撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

平和への思いを「平和の願い樹」に託す。 参加型企画展「戦時生活資料展」を箕面市立郷土資料館で開催しています。

2024年07月26日 | こんなことがありました!

 戦時中に使用されていた生活道具や当時の様子がわかる写真パネル、展示場を訪れたかたたちが平和への願いを書いて作り上げる「平和の願い樹」を展示する企画展「戦時生活資料展」を、令和6年7月26日(金曜日)から9月16日(月曜日・祝日)まで、箕面市立郷土資料館で開催しています。

 

 “平和を願う気持ち”は、戦争を実際に体験していないかたや子どもたちを含め、あらゆる世代が共有するべきものと考え、同資料館では、平成元年(1989年)から戦時生活資料展を毎年開催しており、今年が35回目となります。

 展示資料のほとんどが市民のかたから寄贈されたもので、実際に使われていた生活用具、防空のための道具、出征した兵士の手紙など、多くは戦時中のものです。また、昨年に引き続き今年も来館者の方々が平和への願いや思いを綴ることの出来る参加型企画展となっています。

 来館者のかたには、戦争のない平和な世界への願いや思いを用紙に書き、そのメッセージを樹木をかたどったパネルに貼り付けていただきます。たくさんのメッセージが集まることにより、最初は樹木をかたどっただけのパネルが、あらゆる世代のかたたちの平和への願いが込められた「平和の願い樹」へと成長していきます。

 

 今回の展示では、太平洋戦争の開戦から終戦まで時の流れに沿って各種資料が並んでおり、箕面市民の戦時下の生活に重点を置いた展示となっています。戦時中の写真パネルでは、出征兵士を戦地へ送る人々の様子、配給や金属供出の実態や実際の家庭での生活の様子、学校や疎開など子どもに関わる生活の変化と様子が描かれており、戦争が当時の人々の生活にも大きな影響を与えていることがわかります。

 

 また今年は、出征兵士にスポットをあて、招集令状(赤紙)や兵士を送り出す姿、実際の軍隊生活のわかる所持品などを展示しています。実際に兵士が家族へ向けて書いた遺言状を見ると、「お父上お母上存じの通り第一線に出て居る自分を帰へると思ってくれるな 家を出て来たからにわ国家のためり忠義を出してかゝらなけでば帰る事が出来ないのですからけして心配はしてくれるな 戦死の時には分りますから後に残る弟妹に自分の金を分けてやつて下さい 又弟に家をまかせなさい手に手に取つて親をたすけながら弟妹よ自分の行つた事を分すでないて永久に暮して下さい でわ父上母上弟妹自分も事で失礼致します 一同身を意大切にして永く暮て下さい」と書かれており、戦地での兵士の心境が生々しく記されています。

 

 本企画展を担当した郷土資料館・学芸員の馬場さんは「この企画展が平和や日常にある幸せについて考えるきっかけとなればいいなと思います。」と話しました。

 

 また同資料展では8月17日(土曜日)、24日(土曜日)には、戦時生活資料展関連イベント「夏休みこども紙芝居」を開催します。

 

●企画展「戦時生活資料展」(開催中)

【期間】7月26日(金)~9月16日(月・祝)まで 

※毎週月曜日休館(祝日の場合は開館、翌平日が休館)

【時間】午前10時~午後5時

【場所】郷土資料館

【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410

【費用】無料

●戦時生活資料展 関連イベント「夏休みこども紙芝居」

【日程】8月17日(土)、24日(土)

【時間】いずれも午後1時30分~2時30分

【場所】郷土資料館内 交流スペース

【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410

【費用】無料

 

<当時の貴重な資料が見られるので、ぜひ来て欲しいモミ~!

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モレロス大学の研修生の箕面市での暮らし

2024年07月26日 | 国際交流員から

去年の研修生が箕面大滝に向かう様子

¡Qué calor!(「ケ カロール!」日本語:とても暑い)日本とは対照的にメキシコの最近の天気は14度から22度です。夏なのに、不思議でしょう?

