皆さん、あけましておめでとうございます!
メキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員のクラウディアです。
ちなみに「あけましておめでとうございます」は、スペイン語では、フェリス アーンヨ ヌエボ「Feliz año nuevo」と言います。
長いお正月の休み、いかがでしたか?楽しかったですか?
今回のブログではメキシコで1月6日にあるお祭で食べられるパンについて話します。
それは、1月の初めしか食べられない伝統的なパンで、ロスカ デ レジェス「Rosca de Reyes」と呼ばれています。
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ロスカ デ レジェス
このお祭りは、スリー・キングス・デー「Dia de los Reyes Magos」と呼ばれるカトリック教のお祭りで、ヨーロッパやアメリカなどでもお祝いされます。
スリー・キングスの名前はメルヒオール、カツペル、バルタザールと言われています。
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スリー・キングス
スリー・キングス・デーの由来について紹介します。
マリアとホセの息子としてイエスキリストが、ベツレヘム(パレスチン国)で誕生しました。
誕生した時に、スリー・キングスはイエスキリストがどこで生まれたかを知りませんでした。
しかし、スリー・キングスは夢の中である星についてお告げを聞きました。
その星を探すため、中東から長い旅をしました。
そして、ベツレヘムで星を見つけました。
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それぞれのスリー・キングスはイエスを礼拝するため、金や線香、ミルラという「薬」をプレゼントしました。
昔は王様しかそのプレゼントをもらえませんでした。
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ホセ、マリア、イエス、スリー・キングス
1月6日の朝早くに、スリー・キングスは子どもの家に訪れて、おもちゃなどをプレゼントします。
子どもはわくわくしながらスリー・キングスのプレゼントを待っています。
でも、訪れる前に何が欲しいかを書かないといけません。
そのため、子どもたちは一所懸命考えて書きます。
スリー・キングスへの手紙を書き終わったら、前日の夜に靴の中に入れておきます。
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スリー・キングス・デーには、ロスカ デ レジェスとココアを食べます。
ロスカ デ レジェスの中には人形が入っています。
その理由は、昔むかし、イエスが生まれた後に殺されないようにお母さんはイエスを隠していました。
パンの中に赤ちゃんであるイエスを隠すという意味を表しています。
今では、イエスの人形だけではなく、イエスの両親やスリー・キングスの人形なども中に隠しています。
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ロスカ デ レジェスの一部分
パンの上にフルーツがのせられており、スリー・キングスからもらったプレゼントを表しています。
ロスカ・デ・レジェスは家族と一緒に切ります。
心の優しい人だけ人形を見つけることができると言われています。
そして、人形を見つけたら、2月2日の「カンデラリアの日」に特別なメキシコ料理「タマーレス」を作らないといけない習慣があります。
見つけた人が作るか買うかできます。
お任せ!
<ロスカ・デ・レジェスが食べたいモミ!