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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

解毒効果がある、毒もある

2010-06-01 | ブログ
こんな素敵なことが、あった。
こんな素晴らしい人に、会った。
こんな美味しいものを、食べた。

そうか・・・・。
そういうことって、ブログにあんまり書きたくない人もいるんだ・・・。
(私がここのところ熱心に読んでいる、波瀾万丈の人が、そうブログで書かれていた)


そのブログで、結婚してお金持ちの仲間入りをした、知人女性の話を読んで、
ふと、私の中学時代の元同級生のSさんが言っていたことを思い出した。

「私は、ブランドもののバッグを持つのは、恥ずかしいわ」と、
2年ほど前に会った時に、彼女は言っていた。
買おうと思えば買えるけれど、「いかにも感」、「右へならえ感」、「没個性感」が、嫌なのだろうか。
個性的なブランドものもあるけれど、ブランドそのものが嫌いのようなので、
同じ時代背景に生まれ育っても、そういう人もいるんだな・・・って、ちょっと新鮮な気がした。

ルイ・ヴィトンの購買者は、全世界の中で、日本人が50パーセントを占めるというデータを知って、
とても複雑な心境になった。
わざわざ高いお金を出して・・・日本人って、いかにも、横並びが好きなんだ。
薄々、わかっていたけれど。

どっちにしても、自分の価値観を押し付ける人は、敬遠される。


私は、その波瀾万丈ブロガーさんから見ると、最もイタい人間の部類だろうと思う。
行動や性格のタイプも正反対だし。(→いろんなところに、正反対の人がいる)

私は憎たらしいこともいっぱい書いているけれど、基本的には、楽天家。
そう偽善者でもない。
善をすすんで行うというような、立派な行為はしたことがない。
世間体や、他人のこと、人からどう思われたい、とか、
そういうことには、あまりとらわれない、マイペース人間だ。

なので、ものごとを肯定的に、捉えることも多い。
いいものは、いいと感じ、受け止める。自分の目標や参考にしたりもする。
無菌、真っ正直の、直球タイプでもないが。
あんまり無菌、純粋な人は、抗体がなさすぎて、かえって心配してしまう。
それとは逆に、全てを否定・拒絶するのは、もっと哀しいことだ。


ものごとには、表と裏があり、表裏一体となっている。

硬い人は、ぽきっと折れやすいし、柔らかい人は、頼りない。
そして、多くを求めたり、引き算をするより、足し算のほうが、人生、楽しい。

スポーツ選手や芸能人で、頭脳もずば抜けてバリバリに良い人は少ないだろうし、
若いうちは、何かが決定的に足りないだろうし、
若いうちからバランス良く備わっている人は、面白みがないかも知れないし、
お金も地位も人格もアタマも容姿も、申し分ない人は、私とは全く接点がないし。


前衛的な人に、オーソドックスな路線を求めても、冴えないだろうし
正統派に、逆の発想を要望しても、無理があるだろうし。
芸人は、家庭が幸せだと、面白くなくなると言われているし。
挫折のない、順風満帆の話など、まるで魅力がないだろうし。
(お手本、見本、導きになるものもあるが)
各々、得意の分野、テイストがある。

家庭料理か、専門店か、はっきり特化したものの中から
自分の好きなものをつまみ食いするのが、良さそうだ。


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