¡Hola! (スペイン語の挨拶)
国籍:メキシコ(México)
氏名:オーランド
職業:国際交流員
趣味:水泳、読書、山登り、ファッション

2025年、モレロス大学箕面研修生受入は第30回を迎えます。故 深原先生の発案で1992年に始まったこのプログラムは、箕面市と国際友好都市であるクエルナバカ市にあるモレロス大学の研修生が箕面に滞在し、日本語を学び、日本の家庭で生活する中で、箕面、大阪、関西を知り、日本文化への理解を深めることを目的としています。

コロナ禍の影響で3年間中止していましたが、2023年に再開され、去年の10月に4人の研修生が箕面市に滞在しました。それからほぼ1年後、私はその4人と先日2時間近くオンラインミーティングで話をし、昨年の箕面での経験を振り返っての感想を聞かせてもらいました!以下は簡単なまとめです。

 

(研修生が去年関西大学を訪問した様子が関西大学のホームページで紹介されています)関西大学 University of of Kansai 

 

「メキシコに帰国して1年近く経った今でも、私たちは箕面での滞在を興奮とともに嬉しく覚えています。まだ日本語のレベルは高くありませんでしたが、たくさんの人と話し、いろいろな経験をすることができました。メキシコからの距離や移動時間が長く、時差ぼけをしたことや、私たちが知っていることとは違うことがたくさんあり、最初はそう簡単ではありませんでした。しかし、日本に行って、できるだけ多くのことを学びたいと切望していました。」

箕面市立文化芸能劇場でのリハーサル様子

 

「箕面で最も気に入った場所は、箕面大滝と勝尾寺の2ヶ所でした。特に勝尾寺は、神秘的な雰囲気を持つ場所であるだけでなく、観光地でもあるため、私たちがそこで体験した感覚はとても特別なものでした。大滝については、クエルナバカ市にも滝がありますが、最も印象的だったのは、滝道沿いを静かに歩きながら、自然、人、お寺が同じ空間に共存し、ある種の調和を生み出していることに思いを馳せることができたことです。」

大阪大学箕面キャンパスでの交流会の様子

 

「私たちが最も懐かしく思い出すのは、ホストファミリーとの経験です。というのも、滞在中、彼らとともに生活し、今でも私たちの心に響く多くのことを彼らと経験したからです。ホストファミリーは私たちに多くのことを分かち合い、私たちも彼らにメキシコ料理を用意するなど、多くのことを共有しました。」

「今年6月、メキシコのモレロス大学では「箕面祭り」と呼ばれる、同大学の語学センターでのイベントで、短いプレゼンテーションを行いました。関西で買った浴衣を着て、日本語を学ぶ大学生たちに箕面市での経験を語り、日本語の勉強を続け、箕面研修生受入事業に応募するよう呼びかけました。」

モレロス大学の「箕面祭り」で箕面の魅力を語る様子


箕面市とモレロス大学との交流は今年で29回目となり、日本とメキシコの長年にわたる交流関係が続いています。この交流は、何人ものメキシコ人を両国の関係を軸にした職業キャリアへと導いてきました。例えば、過去の研修生の中には、南米のある国で日本語学校を設立した人もいれば、日本語教師をしている人もいます。また、日本に住んでいたり、引き続き日本で勉強したりしています。

この期間に研修生が学ぶことは、日本語の勉強を続け、日本についてもっと知りたいと思う動機付けになると思います。国際交流員としての私の仕事は、毎年やってくる研修生たちと緊密に連携することであり、日本文化を探求するために懸命に努力する姿や、この国に対する憧れを抱く様子を目の当たりにしてきました。研修生たちが日本とメキシコの繋がりをさらに強くしてくれる存在となるよう精いっぱい取り組みたいです。

最後になりますが、7/31に多文化交流センターのcommcafeでメキシコ料理のシェフを務めるので、ぜひお越しください!

