域の魅力を再発見」することをテーマとし、沿線の自治体、地域のボランティアガイド団体、阪急電鉄などがまとまり沿線地域の魅力・価値を向上させ、まちの魅力ある「まちあるきコース」を紹介したものです。
観光あるきパンフレットのページへ:3線で展開中です)

〇ガイドツアーに参加
「観光あるき」は、駅などにあるパンフレットを見て自由に歩く「自由参加型」、ガイドさんなどが案内する「ツアー参加型」や「体験参加型」があります。
「観光あるき」の業務に携わりましたので、「沿線地域の魅力を感じたい!」との思いから、可能な限りツアー参加型や体験参加型などに参加しました。
私が初めて参加したのは、「体験参加型」のコースでした。
このコースは、約6kmを5.5時間ほどかけて歩くコースであり、お寺で座禅・茶がゆ精進料理などを体験することができました。コース内容そのものに非常に魅力があることはもちろんのこと、案内をするガイドさんは知識が豊富で、知らないことが多数あり自身の知識不足を痛感したと同時に非常に勉強になりました。
地域のボランティアガイドが、その地域の魅力を発信する形は、地域が活性化するための理想的な形ではないかと感じました。

〇観光あるきのPR
観光あるきのコース設定は、各自治体および各ボランティアガイド団体のかたがたが中心となり、実施します。阪急電鉄としては、阪急沿線を活用したPRを広く実施することです。
阪急電車内にある車内モニター、車内吊りチラシ、駅に貼付しているポスター、また梅田駅や西宮北口駅でのデジタルサイネージなどを活用し、多くのかたに見てもらえるようPRを行っています。さらに、阪急梅田駅でのイベントスペースを活用したPRフェアを開催し、毎年非常に多くのかたでたいへん賑わっています。


2018年10月から11月に放映した車内モニター


2018阪急京都線沿線観光あるきPRフェアの様子

〇阪急ええはがきコンテスト
「阪急ええはがきコンテスト」とは、阪急沿線のまちの魅力を切り取り写真または絵画にコメントを添えた作品を募集するコンテストです。今年度で、第9回目を迎え700点超の作品応募がありました。応募者の年代は幅広く、最高齢は88歳、最年少はなんと3歳でした。作品応募があるたびに、沿線の魅力を地域のかたがたと共有しているような気持ちになることが、担当者としてとても嬉しく思いました。
このええはがきの最大の魅力は、コメントが添えてあることです。素晴らしい作品はもちろんのこと、その作品にコメントが加わることによって、作品の思いや背景などがより一層鮮明になります。コンテストでは、審査員が1点1点丁寧に作品とコメントを確認し、それぞれの審査員が作品に対して議論を重ね、時には熱い議論を行う姿は非常に感動しました。入賞作品および応募作品はいずれも素晴らしい作品でした。また、入賞者のかたがたからお礼のお手紙をいただけたことは、非常に嬉しいものでした。


最優秀賞(写真部門)作品「うちの子泣いてるよー」


最優秀賞(絵画部門)作品「京都文化博物館」

第9回までの入賞作品のページへ


阪急梅田駅でのパネル展示の様子(2018年12月1日土曜日から16日土曜日まで開催)

〇その他経験したこと
以上が主要な業務ではありますが、その他も色々と経験させていただきました。いくつかご紹介します。
まずは、マナブンジャーショーです。マナブンジャーショーはヒーローショーであり、阪急電鉄が春と秋に実施している阪急レールウェイフェスティバルのイベントの1つです。終業後、何度か参加メンバーが集まり、セリフに合わせて動作を行ったり、アクションシーンを合わせたりなど何度も練習を重ねました。日常業務とは異なる貴重な経験ができましたが、何よりも他部署のかたと交流が行えたことは非常に貴重な経験であったと感じています。


秋開催のマナブンジャーショーの様子

そのほかに社内野球大会、フットサルなど、業務以外で交流の機会があったことは非常に良い刺激になったと感じています。
また、ゼネコン主催の泥土圧シールド実機見学会(明石工場)、他市との協議、ラジオ出演や列車添乗など市役所では経験がなかったことを経験でき、非常に充実した1年間を過ごすことができました。

〇最後に
1年間さまざま経験をさせていただきましたが、最後に阪急電鉄についてお話させていただきます。
阪急電鉄は、列車運行が基盤であるため特に事故などのトラブル発生時には、いち早く正確な情報を報告することが最重要となっています。たった1つのミスが鉄道事故につながり、多くのかたの人命が失われ、社会的影響は非常に大きなものとなります。それを起こさないためまたは軽減させるためにも、日常的にコミュニケーションを行い、信頼関係を育んでいると感じました。また、近年何かと話題になるコンプライアンスについては、チームミーティングなどで事例を取り上げ、意見を出し合い議論を行う姿勢は、チームとして、会社として意識の共有を行う環境がきちんと機能しておりとても感動しました。
1年間という短い期間でしたが、交通プロジェクト推進部のみなさまをはじめ、交流があった他部署のみなさま、本当にお世話になりました。
箕面市役所に帰庁後、阪急電鉄で得たことを無駄にしないよう日々の業務に努めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

<吉良さんありがとう!阪急電鉄での経験を箕面市役所で生かしてね!


民間企業から派遣されていた職員のメッセージ

2018年06月29日 | 民間から学ぶ

箕面市では、現在、民間企業であるダイキン工業株式会社と相互に人事交流を実施しています。今回は、ダイキン工業株式会社から箕面市に派遣されている小林さんからのメッセージをご紹介します。それでは、小林さんどうぞ!

 

 

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様こんにちは。

地域創造部箕面営業室の小林です。

 

まず初めに、このたびの大阪府北部で発生した地震でお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早くもとの生活に戻ることができるよう願っております。

 

私は、平成28年の7月から2年間、ダイキン工業株式会社から箕面市役所に出向しており、この6月末で出向期間を終えるにあたって、箕面市役所で学び、感じたことなどを書き残したいと思います。

 

・自己紹介

まず、自己紹介です。名前は小林真一郎と申します。年齢は50歳。出身は生まれも育ちも大阪です。

 

 


ダイキン工業には、平成4年に入社し、最初は、大型空調機の生産ラインの設計に携わりました。その後、ものづくりの観点を活かした研究開発をということで、研究所で材料技術の研究開発を行っていました。平成23年からは、技術企画職になり、ダイキンが誇るグローバル研究開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)の設立に携わりました。TIC設立後、このまま技術企画職を続けるのかなと思っていたのですが、縁あって箕面市役所にお世話になることになりました。


○ダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)
 

 

・箕面市役所で経験したこと

この2年間で携わった仕事は、子育て世代をターゲットとした「箕面に住む?」リーフレットやHPhttps://www.city.minoh.lg.jp/brand/index.htmlを活用した移住定住促進、民間企業との連携、ゆるキャラ®グランプリ、箕面プレミアムゆずマーマレードの生産販売、箕面オリジナル手ぬぐいの作成に関する業務、大阪万博誘致など、ダイキン工業で技術者をしている時からは考えられないような業務ばかりでした。最初は戸惑いましたが、今はこんな沢山の仕事を経験させていただき大変良かったと思っています。

 

この写真は、ゆるキャラ®グランプリの決戦大会に参加した時の写真です。隣は2年間大変お世話になった、箕面営業室の栗生室長です。

 

 ○ゆるキャラ®グランプリ箕面ブースにて


 

箕面プレミアムゆずマーマーレードの生産販売では、世界的に有名な『デールメイン・マーマレード・アワード2017』で、銀賞を取ることが出来ました。

 

 ○箕面プレミアムゆずマーマレードと銀賞の賞状

 

