撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

民間企業派遣職員からのメッセージ

2023年03月31日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さまこんにちは。

2021年4月より2年間ダイキン工業株式会社に出向しております、宮﨑と申します。
ダイキン工業への出向で学んだことや経験したことを中心にご紹介させていただきます。

 

 

ダイキン工業はみなさんもよくご存知の世界トップシェアを誇る空調機メーカーですが、そんなダイキン工業が2017年に設立した「ダイキン情報技術大学」はご存知でしょうか?


●ダイキン情報技術大学の紹介
ダイキン情報技術大学とは、産業構造や社会構造の大きな変革期に対応するため、「デジタル人材」を育成する目的で設立された企業内大学です。
大阪大学を中心とした教育機関、先端研究機関などの講師を招いて、数学などの基礎知識からプログラミング、機械学習やAI応用まで幅広い教育を行っています。
全社員を対象としており、階層別に講座があります。
その中でも新入社員向け講座の事務局として2年間様々な経験をさせていただきました。

新入社員向けの講座では、入社してから2年間は通常の業務には就かず、デジタル人材になるための教育を受けます。
1年目はAI・IoTなどの専門知識を座学中心に学び、2年目は現場に入り込み課題を発見し解決する研修を行っています。
2021年度入社の新入社員(第4期生)は90名、2022年度入社の新入社員(第5期生)は50名がダイキン情報技術大学で学んでいます。

 


こちらは2021年度入社の第4期生のオリエンテーションの様子です。

 


●事務局業務の紹介
事務局の業務は入学式や報告会などの準備・運営、講師との日程調整、新入社員の労務管理、事務手続きのフォロー、面談、各現場との調整、などなど細かく挙げればきりがないほど多岐にわたります。

90人規模の研修の運営を1年間継続的に行うといったことは市役所業務にはないので、非常に貴重な経験になりましたし、企画や運営の難しさも学ぶことができました。

 

こちらは2年目の研修中に行う報告会の様子です。

 

それぞれが現場で取り組んでいる課題についてディスカッションする場として定期的に同期が一堂に会し報告会を開催しています。
コロナ禍ということもあり、100人規模で集まることが難しくオンラインでの開催に変更したこともありました。

報告会準備や運営をするにあたって心がけていたことは「改善する」ということです。
市役所では税務に関わっていたこともあり、過去との整合性なども重要だったので業務の中でも前年踏襲とすることも多かったです。
しかしダイキン工業では改善することが当たり前だったので、働いていくうちに「もっとこうしたほうがいいのでは」と常に考えられるようになりました。
「改善できるものはどんどん改善する」ということは市役所に戻ってからも引き続き意識していきたいと思います。

 

事務局業務ではありませんが、新入社員と同年代だったこともあり市役所での業務経験などをお話させていただく機会もありました。

 

 

講話の機会も設けていただいたことで、新入社員との距離も縮まった気がします。
これまで市役所で経験してきたことがダイキン情報技術大学生のこれからの社会人生活の参考になっていると嬉しいです。

 

●最後に
ダイキン工業で情報技術大学の取り組みに携われたことは、非常に貴重な経験になりました。また、本当にたくさんの人と出会い、とても良い関係性を築くことができました。
この2年間多くのことをご指導いただき、支えてくださいましたダイキン工業のみなさまに感謝申し上げます。

出向期間は3月末で終了してしまいますが、これからもダイキン工業での経験や出会いを大切に、そして市役所業務に活かせるよう励んでまいります。

<宮﨑さんありがとう!ダイキン工業で経験したことを箕面市役所で生かしてね!


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西南図書館で「ブロックで四足歩行ロボットを作ろう!」ワークショップを開催しました

2023年03月28日 | こんなことがありました!

3月25日(土曜日)、西南図書館で小中学生を対象としたワークショップを開催しました。

大阪大学レゴ部のみなさんを講師に迎えて、ブロックやモーター等を使って動くロボットを作るワークショップでした。当日は事前の申込みにより小学4年生から6年生の計9名が集まりました。

準備された部品を組み合わせてロボットを作るのですが、きちんと動くようにするためには歯車などの部品を正しく組む必要があり、参加された子どもたちは設計図を見ながら真剣に制作に取り組んでいました。

また、歯車の大きさや組み合わせにより動き方やスピードなどが変化するということで、動く仕組みを考えながら、いったん組み立てたブロックを何度も組みなおして楽しんでいました。

アンケートでは、ロボットの作成が「難しかった」という回答が多かったですが、全員が「とてもおもしろかった」「おもしろかった」との回答でした。「ブロックの遊びを通じてサイエンスを学ぶ」という今回のイベントを十分に楽しんでいただけたのではないかと思います。

 

動くロボットを作るなんてムズカシそう。でも、みんながんばったね!

