撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」受賞者に贈るオスカー像を制作しました!

2013年08月23日 | こんなことがありました!

「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の受賞者に贈られる「オスカー像」が、市立第六中学校の美術部により制作されました。


 

今年の「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」では、5部門30作品がノミネートしており、9月に市内の全小中学校の児童・生徒による投票で、受賞作品が決まります。11月の授賞式では、受賞した作家さんたちを招待し、子どもたちから手作りの「オスカー像」が手渡される予定です。

今年の「オスカー像」は、市立第六中学校の美術部の生徒さんたちが作成を担当しました。7月末から製作に取りかかり、成形、素焼き、絵付け、本焼きと約1カ月の作業を経て、8月22日の窯だしに至りました。

美術部員の中には、初めて陶芸をする生徒も多く、今回は陶工房高谷の高谷和彦さんにご指導を頂きました。

 

 

 

「オスカー像」のデザインを担当した第六中学校3年生の伴千笑(ばんちえみ)さんは、平成22年のオスカー像の作成にもかかわっており、今回で2回目です。窯から取り出した作品を手に取り、「想像通りの作品ができていて、うるっときました」と、感動した様子でした。

 

オスカー像は、「宇宙の惑星」をテーマにしており、太陽や月、水星、木星、海王星をイメージしています。それぞれの惑星をイメージした釉薬を使用し、黄色や青色など色鮮やかに仕上がっています。

作品は、この後、大阪府立西野田工科高校のご協力で台座などを制作していただき、完成します。11月の授賞式で、受賞者の作家さんに渡されるのが、楽しみですね。

 

 <素敵なオスカー像ができたね!モミジーヌもアカデミー賞授賞式が楽しみ~☆

 

 

 


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中学校給食に箕面産“野菜”を届けます!出荷農家さん紹介!

2013年08月23日 | こんなことがありました!

9月から始まる中学校給食に向けて、市内農家さんの出荷準備が進んでいます。

箕面市農業公社が協力農家を募集し、現在34軒の農家さんに協力いただいています。

9月は、なす、きゅうり、ピーマン、玉ねぎ、ジャガイモなど、この時期に箕面で獲れる旬の野菜が中学校に届けられます。

 

 “食の向こうに箕面の農業がある!”

農業公社では、定期的に市内農家さんを紹介していきます。

今回は、先ず、新稲地区の農家さんからです。

  

   稲治隆三さん。植えられているのは「キャベツの苗」。

本葉5~6の苗を、1つ1つ手に取り、土に小穴を掘って、丁寧に土をかぶせていきます。

畑の土から野菜が生えてくる様は驚異的です。

こんな小さな苗から、“球体のキャベツ”ができるのです。

キャベツは中学校給食でもよく使用し、ビタミンCも多く、腸障害によいビタミンUが多いのが特徴。生でよし、煮てよしの健康野菜の王者です。

  

苗床でさらに成長させて、広い場所に移し替えながら順々に成長させていきます。

「今年は(発芽率が低いと困るので)種子を多く買ったら、発芽率が100%近かった。うれしいやら、忙しいやら。」と予想以上の育苗を前に、笑って語ってくれました。

右側の黒いネットは、先日、定植させたブロッコリー。

このようにして、アブラムシなど害虫の飛来とも闘いながら生育させていきます。

  

 

  稲次勉さん。9月は、“なすび”を出荷してもらいます。

なすびの主枝は、稲次さんの背丈をこえて、高さ2mほどにもなっています。

なすびは、漬けて、焼いて、炒めて、煮てよし。

込み合った枝の葉を取り除き、なすびの果実1つ1つに光が差し込むように育てます。

 「今年の夏は暑すぎて、早く大きくなったり、病気になったり・・・

給食で使う日にドン・ピシャリ!と、あわせて収穫するのが難しいなあ・・・」と

いつもニコニコ話しかけていただきます。

 

  平井博文さん。9月給食に大量にジャガイモを提供してくれます。

冬に向けて、手前の畝(うね)に植えられているのは「ネギ」。

ネギは体を暖め疲労を回復する冬野菜です。毎日の水やりも大変です。

「今日はわざわざ写真撮りにきたんか!」と優しく語ってくれます。

 

“暑い夏・乾いた夏”・・・どの農家さんも今夏の悩みは水です。

しかし、どの農家さんも給食出荷に向けて頑張っておられます。

 

  

  藤田さん夫婦。無農薬栽培にもこだわった農家さんです。

毎日、朝夕は奥様と仲良く一緒に畑に出ています。

 

倉庫の中は、ひんやり。

給食に出荷される「玉ねぎ」が、所狭しとつるして貯蔵されています。

  

近くの田んぼには、西小学校5年生による“手作りの案山子(かかし)”の姿も。

稲穂が実るとスズメ食害もあります。

お米も私たちの口に入るまでには、長い長い道のりがあります。

 

何でも簡単に手に入る時代。だからこそ、箕面市農業公社は、

“食の向こうには 農業があること”

“食の向こうには 箕面の歴史があること”を

これからも発信していきます。

 

 <リンク>

箕面市農業公社

 

<9月の給食が楽しみだねー


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