 

こちらの写真は、箕面市役所から見た、雪化粧の箕面の山並みです。この景色には感動しました。

 

 ○美しい雪化粧


 

私がお世話になった箕面営業室営業観光グループのメンバーです。任期最後となる週間進捗会議での一コマです。

 

 ○営業観光グループのメンバー

 

 

・箕面市役所で学び感じたこと

市役所での業務を通じて、多くのことを学び、考えさせられました。大いに感銘を受けたのは、箕面市役所で働く方々は、公僕として常に市民の目にさらされている厳しいプレッシャーの中で、しっかりと市民の期待に応えようと必死になって働いている姿です。日々、市民からの様々な問い合わせに対して、ひとつひとつ内容を吟味し、相手の立場に立って、本当に丁寧に考えて答えを出したり、自分たちが働いている箕面市に本当に愛着を持ち、様々な場面で一生懸命に箕面市のPRを行ったりしている姿を見ていると、業務効率の観点を中心に仕事をしてきた自分にとって、考えさせられるものがありました。

 

また、公文書に関する徹底的なこだわりも大変勉強になりました。大小の案件に関わりなく、全ての決定事項に対して、どのようなプロセスで意思決定したのかを明確に説明できるよう全て公文書化して残すだけでなく、文書を体系的に整理し、必要であれば即座に閲覧できる形で保管するなど、今後、仕事を進めるにあたって大変勉強になりました。

 

 

・箕面市役所とダイキン工業

最後に、箕面市役所とダイキン工業、2つの職場を経験してきて感じたことを述べたいと思います。

 

私が勤めているダイキン工業の根本にあるものは「人」です。人は無限の可能性を秘めたかけがえのない存在であり、一人ひとりの成長があって初めて企業は発展するという信念です。「真に人を大切にするということは、人を育てて、成長させていくことである」と会社は考えています。特にリーダー、管理職(ダイキン工業では基幹職と呼びます)は、個々人が生き生きとやりがいを持って働き、持てる力を最大限に発揮して成長できる環境をつくることも大きなミッションとなっています。そのために重視しているのは「対話」です。様々な場面や節目で積極的に対話し、その対話の中のちょっとした言葉から、この人はいまどう思っているのだろう、楽しく仕事が出来ているのか、なにか困り事があるのか、どうすれば良くなるのか、などを常に考えています。時には激論になることもありますが、それぞれがその人のために本当に良いと思ってしていることなので、遠慮無く自分の思ったことを伝えています。

 

私が箕面市役所で働いて感じたのは、もう少し、市役所で働く皆さんが、市役所内で様々な人たちと積極的に対話し、自分が良かれと思うことをならば、部局関係なく、意見を言うように意識すれば良いのではないかということです。市役所で働く皆さんは、常日頃、市民の方々と積極的に対話し、一生懸命解決策を模索されていますが、少し視点を変えて、もっと箕面市役所で働く皆さんが成長するために、ひいては箕面市が成長するためにも、あの人はこうすれば良いのにな、この仕事はこうすればもっと良くなるのになと、積極的に口に出して、対話することが、重要ではないかと思います。箕面市役所で働く方々は、まだまだ自分でも信じられないポテンシャルを秘めていると思います。ぜひ、もっともっと成長し、どこの市にも負けないような箕面市を作っていただければと思います。

 

この2年間、民間企業からの出向者として期待された成果を残せたかどうか疑問は残りますが、本当に様々な経験をすることができ、自分自身が成長できたと思います。箕面市役所の皆さんには、助けられてばかりの2年間でした。本当にありがとうございました。


 



<小林さん、2年間ありがとうございました。これからもずっと箕面のファンでいてくださいね!

 





民間企業派遣職員からのメッセージ

2018年03月30日 | 民間から学ぶ

箕面市では、顧客サービス意識や経営センスを市役所に導入することなどを目的に、民間企業への若手職員の派遣を実施しています。派遣先の民間企業で、派遣職員は何を学び、何を感じているのでしょうか。今回は、3月末まで阪急電鉄株式会社に派遣されている笹田さんからのメッセージをご紹介します。

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様、こんにちは。
阪急電鉄株式会社で研修中の笹田 睦月と申します。


(阪急電鉄本社エントランスにて)

あれ!?
阪急電鉄?と疑問に思われた方、サイトが勝手に移動した訳ではないので、ご安心を。
実は、箕面市では職員研修の一環として、民間企業との人事交流を行っているのです。
その企業の一つが、阪急電鉄株式会社なのです。


(本社から見える3線同時走行の様子)

私は平成29年4月~平成30年3月の1年間、都市交通計画部へ出向しています。
私で何と8代目!長~いお付き合いですね。
今回のブログでは、出向期間中の仕事内容を中心にこの1年間のことを書き綴りたいと思います。

~仕事内容~
私が担当した事業は、沿線地域の魅力・価値を向上させ、沿線地域に足を運ぶ人を増やすことを目的にしたもので、その一つが沿線の自治体や地域のボランティアガイド団体などと協力し、まちの魅力を盛り込んだまちあるきコースを紹介する「観光あるき」です。


(観光あるきパンフレット:3線で展開中です→http://www.hankyu.co.jp/area_info/kankouaruki/)

~ガイドツアーに参加~
「観光あるき」は、駅などにあるパンフレットを見て、自由に歩いていただく以外に、ガイドさんの案内で歩くガイドツアーの日程を何日か設定しています。
せっかく阪急電鉄に来たのなら、今まで行ったことのない沿線の地域を知りたい!と私も色々なガイドツアーに参加しました。

ボランティアガイドの皆さんにまちの歴史を教えてもらい、京阪神地域の歴史の深さを肌で感じることができました。また地域の魅力を知ってもらいたいという熱い思いを持たれた皆さんだからこそ、参加者にもその地域への愛着心を感じてもらえるツアー内容となっているのだと実感しました。実際に自分の足で歩き、歩くスピードで景色を見ることで気付くとこはたくさんあり、まちづくりの楽しさを垣間見ることもできました。
ガイドの方々の知識の深さ、探究心そして何より体力には圧倒されっぱなしで、このような地域に存在している人材を活かして、その地域の魅力を発信していくことは、地域が活性化する理想的な取り組みであると思いました。


(ガイドツアーへの携帯品:共にたくさんの地域を歩きました)

また参加者の方々からは「阪急電車が一番好き」という声を聞くことがありました。阪急のブランド力の高さを実感すると同時に、ブランドイメージを維持していくための重圧の大きさも感じました。

~観光あるきをPR~
ガイドツアーの実施やコースの設定は、各自治体やボランティアガイド団体の方々が主体となり行います。阪急電鉄の役割は、鉄道会社の強みを生かして、広く事業をPRすること!
車内や駅でのポスターに加え、動画などを作成し、阪急電車の車内モニター(扉上部のモニター)や、阪急梅田駅などにあるデジタルサイネージで放映してもらいます。多くの人が行き交う中で流れると思うと、俄然力が入りますね!持てる技術を駆使して、ポチポチと作りこみます。


(阪急梅田駅サイネージでの放映)


(車内モニターでの放映:優しい上司の心遣いで、オリジナルキャラクターも登場させました!)