 

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています


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~箕面・世界子どもの本アカデミー賞 オーサービジット~「54字の物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説」の作家 氏田雄介さんが箕面で特別授業

2023年03月23日 | こんなことがありました!

箕面市では、子どもの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざし「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」を平成22年に創設しました。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、それらの賞とは違い「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」という全国でも珍しい取り組みです。

例年、学校図書館や市立図書館で、4月からノミネート作品(約20作品)を紹介し、7月頃に各部門の受賞作を子どもたちの投票により決定します。その後11月には、子どもたち自身の運営による授賞式を行い、受賞作家によるスピーチや中学生手作りのオスカー像が生徒たちから授与されます。授賞式後には、受賞作家やノミネート本の作者が市内小・中学校を訪問する「オーサービジット」を開催しています。

3月7日(火曜日)ヤングアダルト賞を受賞した「54字の物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説」の作家 氏田雄介さんが、箕面市立第一中学校(石橋充久校長・箕面市新稲3丁目2-1)と箕面市立西小学校(山下純校長・箕面市新稲3丁目12-2)を訪問し、本の楽しさを作家から直接伝える「オーサービジット」を開催、それぞれの学校で特別授業を行いました。


(「54字の物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説」の作家 氏田雄介さん(西小学校にて))

氏田さんは「できない」を「できる」にし、「退屈」を「楽しい」にする「アイデア」を出すことが自分の仕事だと考えられています。忙しかったサラリーマン時代、長いものを書くのは難しいけれど、「54文字」で完結する文学があれば、自分でも書くことができるのではないかとの発想の転換から「54字の物語」は生まれたそうです。

自身の経験から「なりたいものになる道は一つではない。ゴールへの道はメインストリートだけではない。万人がやっているやり方で一番になるのも一つの方法だが、その他のやり方で一番になるのも良いのではないか。いろいろな手段で夢を実現させよう」と語ってくださいました。

また「今、無意味だと思っていることでも、将来活きてくる事があるから、楽しみにしておいて欲しい」と子どもたちにエールをおくってくれました。 

質疑応答の時間は「氏田さんが大切にしている言葉はなんですか?」や「無人島に何かひとつ持って行くとしたら何をもって行きますか?」など子どもたちからさまざまな質問が次々とありましたが、どの質問にも丁寧に回答いただき、時間ギリギリまで楽しいやりとりが続きました。


(西小学校のオーサービジットの様子)

<お問い合わせ先>
箕面市教育委員会 子ども未来創造局 中央図書館
TEL:072-722-4580 FAX:072-724-9697

<氏田さん、貴重なお話ありがとうございました!ぜひまた箕面に来てほしいモミ~!

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています

 


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ニュージーランドに旅行したら・・

2023年03月23日 | 国際交流員から

ワイヘケ(Waiheke)島の「テ・モトゥ ヴィンヤード(Te Motu Vineyard)」
(先週母から送られてきた写真)

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


皆さん、いよいよ春になります!
日本では、そろそろ桜が咲く季節になり、新しい生活が始まるとともに、卒業式や入学式が行われていることがとても素敵な雰囲気だと思います。しかしNZでは、「新しい生活の始まり」の時期は今の時期ではなく、年明けの方がそうだと感じます。なぜなら、新しい学期は2月から始まりますし、引っ越しの多くもその時期になるからです。

最近、NZにいる友達から「今月、日本に来てるよ~!」という連絡が増えてきています。暖かくなって皆さんも出かけたくなりますよね。そこで、今月のブログで皆さんに紹介したいのは、オススメのNZ旅行企画です!
これから海外に行くことを考えているなら、NZ出身の私からの提案を聞いてください。

ニュージーランドに行くなら

  • NZに行ったことがなければ、各地域の距離感などを想像しながら企画するのは難しいですね。NZの国土は日本より少し小さいですが、日本みたいな新幹線などがないので、色々な場所に行くには全体的に時間がかかります。また、車の運転ができるかどうかにもよります。私みたいに運転が全くできない方であれば、観光バスがオススメです。
  • 「いつ行くのか」も大事ですね。特に、NZの季節は日本と反対ですから、今は秋の始まりです。10月(春)~4月(夏)の暖かい季節がオススメです!もう一つは、日本では北の方が寒いですが、NZは逆で、南が最も寒いです。赤道を越えていくと、色々と不思議です!

