大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2007J聯賽 最後一輪 大阪鋼巴 2-2 廣島三箭

2007-12-02 09:34:40 | ガンバ大阪
前節と同じように後半ロスタイムでここを凌げば勝利という場面でまたもや勝ちきれずに痛い引き分け。結局、前節と同じように全体に漂っていた温い空気を最後まで熱くすることができなかったことを象徴するような結果となった。

前日の深夜から仲間内と車で乗り合わせて早朝にビッグアーチに到着。試合前に時間がたっぷりあるので、暫くの間仮眠をとった後にスタジアムの外部にあるフードコーナーでいろいろ食べてみる。うーん、ポテトなんていうのは万博のソレと比べると、目の前で焼くだけでこんなに味も違うのかw 入場してからメインスタンドの裏で売っていたシュウマイもなかなかの味。

けども、入場前の並びを見ても、2年前の等々力とは比べようもない。せめて先週勝っていれば、奇跡を信じてもっと多くの人が来ていたとは思うのだけども、それは今更言ってもしゃあないしね。

ただ、消化試合になってもガンバを応援しようと集まって来た人たちばかりだったはずなのに、応援の雰囲気も温かったことも告白しよう。あんまり身内の悪口は言いたくはないが、試合中に後ろの方で、同時刻に行われている浦和と横浜FCの試合の途中経過で、浦和が先制されていたことにはしゃいでいた連中がいたのには空いた口が塞がらなかった。浦和の結果が今のウチらに何の関係があるのか?仮に関係があったとしてもそれを試合の途中で知りたいとも思わなかったと、2年前に等々力にいた者としては言っておこう。

あの時、最初は試合の合間に携帯で長居の試合をチェックしていたが、途中で経過を追うのをやめてしまった。他会場の試合の経過までは自分たちではどうにもならないし、仮に優勝できなくても、その日の試合に勝てればはるばる大阪から来た甲斐があったと思うことにしていたのだが。話を昨日の試合に戻すと、あの後たまりかねて私は「試合に集中しようや」と声をかけたのだった。この時期選手の体は一杯のところまで来ているわけで、その選手たちを更に限界からもう一歩踏み出させようとするには、我々が選手を鼓舞しないといけないと思っていた。けど、サポがそれをできていなかった状態で、どうして選手だけを責めることができようか?

試合の方だが、やっぱり終盤の戦術のチグハグさをそのまま引きずった感じ。3-5-2でスタートしたものの、安田の上がったところを駒野に裏をつかれ、クロスを佐藤寿人に合わされて失点したが、加地があの時マークを外したのだったっけ?となると、3-5-2で加地を使うのならやはり彼は右サイドで使ってあげたいとは思った。まあ、それをやらないのは、寺田を右で使いたいからかと思うのだが、それなら彼はずっと出ていないと辻褄が合わない(この日は割とよくやっていたけども、彼の場合毎試合それが続かないからねえ・・・)。

それと、シジクレイがスピードに振り切られるから、というのが3-5-2でスタートする理由だとするなら、後半安田に替えて下平を入れて4バックにした采配への整合性をカントクには説明して欲しいもんですな。途中で4バックに移行するくらいの度胸がおありなら、最初から4バックで始めることをやってもよかったのではないですか?事実前半の失点だって安田が高い位置に張っていたからだし、そもそもサイドが空きやすいのが3バックの弱点ではないのか?また、攻撃中に敵陣でボールを奪われたら中盤で止められずに素早くカウンターで攻められたのは結局3バックにありがちな、両サイドが下がり、中盤に人数が掛けられなくなったところにあるのではないか?

攻撃について言えば、バレーが巧い具合に抜け出したのは見事だが、ここ数試合見かける同じ場面でまたシュートをミスしてしまったw まあ、前田に出していたら確実に決められたと思うんだけども前田が決められた保証もないんだが。ただ、仮にシュートを狙うならば、せめてファーサイドの方に飛ばして欲しいと思うんだけどね。そうすれば仮にGKにはじかれても前田がこぼれ球に反応できたと思うし。ニアでは決めなかったらどないしようもありまへん。

広島について言えば、この日は高萩が一番よかった。シジクレイのヘディングが当たらなかった場面で抜け出したのも彼だったが(逆にシジは飛ばずに高萩を追いかけて藤ヶ谷に任せてもよかったと思うが)、藤ヶ谷のセーブがなければあれが決勝点で負けていたかもしれない。この日は残留争いから一時解放された分、控え選手が伸び伸びとやっていたようだった。とはいえ、浦和やウチでさえ選手を入れ替えた途端にパフォーマンスが落ちるのだから、控え選手が良かったというのは特筆に価するのではないか。実際、ナビスコ予選でもウチは控え中心の広島に負けている。

逆に言えば、普段出られていない選手が活躍してしまうチグハグな状態というのが、今の広島の状態を物語っているのではないだろうか。内部事情を知らないのでこの試合だけでの印象で語ってしまって、広島サポの皆さんには申し訳ないのを承知で言わせてもらうと、今の広島では使える選手というのが使われておらず、監督も固定メンバーに拘ってしまっているからこそ、本来の力が発揮できずにここまでズルズル来ていたように感じる。本来の広島の力を考えると、今の位置にいるのが不思議で、実際3月に2度対戦した時には結果こそ共に3-0であったが、その時点では広島って結構強いと思っていたけどもね。

まあ、このままだと消化不良なので是非とも入れ替え戦では頑張って残留して頂いて来年も広島へ行きたいもんですな。お好み村へ試合後行って大阪のとは違う広島のお好み焼きを堪能したし。

ん、待てよ。お互い天皇杯で勝ち上がったら準決勝で当たれるじゃないかって?確かにこのままでは消化不良だから天皇杯での再戦したいものですなあ。もっとも、その前にウチだってそこまで上がらないといけないんですが、今の状態では一体どうなることやら・・・


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