自分の作成したものが、阪急電車や駅などに映し出され、多くの人に見てもらえたことがとても嬉しかったです。


~阪急ええはがきコンテスト~
もう一つの担当業務は、阪急沿線の魅力を切り取った作品を募集する「阪急ええはがきコンテスト」。今年度で8回目を迎え、応募点数も1,000点近く。応募者の年齢層が幅広いことはさることながら、日本だけでなく海外の方が旅行中に応募して下さった作品もあり、阪急電鉄のファンが世界中にいることを実感するコンテストです。1番のポイントは作品に作者のコメントが付いていること。映像に作者の思いが加わることで、作品がより味わい深いものになります。審査員の先生方と一緒に、作品1点1点、コメントまで読み込みながら行う審査会は、気力と体力を要するものでしたが、審査員の先生方の熱い議論もあり、選ばれた作品はどれも思い入れのあるものとなりました。また入賞された方からお喜びの声を聞けたことも貴重な経験となりました。


(最優秀賞(写真部門)を受賞された小森ゆずさんの作品「嗚呼」:第8回までの入賞作品はこちら→http://www.hankyu.co.jp/eehagaki/)

~ラジオに出演~
「阪急ええはがきコンテスト」の作品募集や入賞作品の展示をラジオで告知しました。始まるまでは少し緊張しましたが、DJさんの軽妙なトークに乗せられて、楽しい収録となりました。


(ラジオ収録ブースにて)


その他、春に開催された阪急レールウェイフェスティバルでのヒーローショーや小学校への出張授業の見学など、ここでしかできないことをたくさん経験させていただきました。


(マナブンジャーショーの様子:子供たちの純粋な声援が印象的です)


そして何と言っても、出向の一番の目的は、人事交流。その名の通り、阪急電鉄の方々との交流です。
仕事で関わった方々はもちろんのこと、社内のスポーツ大会やプロ野球観戦など、仕事以外でも関わる機会を持ち、この1年間、本当に様々な刺激を受けました。


その中で気付いたことは、阪急電鉄がものすごく人間くさい会社だということです。
鉄道会社なので、特に事故が発生した際など、迅速かつ的確な情報共有は何よりも求められるものですが、そもそもの根底として、この人にだったら任せて大丈夫!という信頼関係をとても大切にされていると気付く場面が多くありました。厚い信頼関係を築くには、日頃からのやり取りで互いに人となりを理解したうえで受け入れる事が不可欠です。社員の皆さんは、真面目な話でも些細な日常の出来事でも、意見を言い合うことに非常に積極的で、「この話題でこんなに意見が出るのか!」と衝撃を受けたこともあります。また、昨今何かと話題になるコンプライアンスについても、具体的な事案を取り上げて、意見を言い合い、考える場が設けられているなど、企業として社員同士の意識の共有、信頼関係の醸成に時間をかけて行っているところに、阪急電鉄の本質を見た気がします。
組織の在り方について、飲み会の場でも熱く議論されている姿を見た時は驚きましたが、社員のみなさんの真摯に仕事に向き合う姿を直接見ることが出来て、これからも阪急電車にお世話になる身としては心強いばかりです。


また阪急電車にまつわるあれこれを教えてもらえたことも、すごく良い思い出です。(私の知識が足りずに奥深さを理解しきれなかったことも多々ありますが。)
せっかくなのでちょこっと紹介します。

その1 ~京都線は頭が高い?~
阪急梅田駅~十三駅間は神戸線、宝塚線、京都線の3線が並んで走行していますが、その中で淀川を渡る橋の高さに違いがあることをご存知でしょうか。神戸線、宝塚線に比べて、一番東側を走る京都線は、少し高いところを走っているのです。
これは、京都線に乗る方々が偉いから…というわけではなく、橋が作られた時期が異なることが関係しています。京都方面からの電車が梅田駅まで乗り入れるようになった昭和19年当時は、現在の宝塚線の線路を走って梅田駅まで来ていました。梅田駅までの京都線専用の線路ができたのが昭和34年。後から作られた分、淀川を渡る橋もより安全性を考慮して、他よりも高くなっているのです。並行して走る電車から見ると違いが良く分かるので、ご乗車の際は気に留めてみてください。

その2 ~マイホームへのマイ踏切がある?~
マイホームは聞きなじみがあっても、マイ踏切なんて聞いたことないですよね。どの路線かは伏せますが、阪急沿線の踏切の中で、一軒のお家専用の踏切があるのです。自分の家専用の踏切なんて珍しいですよね。その他にも、お墓に行くためだけの踏切もあったり。珍踏切を実際に見つけた時はテンションが上がること必至です。


その他、鉄道関係の仕事では当たり前のような事が、いちいち珍しく、まるで社会見学をしているかのように「へぇ~」とか「ほぉ~」とか思いながら楽しませていただきました。
こんな豆知識があるだけで、見える景色がグッと変わってくるのが不思議ですよね。


1年間という限られた期間の中で働くことで、時間の過ごし方をとても意識し、十分に出来ないもどかしさに苦しめられることもありました。そんな時、出向者という立場にもかかわらず、丁寧に接して下さったこと、気にかけて下さったこと、親身になって話を聞いて下さったこと、ひとつひとつの皆さんの優しさに救われたことが数多くありました。
また全く異なる空間に放り込まれたことで、周りとの違いを意識し、自分自身を再認識する機会にもなりました。自分の癖や弱さ、強みを知ることができ、どのようにすれば良いバランスで仕事ができるかを考え、実践する機会になりました。

1度しか経験できないのだということを強く意識した1年間でしたが、それは出向期間だから特別ということではなく、何についても、どこにいても同じことなのだと思います。


(勝ダルマ)

年度初めに箕面市勝尾寺の勝ダルマに託した抱負は、「一期一会を大切に仕事に取り組む」。
阪急ライフが終わるころに、自信を持って左目を描き入れたいと思います。そして市役所に戻ってからも、また同じ気持ちで仕事に取り組んでいきたいと思います。1年間、本当にありがとうございました。

(交通まちづくりチームの皆さんと)

 

<笹田さんありがとう!阪急電鉄で経験したことを箕面市役所で生かしてね!


民間企業派遣職員からのメッセージ

2018年03月30日 | 民間から学ぶ

箕面市では、顧客サービス意識や経営センスを市役所に導入することなどを目的に、民間企業への若手職員の派遣を実施しています。派遣先の民間企業で、派遣職員は何を学び、何を感じているのでしょうか。今回は、3月末まで関西電力株式会社に派遣されている山本さんからのメッセージをご紹介します。


撮れたて箕面ブログをご覧の皆さまこんにちは。
関西電力株式会社 北摂営業所で研修中の山本です。


出向前は5年間市税に関する業務に従事していて、
平成28年4月から関西電力で研修を受けています。
出向先では馴れない営業活動に日々猛進中ですが、職場のみなさんにサポートしていただきながら、楽しく学ばせていただいています。
ブログを通じて、私が関西電力で体験したことをご紹介させていただきます。

◆北摂営業所について
北摂営業所は、2つの営業所が統合し、平成24年に完成しました。
豊中市を拠点とし、箕面市・豊中市・池田市・豊能町・能勢町・淀川区・東淀川区・吹田市・摂津市エリアを管轄しています。


建物の中に入ると、関西電力のキャラクター『はぴ太くん』がお出迎えしてくれます。


民間企業に出向が決まって、私が楽しみにしていたことの一つが食堂でした。


(食堂入り口前)



広々としていて、とてもおしゃれな食堂です。
窓から見る景色もとてもきれいです。

趣向を凝らしたメニューも豊富で、いつも何を食べようか迷ってしまいます。


(特別メニューの『はぴ太くん』カレー!とても美味しかったです)


◆基礎研修
配属から一ヶ月間は基礎研修として、会社の概要や営業活動における必要な知識やお客さま訪問の作法、エネルギー業界の現状について学びました。
座学だけでなく、実際のお客さま訪問の現場にも同行させていただきました。


(私が社員役、社員さんがお客さま役となり、コンサルティングの練習をしている様子)