それでは、オススメの観光についてお伝えします!
まず、NZの北島から紹介します。

北島(North Island)
(マオリ名:テ イカ ア マウイ(Te Ika-a-Maui))

ほとんどの飛行機は、北島にある「オークランド(Auckland)市」の国際空港に到着しますので、そちらからスタートです!空港からバスに乗ると、40分ぐらいで市内まで行けます。

オークランド(Auckland)市
(マオリ名:タマキ マカウラウ(Tamaki Makaurau))

オークランド市はNZの中で一番「都会」っぽい都市ですので、色んな観光ができます。例えば:

  • 「ワイヘケ(Waiheke)島」でワインツアー(市内からフェリーで片道約50分)
  • 「デボンポート(Devonport)」のカフェでぶらぶらして、砂浜でリラックス(市内からフェリーで片道約15分)
  • 雨の日:オークランド美術館・博物館、「クイーン ストリート(Queen Street)」で買い物(市内)

左:「ワイヘケ(Waiheke)島」の絶景(上)、ワインティスティング(下)
右:オークランド市内の「クイーン ストリート(Queen Street)」とその目印である「スカイタワー(Sky Tower)」

せっかくNZへ行くなら、オークランド市だけじゃもったいないので、南の方にも向かって行きましょう!北島の中央周辺にあるこれらのスポットもオススメです:

  • 「ホビットン(Hobbiton)」という「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」映画シリーズのセットでツアー、ワイトモ(Waitomo)」でホタルの洞窟ツアー
  • 「ロトルア(Rotorua)市」でマオリ文化体験・天然温泉*(*水着必要!)
  • 「タウポ湖(Lake Taupo)」でクルーズ、「フカ滝(Huka Falls)」

左:「ホビットン(Hobbiton)」の丸いドア
右:「フカ滝(Huka Falls)」から勢いよく流れる水がとてもきれいな水色!

北島のもっと南へ行くと、首都のウェリントン市に着きます。

ウェリントン(Wellington)市
(マオリ名:ポネケ(Poneke)、
または テ・ワンガヌイアタラ(Te Whanganui-a-Tara))

「ウェリントン市」は私の地元ですので、見逃せません!箕面市と姉妹都市の「ハット市」も、ウェリントン地域にあります。
これらのスポットはいかがでしょうか:

  • 鮮やかな赤色の「ケーブルカー(Cable Car)」に乗って、「ジーランディア(Zealandia)」という在来種の鳥のための聖域で自然ウォークと鳥を近くで観賞
  • 箕面市との国際協力都市「ハット(Hutt)市(マオリ名:テ アワ カイランギ キ タイ(Te Awa Kairangi ki Tai))」にある「デイズ ベイ(Days Bay)」の浜辺でのんびり
  • 雨の日:「テパパ(Te Papa)博物館」でNZの歴史を感じ、市内のカフェやバーを巡って食べまくり(「フラットホワイト」というカフェラテと、チーズスコーンがオススメ!)

上:「ケーブルカー(Cable Car)」を降りた後の風景
右下:「ジーランディア(Zealandia)」で自然ウォーク
左下:「テパパ(Te Papa)博物館」にあるマオリ族の伝統文化財

最初に書いたブログにも「ウェリントンで歩き旅」について書きましたので、興味があればご覧ください。

それから、できればNZの南島にも行ってみませんか?
ウェリントン市からフェリーか、飛行機で行けます。私はまだ南島へ複数回しか行ってないですが、いくつかオススメしたいスポットを紹介します。

南島(South Island)
(マオリ名:テ ワイ ポウナム(Te Wai Pounamu))