 < 海外研修に行きたいモミ~

 

 

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学校給食調理員が表彰されました!~箕面市の学校給食の推進に尽力~

2024年07月25日 | こんなことがありました!

7月24日(水曜日)大阪市中央公会堂で第78回大阪府学校給食大会が開催されました。

学校給食大会とは、大阪府の学校給食関係者が一堂に会し、学校給食について相互の理解を図るとともに、その意義と役割について認識を深め、今後の学校給食の充実・発展に資するために実施されているもので、大阪府教育委員会と公益財団法人大阪府学校給食会が主催しています。
学校給食大会では、多年にわたり安全でおいしく豊かな学校給食の普及充実や、食育の推進に尽力してきた学校、団体、個人に対し、その功績を讃え表彰が行われます。
箕面市は、これまでにも学校栄養教諭や調理員などが表彰されましたが、今年度は市立小学校の調理業務を委託している委託業者の調理責任者が表彰されました!
委託業者の調理員が表彰されるのは、学校給食大会でも初めてのことだそうです。

このかた、おいくつに見えますか?
なんと、80歳を超えておられます!
昭和55年度(1980年度)から箕面市の調理員として勤務され、平成14年度(2002年度)からは当時所属されていた小学校の調理業務が民間委託されたことに伴い、箕面市を退職して委託業者へ勤務されました。
現在も、調理責任者として毎日朝早く出勤され、多くの調理員に指示しながら自らも調理作業を行い、子どもたちに愛情たっぷりの安全安心な給食を提供し続けておられます。
特に子どもたちとの交流を大切にされておられ、給食の時間になると給食室の前で子どもたちに声をかけるのはもちろんのこと、子どもたちからメッセージを受け取ると必ず手書きの手紙を返し、もらったメッセージは額に入れて大切に休憩室に飾っています。
おかげで、給食室の休憩室の壁は額でいっぱいです!

箕面市では、誤配や誤食の事故を防ぐため、食物アレルギーの原因となる食物をできる限り使用せず、1人でも多くの子どもが同じ給食を食べられるように、卵、牛乳・乳製品、小麦・小麦製品、えびなどを給食の調理に使用しない「低アレルゲン献立給食」を実施しています。
また、学校給食の食材に、箕面の農家のみなさんが作った新鮮で安全な野菜を使い、「地産地消」を進めています。
食物アレルギーに配慮しながら、おいしい箕面産野菜を生かして栄養バランスの整った献立を考えるのが、学校の栄養教諭や栄養士の役割であり、その献立に基づき、工夫しながらおいしく調理するのが調理員の役割です。

【学校給食を支える調理員と、各校の栄養教諭、栄養士、そして校長先生!】

子どもたちがたくさん食べてくれることを願って、2学期からも一致団結して食育や給食に関わっていきます!

<これからも箕面の子どもたちにおいしい給食をお願いします!

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国際バレエコンクールYAGP 2024 ニューヨーク・ファイナル3位入賞の秋田瑛汰さんへ市長表彰を授与しました

2024年07月24日 | こんなことがありました!

 7月24日(水曜日)、YAGP(ユース・アメリカ・グランプリ) 2024 ニューヨーク・ファイナルにて3位(ジュニア部門男性)に入賞された秋田瑛汰さんに、上島一彦箕面市長が表彰状を贈呈しました。

 

 YAGP 2024 ニューヨーク・ファイナルは、世界の主要なバレエコンクールのうちのひとつで、2024年4月11日から4月20日までの期間で、アメリカのニューヨークにて開催されました。秋田さんはYGP 2024 日本予選を第3位で通過し、ファイナリストとして選出され、10日間にわたって開催された最終選考で3位入賞を果たしました。

 

