「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の受賞者に贈られる「オスカー像」が、市立第六中学校の美術部により制作されました。
今年の「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」では、5部門30作品がノミネートしており、9月に市内の全小中学校の児童・生徒による投票で、受賞作品が決まります。11月の授賞式では、受賞した作家さんたちを招待し、子どもたちから手作りの「オスカー像」が手渡される予定です。
今年の「オスカー像」は、市立第六中学校の美術部の生徒さんたちが作成を担当しました。7月末から製作に取りかかり、成形、素焼き、絵付け、本焼きと約1カ月の作業を経て、8月22日の窯だしに至りました。
美術部員の中には、初めて陶芸をする生徒も多く、今回は陶工房高谷の高谷和彦さんにご指導を頂きました。
「オスカー像」のデザインを担当した第六中学校3年生の伴千笑(ばんちえみ)さんは、平成22年のオスカー像の作成にもかかわっており、今回で2回目です。窯から取り出した作品を手に取り、「想像通りの作品ができていて、うるっときました」と、感動した様子でした。
オスカー像は、「宇宙の惑星」をテーマにしており、太陽や月、水星、木星、海王星をイメージしています。それぞれの惑星をイメージした釉薬を使用し、黄色や青色など色鮮やかに仕上がっています。
作品は、この後、大阪府立西野田工科高校のご協力で台座などを制作していただき、完成します。11月の授賞式で、受賞者の作家さんに渡されるのが、楽しみですね。
<素敵なオスカー像ができたね!モミジーヌもアカデミー賞授賞式が楽しみ~☆