  • 「カイコウラ(Kaikoura)市」で野生クジラを見に行く「ホエールウォッチングクルーズ(Whale Watching Cruise)」
  • 「テカポ湖(Lake Tekapo)」で星空観賞(天気が良ければ、天の川も見えるかも!)
  • 「クィーンズタウン(Queenstown)市(マオリ名:タフナ(Tahuna))」
     で絶景が望める立登り、スキー(冬)、バンジージャンプ
  • 「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」で一日バスツアー、クルーズ

クィーンズタウン市の「クィーンズタウン ヒル(丘)(Queenstown Hill)」
私も登ってみましたが、「丘」登りではなく「山」登りでした・・(高さ907メートル)

私は箕面市に来る前に、「NZの観光地へ旅行に行かなくちゃ!」と思い、クィーンズタウンとミルフォードサウンドに行ってきました。私は知らなかったですが、この「サウンド」とは、「音」の意味ではなく、「海の入り江」という意味です!
この場所の一日バスツアーでは、忘れられない様々な絶景を見ました。携帯の電波が届かない青々とした森から雪山に飛び込むと、船から大自然の景色と生き物が見られました。
実は前の日のツアーに行くはずだったんですが、アラームがならずに寝坊して行けなくなってしまいました。本当にがっかりしましたが、どうしても行きたくて、次の日のツアーにもう一度申し込み、行くことができました。そして、その日のガイドさんがその地域と深い関係があり、彼の話がとても興味深くて、本当にあの日に行けて良かったと思いました!


「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」クルーズ

最後に、オークランドに戻って国際空港から帰るとNZ旅行は終了となります。もし、NZに行くことになったら、是非声をかけてください!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があって、国際交流員の私とクラウディアさんがその国の文化を紹介しています。
それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)




ということは、
   ニュージーランドでの紅葉は今頃だモミ~

 

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民間企業派遣職員からのメッセージ

2023年03月20日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様、こんにちは!
2022年4月から1年間、一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会(以下、全施協)に出向しておりました瓜谷と申します。

 

私は、出向前までの4年間、箕面市競艇事業局に所属しており、ボートレース住之江の施行者として勤務していました。
全施協は、ボートレース住之江を含む全国24場のボートレース場と、全国83か所のボートレースチケットショップ(場外舟券発売場)の開催・運営を行う施行者に関する業務を行っている団体です。

 

―全施協の理念―
Vision … ボートレースがレジャーとして将来にわたって発展し、地域に貢献する。
Mission … 施行権を保障するとともに、施行者の良好な経営環境を実現する。

 

これらの理念をもとに、施行者の経営改善やボートレースの監督省庁である国土交通省や業界関係団体との調整、施行者に共通する事務や課題の調整等を実施しています。
これまでのボートレース住之江という現場の視点から、ボートレース全体の視点へと視野の広がる出向となりました。

 

全施協のオフィスは、東京都港区六本木に所在する「BOATRACE六本木」というビルの中にあります。
BOATRACE六本木は2019年12月3日に竣工された施設で、ボートレース業界の様々な団体が結集し、スピーディーな意思決定を行うことができる施設として誕生しました。

 


(BOATRACE六本木ビル)

 

全施協の事務所の中は、自分の固定席はなく、自由な席を選べるようになっているフリーアドレスとなっていたり、休憩スペースが別で設けられたりしており、同じ所属以外の方々ともコミュニケーションが取りやすい環境でした。
また、コロナ禍に対応した時差出勤やリモートワークを積極的に活用している方々も多く、働きやすい環境であると感じました。

 


(全施協のオフィス)

 

全施協で働く中で、一番驚いたのは、紙を印刷しないということです。
市役所では、データを作成して印刷し、それをファイルに閉じて保管したり、打ち合わせや会議の資料も人数分印刷したりするのが当たり前で、職場には多くの書類とファイルが溢れていました。全施協では、決裁や文書の収受はすべて電子で行い、会議や打ち合わせでも出席者がパソコンを持参するか、タブレットを配布して資料を見てもらうなど、ペーパーレス化が浸透していました。
ペーパーレスであることで、自分の手持ちの書類が少なく、固定席がないフリーアドレスにも対応でき、リモートワークや出張先でも業務の対応ができました。

 

ここからは、私が全施協で携わらせていただいた業務の一部をご紹介させていただきます。

 