 YAGPは、1999年からニューヨークで毎年開催されている、9歳から19歳までのバレエダンサーを対象とした世界最大の非営利の国際バレエコンクールで、今大会で25周年を迎えました。旧来のバレエコンクールとは異なり、若手ダンサーのキャリア形成につながる道筋を開くことを目的に掲げ、世界中の先導的なダンス学校に奨学金を提供することで、ダンスという芸術分野の将来を拓くことを使命としています。毎年、北米25か所のほか、世界各地で行われる地域予選には合計で1万人以上のダンサーが参加しており、YAGPの審査員団による厳正な審査を通過したダンサー約1,200人が、ニューヨークで行われる決選に進出し、世界有数のダンス学校の関係者から評価を受けます。歴代の受賞者の多くがプロとして活躍していることから、若手バレエダンサーの登竜門の一つと考えられています。

 

 秋田さんは、箕面市立第一中学校出身の15歳で、3歳からバレエ教室に通い始めました。過去には、びわ湖洋舞コンクール バレエシューズ部門 第1位、YAGP2022ファイナル(アメリカ本戦) ジュニア部門 男性ファイナリスト、第6回ヴィクトワールバレエコンペティション大阪2023<中学生の部B>第1位など、数々の賞を受賞されており、今年開催されたYAGP 2024 ニューヨーク・ファイナルでも12~14歳部門で男子3位に入賞し、輝かしい成績を収めました。

 

 当日、秋田さんは笑顔で市長表彰を受けており、「予選は緊張していて演技も自分の思い通りにできなかったけれど、決勝では落ち着いて演技でき、練習の時よりも良かった。3位になったことはびっくりしていて嬉しいけど、優勝が目標だったので悔しい。今後もし海外に行ける機会があるのならば、海外に行って活躍し、観客を楽しませることができるダンサーになりたい。」と話していました。

 

<お問い合わせ先>

 箕面市 市政統括 箕面広報室

 電話:072-724-6716(直通)

 

<これからも秋田さんの活躍から目が離せないモミ~!

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小学生が交通安全の願いを込めてデザインした傘120本が”アンブレラスカイ”として箕面市役所中庭に展示されています

2024年07月23日 | こんなことがありました!

 7月23日(火曜日)、箕面市役所中庭で、アサンプション国際小学校の生徒が交通安全の願いを込めてデザインした傘120本が”アンブレラスカイ”としてお披露目されました。

 

 アンブレラスカイとは、ポルトガル中部の街アゲダで、2012年に催された「アゲダグエダ」芸術祭のイベントが発祥とされ、毎年7月~9月に街のストリートの空に色とりどりの傘が敷きつめられ大変人気のあるアートプロジェクトです。もともとは商店街を歩く人や観光客向けに熱中症の対策として、日差しを避ける目的で導入されたと言われています。ポルトガルの気候は地中海性気候に属しているため、夏は気温が高いですが湿気がないので過ごしやすく、頭上を傘が覆うことで日陰が増え、街を訪れる人もゆっくり散策ができるようになりました。そして傘がもたらす日陰により観光客はゆっくり散策できるようになっただけでなく、傘のアートという見た目も鮮やかなフォトスポットがたくさんできることで、さらなる観光客の誘致や町の活性化にも繋がりました。

 

 今回は、「夏の交通事故防止運動」に伴い、夏休み期間に増加が予想されている子どもの交通事故を抑止するために、子ども自身が交通安全をテーマに傘を作ることで、交通安全意識を高めることを目的に行われました。さらに、箕面市役所に展示することで普段交通安全教育を受ける機会が少ない保護者や高齢者に対して、全体的な交通安全意識の高揚と交通ルールの遵守を図ることを目的としています。

 

 色とりどりのアンブレラスカイが中庭に展示されると、来庁された方が窓際から中庭の空を眺めたり、カメラを向けて写真を撮っていました。

 アンブレラスカイを撮影していた方は、「色鮮やかで綺麗だったので、思わず写真を撮りました。傘に描かれている絵もかわいいですね。」と話しました。

 

【お問い合わせ先】

箕面市 総務部 市民安全政策室

電話:072-724-6750

 

<色とりどりの傘がきれいモミ~!