事故現場に同行させていただいた時は、懸命な復旧作業を目の当たりにし、電気を送ることの大変さを痛感しました。


(初めて高所作業車に乗りました)

他にも色々な施設に行かせていただき、貴重な経験ばかりで受入時から手厚い研修制度に感動しました。


(中之島にある関西電力本店)


(本店の屋上からの景色です。社員さんもほとんど行ったことがない場所に、特別に行かせていただきました。)


◆営業活動
私が所属する『リビング営業』という部署では、快適・便利な暮らしの実現を提案するための営業活動を行っています。
基礎研修を終え、私も晴れて営業マンとしてデビューしました。

私が主に担当していた業務は、
○オール電化や省エネ機器の提案(参考:過去研修生の活動の様子
○省エネコンサルティング(参考:過去研修生の活動の様子
○関電ガス販売活動
です。
その中の『関電ガス販売活動』についてご紹介させていただきます。

『関電ガス販売活動』は一般住宅と店舗等のお客さまに、関電ガスを採用していただくため、訪問による営業活動をします。
この活動は平成29年度から始まり、関西電力でも初めての取組みのため、社員さん同様一からのスタートでした。

営業活動のやり方は様々ですが、これが正しいといったやり方はありません。
どんな人やどんなお店に対して活動するのか、どのエリアを活動するのか、活動計画を自分で立て、いざ出発です!


(出発前の様子)

活動計画を入念に立てていても、営業活動は思っている以上に上手くいかないことがたくさんありました。
お客さまに応じて臨機応変な対応をしなければならなく、営業という仕事の難しさを実感しました。


(パンフレットやタブレットを使って、お客さまにご説明をします)

私が活動中に大切にしていたことは、“絶対に諦めないこと”です。
なかなか成果を上げることができず、落ち込むこともありましたが、
あの時に諦めていなくて良かったな、と思うことがたくさんありました。
いつも関電社員さんに支えていただきながら、行動力・発想力・発言力の凄さを身近で感じていました。
関電社員さんの存在は大きく、本当に頼りになり、尊敬します。

営業活動は今まで接点のなかった方と、お話しする機会も多く、また逆にお客さまから教えてもらうこともあり、とても楽しいと感じました。
箕面市に戻ってからも、営業活動を通じて得たことを業務の中で活かし、実践していきたいと思います。


(箕面市役所にて関電ガス相談会を実施!初めてイベントの企画から当日の運営まで全て私が担当しました!)


◆資格試験に挑戦!
幅広い知識を習得するため、資格試験に挑戦しました。
コツコツ取組み、『第二種電気工事士』と『家庭の省エネエキスパート』の2つの試験に合格することができました。
 

(上:第二種電気工事士 実技試験の練習の様子、下:実技試験課題の完成作品)



(家庭の省エネエキスパート認定証と認定ピンバッチ)


◆『ダイバーシティ』活動


『ダイバーシティ』とは、共通の目的のために集まった仲間の一人ひとりの「ちがい」を尊重し、多様な価値観や発送を組織の力にしていこう、というものです。
関西電力 北摂営業所でも“ダイバーシティの浸透・定着”が進んでいます。
従業員に対する『ダイバーシティ』に関する研修、職場でのワーキング活動、業務での実践等が進められており、とても良い取組みだと思いました。

私もワーキング活動に参加させていただき、従業員の『基礎知識をスキルアップするには』をテーマに活動しました。


ワーキング活動のチーム名『HKT8』は、
“北摂営業所のHK、多能工なのT、8人の8”の略で私が考えました!


会合前にゲームやクイズなどの『アイスブレイク』を取り入れることにより、
メンバーの緊張が解け、会合での発言効果を促します。

会合はメンバーが自由にアイディアを次々と出す『ブレーンストーミング』方式で進めました。
自分の意見を付箋に書き、ホワイトボードに貼り出した後、皆で討論し、意見をまとめます。

何度も会合を重ねた結果、“皆で取組めて、楽しく気軽にできるもの”が基礎知識のスキルアップに不可欠という結論に至り、従業員に対して『クイズ形式による、一日一問のメルマガ配信』と『苦手分野に関する勉強会』を実施し、基礎知識のスキルアップ向上を図りました。

活動終了後は、従業員の基礎知識習熟度がアップしたほか、従業員一人ひとりが自主的な行動に現れ、職場の活性化にも繋がったと思います。 

『HKT8』のメンバーの皆さんは所属する部署も年齢も異なります。
意見が出ず、活動が停滞したこともありましたが、最後は意見がまとまり、とても達成感がありました。
今後はこの活動で学んだことを自分の職場(箕面市)に共有、伝承し、色々な意見が言い合える職場を作りたいと思います。
 

(『HKT8』の皆さんと)


◆最後に
振り返ってみると、研修期間中は電力小売全面自由化やガス小売自由化などエネルギー業界の変動が目まぐるしい2年間だったと思います。
そんな2年間でしたが、毎日充実した日々を過ごすことができました。
箕面市へ戻ってからもお世話になった方々へ感謝の気持ちを忘れず、業務に励んでいきたいと思います。


(リビング営業の皆さんと)


(北摂営業所所長はじめ役職の方々と)


(女子旅の思い出!)

 

<山本さんありがとう!関西電力で経験したことを箕面市役所で生かしてね!


民間企業派遣職員からのメッセージ

2017年05月30日 | 民間から学ぶ

箕面市では、顧客サービス意識や経営センスを市役所に導入することなどを目的に、民間企業への若手職員の派遣を実施しています。派遣先の民間企業で、派遣職員は何を学び、何を感じているのでしょうか。今回は、5月末までダイキン工業株式会社に派遣されている竹田さんからのメッセージをご紹介します。

 

撮れたて箕面ブログをご覧のみなさまこんにちは!
民間企業派遣研修として、ダイキン工業株式会社へ出向中の竹田と申します。
2016年6月よりダイキン工業株式会社の本社にある人事本部 人事・労政・労務グループでお世話になり、もうすぐ1年の研修期間終了を迎えるところです。


  
(本社前のビルの上に設置された空気の看板「大ぴちょんくん」。その日の大阪の空気情報を色や表情を変えながらわかりやすく発信してくれます。新御堂筋の道路やJR大阪駅からも見ることができます☆梅田に来た際には探してみてください!)


今回のブログではダイキン工業の派遣中に私が経験したことや感じたことを少しご紹介したいと思います。

 

◆自己紹介
私は箕面市役所入庁7年目の職員です。
ダイキン工業にお世話になるまでの5年間は、健康福祉部生活援護室で生活保護業務に携わり、ケースワーカーとして働いていました。(今も日々生活援護室で頑張っている後輩が「新人奮闘記!」で仕事について紹介してくれています。興味のあるかたは是非ご覧ください!)
とてもやりがいのある仕事でしたが、5年目を迎える頃には、次のステップアップのためにも別の仕事も経験してみたいと考えていたところでした。

その頃にちょうど民間企業への派遣研修について案内があり、まだ市役所の仕事も経験の少ない私が果たして民間企業で通用するのか・・・とても不安はありましたが、「市役所で働きながら民間企業の仕事を経験できるなんて一生ないこと!この機会を逃したくない!」という思いで派遣研修を受けることとなりました。

 

◆ダイキン工業でのお仕事
ダイキン工業の人事本部でお世話になるのは私が4代目です。
「今年も箕面から新しい人が来てくれた!」と本当にWelcomeムードで初日から迎えていただき、ダイキン社員みなさんの温かさですぐに緊張もほぐれていきました。

