7月31日(木曜日)、箕面市出身で世界的なバレエダンサー木田真理子さんが倉田哲郎箕面市長を表敬訪問されました。木田さんは、今年の5月に世界で最も権威あるバレエ賞のひとつ、ブノワ賞を日本人で初めて受賞されました。この木田さんのご活躍を受けて、箕面市長から市長表彰が贈られました。
表彰は、市役所本館2階の特別会議室で行われ、木田さんはまず倉田哲郎市長から日本人で初めてブノワ賞を受賞したことを讃えた表彰状を手渡されました。
4歳からバレエを始めた木田さんは、高校1年生の時に出場したローザンヌ国際バレエコンクールで入賞したことをきっかけに、本格的にバレエの道へ進むことを決めました。サンフランシスコ・バレエスクールに留学し、カナダのバレエ団やスウェーデンのバレエ団で活躍され、その後、スウェーデン王立バレエ団の第一ソリストとして入団されました。
(©「ジュリエットとロミオ」を踊る木田真理子さん(左) Gert Weigelt 撮影)
そして、今年5月に、振付家マッツ・エック氏の作品「ジュリエットとロミオ」でのジュリエット役が評価され、バレエ界のアカデミー賞とも言われる権威ある賞のひとつ、ブノワ賞を日本人で初めて受賞されました。6月5日には、スウェーデン王立バレエ団の最高位であるプリンシパルに昇格され、ご活躍されています。
(©「ジュリエットとロミオ」を踊る木田真理子さん(左) Gert Weigelt 撮影)
バレエを始められたきっかけを尋ねられた木田さんは、「4歳のときに、東生涯学習センターのバレエ教室に通ったのが最初です。ここで、踊る楽しさを学ぶことができました。踊りに対する情熱と、家族や友人、同僚からの応援が励みになり、ここまでバレエをがんばることができました」と話しました。
倉田哲郎市長からは、「東生涯学習センターのバレエ教室から、世界にはばたいていかれたのは、箕面市として非常にうれしいです。箕面市の子どもたちも、勇気をもらえます。これからも、木田さんがご活躍されることを、箕面から応援しています」と励ましの言葉が贈られました。
その言葉に木田さんは「これからも、これまで通り真剣にバレエに向き合っていきたいです。また、将来的には、自分がバレエで得たことを他の人にも伝えたり、指導することもできればと思います」と抱負を語りました。また、箕面の子どもたちに向けて「やりたいことを楽しくがんばってほしいです」とメッセージを贈られました。
<木田さんの素敵な踊りをモミジーヌもいつか見てみたいな~ 木田さん、これからもがんばってください!