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リニューアルした"かやのさんぺい橋"で「かやのCOCOストリート」が開催されます!

2024年07月17日 | こんなことがあります!

 令和6年6月28日にリニューアル工事が完了したかやのさんぺい橋で、令和6年7月20日(土曜日)午前10時30分から午後3時30分まで、「かやのCOCOストリート」が開催されます。

 北大阪急行電鉄箕面萱野駅の北改札口と直結するかやのさんぺい橋は、建設から約20年が経過しており、上屋の劣化が進んでいました。そのため、令和5年9月5日~令和6年6月28日の期間、橋のメインの天井部分を膜屋根に、また、その両端をガラス屋根にリニューアルする工事を行いました。

 リニューアルを遂げたかやのさんぺい橋で、7月20日(土曜日)午前10時30分から午後3時30分まで、「かやのCOCOストリート」が開催されます。

 「かやのCOCOストリート」は、人や地域との交流の活性化を目的としてみのお市民活動センターとみのお山麓倶楽部が共催するイベントで、どなたでもご参加いただけます。

 「COCO」はconnectやcommunicationなど「繋がり」や「共に」を意味する言葉が「CO」で始まることと、この場所を示す「ここ」という言葉も含めて「COCO」とネーミングされました。

 当日は、飲食物やハンドメイド雑貨、手作りアクセサリーなどの出店が立ち並ぶマルシェや、当日飛び込み参加ありのオープンマイク(弾き語り・ジャグリング・紙芝居など)、言葉のアート企画「コトバと」の展示などが開催予定です。

 「かやのCOCOストリート」主催者は「社会や暮らしが変化していくなかで、人と地域のつながりがだんだんと薄れてきているのを感じます。駅も開通してこれから新たな住民も増えてくるでしょう。このプロジェクトを通じて、地域に暮らす多様な人たちが共存し、交流することからどんな効果と化学反応がうまれるのか。豊かな地域社会にどうつながっていくのかということも探りながら、楽しい未来の実現に向かっていきたいと考えています。」と話しました。

 ぜひリニューアルしたかやのさんぺい橋で開催される「かやのCOCOストリート」に足を運んでみてください。

 当日は暑くなると予想されますので、こまめに水分補給をするなどの熱中症対策にご協力お願いします。

 

 また、現在箕面萱野駅の高架下に広場を作る計画を進めています。子どもが自由に遊べるスペースとなる広場が完成した際は、ぜひ遊びに来てください。

 詳しい情報が確定次第、市ホームページなどでお知らせします。

 

<お問い合わせ先>

■「かやのCOCOストリート」について

 みのお市民活動センター

 電話:072-720-3386 ファクス:072-720-3387

■かやのさんぺい橋について

 箕面市役所 みどりまちづくり部 道路整備室

 電話:072-724-6747 ファクス:072-723-5581

■広場整備計画について

 箕面市役所 地域創造部北急まちづくり推進室 

 電話:072-724-6744 ファクス:072-722-7655

<かやのCOCOストリートに参加するもみ~!

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環境クリーンセンターで小学生を対象に食品ロス削減の講座が行われました

2024年06月21日 | こんなことがありました!

 6月21日(金曜日)、環境クリーンセンター(大字粟生間谷2898番1)で、箕面市立東小学校の4年生70人を対象に食品ロス削減のための出前講座が行われました。



 

 食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指し、日本では、年間約523万トン(令和3年度食品ロス量推計値(農林水産省及び環境省 推計))も発生し、国民1人あたりに換算すると毎日おにぎり1個分(約114グラム)の食品が捨てられている計算になります。日本で発生する食品ロスの量は、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(令和3年は年間約440万トン)の約1.2倍に相当しています。そもそも食品ロスのどこに問題があるのでしょうか。