私のお仕事は、前任のみなさんと同じ「自己記録表」、「創立記念式典」、「新入社員導入教育研修」のお仕事をメインで経験させてもらいました。同じ業務といっても過去と全く同じものにしないことはダイキンでの鉄則・・・!毎年きっちり振り返りを行い、課題の改善、また新しい試みを実践していくことが求められます。
(過去のダイキン工業出向者のブログ→鷹野さんのブログ、村上さんのブログ

 

<社長表彰>
創立記念式典は、毎年ダイキン工業株式会社の創立記念日である2月11日前後に行われるイベントです。そのメインイベントである「社長表彰」の事務局として、表彰案件の選考から授賞式の準備、当日の運営まで関わらせていただきました。

社長表彰はダイキングループの業績貢献に卓越した功績をあげたり、差別性のある新商品の開発、独自性のある生産技術開発を成し遂げたチームや個人を社内で表彰するという制度です。審査会を開催し、様々な知識、経験を持った役員の方々が革新性や差別性について何度も議論を重ねます。今年は例年に比べ表彰案件の申請も多く、どの部門のみなさんも本当に日々会社の発展のため努力されていることがひしひしと伝わってきました。今回惜しくも受賞を逃してしまった案件も素晴らしいものばかり・・・。来年は是非リベンジしてほしいです!
また、この仕事では人事以外の様々な部門の方とも接することができ、ダイキン工業が今一番力を入れている事業や商品のこと、それぞれの課題点なども知ることができダイキンへの理解が深まりました。

(式典のリハーサル前の様子。表彰されるのは国内だけでなく、海外のグループ会社も対象です。今回は中国、フランス、インド、マレーシア、シンガポールの案件も受賞され、各々の国の方が表彰式に出席されました。)

 

(受賞者に渡すトロフィーです。)


<新入社員教育>
新入社員導入教育研修では、4月から5月中旬までの間、281名の新入社員を対象に、グローバルNo.1企業であるダイキンで働く上で必要なスキルを身につけることができる様々なプログラムを実施します。

(研修会場として利用したテクノロジーイノベーションセンターのエントランス。前任の吉永さんのブログでも紹介されていますが、2015年に誕生した新しい施設です。初めて入った時、この大空間に圧倒されました。こんな綺麗な施設で研修できる新入社員が羨ましいです!)


ダイキン工業では「1人1人の成長が会社の成長につながる」という理念のもと、人の育成には驚くほど力を入れています。10月頃から企画がスタートし、どのような研修にすれば今の新入社員に受け入れてもらえるか、学んだことを活かして職場で実践し、さらに成長できるかを何度も修正しながら考えました。今年はこれまでの課題であった受け身の研修から脱却すべく、新入社員が自ら主体的に行動できる「プロジェクトワーク」を初めて取り入れることにしました。新入社員にテーマを与え、この導入教育研修の中から自分たちで学びとり、発表につなげるというものです。限られた時間の中でうまくいくか不安もありましたが、さすがダイキンの新入社員!どのグループも想像以上の力を発揮し、きっちり形にしていました。わかりやすく堂々と発表する姿に「本当に新入社員なの?!」と驚くほどでした。

(中間発表の様子)

(グループワークの様子)


私自身、導入教育研修の実施を通して本当に様々なことを学びました。期間中はただ研修を実施するだけでなく、入社に伴う膨大な手続き書類の記入や確認作業も必要となり、大人数を対象としているだけに本当に大変でした。いかに効率よく作業をするかがカギとなるため、次にどんな工程があるのか常に先を考えて行動することが大事だとダイキン社員のみなさんの姿を見て感じました。

(最終日に撮った集合写真。後ろの書初めは入社式で新入社員が書いたものです。「新しい扉の先 次の自分 挑戦 恐れずの一歩 ほら ふみ出せ」ダイキンで挑戦し活躍してくれることを期待しています!)


その他にダイキンが大事にしているイベント等にも多数参加させてもらいました。本当にたくさんの経験を与えてくださるダイキン工業のみなさんに感謝です。

(ダイキンオーキッド:毎年沖縄県で開催されるダイキン工業が主催の女子プロゴルフ大会です。わたしは空港にて沖縄へ向かわれるVIPのかたのお見送りを担当しました。ダイキン流のおもてなしがたくさんつまった仕事です。今年は記念すべき第30回大会で、大変盛り上がりました!ANAのスタッフのみなさんにも全面協力いただき、一緒にVIP対応をするという、とっても貴重な経験でした☆)

 


 
(昨年10月に開催された「グローバルHR会議」に参加するため、ダイキンの研修施設「ダイキンアレス青谷」がある鳥取県へ3日間出張しました。この会議では世界の各拠点の人事部門の幹部が集まり、ダイキングループの人事方針の浸透や理解を深めたり、人事課題を話し合い人事強化を図るために開催しています。恥ずかしながら全く英語が話せない私ですが、「アレス、良いところだから行っておいで!」と出張の快諾をいただきました。海外のダイキンのみなさんとも関わることができ、とても楽しかったです!)

 

(自然に囲まれたとても心癒される最高の施設でした☆)

 

(永年勤続者表彰式典では、勤続満15年、25年、35年、40年、45年を迎えたかたの長年の功績を称えて表彰式と懇親会を行います。私も記念品と家族からのお手紙をお渡しするお手伝いをさせてもらいました。そこで偶然にも永年25年を迎えられ、過去に箕面市へ出向されていた沢田 久典さんに出会うことができました!)

 

◆ダイキン工業にきて感じること
この1年間本当に様々なことを経験させていただきました。その中でダイキン社員のみなさんの素早い実行力や自分の思いを伝える発言力、新しいことに気づく発想力に圧倒される毎日でした。
日々本当に忙しくされているみなさんですが、「この仕事にどんな意味があるのか。自分はどうしていきたいか」を常に考え本気で仕事と向き合い働かれている姿がとてもいきいきしていて輝いています。


今まで私も一生懸命仕事をしてきましたが、「果たして自分の仕事についてそこまで本気で考えて行動できていただろうか。」と改めて自分の働き方について振り返る良い機会になりました。箕面に帰ってまた新しい仕事と出会うことになりますが、どんな仕事でも自分にとって意味のあるものにしていきたいと思います。


この1年間、時間も手間もかかる中、いつも丁寧に温かくご指導いただき、たくさんの経験の機会を与えてくださったダイキン工業のみなさんには本当に感謝しています。
仕事を通してたくさんの人たちと出会うことができ、とても楽しく幸せな1年間でした。この出会いはこれからもずっと大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

(2016人事・健保大旅行で淡路島に行ってきました☆チーム対抗で料理対決、アクティビティ対決等企画盛りだくさんの1泊2日でした。私はダイキンブルーとして仲間とともに全力で楽しみました!ダイキンの忘れられない思い出の1つになりました☆)


<竹田さんありがとう!ダイキン工業で経験したことを箕面市役所で生かしてね!


民間企業派遣職員からのメッセージ(阪急電鉄)

2017年03月16日 | 民間から学ぶ

箕面市では、顧客サービス意識や経営センスを市役所に導入することなどを目的に、民間企業への若手職員の派遣を実施しています。派遣先の民間企業で、派遣職員は何を学び、何を感じているのでしょうか。今回は、3月末まで阪急電鉄株式会社に派遣されている桐畑さんからのメッセージをご紹介します。


阪急電鉄株式会社に派遣中の桐畑です。
私は阪急電鉄本社の都市交通事業本部都市交通計画部に所属しており、主に沿線の観光PR、旅客誘致の担当をしています。
その中で私が担当している「観光あるき」と「ええはがきコンテスト」のご説明をさせていただきます。

◆「観光あるき」
「観光あるき」とは、沿線の自治体等団体様、地元ボランティアガイド様と鉄道事業者(阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄)がタッグを組み、ウオーキングイベントを通じて、地域の魅力を再発見してもらう企画です。
2010年4月に宝塚線で始まって以来、好評となり、2012年10月からは京都線、阪急・阪神沿線でもスタートしています。

現在、3線でガイドツアーを開催中です。ぜひ、ご参加ください!

