大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

天皇杯決賽 大阪鋼巴 1-0 柏太陽神

2009-01-02 00:34:02 | ガンバ大阪
結果を手繰り寄せて、来季もACLに行くことを決めた試合。これだけ試合をこなしてきたのだから内容は最高というものではないにしても耐えて耐えて天皇杯優勝を手にすることができた。とはいえ、内容でも最初は柏に押されていたけども、途中からポゼッションで圧倒することができたし、プレッシングを得意としていたはずの柏のプレスがパタっと止んでいた分、後半終了間際から延長にかけては中盤から前線へ縦パスを何本も通すことができたところを見ると、天皇杯決勝って正に消耗戦だったな、という感じがした。つまり、ガンバだけでなく柏も疲れていたということなんだけども。

後半押し気味に試合を進めていた時に、播戸を入れたいな、と思っていた。そうすればもっと相手DFを下げさせることができ、かつFWが高い位置でボールを貰うことができることがその根拠なんだけども・・・けど彼は今まで散々スタメンでチャンスを貰っていながら何度も決めきれていなかった。一方決勝で先発していた雅人はここぞというところで得点を決めていた。そうなると、交代させるのにカントクが躊躇っているのは判るなー、と思っていたものだが。でも、最後の最後には決めてくれた。その時のゴル裏の興奮は最高やったね。やっぱりこの人が得点すると盛り上がりが違う。

そう考えると、この人の効用というのをきちんと認識しておく必要があるかもしれない。彼は得点できない時でも、シュートを打つべき位置に居ることが多い。まあ、決めきれないのは技術的な問題なんだけども、そうやって高い位置を張れることをもう少し見てあげないといけないのか、という気もする。まあ、判りやすく言えば、バンちゃんは、技術よりも気持ちで引っ張る、サッカー界の中畑清じゃないでしょうかw

その他、遠藤が怪我持ちとは信じられないくらいの運動量で帰陣し、相手のマークをもヒョイと交わして1タッチでパスを繰り出してゲームメイクしたりする働きぶりや、明神が古巣相手に積極的にシュートを打つところや、寺田が柏からオファーが来てもおかしくないような働きぶりをしているところなんかも取り上げておきたいんだけども、やはり最後は決勝ゴールを決めたバンと、そのお膳立ての得点に絡んだヤットと倉田に尽きるかな・・・

来季はどういう流れになるのか正直今のところ判らない。けど、その前に選手たちにはゆっくり休んで欲しいとは思う。それが正直な気持ちですね。

2 コメント

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Unknown (midori)
2009-01-02 01:33:21
お疲れ様でした。
ガンバのサポーターも、選手たちも。

そして、おめでとうございます。

2008年は、ACL、CWCと、ガンバには本当に感動させてもらいました。
リーグ戦の順位だけでいえば不本意だったかもしれないけれど、それ以上の収穫を得た年だったんじゃないかと思います。

確かに世間的にいえば、柏が勝ったほうがドラマチックな、マスコミ的にうれしい内容になったかと思います。それにそんなことには関係なく、彼らは素晴らしかったから。

しかし、それ以上に、「強いところが勝つ」という、非常にすっきりした結果をみさせていただいた思いです。
ガンバの選手たちは疲れがピークだったこともあり、内容的に「最高のゲーム」とはいえなかったかもしれません。
でも、そんな疲れのピークの中でも、「決勝戦」という特別な舞台の中での戦い方をみせてくれて、そういう意味でとても凄みのあるものでした。

また両監督の采配も面白かった。
局面局面での両者の心理を考えるのも面白かったです。
すみません、当事者にとって「面白い」なんていってられない状況でしたでしょうけど。

それと・・播戸の得点には、ナビ決勝での高松の得点をだぶらせてみてしまってました。
もちろん、状況は違うのですが・・。
今日、試合前に、テレビで両チームから選手インタビューが一人ずつうつるのですが、柏は李、ガンバは雅人なんですよね。

雅人はそれだけの活躍をしているわけですが、
天皇杯という舞台で、その最後の最後に決勝点をたたき出したのが播戸。
播戸の決勝点を喜ぶ民国さんのメールをみながら、
長期離脱して不本意なシーズンをおくった高松が久々のスタメンをかざったナビ決勝で決勝点をきめた姿をだぶらせてしまいました。もちろん誰がきめてもうれしいのですが、大分にとって、高松くんは特別ですから。

ACLからCWCへ。
また楽しみがふえましたね^^
あ・・・・でもこれで・・・家長くんはいなくなっちゃうのかな・・orz
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Unknown (民国97年)
2009-01-02 17:58:31
>midoriさん

コメントありがとうございます。確かに今シーズンを漢字一字で表すとすれば、「激」という字が思い浮かぶくらい、激動のシーズンでした。ACLを勝ち抜き、一時はバレーと遠藤の離脱で勝てなかった時期を経験したかと思えば、CWCでマンU相手にあの試合をやってのけたわけですからね。

これでお互い国立でタイトルを獲ったという意味では仲間になりましたねw

もし仮に柏が勝ったとしたらそれはそれでガンバサポから見ても来季面白い展開になっていたかなとw レイサポが海外で「柏バカ一代」を歌ったり、パッパラー河合氏が中国アウェーの時に、元爆風繋がりで北京在住のファンキー末吉氏のところを尋ねて行くとか・・・それはそれで見てみたかったんですが、今回は勝たせてもらいました。

ただ、天皇杯とACLの関係をリンクさせてみると、リーグ戦の順位が低かったチームにもアジアへの扉が開かれているのが天皇杯であって、今日本サッカー界のレベルの底上げには、その天皇杯枠でもって一つでも多くのチームがアジアを体験し、その経験値を全体で共有しあうことが必要なのかもしれません。だからその意味で、来季大分もACLを狙うに当たってリーグ戦やナビスコの成績次第では、天皇杯に賭け、選手たちがブラジル人スタッフを困らせるぐらいのことをやって見るというのもいいかもしれません。
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