 問題点としては、2点挙げられます。
 ①国連WFP(世界食糧計画)によると、世界には約7億8300万人の満足のいく食事ができずに苦しんでいる人々がいる一方、世界各国では多量の食品が廃棄されている実態があり、不均衡な状況になっている。
 ②食品ロスが発生するまでには「生産・保管・加工・輸送・消費・廃棄」の流れがあり、それら全ての過程でエネルギーが使用され、二酸化炭素が排出されることから、食品ロスは地球温暖化の原因にもなっている。
 
 箕面市では食品ロス対策として、「てまえどり活動」を推進しています。この活動は、日々の買い物で買ってすぐ食べる場合は、商品棚の手前にある商品を積極的に選ぶようにする取り組みです。商品棚の手前には、賞味期限、消費期限が近い商品が陳列されているので、期限が近いものから食べることで食品ロスを削減することができます。



 また、今回の講座の中で「おうちでできる食品ロス対策」として、児童がおうちの方とも一緒に取り組める5つの対策を紹介しました。
①必要に応じた買い物:必要な分だけ購入し、食品の直接廃棄を削減
②食べきれるごはん作り:家族の体調や予定を共有して、食べ残しを削減
③食材の使い切り:生鮮食品などの傷みやすい食材を早めに使い切り、直接廃棄を削減
④過剰除去の削減:野菜や果物の皮などの可食部分を必要以上に除去してしまう過剰除去への注意
⑤ローリングストック:普段から日持ちする食品は少し多めに買い、使った分だけ新しく買い足し、常に一定量の食品を家に備蓄する方法



 講座を聞いている児童たちは、真剣な表情でメモを取り、自分にもできる食品ロス対策を友達同士で話し合っていました。また、講座の最後の質問コーナーでは積極的に手を上げ、疑問に思ったことなどを質問していました。

講座を受けた児童は、「好き嫌いをせずに、食べ物を無駄にしないようにしたいと思いました。お昼のお弁当も残さず食べました。」と話しました。

【お問い合わせ先】
<施設見学や食品ロス出前講座について>
箕面市 市民部 環境クリーンセンター
電話:072-729-4280

<食品ロス削減について>
箕面市 市民部 環境整備室
電話072-729-2371

 

<みんなも好き嫌いなく、残さず食べるモミ~!

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日本財団パラスポーツサポートセンター主催 パラアスリートから学ぶパラスポーツ体験型出前授業 「あすチャレ!スクール」が実施されました

2024年06月19日 | こんなことがありました!

 6月19日(水曜日)午前10時40分から、箕面市立萱野東小学校(西田俊治校長、石丸1-18-1)で、パラアスリートとの交流を通じて共生社会について学ぶ体験型出前授業「あすチャレ!スクール」が、6年生118人を対象に実施されました。

 

 「あすチャレ!スクール」とは、日本財団パラスポーツサポートセンターが主催するプログラムで、子どもたちにパラアスリートとの交流を通じ、共生社会への気づきと学びの機会を提供する、全国の小・中・高・特別支援学校などを対象に実施しているパラスポーツ体験型出前授業です。共生社会とは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会のことです。

 今回、講師を担当したのは、異なる複数のスポーツで活躍した“マルチアスリート”の加藤正(かとうただし)さんです。加藤さんは、車いすバスケットボールの長野県代表として昭和60年全国身体障害者スポーツ大会に出場するだけでなく、長野1998冬季パラリンピックにおいて「アイススレッジスピードレース」という競技で3つのメダルを獲得し、パラリンピック夏冬合わせて5回出場しています。現在は、地元の長野県内で行われているパラスポーツ関連の事業でも活躍されています。

 授業は、「体験型出前デモンストレーション」「パラスポーツ体験」「講話」の三部構成で約90分間行われました。

 車いすバスケットボールの「デモンストレーション」では、加藤さんが児童の目の前で、実際に競技用車いすに乗り、すばやいドリブルや見事なシュートを決めるなど、車いすバスケットボールの見事なテクニックを披露しました。児童たちは、パラアスリートのハイレベルなプレーを生で見て、「すごい!」と思わず驚きの声を上げていました。