(写真:駅などで配布している観光あるきのパンフレット)


 
(写真:自身が参加した観光あるきのツアー)
参考URL: http://www.hankyu.co.jp/area_info/kankouaruki/

◆「阪急ええはがきコンテスト」
「ええはがき」とは、写真やスケッチと作者のコメント、地図をセットにした、地域(まち)の魅力を発信する絵はがきのことです。
「見て楽しむ」、実際にその場所に「行って楽しむ」、そして大切な人に「送って楽しむ」と3通りに「ええはがき」として楽しむことができます。

沿線の観光スポットはもちろんのこと、季節感あふれる風景や、一歩住宅街に入った時の懐かしい街並みなど、さりげないけれど、どこか印象的な風景をたくさん発見できるのが、ええはがきコンテストの魅力です。

作品に添えられた作者のコメントと合わせて見ると、その場所に行ってみたくなります。
作品は、美しい風景写真や、細かに描かれた絵画など、とてもクオリティーが高いものが多く、審査会はいつも時間をかけて行っています。

今回の第7回は「あなたに伝えたい、阪急沿線の日常」をテーマに作品を募集。なんと1,000点を超える作品が届きました。入賞作品をHPに掲載しております。
参考URL:http://www.hankyu.co.jp/eehagaki/

業務内容については、これまでの前任者の方々がいろいろと書いてくれていますので、最後に、出向中に私が体験した楽しかった思い出を写真とともにご紹介させていただきます。

【仕事終わりに職場のみなさんと甲子園へ!】
タイガースの応援に行きました!でも、負けてしまった…。相手はオリックス。阪神-オリックス-阪急電鉄、このつながりに勝手に何か縁を感じますが、気にせずまた応援に行きたいです!
 

【浜辺での清掃ボランティアに参加!】
社会貢献の一環で、御前浜・香櫨園浜での清掃ボランティアに参加しました。それもお揃いのTシャツを着て。広告の意味ももちろん、一体感が生まれることを体感。

掃除なのですが、グループ対抗のゲームを取り入れたり、清掃後はみんなでバーベキューをしたりと、ボランティアを継続させていくのに、こういったお楽しみ要素を取り入れることは大切だなと感じました。また行きたい!いいことをして楽しむって気持ちいいねと思わせるボランティア。大変参考になります。

【「マナーアップ戦隊マナブンジャーショー」に、まさるくん役(アフロ)で出演!】
春と秋に行う阪急レールウェイフェスティバルではマナーアップ啓発のショーに出演しました。

プロの方に手ほどきを受けてのぞむぐらい本格的なショー。来てくれた子どもたちの嬉しそうな顔は、何ものにも代えがたいプレゼントでした。

その後、演者の皆さまと入った温泉で裸の付き合いをしたことは、色々な意味で忘れられない思い出となりました(笑)

【社内のサッカー大会やフットサルに参加!】
サッカー大会では2回戦に進むも、準備運動中にまさかの肉離れで戦線離脱…。悔しかった…、この悔しい気持ちをいつまでも無くしたくないものです。来年も呼んでいただけるとのことで、鍛え直しておきます!押忍!来月のフットサルがラストマッチ!押忍!

【視察で訪れたインスタントラーメン発明記念館!】
職場のみなさんと池田市の視察でインスタントラーメン発明記念館を訪問。子どもや旅行者ですごく賑わっていました。なんとここではオリジナルカップラーメンを作れるのです!さらにカップにイラストも描けるのです!学生時代、美術の成績が良くなかった私ですが描きましたよ、オリジナルひよこちゃん。やはり自分の作品には愛着がわきます(笑)

【社内の駅伝大会に出場!】

駅伝は初体験だったのですが、走っているとき、本当に気持ち良かったです。冬の朝の澄んだ空気に気持ちいい日なた。走り終わった後の爽快感と、お好み焼き&ビールは格別でした。

【初競馬、いざ阪神競馬場へ!】

お隣の部署の皆さまに誘われて、阪神競馬場に意気揚揚と乗り込んでいきました。BOATRACE住之江を知っている人間からすると、施設のきれいさや人の多さにびっくり。そして、成績は…完敗。リベンジも兼ねて、後日仕事終わりに職場の皆さまをBOATRACE住之江にご招待させていただきました。みなさんにBOATRACEの魅力を感じていただけたようで、良かったです。

◆終わりに
なぜこんなにエンターテイメント情報を最後に載せたかというと、「遊び」って本当に大事だなと感じているからです。そこから見える景色があり、仕事に返ってくると思うからです。
周りを見ていると、働くときと休む(遊ぶ)ときのメリハリをうまくつけてやっている人が多いなと感じました。それができる環境、それを実行している人たち、どちらも学ぶところがあるなと思います。

そして、職場では同世代の方が多く、いろいろ話しかけてくださったり、飲みに誘っていただいたりしていたので、私の阪急電鉄ライフはグッと楽しくなりました。いろいろ気にかけていただき、ありがとうございました(泣)

また、その同世代の人たちがバリバリ仕事を進めていっている姿を見て、すごく触発されました。知識の深さ、論理的思考能力、プレゼンのうまさ等々に圧倒されることが多かったです。色々と大変なことも多いはずなのにいきいきと仕事をされています。そういう姿を後輩に見せることは組織として大事だなと思いました。自分も5年後、10年後、あの先輩みたいになりたいというモデルが身近にいるってことはすごく大切。組織としてはそういう人たちを増やす取り組みや環境を作っていくことが、もしかしたらこれから必要になってくるかもしれないなと感じました。

長くなりましたが、後任の方にもいろいろ経験しながら、阪急電鉄ライフを楽しんでいただけたらなと思います。楽しんでやると、良い仕事ができると思いますので、どうやったら楽しくできるか、私もこれからも考え続けていきたいです。またこの経験をこれからの人生の糧にできるよう精進します。

(阪急電鉄本社前に鎮座するBIGスノーマン)

<桐畑さんありがとう!阪急電鉄で経験したことを箕面市役所で生かしてね!


民間企業から派遣されていた職員のメッセージ

2016年07月19日 | 民間から学ぶ

箕面市では、現在、民間企業であるダイキン工業株式会社と相互に人事交流を実施しています。今回は、6月末まで2年間に亘りダイキン工業株式会社から箕面市に派遣されていた明路さんからメッセージが届きましたので、ご紹介いたします!

