大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

藤春よ、這い上がって来い

2014-07-25 06:46:37 | ガンバ大阪
今のガンバで1番替えのきかない選手は誰かと言うと、それがなんとオ・ジェソクだと言うと皆さん驚かれるかもしれない。え、そうでもないって?w まあ、最近ガンバサポさんの言うことって、ブログやツイッター見ると大体皆似たようなことを言うようになって来ているように感じられるんですねw だからまあ、試合の感想とかをじっくり書くまでもなくなって来たんですがねw

多分、藤春は今の戦術では出番がない。あるとすれば、両サイドバックのどちらかがケガもしくは有給の時のみ。ブロックを敷いた時に岩下が前へ飛び出していくシステムではオさんの絞りが不可欠で、一昨年は藤春が全くそれをやらなかった為に降格の憂き目にあった。というか、正信の分かっていたけどもあえて修正せずに藤春の成長にかけた。あと、藤春って時折マークを見失ったり、競り負けてしまったりする悪癖もあるんで、健太監督にしてはリスクはあるのかもしれない。藤春ってセホロペ時代に高い位置に張るポジショニングで成長していったけども、今のやり方だと出番が減ってしまっているのはそんなところにあるのかもしれない。この辺はクルピ退任後のセレッソで丸橋や酒本が精彩を欠くどころか守備面で足を引っ張ってるのとどこか似ているんだろうけども。

その分米倉が高い位置へ飛び出すことも多いんだけども、右サイドの方は西野君がカバーに徹するのでちょっと約束事の意味合いが異なる。まあ、その分西野君の手前のスペースにクリスティアーノに入られるところは米倉が絞るということで甲府戦では対応していた。

まあ、そういうことで、ボールサイドに絞る守備や真ん中を固める守備については出来ているわけなんで、藤春が出番を取り戻そうとするならば、まずは求められてる戦術的な動きに加えて、かつ攻撃面において自分の持ち味を発揮するっていうことをやらないと行けないことにはなる。ただ、それは今度攻撃面において、彼の初動の位置が下がる、ってことを意味するわけなんで、その壁を乗り越えてこそ、彼は真のサイドバックとして成長出来るんんじゃないかって思うわけです。

もっとも、こういう形って少ない好機をモノに出来る決定力というのがあってこそ成り立つものであって、多分シーズン当初からこれに近いものをやりたかったんだろうとは思うけど。だからまあ、得点シーン以外は見せ場はあまりなかったのが甲府戦だったけど、前節の甲府とお隣の試合を録画で見比べて見ると(ガンバサポって実は多かれ少なかれセレッソウォッチャーではある。逆はあまりないかもしれんけど)クオリティの違いがよくわかるw 秋のゴラッソの場面って、DFから消える動きでマークを外してるんだけども、それを演出するために宇佐美がマークを引っ張っているわけよね。セレッソ時代の秋って、シュートを打てども打てども入らなかった記憶があるんだけども、それでも数打ちゃ当たるを地で行ってなかったっけ?

おそらくそういった違いっていうのはフィニッシュの場面で体力を残しておいているか、というところに起因しているのかもしれない。この暑い夏においてゲーゲンプレスの導入に踏み切ったお隣(精一杯好意的に解釈してあげれば、涼しくなる秋以降に向けて今はヤンマー製のトラクターで畑を耕してから、種を撒いている状態んだんだろうが)と違って、ウチの場合ある程度割りきった形でやっていて、前プレにしても、こないだの清水戦でもパトリックや宇佐美が限定的に前プレ(それでもやっている時間帯においてはキッチリ点を取っているところは評価出来るが)を彼らの判断でやっているという程度でしかない。それは結局のところ、前で決定力を発揮してもらうには、守備負担を少なくする。その分後ろには負担がかかりがちなところをどう守るか、という発想に基いているわけ。

セットプレーの守備にしても、あちらが全員戻っているのに対し、こちらは宇佐美一人前に残しているってところにコンセプトの差が現れている。これはどっちがいいとか悪いとかいうことは現時点で決めつけるつもりはないし、どっちのやり方が良かったのかは、シーズンが終わった時点での順位を比較してみるしかないんだけども。そうなると、お隣さん今の監督のことを長い目で見てあげないと行けないんだが・・・

逆にウチの場合中長期的にはどこかでサッカーの衣替えっていうのが必要にはなるし、大輝なんかはその時こそ彼のラインコントロール能力が必要になってくるわけですけどもね。今はただただ、目の前の試合を一つ一つ取っていくしかないという立場ですわ。

おっと、藤春の件から話がだいぶそれてしまったw だからこそ、このまま藤春には今の控えには埋没してほしくはないし、これをきっかけに一回り大きくなって欲しいとは思うんですね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。