 次の「パラスポーツ体験」では、代表の児童20名が、実際に競技用車いすに乗り、5対5の車いすバスケットボールのミニゲームを2試合に分けて行いました。児童たちは、慣れない車いすの操作に苦戦しながらも、周りの児童たちからの大きな声援や、加藤さんからのアドバイスを受け、一生懸命プレーしていました。

 そして「講話」では、加藤さんがパラスポーツを通じて得た経験を交えながら、障害についてや、夢や目標を持つことの大切さについて話しました。講話の最後に、加藤さんは「やる前から頭の中で結論を出してしまうのではなく、ぜひチャレンジしてみてください。できるかできないかではなく、やるかやらないかが大切です。」と児童たちに語りかけました。

 車いすバスケットボールを体験した児童は「車いすバスケットボールは、立ってするバスケットボールとは違って腕の力だけでシュートしなければならず、難しかったです。」と話しました。また、加藤さんの講話を聞いた別の児童は「今まで夢がなかったのですが、加藤さんのお話を聞いて、向いていなさそうな仕事にもチャレンジしてみようと思いました。」と話しました。

 

<お問い合わせ先>

■実施概要について

 箕面市 子ども未来創造局 人権施策室

 電話:072-724-6720 ファクス:072-725-8360

 

■「あすチャレ!スクール」の概要について

 日本財団パラスポーツサポートセンター DE&Iプログラム推進部

 電話:03-6229-3721 ファクス:03-6229-3722

 

<みんな楽しく学べたモミ~!

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ジューンは順調!ニュージーランドの6月

2024年06月19日 | 国際交流員から

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

Kia ora koutou! Did you see the fireflies this month?
([マオリ語]皆さん、こんにちは![英語]今月、蛍を見ましたか?)

ニュージーランド(以下、NZ)出身の国際交流員トレースです。
箕面市で蛍を見に行くのが6月の楽しみです。NZの場合、「蛍」と言えば、「Fireflies(ファイアフライズ、蛍)」より、「Glowworms(グローワームス、土蛍)」と言います。NZの土蛍は独特で、洞窟や降雨林に生息し、青く光ります!しかし、あまり見る機会がなく、箕面市では頻繁に蛍が見られるので嬉しく思います。

NZ「ワイトモ洞窟」の土蛍
(提供:Манько Марко, CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons)

さて、季節が日本と逆のNZでは、初冬となる6月をどのように過ごすでしょうか?今回のブログでは、6月の大きな二つの祝い事を紹介します!

Pride Month(プライド マンス)

6月と言えば、「プライド マンス」(略してプライド)です!
「プライド」は「誇り」という意味で、世界各国でLGBTQ+の権利についての取り組みが6月中に行われます。元々アメリカでLGBTQ+の権利運動が6月に行われていたためです。
日本に来る前、NZで私はよく友達とウェリントン市内にあるフェスティバルに行っていました!そこでグッズ販売(虹色の旗のピンバッジなど)や、募金団体の出店、フォトスペース、ステージパフォーマンスなど、LGBTQ+をテーマにした様々な催しがあります。しかし、屋外のイベントですから、NZの場合はフェスティバルだけは6月(冬)ではなく2月ごろ(夏)に開催することが多いです。
他にも色んなプライド活動があります。LGBTQ+について学ぶセミナーや、LGBTQ+アーティスト専用の美術展、図書コーナーを虹色にデザインする大会などです!

上:NZでのプライドフェスティバル、図書コーナー大会の参加品
下:友達からもらったプライド限定のカップケーキ、スーパーで見かけたプライドの虹色バラ(両方の売上の一部が募金として使用)

今年のプライドでは、NZの友達が「SweatWithPride(意味「プライドと共に汗をかこう」)」という募金活動チャレンジで、6月中毎日運動をして、NPO団体への募金を集めています!NZでは時期によって、学校や職場で色んな募金活動チャレンジがあり、それぞれのテーマについて学ぶ機会にもなります。

友達の「SweatWithPride」チャレンジの進捗ページです!

