大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

この時期に神戸戦を敢えて録画を見ながら振り返って見る

2013-05-10 06:58:10 | ガンバ大阪
こないだの神戸戦を改めて録画を見直したら、色々と見えて来るものがある試合ではあった。現場にいて、試合の後だとどうしても感情的になりがちなのは仕方なく、それはツイッターにもよく表れる傾向ではあるんだけども、ブロガーとしてまとまった文章書くとなるとそれだけではアカンとは思う。まあ、勿論ウェブ日記という位置づけなら自分の感情のままに書いてもいいんだけども、もしそうだとするならば、私自身はリンクリストからは外れて、ひっそりと展開するかもしれないが、やはり人に読まれているものだということを考えたりもする(特に試合の後だと相手のサポからも読まれている)。

ということで神戸戦を自分なりに振り返ってみましょう。現場では、今日のピッチは引っ掛かりやすいとは思っていたが、もし神戸がパスを通りにくい形を意図していたならば試合前に水をまくことはあり得なかっただろうし(まあ、気温が高めである分すぐ乾いたかもしれないが)、逆にリーガでバルサ対策を取る相手チームみたいにピッチに水をまかない選択もあったがそういうわけでもない。審判にしても、此方からは随分不満が多かったんだけども、ガンバ側は審判に吹かれることが不満だった(それでも終了間際ヤットのスライディングにはヒヤっとさせられた。ボールに行こうが行くまいが、ああいう体制では割りと取られやすいけども)けども、神戸からしたら吹いてくれないことに不満があったんだろうな・・・

先制されるまでは割と上手くゲームを進められてはいた。この試合は多分ガンバ対策なんだろうけど、俺とDO君だけの英雄クンがヤットにマンマーク気味で付いていた分だけ、現地で見ている限りでも、ああ食い付いて来てくれてるな、よっしゃよっしゃと思いながら見ていた。実際こちらの方もそれは想定内であったせいか、前半の途中から、真ん中のヤットにはボールを入れずに、左右の二列目からは家長と秋が降りて来て、最終ラインからの楔のパスを受ける形で空いた中盤のスペースを使い出していた。

ただ、こうした動きを察したのか、後半開始から先手安達Jr.九段が動いて来たわけ。前半なんかは前からプレスに来ていたんだけども、後半の開始からは最終ラインへのプレスを捨てて、中盤に入った所に網を張って奪ったら素早くカウンターを企図したもの。ここで恐らく二列目に入って来る所のサイドでボールを奪ってやろうとして、前半の感覚でドリブルした家長がに突っ掛かって来た。ここで運悪いことにこちらは、少々前がかりになっていて、ヤットも内田も共に上がっていたわけよね...カウンター食らった時には数的不利に陥ってたし、シュートも確かディフェンスに当たってたんだっけ?そうした不運はあったけども。

この時間帯辺りから、ガンバも神戸の修正を察したのかもしれないけども、本来左サイドに居るはずの秋が右サイドに寄って家長や加地さんとの連携に絡む形で崩しを狙ってた。これは監督の指示と言うよりは秋個人の判断によるものではないかと思うんですが。つまり、これは攻撃については具体的な指示を健太監督は出さないというのならば、裏返せばある程度自由にやっていいよ、ということなんですかね?

録画で見直した上で言うなら、前半ヤットを経由しない形でビルドアップする時の家長は決して悪くはなかったんだけ。けども、現地では手厳しく言われていたのは、恐らく最初の失点の起点となった辺りの印象が強いのだろう。交代された理由をその語のプレーで判断するとなると、足下でボールを受ける彼の悪癖なんだろう(その後健太監督が個人的に家長を呼んで話をしたという報道を読むと、やはりあのプレーにはおかんむりだったということだろう)。

ただ、ショーキに替えたのは多分スペースに走り込む動きで相手のディフェンスをかき乱したかったのかもしれないが、そのベクトルで考えるのなら最初の交代ではフタに替えるのがベターだったかもしれない。どうしてもショーキを入れるのならばレアンとの交代なんだけども、それをやらなかったのは、さらにボールの収まりどころが無くなる所を恐れた為なのかもしれないが、結果的には最初の交代での後手長谷川九段の悪手が目立ってしまうんよね。それが最後まで尾を引いてしまった感じ。

次以降なんだけども、健太監督は練習試合で結果を出したら使う傾向にあるというのならば、翌日の奈良クラブとの練習試合で得点した川西が次は使われる可能性があるということか。せっかく岐阜戦でショーキは結果出したのにね・・・

今までのチームづくりからすると、個人的には、ジグソーパズルの最後の一片をはめ込んでの完成図を見るまでは、3位か4位ぐらいまでは許容範囲ではあるんだけども(そうした見方はあくまでも補強が前提だが)、そうなると金が一番の問題かな。

多分、フロントにしてみればレアンのレンタル延長もしくは買取にお金を残しておきたくて、その分は若手の育成という方向でやっていきたいと考えているのだろう。レアル・マドリーみたいな資金力があればカンテラを遊ばせておいてもいいんだろうけども(ただ、将来的に育成が必要になるというオプションを彼らは捨てていないんじゃないかと思うのは、カンテラの充実にも手を打っているからなんだが)、そこまで資金力がないなら基本は育成で足りない部分に対して一点ドカンと金使うという方向性は判る。

問題はレアン自身が彼への負担が大きすぎるとはいえ、彼のパフォーマンスややっているサッカーの位置づけからして、チームとしてそこまでやるべきものなのか、ってことなんだけども。願わくば佐藤が早めに復帰してどうなるか、というところを見てみたいもんだが。

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