・開催日程調整
令和5年度の全国24のボートレース場で開催するレースの日程調整を実施しました。
令和4年度に入ってすぐに各施行者がグレードレースの申請をしていくところから始まり、モーニング開催場、デイ開催場、ナイター開催場、ミッドナイト開催場といった発売時間帯ごとの施行者を集めて日程調整会議を実施して、最終的な調整を行います。
令和5年度は、延べ4,627日の開催で、1場あたり約193日の開催をする予定となっています。全施協としては、1日あたりの開催場数を年間通して平準化させることで、収益の最大化を目指し、日程調整会議を実施しました。
各ボートレース場で、開催できない時期が重なったり、開催したい時期が集中したりと、それぞれ施行者の考え方があることから、調整に苦戦しました。日程調整会議では、開催日程の調整だけでなく、日程の決め方や1日のレース進行時間の決め方についても議論がなされ、みなさまが納得する解決策を見出す難しさがありましたが、ボートレースの収益最大化を目指し、試行錯誤しながらより良いルールづくりや改善に取り組みました。

 

・インボイス制度の対応
令和5年10月から開始するインボイス制度の対応として、ボートレース業界のお金の流れを整理し、課税取引か否かを確認したり、適格請求書発行事業者登録申請を行うか否かを確認したりしました。
同じ業界関係団体でありながら、金銭取引や事務手続きなど利害関係が絡む課題があり、調整では行き詰まることもありました。他の関係団体と議論するうえで、他競技の状況を調査したり、相手の立場に立って考えたりと、自分視点だけでなく業界としてどうあるべきかという広い視点が重要であると感じました。
また、施行者経理担当者向けにインボイス制度に関する研修会を実施しました。研修会では、適格請求書の要件や保存義務、仕入税額控除の要件など、インボイス制度の基礎的な内容から、業界内で整理した課税取引や全施協を介して他の関係団体に支払う取引の取り扱いなどについても説明しました。
ボートレース事業という同じ事業を実施していますが、1場を2施行者で開催しているところや、ボートレース場の施設を民間会社が持つところ、会計処理の違いなど、決算書の内容は様々であり、消費税申告の採用方式も様々です。それゆえ、抱える課題も様々でしたので、個別での問い合わせも多く、顧問会計士の先生に相談したり、いただいた質問をまとめたQ&Aを作成したりと、施行者決算や制度の理解が深まりました。

 


(研修会の資料)

 

・ボートレース場のグルメ紹介
ボートレース業界の関係者向けに「Monthly Boatrace Report」という雑誌が毎月発行されています。その中の一部で、ボートレース場のグルメを紹介するコーナーを任せていただきました。
全国のボートレース場へ出張に行った際に、施行者の方からおすすめグルメを伺い、食べた感想と撮った写真を掲載するものです。全国24のボートレース場の施設は同じ競技を実施しているとは思えないほど、雰囲気や広さ、客層が様々ですが、特に食堂やレストランにはその場の特徴やこだわりが溢れていました。
レースを観戦しながら食べられるところ、提供スピードがものすごく早いところ、その土地ならではの名物が食べられるところなど、新たなボートレース場の魅力の発見となりました。また、この記事を担当することで、現地に行って施行者の方々とコミュニケーションをとる機会が多かったことも大きな財産となりました。

 


(グルメ紹介の掲載記事)

 

このほかにも、グレードレースの視察や会議などで出張に行く機会が多くあり、全国にある24場のボートレース場のすべてに行くことができました。ボートレース住之江にいたときは、他のボートレース場に行く機会が少なく、毎日を過ごすボートレース住之江が当たり前となっていましたが、様々な施行者の考え方やボートレース場の在り方を目にして、ボートレース住之江が今後もファンの皆様に愛され、継続して開催ができるよう、ボートレース住之江がどうあるべきか、自分に何ができるかを考えるきっかけとなりました。

 


(出張先のボートレース蒲郡にて)

 

さいごに、分からないことが多く不安な私を温かく迎え、親しくしていただいた全施協のみなさまには心から感謝しております!とても充実してあっという間の1年でしたが、1年とは思えないほど、多くの経験ができました。箕面市に戻ってからも、この経験を生かしてボートレースを盛り上げられるように励んでまいります!

 

<瓜谷さんありがとう!全施協で経験したことを箕面市役所で生かしてね!

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令和5年度入学の小学校新1年生へ防犯ブザーを寄贈いただきます!

2023年03月15日 | こんなことがありました!

