大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第15輪 大阪鋼巴 3-1 神戸勝利船

2010-07-30 07:14:05 | ガンバ大阪
前回のエントリにおいて、神戸の安達サンがウチの社長に電話してきているのは、何か裏の目的を隠しているからじゃないかということは書いた。やたらと仕切りたがるのが大好きなあの人が、最近プレミアリーグ構想を打ち出しているという話を聞くと、多分自身の構想において何かとガンバを取り込んでおきたいという目論見があるのかもしれない・・・そうやって評価して頂くのは大変光栄であり、ウチとの試合においてはチケットの値上げを行い、平日のホムスタという大阪市内からは大変行きにくい中で1万6千人も動員できる阪神ダービー(あちらにとってはガンバとやる試合こそが「ダービー」なのかもしれないが)として価値を高めて頂いたのには一応感謝いたしましょう。

ただ、安達サンご自身が壮大な構想をお持ちであるのは理解出来るとしても、その前に足元をしっかりと見つめ直して頂くのが先じゃないでしょうかね?特にしょうもないイエローが多いと苦言を呈していた某選手に関しては・・・え、とっくに説教したからこそその成果がW杯でも出たって?これは失礼しました。

さて、試合を振り返ってみると、試合開始からガンバの両CBの間にボールを入れてそこに大久保を走らせるという狙いがあるのは、試合前のいじってきたスタメンを見ると想定内ではあった。

だからまあ、素人がスタメンを見てある程度ゲームプランを想像出来るということは、プロである対戦相手ならどこをケアすべきかというのは解りきっているわけでね。案の定そこはしっかりケアしていたけども、それでもDF3人を引き連れてシュートまでもって行く大久保は敵ながらさすがとしか言いようがないんだけども、この形ではこの人の良さってあまり生きないだろうなあ。どちらかと言えばこの人の特性はファーストストライカーよりはセカンドトップなんだから、都倉が潰れたところのスペースを大久保が狙う、という形がより彼を活かす手法だとは思ったけども。その意味では、策士策に溺れる采配をみうみうがとってしまったかな・・・

まあ、そうやってソータと和道で相手の裏のスペースを消すと、神戸は次の選択肢としてサイドに広く展開するんだけども、逆にそれは攻撃において縦への速さがなくなってしまい、ガンバとしては中を固め、右サイドから切り替えして左足でのクロスとかいうどこかで見たような光景についても、十分対応出来たわけだし。

逆にガンバの攻撃においては神戸が選手間のポジションを広げすぎた分、その間のスペースにガンバの選手たちがどんどん入り込んではボールを回して、DFの間にも飛び出して行ける形を造ることができたわけで。だからまあ、みうみうが目指していた欧州のモダンな戦術っていうやつが却って裏目に出た形ではあるんよね(あれは個人能力やフィジカルが飛び抜けていることが前提となる)。

だからこの間のマリノスみたいに中を固めて守られる方がどちらかと言えば攻めにくいんではあったけども、今回は神戸のスタイルに助けられたという感じではありますね。次金沢で対戦する山形だって中断明けからは4-3-3をベースとするチームではあるけども、広げたスペースの間を如何に使っていけるかが鍵を握って来るだろう。

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