大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

天皇杯第3輪 大阪鋼巴 3-2 栃木SC

2010-10-10 06:46:56 | ガンバ大阪
前半終わった時点では、逆転出来る、というイメージがあまり浮かばなかった。かつて横浜FCとやった時には前線で決められる2トップが居た。山形戦においても後半から主力選手を投入して局面を打開出来た。けど今回はそうした選手が見当たらないと思っていた。それくらい人が居ない状況だった(なんて書き出すとプロジェクトXみたいなナレーションなんだがw)。そんなわけで、今年の年末年始はゆっくり出来るなあ、なんてことを思っていたんだけどもね。

しかし、後半終わってみれば・・・まだまだ神様は休むことを許して下さらないようです。更に来年もアジアへ行け、という掲示が下ったとしか言いようがないw ついでだから、自分たちで3位に入って、更に天皇杯優勝してセレッソを繰上出場させてACLの厳しさを味わわせてやれということなのかw まあ、私の周りにはACLがなかったら廃人同然になってしまう人がいるわけですがね・・・誰とは言いませんが。

立ち上がりにおいては、栃木ラインをコンパクトにして、ボランチからの楔のパスを狙ってくる形をとり、ガンバとしてもなかなかボールの収まりどころがなく、攻撃の形を作れなかった。そんな中で決められるとしたらショーキしか居なかったんだけども、あれを決めていればあまり苦しまなかったかもしれない。ま、結果としては相手に2点先行されて苦しい展開となったんだけどもね。

でも、後半素早くこの試合に勝つためにカントクが動いてくれた。和道に替えて智を最終ラインに置いたことで、かつての高いラインが復活。この姿を見たのは久しぶりだったな・・・勿論これは相手に裏を狙われることを覚悟の上(実際、1点返した後加えては本当に危なかったけども、相手の船山はオフサイドと思ったのか反応が少し鈍く感じた)ではあった。それでガンバが攻勢をかけられるようになったのが大きい。審判の演出的誤審に助けられたのも大きいw 船山がエリア付近で倒れたのは、確かにシミュだった思うけども、エリアの外だとああいうプレーでは攻撃側にFKを与えることが多いんだけどもね。

そして忘れてはならないのが、本日のMOMの佐々木勇人。この試合では本当に彼に救われたといっていいんだけども、彼はサイドに限定しない使い方のほうが能力を発揮出来るのだろうか?同点ゴールを呼んだショーキへのオフサイドギリギリのスルーパスといい、大塚の決勝ゴールをアシストしたドリブルといい。大塚は試合が始まる前までは、チーム内の序列では星原より下だったかもしれないが(星原はそれまで鹿島戦でゴールを決めていた)、この試合の決勝ゴールで評価がどう変わるだろうか?

栃木はリーグ戦の柏戦の時の印象とは違い、ラインを高くしいてコンパクトに保っていたけども、これは柏戦自体がプラン通りだったというよりも、むしろ引いて守る戦い自体が不本意であったという思いから修正してきたのかもしれない。ただ、皮肉なことにそれがゲーム終盤仇にはなったんだけどもね・・・まあ、これはヒロシ自身が自らに貼られたレッテル(守備的で退屈というもの)を剥がそうと必死に戦っている証かもしれない。神戸時代は天皇杯で鳥栖に大敗したよりも、むしろ彼のスタイルをきちんと評価してもらえなかった、というところで解任されたように思えて仕方がないんだけどもね。ひとつ言えるのは、ヒロシのチームには、カウンターで決められる大久保嘉人みたいな決定力のあるFWが必要だということか。この試合栃木には3点目を取るチャンスがあったと思うんだけども、そこで決めきれなかったが痛かったわけだし。

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