先日、簡単に書き上げた「さらばジャマイカ」の譜面も、見ながら何度も弾く内にどんどんフレーズが出てきて曲は変わっていく。つまり、いずれ書き直しである。余りの叙情豊かな色気たっぷりの名曲中の名曲なので編曲は無理だろうと、早々に書き上げたのだが弾き込む内に新たなフレーズが出てきてしまう訳。おそらく此れは、他の趣味の叙情的古典派印画機械持込散歩術やお絵描きや料理から発想を導かれているのだろう。つまり、家元としては教授の依頼を受けた場合、料理や叙情的古典派印画機械持込散歩術やお絵描き等という他の趣味の稽古を優先するであろうから、中々に教授は困難な訳である。やはり、唯我独尊である。
昨夜は、脳の内部の映像から色々様々を分析する心理学者で北海道大学院の先生。一見さんだが、連れ合う方は常連さんである。何万枚も脳の輪切り写真を撮って分析していると初見で其の方の脳内の雰囲気が判るらしい。で、オイラをジッと眺める。意気なり、完全直感型右脳ですなっ!と来たモンである。確かに、生活の殆どが感情表現であるなっ!職業も趣味も全てが感情表現型である。記憶なんかも引き出し型ではなく「徒然音楽型」思い込んだら一直線だが、新発見が在れば直ぐに見直し修整し再び一直線。だから、つまり計算ずくではないので回り道のあっち行ったりこっち行ったりで近づく迄に多くの労力と時間を要する訳である。要するに、要領が悪い訳。その代わり、失敗と見直しと修整の経験は多いのである。