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様こんにちは!
私、平成26年の7月から2年間、ダイキン工業株式会社から箕面市役所に出向しておりました明路(めいじ)です。

この2年間の出向期間を終えて、箕面市役所で学んだこと、感じたことなどを書き残しておきます。

自己紹介
まず、自己紹介です。名前は、明路達紀(めいじたつのり)といいます。年齢は46歳です。
ダイキン工業には、平成6年に入社し、化学事業部第三研究開発部という部署で、クリーンルーム用のエアフィルターの開発や事業化に携わりました。もともとの専門は化学工学で、研究者としてダイキン工業に入社しています。平成15年からは、用途開発部という部署で、フッ素樹脂のフィルムや焼却炉用のバグフィルターの事業開発に携わりました。この部署で、製品開発だけでなくお客様への提案(売り込み?)といった業務も担当していました。平成19年からは、製造企画部という部署で、有期間社員の募集、採用、新卒採用、入社後の教育といった業務を担当していました。

そして、平成26年から2年間、箕面市役所で仕事をさせていただきました。こちらの写真は、2年前の7月1日、こちらに初めて来た日の夕方に撮った写真です。とても、思い出深い写真です。

 

箕面市役所で経験したこと

この2年間で携わった仕事は、「箕面に住む?」リーフレットやHPを活用した移住定住促進、民間企業との連携、ゆるキャラグランプリ、地方版総合戦略に関連する業務、オリジナルナンバープレートの導入、箕面オリジナル手ぬぐいの作成に関する業務など、本当に多岐にわたる業務を経験させていただきました。

 

この写真は、箕面市で仕事を始めた直後の箕面まつりでゆずるグッズの販売をしていたときの写真です。とにかく声を出そうと、思い切って大きな声で「ゆずるグッズ、いかがですか~」と言っていた事を覚えています。

このオリジナルナンバープレートの導入に向けての関係部門の調整にも携わりました。

こちらが、ゆるキャラⓇグランプリ2014の決選投票でセントレアに行ったときの写真です。この頃には、人前で声を出すことにもなれてきました。

ゆるキャラグランプリ2015の投票呼びかけでは、箕面市内のラジオ体操会場をゆずると一緒に訪問しました。ラジオ体操会場の世話人の方達は皆さん本当にお元気で、地域を盛り上げようという気持ちの強さを感じました。

実は、箕面市PRキャラクター、滝ノ道ゆずるはご当地キャラクターのコンテストで、日本一になった事があります。2014年10月に大阪城公園で開催された「太閤はんの大号令、ご当地キャラ天下統一大合戦」というイベントです。全国から、約50体のキャラクターが集まって、来場者で人気投票をするというイベントだったのですが、ゆるキャラⓇグランプリ2013優勝のさのまるや、後に2015の覇者となった出世大名家康くんなど、日本一のキャラクターを抑えての第1位でした。

滝ノ道ゆずるは、日本一のキャラクターです

他にも、総務常任委員会に出席できた事は、得がたい経験をさせて頂いたと思っています。箕面市役所で仕事をするまで、自分が住んでいる市の議会や行政というものに、あまり意識を向けて来ませんでした。実際に、委員会に出席して議論に参加することで、一市民として、市の行政に注目することは大切な事だと実感しました。選挙には行きましょう!

箕面市役所で学んだこと
市役所での業務を通じて、多くのことを学びました。箕面市は、他市に先駆けて平成21年からシティプロモーション活動を始めた自治体なのですが、私がこの業務に携わった2年の間でも、日本全国でシティプロモーションという動きが活発になってきていることを感じました。多くの市町村がそのまちの魅力を発信するようになってきたなかで、「箕面市の魅力とはいったい何なのか?」「他市に絶対にまねできないものは何なのか?」については何度も議論を繰り返し、何度も新たな発見があった事を覚えています。
また、「箕面市の良さを、いかにして伝えるか?」についても何度も議論をしました。「箕面に住む?」リーフレットやHPの一言一言について議論して決めていきました。

また、その情報を発信するにあたって、外部の力を借りるべく多くの企業の方と打合せをしました。その中で、相手側が自分達に何を求めているかを正確に掴むことの重要性も感じました。

中でも、情報を発信する上で「受け渡しのきっかけ」がとても重要であることは今後も意識して行きたいと考えています。どんなに良い情報でも、受け取る瞬間の気持ちがネガティブだと、人は「なにか問題があるのではないか?」と思ってその情報を頭に入れるようになります。それを覆すのは生半可な事ではありません。情報をポジティブに受け取って貰うきっかけ作りが、営業活動の眼目だということを学びました。
また、トップを走り続ける事も大切であることも実感しました。1位と、2位では印象が大きく異なり、「日本一である」「トップである」という印象はいつまでも心に残ります。箕面市の職員のかた達が、歯を食いしばって日本一のまちであり続けようとする姿は、私の公務員のイメージを覆すものでした。

市役所と民間企業の違い

最後に、市役所と民間企業、両方の仕事を経験した私なりに感じた「違い」について書きたいと思います。
まず、組織の方針や目標の設定に関する違いです。市役所の場合、毎年発表される「施政及び予算編成方針」が1年間の業務の方針であり指針になります。企業の場合は少し違います。企業の目標の根幹はその年の売り上げ目標であり、利益目標となります。その目標を達成するために個別の事業戦略が立てられて行きます。いくつかの事業部門がある場合、その目標は各事業部門の目標に割り当てられ、ひいては個人の年間目標にまでブレイクダウンされていきます。営業担当者は売り上げの目標値、製造担当者は生産量やコストの目標値、研究開発の担当者は売れる新商品づくりに関する目標値を持って、1年間仕事をしていきます。
市役所が民間企業と連携するにあたっては、この点を意識する事はとても重用です。今、交渉をしている担当部門の達成目標は何であるか?目の前の担当者がその目標のどの部分に責任を持っているかを意識するかしないかで、プロジェクトの進み方は大きく違ってきます。
次に、対象となる「顧客は誰か?」という違いです。私が技術営業の仕事をしていたときに何度も上司に聞かれた事です。私が扱っていたBtoBの商材では顧客も製造関連の企業です。自分達の商品を採用して貰うには、自分達の製品が顧客の製品のどの部分に使われ、どんな性能が求められているかを数値で表していかなければなりません。要求性能や使用条件、測定条件などを絞り込んで行くプロセスで製品やサービスを創り上げて行きます。市役所の仕事の場合、そのサービスを受け取る人は一様ではなく、大きく”市民のかた”となります。「こんな事があるかもしれない」「このように受け取られるかもしれない」と、想定範囲を広げてゆく思考プロセスになります。思考のパターンを切り替えるのはなかなか容易ではありませんでした。
最後に組織形態の違いについてお話します。製造業の基本形は、「お客様が求める商品」を、「安いコスト、高い品質で生産し」、「満足して頂ける形で販売する」という「開発」「製造」「販売」が三本柱となります。市役所の場合、市民の生活を支えるという点で、必要とされるサービスは多岐にわたります。また、人事異動にあたっても、多くの仕事を経験するように配慮されています。それぞれのかたにどんな業務を経験されて来たのかを聞くとビックリすることが多く、その経験を聞くのは私の楽しみの一つでもありました。

市役所の皆さんが多くの仕事を経験されている事は、最終的には市民の安全安心に繋がります。市役所の仕事は、市民にとって、普段、関わりが無くても災害が起きたときや、なにか困った事があった時に頼られる仕事です。多くの仕事を経験することは、”いざというときに”互いの仕事をサポートしあえることにつながり、縦横ナナメの人間関係が出来ていることは、一丸となって市民の方をサポートできるということに繋がります。災害を想定した訓練を行う姿には「市民の方をサポートする仕事」の誇りと自負を感じました。

この2年間、民間企業からの出向者として期待して頂いた成果を残せたかは疑問が残りますが、自分自身としては、成長に繋がったと感じています。市役所の皆さんは、非常にやさしい方が多く、助けられてばかりの2年間でした。本当にありがとうございました。

<明路さん、2年間ありがとうございました。ダイキン工業株式会社に戻られましたが、ずっと箕面市のファンでいてくださいね!>


民間企業派遣職員からのメッセージ(ダイキン工業)

2016年05月24日 | 民間から学ぶ

箕面市では、顧客サービス意識や経営センスを市役所に導入することなどを目的に、民間企業への若手職員の派遣を実施しています。派遣先の民間企業で、派遣職員は何を学び、何を感じているのでしょうか。今回は、5月末までダイキン工業株式会社に派遣されている吉永さんからのメッセージをご紹介します。

 