みのおキューズモール様より、令和5年度入学の小学校1年生へ防犯ブザーを寄贈いただきました。
それに先立ち、3月10日(金曜日)に東急不動産SCマネジメント株式会社みのおキューズモール 総支配人の大門様より防犯ブザー目録が手渡され、藤迫教育長より感謝状が贈呈されました。

この防犯ブザーは、令和5年度キューズモールスマイルプロジェクト「みんなのポイントで地元の新一年生に防犯ブザーを贈ろう!」の取り組みとして、キューズモールの共通ポイントカード会員様から寄付いただいたポイントをもとに製作されました。キューズモール各施設(みのおキューズモール・あべのキューズモール・あまがさきキューズモール・もりのみやキューズモールBASE)周辺エリアの小学校新1年生全員、約4,000人に防犯ブザーが寄贈されます。

今回寄贈いただく防犯ブザーは令和5年4月に箕面市立小学校14校へ入学する小学校新1年生に配付し、子どもたちの安全・安心のために活用させていただきます。

ありがとうございました。

<キューズモールさん ありがとうございました!

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令和4年度箕面市消防体力・技術錬成会を実施

2023年03月09日 | こんなことがありました!

3月9日(木曜日)、箕面消防署西分署において、令和4年度箕面市消防体力・技術錬成会を実施しました。

この訓練は、消防職員の基礎となる体力・技術の向上及び士気高揚を目的としており、西分署々庭の本訓練塔及び補助訓練塔を活用し、箕面市消防本部の9隊、計36名の消防職員が実施しました。

はじめに、バーピージャンプを10回行い、消防活動用ホースを巻き取り、担いでダッシュ!!

女性職員も体力技術向上に励んでいます!

その後、消防用三連梯子を登り、斜面をロープで降りた後、ロープで壁面を7メートル登る!

続いて、心臓マッサージを30回行い、8階までの階段ダッシュ!!

最後に、倒れている要救助者を担架に固定して安全確実に搬送し・・・ゴール!!

 

 

大会中は、審査員が各隊員の安全管理をしながら動作や制限時間等を厳しく審査し、最優秀隊を決定しました。
今回の訓練で、各隊は日頃の訓練成果をいかんなく発揮し、訓練を通して現場経験の少ない若手職員の技術、体力等が向上しました。

今後もこのような訓練を定期的に行い、市民の安全・安心のために技術の向上に努めます。

 

<消防隊員のみなさん、すごく頑張ってたよ!

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【相続・特殊詐欺防止セミナー】元気な今こそ知ってほしい!セカンドライフを安心してお過ごしいただくためのセミナーを開催しました!

2023年03月09日 | こんなことがありました!

3月4日(土曜日)、東生涯学習センターで、市民のみなさまに安心してセカンドライフをお過ごしいただくために、「相続・特殊詐欺防止セミナー」を開催しました。終活でやるべきことや悪徳詐欺業者の詐欺の手口などについて、二部構成でわかりやすくご説明しました。

第一部では、大阪司法書士会所属の司法書士から、相続手続きや遺言書についてご説明した後、みなさまのお悩みやご質問にお答えしました。また、箕面市立聖苑館長から、お葬式の形式や費用の実情をご説明し、併せて、火葬場と葬式場を併設した総合葬祭場である箕面市立聖苑の特徴や設備をご紹介しました。

(司法書士がご質問にお答えしている様子)

第二部では、箕面市消費生活センター相談員より、巧妙化する特殊詐欺の手口や被害防止についてご説明しました。大阪府下で発生している特殊詐欺の被害状況をご紹介した後、消費者啓発グッズを用いたゲームを楽しみながら、特殊詐欺対策について学んでいただきました。
みなさまからは「消費啓発グッズを通して、特殊詐欺について楽しく学べた」との感想をいただきました。

<お問い合わせ先>
箕面市 市民部 市民サービス政策室(月~金 8:45~17:15)
電話:072-724-6717
箕面市消費生活センター(月~金 9:00~16:00)
電話:072-722-0999

<たくさんの方にご参加いただき、とても嬉しかったモミ!>

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~千利休も愛したといわれる、伝統の菊炭を守る~止々呂美地区で菊炭作りが行われ、とどろみの森学園の児童が炭焼き体験をしました

2023年03月08日 | こんなことがありました!

