大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯盟杯1/4決賽 第2輪 大阪鋼巴 5-2 浦和紅寶石

2007-07-15 10:27:49 | ガンバ大阪
ナビスコ準々決勝において、お互い代表召集やら負傷やらで主力が抜けて苦しい台所事情だった。しかし、両者の間を分けたのは、最終ラインの面子の違いだっただろうか。欠場した選手の内訳を見ていると、闘莉王、坪井、阿部、啓太という守備の要がゴッソリ抜けた浦和に対し、ガンバはシジ、山口、中澤と高さのある3人が残っていた為、浦和にサイドを狙われても中央を固めていればよかった。

加えて播戸、家長(ルビサポの皆さん、「家永」ではありません念のため)、安田が戻って来たことも大きかった。かくしてガンバは、播戸の1トップで守備をガッチリ固め、攻撃は高さを生かしたセットプレーと、家長、播戸によるカウンターで取るべきところで点を取ることができた。

ガンバは第1戦に比べるとマグノ・入江が離脱したもののその穴を感じさせないような出来だったと言えるのに対し、浦和には上積みがなかった。小野が1点目を返した時にうまく裏に抜け出した場面だが、あれはやっぱりオフサイドっぽかったが・・・どうも最近万博での試合でバクスタ側の副審はひどいの一言に尽きる。だが、これ以外に伸二が特に目立った場面というのはあまり覚えていない。ガンバ戦しか見ていないからかもしれないが、ナマで伸二を見る限りこの人が自分の持ちうる才能を全て出したような気がするんだけどね。あとは永井。1点目のゴールは敵ながらあっぱれで、彼の持ち味が出ていた。しかし、安田のクリアミスを拾った場面ではシュートに自分で持ち込めずにポンテにプレーを絡ませてしまってオフサイドでみすみすチャンスを逃していたが、これがワシントンなら自分でシュートに持ち込んでいたところだろう。こちらから見ればこの2戦は永井サマサマだったんだけどね。ただ、この試合得点を決めた永井がベンチを暖めることができるチーム事情なのだから、層の薄いチームからすれば誠に羨ましい限りである。

前半を3-1で折り返したところで、バクスタSB席では後半浦和が動いてくることを仲間内で予想しあった。田中達也は当然出てくるだろう、と。正直後半頭から替えて来るかな、と思ったが、ハーフタイムで浦和の控え選手全体が練習していたのだから、相変わらず相手のカントクさんは動くのが遅い。けど、昨日の試合の前半ではSBから見ても向こう側のプレーが見えにくいほど雨が激しく降っていたわけで、その中で負傷から戻って来たばかりの達也を使うのはかなりリスキーだろう。オジェック監督もできることなら温存しておきたかったに違いない。後半追加点を奪われて(家長のヒールパスとシジのオーバーラップはお見事。闘莉王にはこんなことできひんやろ)、やっとオジェックは達也と、安田とのマッチアップでいいところのなかった山田に替えて平川を投入。これで少しは浦和の攻撃もよくなったんだけども、ドフリーのヘディングを達也が外してくれたのにはサンキュー。この辺が播戸との差かな。

かくして、浦和が本調子でなかったこともあったけども終わって見れば5-2。準決勝にコマを進めることができました。5点目を取った後に暫くの間あかーい人たちが静まり返ったのを見たのは気持ちよかったですね。ただ、ベストメンバーじゃなかったとか、雨の中でやっていたらホームのガンバ有利だとかいうエクスキューズを相手に与えてしまっているから、やっぱりお互いベストメンバーが揃う8月15日には完全決着をつけてやろう。


4 コメント

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Unknown (sammy)
2007-07-16 07:28:04
選手も褒めるべきだが、
万博の素晴らしいピッチも褒めてあげたい。
ここ1週間、大阪は雨ばっかりだったのにもかかわらず、あの前半のすんごい豪雨にもかかわらず、これっぽちも水溜りは出来なかった。

ガンバのポゼッションサッカーの要因のひとつに、西野朗とガンバユースの存在が挙げられるが、忘れてならないのは、
万博練習場のピッチが2面になって、年間を通じて良好な芝が常に保たれるようになったこと。
それと、開幕から続くスタジアムのスーパーな芝。(観客席と屋根と食べ物は最悪といわれるスタジアムだが)
なぜか、1回もJリーグからベストピッチ賞を貰ったことが無い。今回は特別賞をあげたい気分だ。
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Unknown (民国96年)
2007-07-16 08:37:37
昨日帰宅してからたまたまJスポで同日行われた西京極での京都戦を見ていたのですが、同じ時間と同じ地域で行われたとは思えないくらい、あちらの水はけは悪かった。その意味で万博のピッチというのはプレーに支障を来たさず、しかもガンバのパスサッカーを却って引き立たせる程ボールを滑らせてしまうわけですから大したもんだと思いますよ。
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Unknown (sammy)
2007-07-16 23:48:53
ブログ巡りをして、
芝生のことに触れているのは皆無。
いや、ブログを持っていない自分が、民国さんたちを攻めるわけではなくて、
思い出すのは、やっぱり昨年のACLのアウェー大連戦。やっぱりあの試合は悔しい。
いいグランドならアジア最強を名乗りたくなる、そんな気分にさせた一夜でした。
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Unknown (民国96年)
2007-07-18 08:42:03
確かに大連アウェーはピッチさえもう少しまともであれば何とかなっていたでしょう。ただ、アジアにはまともでないピッチのところが多いのも現実ですから、僕はアウェーで勝つよりもホームで圧倒的な差をつけて勝つということがACLでは重要であるような気がするわけです。

その意味で、埼スタで思うように力を出せていない浦和はACLに向けてやや不安が残ると思いますがね。
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