水曜の水原遠征から戻ってからのリーグ開幕だけども、スタメンを見ればみなさんお察しの通り、今勝負入れるべきはミッドウィークのACLっていうのが見て取れるようなものだった。新スタでの開幕戦でもってしても野球でいうローテーションの谷間という扱いであることに違和感覚える人もいるだろうし、ふざけるなっていう人もいるだろう。まあ、この成果は水曜日に見せてもらうしかないし、メルボルン相手には勝ち点3を何が何でももぎ取らないといけないわけだけど。大輝が赤崎に押される形で右肩から落ちて負傷し、それで交代カードを使わなかったとはいえ、パト入れてのパワープレー発動をしなかったのは、水曜日の相手に対してフィジカルに強いパトを温存しておきたかったからかもしれないし。
といっても全く勝ちに拘らなかったわけではない。谷間なら谷間なりの勝ちにいく姿勢というのを健太監督は宇佐見投入で見せたつもりではある。これは諸刃の件で、決勝ゴールのアシストとなるクロスをカイオに上げられたのがそうなんだけども、彼の左サイドの守備における寄せ方はあんなもんだったりもする。
それより寧ろ気になるのが途中出場で入っても(あるいはそのせいなのか)宇佐美がゲームに入れていなかったことだった。かといってトップ下という場所で使おうと思えば、この日はアデミウソンがボールキープにおいて存在感を見せており、淳吾もゴールこそ決められなかったものの惜しい場面が2度あり(それでもって、ノット・ヒズ・デイと判断しないのが健太監督だったりもする)だけに変えるのもったいない状態だったところから大森アウトという選択だったのかもしれないな。
ところでCBにおいて大輝が長期離脱することになったんで、今はもうコンちゃんとジョンヤの二人で岩下復帰まで乗り切るしかなくなった。今日はジョンヤのことについて書くつもりでいたんだけども、その理由はコンちゃんや井手口が使われるとなると、より一層バランサーとしての役割が彼に求められるからだ。
ジョンヤのプレーを見ていると、
1自分のDFにおける技術、序列を自覚している
2出たときには、自分が出来ることをやろうとする(一試合に一度怪しい対応はあるけどもそれも想定内)
3前に出るときもガッツリ当たるよりは、少し間合いをとってディレイさせることを意識する(抜かれるリスクというのを計算している)
4大きく飛び出さず、ゾーンを埋めることを意識する
(昨日の開幕戦前半35分過ぎにコンちゃんが飛び出してはかわされるというCB時の悪癖を見せた中でもしっかりと後ろをカバーして防いでいた)
といったところか。
逆に岩下なんかは、自分自身の能力には自信を持っているように見受けられる。だからフィード一つとっても確かに彼は視野がよく見えるし、時々見事なフィードで攻撃を活性化させるけども、その一方で、味方が受ける呼吸を無視した無造作にフィードで、逆にカットされてピンチを招くこともある。
だからまあ、岩下なんかと比べたらジョンヤにしても西野君にしてもビルドアップは自分の出来る範囲でやろうとするし、更にジョンヤは西野君と比べても、ガッツリ行かずにむしろ全体のバランスをとろうとする。自分の出来ることと出来ないこととを整理した上で出来ることをやろうとする。ジョンヤに対しては期待値はそもそも低いけども、出来ないことを求めるつもりはなく、出来ることを最低限やって欲しいということかな。
その彼のバックグラウンドっていうのはどこから来ているんだろう、と思ったりもするんだけども、ガンバがJ2にいた一年間鳥栖にいて、ゾーン守備のことを覚えたりもしたこととも多少関係したりしているんじゃないかって思ったりもするんだが。
別に自分は彼を手放しでほめているわけではない。ただ、現在のところ彼に頼るしかないという状況の中で、いかにして彼の特長を理解して見ていくかっていうこともガンバを見る楽しみの一つだとポジってみたらいいんじゃないか。一試合に一度はヒヤリとさせるサスペンスも込みでw だって、完璧なものを見たいんであれば、テレビでバルサの試合見ておけばいいわけだしね。穴だらけだからこそ、感情移入して見られるのがJリーグってものじゃないか?