箕面市の止々呂美地区は柚子の生産地として有名ですが、良質なクヌギ材を使った炭焼きの生産地でもあります。この炭焼きは、切り口が菊の花びらの模様をしていることから「菊炭」と呼ばれ、火つき・火持ちが良く、パチパチとはじけたりせず着物に燃え移りにくく、立ち消えしたりしないことから、茶席などでの高級炭として重用されてきました。昔は炭焼きがさかんに行われていましたが、昭和30年代以降、電気・ガスの普及と生産者の高齢化などにより生産が減少し、市内で現役の炭焼き窯は現在1つのみとなっています。


(中上さんと完成した菊炭)

 
今回取材させていただいた中上さんの炭焼き窯は「中政園窯」といい、直径約2メートル、高さ約1.5メートルのドーム型で、中は大人が4人ほど入ることができる大きな窯です。


(中政園窯)


(窯の中の様子)
 
1月に菊炭の材料となるクヌギの材料を集め、2月下旬には窯に材料を入れて、火入れを行う「窯入れ」が行われました。その後三日三晩かけて焼き、徐々に空気の入りなどを調整、煙が青白い色に変わるなどタイミングを見計らって窯の入口を塞ぎ、冷ますことで直径約5~10cm、長さ約1mの菊炭が完成します。


(完成した菊炭)

炭焼きに使う木は、樹齢10年から20年のクヌギを使用しますが、これらは何度切っても再生される天然木です。伐採後の切り株からは、また新しい芽が生え、8年位で炭づくりに適した太さに成長するそうで、里山の保全といった森の循環を支える役割も果たしているそうです。

3月8日(水曜日)には、とどろみの森学園6年生の児童40人が、菊炭作りに参加していました。市内でも菊炭作りを体験できるのは、同学園のみで、地元の特産品を知る総合授業の一環として行われています。


 
児童達は、窯の中に入って炭を窯の外に出す係や窯の外で炭を受け取る係、炭を箱詰めする係などそれぞれ役割交代し作業を行いました。窯の中はまだ温かい状態で児童からは「灰のサウナみたい!」と全身灰まみれになりながらも笑顔で体験していました。


(窯の外で炭を受け取る児童)

ほかの児童からも「普通の木から黒い炭になるのがすごいと思った」「窯の中に並べて置いてある炭が倒れて折れてしまわないように、大事に運ぶことに気を付けた」「出来上がった炭を運ぶ時に、折れないように気を付けて運ぶのが難しかった」「ここでしかできない体験でおもしろかった」など普段できない体験を楽しんでいました。


(箱詰め作業の様子)

中上さんからは「ここでしかできない体験と思い、平成10年頃から毎年子どもたちに体験してもらっています。今は蛇口を回せば簡単にお湯がでたり、炊飯器ですぐお米が炊けたりするけれど、昔は炭や薪を使っていたということも伝えています。今自分達が生活している環境は恵まれているということを少しでも感じてもらえたら嬉しい」と炭焼き体験を続ける思いを語ってくださいました。

<お問い合わせ先>
みどりまちづくり部 農業振興室
TEL:072-724-6728、FAX:072-722-2466

<みんな貴重な体験ができて良かったモミ~

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今話題のふるさと納税返礼品「体験型プラン」!サントリーサンバーズ「ホームゲーム試合前サポート体験1泊2日プラン」を初開催しました!

2023年03月06日 | こんなことがありました!

箕面市では、ふるさと納税の返礼品として、本市をホームタウンとして活躍するバレーボールVリーグ1部(Ⅴ1)男子チームの「サントリーサンバーズ」のサポート体験プランを今年度から提供しており、3月4日(土曜日)から5日(日曜日)にかけて「ホームゲーム試合前サポート体験1泊2日プラン」を初開催しました。

サントリーサンバーズは、サントリー箕面トレーニングセンター体育館(箕面市石丸2-11-1)を本拠地としているバレーボールチームで、昨年は2021-22 V.LEAGUE DIVISION1MENと第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会で2冠を達成、さらに2022アジアバレーボールクラブ選手権大会でも準優勝するなど、男子バレーボール界で人気・実力を兼ね備えたチームです。

その強さだけでなく地域貢献活動にも積極的で、公共施設で開催しているバレーボール教室の講師をはじめ、「箕面っ子をまもるサポート隊」としての犯罪防止啓発活動を行うなど、本市で幅広い活動をされています。