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

ダイキン工業株式会社 人事本部 人事・労政・労務グループに出向中の吉永麻美と申します。2015年6月からダイキン工業に企業研修として出向させていただき、まもなく1年となります。

出向するまでは、約2年税務課で市税の収納確認や還付の事務を行い、さらにその後の約2年は子ども政策や、待機児童解消に向けた保育所の入所事務等を担当させて頂きました。

 

一般企業、さらに人事のお仕事は初めてでとても不安でしたが、温かく迎えて下さり、ご指導下さったダイキン工業の皆さまのおかげで、中味の濃い、充実した1年となりました。

この1年で、私が担当させていただいた業務は主に、年1回従業員が会社に業務の希望や個人事情を申請する「フリーライティング」「海外勤務者に関する事務」「社長表彰事務局」「各種イベントスタッフ」です。その中のいくつかについてご紹介致します。

 

●海外勤務者に関する事務処理のサポート

海外で勤務される方々に関する各種申請書の審査等、事務処理を担当されている社員の方々のサポート業務です。市の職員は海外に出向するということはまずないので、初めの頃は、毎月誰かが海外へ異動されるという状況を目の当たりにして、とても衝撃を受けたのを覚えています。1年経った今は、その状況も見慣れてきましたが、実情を知るにつれ、海外で生活しながら働くということはそう簡単なことではないのだと実感しています。

たとえば、日本では安く手軽に購入できる物が、海外では手に入れることすら難しかったり、安全面の環境が日本とは比べられないほど良くなかったり、と挙げればキリがないぐらいの生活していく上での懸念事項があります。

空調事業はどんどん海外で多様化し、今後さらなるグローバル化に向け、海外で活躍できる社員が求められ、また将来的には海外からも日本で活躍する社員が求められます。

それを見据えて、日本から海外へ、海外から海外へ、どこへ赴任しても一定の生活水準が保たれるようなルールを作成すべく、海外労働条件の検討プロジェクトにも参画し、その中で多国籍企業の見解についても深く学びました。市の職員としては経験し得ないことを学ぶことができ、大変勉強になりました。

 (ダイキン工業 東京支社で海外人事・処遇コンサルとの打ち合わせ)

 

●ダイキンオーキッド(神戸空港見送り)

「ダイキンオーキッド」は、一言で言うと、歴史あるゴルフ大会です。ダイキン工業琉球放送の主催で、毎年3月に沖縄県南城市琉球ゴルフ倶楽部で行われる女子プロゴルフの開幕戦イベントで、今年で29回目となります。イベントに関わる準備から、開催当日のスタッフなど、全てダイキン工業の社員が手作りで行います!

中でも、日本全国の財界人・企業のトップ達と沖縄の有力者が集まり、プロを交えたチームでゴルフをされる「プロ・アマ大会」は、毎年多くの方々が楽しみにされているイベントです。

この大会に出席されるVIPの方が沖縄へ向かう際、出発前の空港において、お出迎え、お見送りも、細かなスケジュール作成と情報収集によって準備をします。

私は神戸空港を担当させて頂いたのですが、出発されるまでのわずかな時間とはいえ、何の交通手段で何時頃到着されるかという事前確認にはじまり、空港内の貴賓室での飲み物の提供や、ダイキンオーキッドの象徴である蘭の花の手配、搭乗口までのお見送り等、個々に応じた細やかなサービスを提供させていただくことに、緊張しながらも全力で挑みました。VIPの方から、「さすがだなぁ。一流だなぁ。」と、そのサービスを褒めていただき、イベントを楽しみに飛行機に搭乗されていく姿をお見送りした時は、とても嬉しい気持ちになり、この仕事に携わることができて良かったと思いました。

 

(VIPの方に最高のサービスを提供するためANAの方との打ち合わせも行いました!)

 

●新入社員導入教育研修

今年は279名の新入社員に対して、約1か月半に亘る研修の事務局を担当させていただきました。箕面市役所での同期が16人の私にとって、新入社員の人数にただただ驚く毎日でした。昨年度の課題を抜本的に改革すべく、具体的にどのように改善すべきか、事務の簡素化はできないか等、企画から深く関わることができました。

今年は、昨年11月に設立されたテクノロジー・イノベーションセンター(略称TIC)を新入社員の研修の場として使用させていただきました。TICは世界No.1技術と超差別化商品で新たな価値創出を目指すことを目的に設立され、社内外の多様な人々が、国境をも超えて、お互いの強みと情熱を持ち寄り、“協創イノベーションの実現”に挑戦する場として、広く活用されています。

 

(テクノロジー・イノベーションセンター外観)

 

この施設に備わっている円形の講義室を約2週間使用させていただきました。従来外部の施設を借りていたことと比較して費用の大幅削減に繋がりました。

 

(円形講義室。昨年11月に設立したばかりとあって、とても綺麗で設備の充実した施設です。)

 

新入社員279名分の講義資料等の用意はとても大変です。この資料が詰まった段ボールの量がそれを物語っています。本社で準備し、紙が隙間なく詰まった段ボールをTICへ送付する作業もとても力がいるもので、広いTICの施設内での移動も大変でした。

 

(送付した段ボールの確認作業)

 

(円形講義室まで、スタッフ全員で資料を搬入します)

仕事は前年踏襲だけでは良くはなっていきません。毎年、新入社員の人数も、事務局を担当するメンバーも変わりますし、その時何を伝えれば良いかということも変わってきます。新しい施設での研修、講義資料の様式統一等、今年は「初めて」が多く、事務作業が増えました。「初めて」は、前例が無い分時間もかかりますし、予期せぬトラブルに見舞われる危険性もありますが、新しい施設で新入社員が懸命に取り組んでいる姿を見ると、次により良いものを構築するため、挑戦して良かったと心から思えました。

 

(導入教育無事終わりました!ずっとお世話になりっぱなしだった先輩方と一緒に)

 

 

(279名の新入社員と!お花は新入社員からのサプライズプレゼントでした!)

 

●創立記念式典(社長表彰)

前任の村上さん、鷹野さんも担当された創立記念式典。私も同じく事務局を担当させていただきました。(過去ブログに詳細がありますので、写真メインで紹介させていただきます!)

 

ここでのメインイベントは社長表彰です。従業員が一生懸命開発した、成果を上げたことに対して、会社が労い、さらに励みとなるよう鼓舞する社内の表彰制度です。このような大きな式典で表彰されることにより、ダイキングループ全体に活気をもたらし、またここからさらに頑張ろう!という気持ちになれる素敵なイベントです。

 

(一番獲得が難しいCEO賞のクリスタルトロフィーです。)

 

●さいごに

この1年間を振り返ると、とても書ききれないほど、様々なことを経験させていただきました。

1年という出向期限ですので、来年また同じことを違う人に教えなければならないにも関わらず、「このプログラムは特にダイキンらしさを感じることができるから!」、「せっかく出向しているのだから、これは絶対経験しておいた方が良い!」と、何を学んでほしいかを考え、一生懸命仕事を教えて下さるダイキン工業の社員の方々の思いを強く感じ、とても感動しました。

期限付きで、研修として出向してきた私に仕事を任せることは、知識、経験の不足により、フォローが必要だったり、二度手間のリスクが高いにもかかわらず、「あなたの経験になれば!」と力を尽くしてくださった皆さまに感謝しております。

これからも挑戦することを恐れず、市役所での仕事に応用し、日々成長していきたいです。

ダイキン工業で働く機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。

 

<吉永さんありがとう!ダイキン工業で経験したことを箕面市役所で生かしてね!箕面市とダイキン工業株式会社は人事交流をしていて、ダイキン工業株式会社から派遣されている社員のかたも箕面市で活躍しているよ!