そんなジョンヤでも今はウチの選手であることに代わりないから、彼を理解した上でしっかりと応援してあげるのがサポの役割だろう。もちろんダメな時はダメだというのも愛情表現であるという前提でですけども。
といっても全く勝ちに拘らなかったわけではない。谷間なら谷間なりの勝ちにいく姿勢というのを健太監督は宇佐見投入で見せたつもりではある。これは諸刃の件で、決勝ゴールのアシストとなるクロスをカイオに上げられたのがそうなんだけども、彼の左サイドの守備における寄せ方はあんなもんだったりもする。
それより寧ろ気になるのが途中出場で入っても(あるいはそのせいなのか)宇佐美がゲームに入れていなかったことだった。かといってトップ下という場所で使おうと思えば、この日はアデミウソンがボールキープにおいて存在感を見せており、淳吾もゴールこそ決められなかったものの惜しい場面が2度あり(それでもって、ノット・ヒズ・デイと判断しないのが健太監督だったりもする)だけに変えるのもったいない状態だったところから大森アウトという選択だったのかもしれないな。
ところでCBにおいて大輝が長期離脱することになったんで、今はもうコンちゃんとジョンヤの二人で岩下復帰まで乗り切るしかなくなった。今日はジョンヤのことについて書くつもりでいたんだけども、その理由はコンちゃんや井手口が使われるとなると、より一層バランサーとしての役割が彼に求められるからだ。
ジョンヤのプレーを見ていると、
1自分のDFにおける技術、序列を自覚している
2出たときには、自分が出来ることをやろうとする(一試合に一度怪しい対応はあるけどもそれも想定内)
3前に出るときもガッツリ当たるよりは、少し間合いをとってディレイさせることを意識する(抜かれるリスクというのを計算している)
4大きく飛び出さず、ゾーンを埋めることを意識する
(昨日の開幕戦前半35分過ぎにコンちゃんが飛び出してはかわされるというCB時の悪癖を見せた中でもしっかりと後ろをカバーして防いでいた)
といったところか。
逆に岩下なんかは、自分自身の能力には自信を持っているように見受けられる。だからフィード一つとっても確かに彼は視野がよく見えるし、時々見事なフィードで攻撃を活性化させるけども、その一方で、味方が受ける呼吸を無視した無造作にフィードで、逆にカットされてピンチを招くこともある。
だからまあ、岩下なんかと比べたらジョンヤにしても西野君にしてもビルドアップは自分の出来る範囲でやろうとするし、更にジョンヤは西野君と比べても、ガッツリ行かずにむしろ全体のバランスをとろうとする。自分の出来ることと出来ないこととを整理した上で出来ることをやろうとする。ジョンヤに対しては期待値はそもそも低いけども、出来ないことを求めるつもりはなく、出来ることを最低限やって欲しいということかな。
その彼のバックグラウンドっていうのはどこから来ているんだろう、と思ったりもするんだけども、ガンバがJ2にいた一年間鳥栖にいて、ゾーン守備のことを覚えたりもしたこととも多少関係したりしているんじゃないかって思ったりもするんだが。
別に自分は彼を手放しでほめているわけではない。ただ、現在のところ彼に頼るしかないという状況の中で、いかにして彼の特長を理解して見ていくかっていうこともガンバを見る楽しみの一つだとポジってみたらいいんじゃないか。一試合に一度はヒヤリとさせるサスペンスも込みでw だって、完璧なものを見たいんであれば、テレビでバルサの試合見ておけばいいわけだしね。穴だらけだからこそ、感情移入して見られるのがJリーグってものじゃないか?
そんなジョンヤでも今はウチの選手であることに代わりないから、彼を理解した上でしっかりと応援してあげるのがサポの役割だろう。もちろんダメな時はダメだというのも愛情表現であるという前提でですけども。