このような地域活動を経て本市とサントリーサンバーズは、令和3年10月5日にスポーツを通じた地域社会の発展に関する包括連携協定を締結し、その協定に基づく取組みの一環として、今年度からふるさと納税返礼品のひとつに、同チームのサポート体験プランが加わることとなりました。

サポート体験プランは、今回の「ホームゲーム試合前サポート体験1泊2日プラン」のほか、「練習拠点でのサポート体験日帰りプラン」の2種類あり、昨年10月から実施している日帰りプランは、初回が申込開始22分で完売するなど人気のある返礼品となっています。

今回の「ホームゲーム試合前サポート体験1泊2日プラン」は試合前練習サポートや試合後選手との記念撮影などが体験できる内容で、栃木県や福岡県などから計4名のかたが参加されました。
当日は堺ブレイザーズとの試合が箕面市立第一総合運動場市民体育館(スカイアリーナ)(箕面市新稲2-14-45)で開催されるのを前に、午後1時30分頃、サンバーズの選手が会場に到着し、体験プランがスタートしました。

まずスカイアリーナに到着した選手達をお出迎え。「ふるさと納税の皆さんですね!今日は楽しんでください!」と選手からの声掛けに参加者の皆さんは思わず笑顔になっていました。


(山村監督とのハイタッチは全力でジャンプ!)

その後試合前に、選手にドリンクを渡したり、山村監督や栗山選手と誰のファンかなどの話しをしたりするなど、普段入ることができない選手エリアでの体験を楽しんでいました。

試合前の練習が始まると、いよいよバレーコートの中に入っての練習サポート体験のスタートです。参加者は選手が弾いたボールをすばやく拾い、直接選手へ手渡していました。試合前のため短い練習時間でしたが、選手と同じ空間を共有できる貴重な時間となりました。

さらに、試合に向かう選手がロッカーから出る時に元気にハイタッチし、選手達に応援エールを送りました。関係者しか入ることができない場所からのサポートをとても楽しんでいました。

参加者の皆さんからは「記念になると思って参加しました。いつも観客席からは応援しているけれど、スタッフの一員として外からではなく内から見ることができて良かったです」「ボールを渡す時に、選手とコミュニケーションを取りながらボールを渡すことが出来たのが楽しかったです」「普段見ることができない角度から選手のバレー技術を見ることが出来て嬉しかった」「これから試合に向かう選手とハイタッチが出来て嬉しかった」など体験プランを満喫されていました。

サントリーサンバーズふるさと納税企画担当者の武田専任部長から今回の体験プランについて「サンバーズにとって新たな挑戦で、試行錯誤して実施しました。その結果、サポート頂いた皆様に喜んで頂けて正直ホッとしています。今回の経験を活かして箕面市さんとタッグを組みながら、ファンの皆様に寄り添ったより良い企画を提供していきます」と話してくださいました。

サポート体験終了後は関係者席で試合を間近で観戦し、試合終了後は選手との集合写真撮影があり、ふるさと納税返礼品でしか体験することができないプレミアムな時間を過ごされました。また、参加者へはサポート体験に加えて、試合の観戦チケットや参加者の名前入りサイン色紙、チームTシャツがプレゼントされました。

<「ホームゲーム試合前サポート体験1泊2日プラン」概要>
【日程】令和5年3月4日(土曜日)~3月5日(日曜日) ※試合日は4日(土曜日)
【場所】箕面市立第一総合運動場市民体育館(スカイアリーナ)(箕面市新稲2-14-45)
【試合内容】堺ブレイザーズ戦
【定員】先着10名
【寄附金額】133,000円/名
【プラン内容】
・試合前のサンバーズチームサポート体験(観客席の案内係など)
・試合観戦チケット付き
・試合後、選手との写真撮影
・参加者の名前入り色紙やチームTシャツのプレゼント
・宿泊は大江戸温泉物語箕面観光ホテル(1泊2食バイキング付き)で、2日目はフリープランでゆっくりと箕面観光

<お問い合わせ先>
箕面市 地域創造部 箕面営業室
 電話:072-724-6905 ファクス:072-722-7655

<箕面に来てくれてありがとうモミ!

箕面市では、2月1日から3月31日まで、統一キャンペーン「今すぐ自治会に加入してください!自治会を結成してください!」を行っています

 


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