大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

1ランク上を行くために必要なもの

2015-06-08 07:40:00 | ガンバ大阪
神戸戦はネルシーニョの術中にハマったというか・・・まあ、あのやり方はこちらの方のストロングポイントを消す代わりに相手側も決定機といえるようなものを作れないという形であるわけだけども、それだけに去年の7月以来のウチのリーグでの負けパターンが0-1というスコアであることを考えると実にこの人いやらしいやり方するな、という思いが試合中離れなかったわけだけども。後半大森が入って、終了間際に相手右CBと右サイドバックの間のペナ角の部分に入るやり方をもう少し突き詰められればなあ・・・つまり、ガッチリ守備を固められてウサパトが封じられた時にどう打開するかが今後の課題になってくるからなんだけども。

試合後帰宅して、パッパラー河合さんが見ずに録画を消してしまったJリーグタイム(ファースト優勝チームに送られるきらびやかなものを氏は目にすることがなかったんだけどw まあ、それより今のレイソルの順位が気になるでしょうね)で柏が広島から奪った同点ゴール見ると、3CBを上手く大津が横にズラして空いたスペースに大谷が飛び込んで来ていたわけなんだけども、こういう形は今のダルマさんが作り上げたのだろう。ただ、皮肉にもネルシーニョ時代と比べると、守備が落ちているんよね。攻撃で布陣を崩して攻めるのが失点の多さにモロに直結しているのが今の柏なんだけども、彼らから学ぶのはリスクをかける度合いとリスクマネジメントをどう天秤にかけるかということ。すなわち、リスクを冒すことが即柏化を意味するわけではないし、実際柏とガンバとの間にはいくつもの段階の違いがあるということを前提にした上での話なんだけどもね。

だからまあ、失点が多いクラブからすれば随分贅沢な話だとは思うんだけども、今の位置から1ランク上-すなわちACLを制覇してCWCでバルサと戦う-というランクまで行こうとすると今は課題を突きつけられているとも言えるわけで。それは2トップが行き詰まったらどう打開するのか。リスクをどこでどのくらい掛けるかーSHの守備タスクと中へ飛び込む度合いをどう整備するかetc-を少しずつ考えて行かないといけないわけで。もしかしたら多少その代償として多少の失点は増えるっていうことも覚悟しないとはいけないかもしれないけども。今まで健太監督は負けないところからスタートしてチームを作ってきたわけで、しかもACLと並行しての過密日程の中でよくやってきたとも言える(そのことには十分感謝している)。ただ、そこから先をどう考えるか、ですね。

手詰まりになった時に攻撃で二の矢、三の矢をどれほど用意できるか、という段階を考える時が来ているんだけども、それはチームがそれを考えるくらいにまで成熟しているとも言える証であるわけだから、他チームからすれば随分贅沢な話なんだけどもねw