わたしの日課は、NHKラジオ・フランス語講座が始まるまでに、ブログを書くこと。
時間が足りなければ、その後、加筆し(そんな、ええもんじゃないが)、アップ。
毎日毎日、よくまあ、ぐだぐだだらだらと、続くものである。
で、フランス語講座のほうは、音声は流れるが、ほとんど聞いていない。
テキストを開けて、時折、発音をカタカタで、ちょろっとメモするだけ。
アタマには、まったくといっても過言でないほど、入っていない。
聞いているだけ、とは、このことである。
月・火・水曜日は、基礎編、木・金曜日は、応用編。
木金は聞いても、虚しいだけなので聞かない。
なので、特定の時間に拘束されない木金は、とても嬉しい。
なにがしたいのか?
自分では、よくわかっている。
フランス語を聞いている自分が好きなのだ。
聞いたような、わかったようなフリをしているだけ。
で、その、どこが好きかのか、よくわからないが、・・・じつは、わかっている。
フランス語のテストもないし、習熟度や学習効果をチェックすることも、されることもないし、
誰もわたしのフランス語のレベルには触れることがない。
ただ、テキストは、溜まる一方だ。
薄っぺらいから、まあいいが、毎月420円の出費。週3日聞いて、1日35円。
カッコつけ。雰囲気だけ。中身なし。
これが、わたしの全体像、全身を貫く芯である。
(と、ここで、ラジオ開始。とりあえずは、ラジオのスイッチを入れ、ブログ中断)
で・・・
またまた自省の時間が始まった。
いつもいつもいつもいつも、わたしは、カッコばかりで中身がない。
理想ばかりで、実態が伴わない。
サボりなので、努力をとことん最小限にしようと、そんな、方向性の誤った努力をする。
つまり、ショートカットの方法ばかりを見つけることに躍起で、肝心の努力の内容は、いたって薄い。
要領が悪いので、目をつぶっても、ナビゲートしてくれる盲導犬の力を頼りにする。
杖がないと歩けない。
そうやって人の力を借りて、実際以上の見栄えを手に入れる。
実力もないのに、スキップ、飛び級をする。
見栄えはよいが、中身はスカスカ。
知っているのは、自分だけ。
ごくごく身近な人は、お見通しだろうけれど。
反面教師にしたり、あきらめているのではなかろうか。
そうやって手に入れた体裁、見栄え、見かけと、実際の自分がかけ離れているので、
ここでまた、ギャップに苦しむ。
苦しみもがいているうちに、実力が底上げされてくるのが、望ましい。
自分もそうであってほしいと希望するが、実際のところは、・・・???
悩みながら、進む。
進まないと、止まったまんまで、どうしようもない。
少しでも進めば、試行錯誤のもとに、また、方向転換できるベースを作ることになる。
目指す頂上が同じでも、登山道は、いくつものルートがある。
時間や体力、気力、お金、その他が続かない時は、どれかを間引く。早送り、スキップする。
あるいは、目指す山を変える。
うっすら霧が晴れるときもある。
そのときの、スッキリすがすがしさ、爽やかさといったら・・・
ボキャブラリー貧困のわたしには、うまく表現できないが。
・・・で、話は戻って・・・
(すみません、遠まわり、寄り道常習犯、確信犯)
フランス語・・・わかってないけど、わかったフリはしない。
ブログに「フランス語ラジオ講座を聞いている」と書いているけれど、
「ちんぷんかんぷんで、わかってない」、と追記する。
嘘は、書いてない。
だから、なんなの?
いえ、なんにもなくて・・・ただ、あんまりにも、フランス語、理解してないなあ・・・と。
馬鹿さ加減と、努力のしなさ加減に、自己嫌悪もあって・・・。
(また、堂々巡り)
では、なぜ、フランス語にこだわる?
仮にドイツ語であっても、ロシア語であっても、中国語であっても同じだ。
フランス語は、何年も聞いているので、乗りかかった船。(たとえBGMであったとしても)
フランスへの憧れ。
しかし、すでに、わたしは、もう、フランスには憧れていなくて、
スイーツ、グルメ、ファッション、アート・・・そういう、いかにも女性好み(特に若い)のものには、
アート以外には興味がなくて、といっても、アートもさほど興味がなくて、
・・・じゃあ、なんなの?
なのであるが、・・・いえ、乗りかかった船。(また・・・)
わたしは、パリに、もうひとりの自分がいなければならないのである。
なんのために?
パリと姉妹都市は、京都。
古都仲間。
しかし、わたしは、ぞっこん京都派でなく、むしろ、「なんじゃい、京都!お高くとまって!!」派。
京都は、小さい日本の中の、小さい、完成された街。ミニチュア観光都市。
そして、近すぎて、灯台もと暗し傾向にある。
しかも、なぜ京都?
奈良だって、岐阜だって、金沢だって、・・・いろいろあるじゃない?と、へんに反発心がむくむく。
フランス人の「なぜパリ?」と、おそらく同じだろう。
ヨーロッパの古いものを大切にする精神と実践、斬新なものを生み出す土壌、
極端な歴史変化と、その後、
隆盛を極めた頂点と、その後・・・などなどに興味がある。
ぎゅっと凝縮されたパリは、都市自体が博物館、テーマパークのようなもの。
オモチャ箱の中を見て回るにも、じっとするにも、なにかと便利。
両極端を併せ持ち、同時進行しているわたしにとって、興味は尽きない。
大脱線。
このあたりで、寝ている人、すばやく他のブログに移行した人は、98パーセントに上ると思われる。
フランス語の話は、終わりにし、ブログも同時に終了します。
寝ている方は、そのままお休みください。