Matariki(マタリキ)

続いて、6月末の大きなイベントは「マタリキ」です!
「マタリキ」とは「おうし座」にある「プレアデス星団」、または「すばる」(日本の呼び名)のことです。NZのマオリ文化では、マタリキの星団が輝き始めると「マオリの新年」を象徴します!星を祝う祭りとして、日本の「七夕」と似ています。

マタリキの星団とそれぞれの星の名前(マオリ語、英語)
(提供:Robert Gendler, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons)

2022年より、「マタリキ」が祝日となり、マオリ文化とマオリの占星学にとって大きな一歩となりました。マタリキの祝祭期間はグレゴリオ暦ではなく、マオリ暦で決めています。そのため他の祝日と違って、マタリキの祝日の日がマオリ暦で定められた期間(6~7月)で決められ、輝き始めてから最も近い金曜日に祝います!NZと日本で見られる星座が異なりますが、どちらもマタリキの星団を見ることができます!

NZで通りかかった店外の看板:
(日本語訳)「中冬至・マタリキ:昼が短く、夜が長い。お祭り、愛する人と過ごす時間、ごちそう、焚き火、感謝を捧ぐと前を向く時期」

マタリキをどのように祝うかというと、星空観察はもちろん、マオリ文化をテーマにしたイベントも沢山あります。箕面市との国際協力都市ハット市では、市内のマオリの集会場やコミュニティーセンターで伝統的な地中オーブン料理「Hangi(ハンギ)」を食べる機会や、伝統舞踊の「Kapa Haka(カパハカ)」パフォーマンスもあります!2021年、NZのウエリントン市で友達とマタリキの祭りに行って、様々なイルミネーションやプロジェクションマッピングを見ました。



左:マタリキの祭りで海の中にある噴水に映し出されたマオリ芸術

右:その周辺や拝見者の様子
(提供:L Maule, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons)

日本ではこれから夏祭りの季節になりますが、皆さんは6月中、どのように過ごしますか?私は大阪のプライドのフェスティバルにも行ったことがあり、NZとの違いやイベントの雰囲気を楽しみました。マタリキの祝いにちなんで、今月末は星座を探してみようと思っています。

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!
箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ(マオリ語で「またね」)!



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  プライドとマタリキの祭りに行きたいモミ~


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箕面市と豊能町の消防団で合同訓練を実施しました!

2024年06月17日 | こんなことがありました!
6月16日(日曜日)に箕面市消防団(止々呂美方面隊)と豊能町消防団の併せて約60名が参加し、山火事を想定した合同訓練を実施しました。
ひとたび山火事が発生すると、広範囲に広がる可能性が高く、長時間にわたる消火活動には消防団の協力が必要不可欠です。
特に箕面市の北部地域は豊能町と接しているため、境界地域の消火活動では、箕面市消防団と豊能町消防団の連携が非常に重要となります。
訓練は、消火活動で利用する川から高低差約30メートルを登った距離約500メートル先の場所を火元として実施しました。



まずは、川から消火活動に必要な水をポンプ車で吸い上げます。



火元まで、急な登り坂を手作業でホースを一本ずつ延ばします。



まだまだ火元までは遠いですが、一致団結してホースを伸ばします。



火元まで、ホースを25本も延長しました。



ホースを延ばす距離や登り坂などの影響で水を送る力が弱まります。

そのため、途中で水を送る力を加える必要があり、持ち運びができる小型ポンプが大活躍します。



消防団員の皆さんは互いに協力して、暑い中、汗だくになってホースを延ばして放水し、無事に訓練を終了しました。
訓練の最後に、箕面消防団久保田副団長から訓練の講評があり、「今後も箕面市と豊能町が連携して活動していきましょう。」とのお話がありました。




<消防団員の皆さん、暑い中、本当にお疲れ様でしたモミ~!

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